太陽の下で』の作文集

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太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/26/2023, 7:49:28 AM

暑い
 それが外に出たときの感想
 
 ジリジリと照りつける太陽のもと、道を歩いていく
 暦上は冬だと言うのにこの暑さはなんだろう。
 道行く人々は大量の汗をかき、ミイラになって転がっているやつもいる。
 気温計を見れば、今の気温は100度。
 ふざけてる

 おれは暑いのが大嫌いだ
 たとえお天道様が許しても俺が許さない
 ま原因はお天道様なんだけども

 だとしたら倒すべきは太陽。
 今すぐ破壊しなければ
 俺は、持っていたミサイル発射装置を押し、太陽に向かってミサイルを発射。
 太陽を破壊に成功する
 やった

 だが未だに暑いのが消えない。
 なぜだ
 なぜこんなにも暑いんだ



 俺は思わず飛び起きる
 自分の体は汗でびっしょりだった。
 思わず空を見上げると未だに太陽がある
 馬鹿なと思ったが、頭が徐々に覚めてきてあれは夢だと言うことに気づく

 そうだ
 天気がいいからと言って庭でぼーっとしていたのだが、いつの間にか寝ていたらしい。

 しかも太陽は高い位置にあり、一番気温の高い時間帯だ。
 汗もかくはずだ。

 着替えるために一度家に戻ろう。
 部屋に入ってから、もう一度太陽を見る

 やっぱり暑すぎるので、一度破壊すべきでは?

11/26/2023, 7:41:51 AM

何をしようか。
朝目が覚めて先ず考える。
今日一日どう過ごそうかと、。
太陽の下を散歩するのも良い。
家でゆっくりするのも良い、が
偶には散歩しよう。
森に行って僕だけの秘密の場所で
木洩れ陽に囲まれながら本を読んだり昼寝をしたり
そうしよう!
そう思い僕は散歩へ行く準備をした。
よし。準備万端だ!
最近彼処に行ってなかったからなあのこ達元気かな?
そして僕だけの秘密の場所に辿り着くと
動物たちが迎えてくれた
久しぶり!皆元気だった?
よしじゃあ本を読もうか!
今日はねこれ!
僕はこうして動物たちと一緒に本を読むのが大好きだ
人と居るよりもよっぽど楽しい。言葉は分からなくとも良い
こうして集まってくれるだけで嬉しいから
ふふふ。綺麗でしょビー玉
偶に手に入った綺麗なものを見せたり。
眠いね、皆も一緒にお昼寝する?
暖かい太陽の下でゆっくりお昼寝したり。
此の時間が永遠に続けば良いのに…。
そんな事を思いながら大人になった。
そして大人になった今もこうして森の皆と今日も
太陽の下でお昼寝する。
題名:太陽の下で

11/26/2023, 7:40:47 AM

ヴァンパイアとともに打刻あさはぽたぽたガラス拭くようにはたらく

11/26/2023, 7:35:29 AM

僕の名前はポチ。

数年前に、仲良くしてくれたおじいちゃんが名付けてくれた。

ある日、公園のダンボールの中で暖をとっていたら、見つけてくれたおじいちゃんが、お家に入れてくれてミルクをもらったんだ。

それから毎日、おじいちゃんは僕のところに来て、お家に連れていってくれたの。

僕が花瓶を割っても、ティッシュを出したりしても、ニコニコ笑って片付けてくれるんだ。

だんだん申し訳なくなって、イタズラはすぐにやめて、おじいちゃんが喜ぶような事をしたくなったの。

お花を取ってきたり、お気に入りのおもちゃを貸したり、毛づくろいしたり。

おじいちゃんは 「ありがとう」 って頭を撫でてくれる。
僕はそんな優しいおじいちゃんが大好きだった。


そんなおじいちゃんと一緒にいる中で、一番好きな時間はお散歩の時間。

晴れてる時、太陽の下を歩くのが最高に気持ちいい。

近くの公園で休憩して、また歩いて、そうして一緒に散歩するのが、僕にとって一番幸せだったの。
だって、おじいちゃんも僕も一番笑ってる時間だったから。


だけどある日、おじいちゃんは僕のいる公園に来なくなった。

おじいちゃんの家のそばに行ったけど、黒い服の人達が多いし、白い大きな看板が立ってたけど、字が読めないから分からなくて。

ただ、おじいちゃんに会えなくなったのだとわかった。


その日から一、二年経った。

僕も動けなくなって、公園のダンボールで過ごすようになった。

お腹も空かなくて、一日中ぼんやりする毎日を送っていた。

ポカポカと日向にあたっていると、おじいちゃん散歩していた時を思い出す。

そうそうこのくらいの温かさだった……。


「ポチ」

いつも聞いた声がする。

声の方をむくと、おじいちゃんがいた。

ずっと会えなかったおじいちゃん。
ずっと会いたかったおじいちゃん。

そこには前と変わらない、笑顔があった。


『おじいちゃん!!』

ワンっと鳴いて、おじいちゃんに駆け寄る。

おじいちゃんは優しく抱きとめてくれた。


「よく、頑張ったなぁ……」

うん、僕頑張ったよ。おじいちゃん。

おじいちゃんの手が、ゆっくりと僕を撫でてくれる。
その手はとても温かくて、太陽の匂いがするんだ。

そして僕は、おじいちゃんの腕の中で眠りについた。


#太陽の下で

11/26/2023, 7:20:25 AM

創作落語ポエム
 作品:02421
『ところてんさん』
 ・たっさん
 そこの透明で
 ぐにゃぐにゃしている
 ものなんだい
 気持ちわるいょね
 しらないのか
 ところてん
 しらなぃの
 しらないよ
 お前さんもぐにゃぐにゃ
 してるじゃないか
 このところてんは
 なやなやして
 いるように見えるでもな
 心がある
 たべものなんだよ
 夏は日本では
 このところてんは
 きらいな人は8人ぐらい
 かもな
 

 まあそれは冗談としてな
 お前さんもくってみなさい
 さあほれ
 あのつつに
 入れてぎゅっと
 おすそれだけ
 ずごいねえ
 それは
 たいしたもんだねえ
 冷たい
 ところてんが
 あたたかくなる
 早く
 そこのだ
 これは何だい
 美味しいのか
 そんな言葉では
 あらわすのは
 ところてんさんに
 失礼だ
 こんどはいいね
 毎日このところてんさん
 たべることにしょう
〔落語家:しらん亭 咲〕


〜.

なぞかけポエム
 作品:02447
『大切な話』
 ・今日は大切な話が
あるんだよ
みんなよく聞けよ
それじゃあ 始めるから
「とかけまして」
「なんと解く」
・それでは
「その心は」
・忘れたよ 何だったっけな
〔落語家:しらん亭 咲〕



創作落語ポエム
 作品:02430
『つまらない心配ごと』
 ・たっちゃん
 聞きたいことがあるんだ
 なんだよ
 つまらないこと
 なんだよ
 つまらないのか
 それなら
 やめてくれよ
 まあ
 そんなこと言うなよ
 お前さんとは
 腐れ縁
 しかたない
 そのつまらないことを
 聞こう
 この世に空気の量は
 どのぐらいあるのか
 しっているか
 世界中の人が
 その空気を
 すいこんだら
 この世の空気
 なくならないか
 心配なんだよ


 お前さん
 本当につまらないこと
 悩んでいるんだね
 幸せ者だよ
 そんなに
 言ってくれるなよ
 まあ
 悪ったな
 空気のことでそんな
 心配しているのは
 この世でお前さん
 ただひとりだね
 俺ひとり
 それはすごいことだよ
 それじゃ
 世界一の
 人間ということか
 そんなものよ
 お前さんは
 大した男だょ
 ワァハッハッ
 ワァハッハッ
〔落語家:しらん亭 咲〕










なぞかけポエム
作品:02445
『一休さんと
とんち対決〜いざ 勝負』
 ・250キロで走ることか
お前さんに出来るか
一休さんは難題をぶつけて
きたつもりでしょう
さきちゃんはそんなの簡単だよ
ー休さんに言ってやります 。
さあ
さきちゃんは
どんなどんち返しでさんと
やり合うのかたのしみです。
「とかけまして」
「なんと解く」
・のぞみはまだあります。
「その心は」
・新幹線の中で走れば
いいだけ
〔落語家:しらん亭 咲〕



ポエム
 作品:02443
『色づく街角』
 ・この写真は誰
 可愛い写真
 思い出のアルバムは
 誰なの
 そうだった
 私だわ
 何もかも
 アイボリー
 色づく街角
〔作家:中谷美咲〕



ポエム
 作品:02444
『くるみの里』
 ・じっちゃん
 くるみの里って
 知ってるか
 祥子
 有名な
 あの
 くるみのことだよ
 お菓子のこと
 そうじゃないよ
 本当のくるみの木
 のことだよ
 じっちゃん
 今年も
 くるみの実の数は
 大したもんだ
 1個食べてもいい
 帰ってから
 みんなと一緒に
 食べようね
〔作家:中谷美咲〕



ポエム
 作品:02438
『ゴキブリ』
 ・逃げて逃げて逃げまくる
 それがゴキブリなのさ
 汚いところはゴキブリには
 ビューティフル
 飛んで飛んで 叩かれて
 グッチャーペチャ
 それでも生きている.
 キャーキャーは
 一番の褒め言葉
 コックローチは天敵なのさ
〔作家:中谷美咲〕




ポエム
 作品:02426
『トビウオのように』
 ・人は海と空までとベる
 トビウオがうらやましい
 あれだけ時間を
 無駄なく生きる。
 あくまで目標だろうけど
 私の生き方は
 トビウオの生き方とは
 正反対かも
 参考にしていない。
〔作家:中谷美咲〕




ポエム
 作品:02446
『乾杯』
 ・アヒルの子
 ひよこでなくて
 残念か
 ひよこでも
 アヒルの子でも
 生まれたことに
 そこに
 意味がある
 生まれた君に
 乾杯しょう
〔作家:中谷美咲〕




ポエム
 作品:02448
(高くて良い・悪い)
(高くて良くなりました。)
 円安で外国人がたくさんきて
 売上りました。
(高くてダメになりました。)
 円安で
 物高上がってこまっています。
〔落語家:しらん亭 咲〕



ポエム
 作品:02449
(高くて良くなりました。)
 バスケの
 有名選手になりました。
(高くてダメになりました。)
 リンボーダンスで
 すぐ敗退しました。
〔落語家:しらん亭 咲〕

11/26/2023, 7:14:06 AM

うちの母は冬の太陽のような人だ。
柔らかな光が遠慮がちに暖かい。

太陽の下はありがたいな。
大切にしなきゃな。

11/26/2023, 7:03:52 AM

太陽の下で
私は太陽が苦手
デートなのに
迷惑かけたくないのに…なんでこんな日なんだ
「○○大丈夫?僕が守ってあげる」あなたが言った
彼はかっこいい言葉をさらっと言ってしまう人
「はぁ」私はため息をした
ため息をすると幸せが逃げるよと言って
私達は日傘に隠れてキスをした
耳元で「愛してる」って
そこからこの太陽が無くならないようにと願った

11/26/2023, 7:02:34 AM

青い空。白い雲。目を刺す強い光。王妃が楽しそうに語り、弟が憧れた景色を、フロネは感慨なく眺めた。煙草を咥え、火をつける。白い煙を吐きながら、(つまんない女だな、あたし)と今更のように思った。
 王妃の語る地上の話が好きだった。弟のように「いつか絶対に見る!」なんて気持ちはなかったが、弟と見れたら楽しいだろうと思っていた。もう少し大きくなって、身体が丈夫になったら。連れて行ってやるつもりだった。
 結局、弟はろくに見れずに死んだ。王妃は人間に殺されたのだと、人伝に聞いた。自分はただ、楽しそうに話す王妃が好きで、それを嬉しそうに聞く弟が好きで、ただそれだけだったのだと、太陽の下で思い知る。
 船縁にもたれ、ひとり煙草をくゆらした。

11/26/2023, 6:58:23 AM

太陽の下を歩く。

その光を、これからの活動の糧にする人と、

眠りにつく暖かみに変える人が、

この世にはいますので、

どうか、優しい世界でありますように。

11/26/2023, 6:28:20 AM

「ねえ、私といても楽しくない? いつもなんか、しかめっ面してるっていうか……」

 ああ、まただめ、なのか。

「そんなことないって。君とこうして一緒にいるのは本当に楽しいよ」
「……そう、なの? 今もほら、そういう顔してるわよ」
「そうだった? ああ、ちょっと眩しいのが苦手だからかも。昔からなんだ、ごめんね」
 なんとか彼女は納得してくれたけど、たぶん、もう終わりかもしれない。

 ――現代からすればおとぎ話でしかない、おとぎ話と信じたいこの身体が、憎い。

 これでも、先代や先々代などに比べたらまだ「マシ」だと言う。日中は出歩けない、さらに定期的な血液の摂取が必要――血液は人間でなければならない、なんて馬鹿みたいな制約もあった。それに比べれば、この身体は確かに恵まれているのだろう。
 それでも関係ない。今生きている自分は、充足感が全然足りない。
 努力すればもう少し「まとも」になるかもしれない。何か手段があるかもしれない。
 過去にみっともなく足掻いてみせた結果はすべて、無駄だった。 
『ごめんね。普通に生きられない身体で、ほんとうにごめんね……』
 子どもの頃に、泣きながらそう告げた母親を思い出す。

 ――謝るくらいなら普通に生きられる身体にしてほしかった。

 日中をほぼ室内でしか過ごせなかったのを知っていたから、とてもそうは言えなかったけれど。

 手を振る彼女を見送りながら、さほど強くないはずの太陽の光にじりじり焼かれる感触に、行き場のない苛立ちを必死に飲み込んだ。


お題:太陽の下で

11/26/2023, 6:26:51 AM

太陽をめぐる時間と
太陽がそそぐその光は
皆にひとしいと言うけれど

命の長さも
光と陰もまちまちだから

喜びと悲しみで 
地上はきょうも忙しい


「太陽の下で」

#256

11/26/2023, 5:39:01 AM

お天道様が見ているって昔から言い伝えありますよね
それは本当だと思いますが、

もう少し持論があって
お天道様=自分だと思うんですよね

バレない様に悪い事をしても自分は知っていて、
いつだって自分が自分を見ているんだと。
だから罪悪感が生まれるし、悩んだりする
結局は自分に帰ってくる

自分に恥じないように、好きな自分でいられように、
日頃から清く真心でいることが大切なんだと思います

#みつを
#出家

11/26/2023, 5:26:26 AM

まだまだ青い芝の上、穏やかな秋の陽射しを浴びながら馬が駆ける。

期待されてもされなくても構わずに、前へ前へと、ただ本能に従って走る。

父を母を、兄弟たちの背を追いかけ、飛び越えて。

世界へ。

そんな誰かの願いもどこ吹く風と、馬は青いターフ駆け抜けるだけ。

テーマ「太陽の下で」

11/26/2023, 5:13:19 AM

太陽の下で胸張って生きたい!!!


あなたとならどこへでも行きます、と見上げてくる彼女となら。正直どこまででも逃げて住み移る生涯でも悪くないとさえ思えた。
「でもな。そうじゃないんだ」
「どういうことですか」
「なんだろうな。男としての…なんていうんだろうな」

友人が声を上げた。
P「なんとなく分かるぜ」
全員が固唾をのんで見守る。
P「男のプライドってかな。あれだよな」
H「矜持ともいえるか」

「そうさ。オレは正々堂々と胸張ってこの世界でお前と生きていきたいんだ」
「よくわかりません…」
「だよなぁ。オレもよく分からねぇんだが、オレん中がうるさいんだよ。隠れ住んでも生きて行けるかもしれねぇけど。オレはお前と世界を飛び回りたいんだ」

H「フッ。お前はそういうやつだ。よく分かる。免罪符といえばオレもそうだ。この世界で思い切り彼女を愛したいのだろう」
P「げっ…お前そーゆうサムいこと言う…」
H「許されるのならば。そう思ったことはいくつもあった。腐る程な。奴は自ら過去を払拭しようとしているのだ」

「え、あ。いやぁそこまでは考えてなかったけど」
P「か、考えてねーのかよ!」

「許しってのは違うけどよ。お前とお天道様と顔つき合わせてよ。この国を見届けてぇんだ。じゃねぇと…あっちにいったときに顔向けできね~って思ってな!そんなオレでも着いていてくれっか!」
「…無理はしないと約束してくださいますか」
「おう! なにより丈夫だってのは知ってっだろ」
「はい」

耳元で彼女の消え入りそうな声が聞こえた。
着いていきますから…ずっと
「二言は…ねぇよな…」
「は…はい…」

P「家でやれ!!」
H「フッ…」



本日のお題「太陽の下で」と関連付けさせつつ覚え書きに使わせていただきました!!!すみません!

11/26/2023, 4:47:47 AM

ちょっと変わったあいつは太陽の下は似合わない

「なんてことはないし。むしろ溶け込んでるし」

土曜日の昼下がりの公園は親子連れが多い。
そんな中で1人ベンチで寝ているあんたを見つけたのは本当に偶然。

(家にいられないなら呼んでくれたら行くのに)

もちろん起きてるあんたに言うことはない。言うつもりもない。
あんたがこっちに手を伸ばすまで待つつもり。
だから寝てるあんたの隣に、しれっと座ってやった。
あー、太陽ってあったかい。


2023/11/25 太陽の下で

11/26/2023, 4:25:29 AM

太陽の下で俯向いている君に幸運は訪れないよ

さぁ、前を向こう

そうすることで君は救われるさ

11/26/2023, 4:22:06 AM

太陽の下で…

小学低学年の頃、休み時間に友達を連れて校庭に出た。
晴れた春の午前。
芝生の上に寝転んで目を閉じる。
ぽかぽか〜
たった15分しかない休み時間も、無駄にしない。
僕は数人の友達と日向ぼっこをした。
太陽の下で、太陽の光をたくさん浴びて…

あの頃は、チャイムもなかった。
僕はそろそろかなと思い、時計を確認しに行った。
案の定、休み時間がもう直ぐ終わってしまう時間だった。

僕は友達を呼びに行き、みんなで靴箱に走った。

僕の掛け替えの無い思い出だ。

11/26/2023, 4:21:34 AM

お前達は太陽の下でその光を浴びて恩恵を受けている。
 もう随分と昔の話だ。お前達は知らないだろうが、太陽の中ではたくさんの人々が豊かに生活していたんだ。
 熱くないのかって? 表面の話だろう、それは。明る過ぎないかって? そうでもない。どんな様子だったのか、実際に見せてやりたいものだ。
 あの向こう側に、太陽の光や熱、そういったものの恩恵を直接受けて、我々は豊かに暮らしていた。幸せな星だった。
 それなのに。
 今や太陽の中で暮らすことはなくなってしまった。そう、お前達地球人のせいだ。
 地球人よ、覚えていないのか? あの出来事を。あれから太陽人がどうなってしまったのかを。昔のことだからと、我々が忘れていると思うのか?
 こんな太陽の下でなく、また太陽の中で暮らしたい。太陽の下で何も知らずぬくぬくと恩恵を受けているお前達が憎い。こんな今を作り出したお前達を恨んでいる。我々はお前達を許さない。


『太陽の下で』

11/26/2023, 4:02:21 AM

太陽の下で

「絶対に だめだよ!
日の光を浴びたら
貴方は・・・」

そんな 仲間の制止を
振り切って 私は
あの人に
会いに行った。

あの人との 最期の 逢瀬を
重ねる為に


あの人と 会うのは、いつも冬だった
人気の 無いしんと静まった夜だった。

だけど貴方が・・・


「木漏れ日の下で 日向ぼっこすると
気持ちいいんだ!!
君と 草の暖かさを感じて
寝転べたら 幸せだろうな!」

そんな風に 太陽みたいに笑うから
太陽に 焦がれるみたいに
手を伸ばしたくなった。




だから 貴方が望むなら
叶えてみたいと 
貴方と暖かさを感じてみたいと
思う様になったんだ


貴方は、私が 頑なに冬にしか
会えないと 言ったら
理由も聞かずに その通りにしてくれたね


だから私も 貴方の 願いを
叶えたくなったんだ。

君の姿が見えて 私は、思いっ切り
手を振る。

君は、嬉しそうに 私の傍に寄り
手を繋いだ。

私は、君の手を取り
「ピクニック日和だね!
お弁当を作って来たよ」

と 笑い合った。


公園の 芝生に寝転がり
私は初めて 太陽の光を浴びた。
これが 暖かいと言う事なんだと
胸の中に 何かの灯りがポッと 
灯った。


お昼になり
私は 初めて自分で 手作りした 
お弁当を 貴方の前に広げる

ドキドキ 緊張したけど
貴方の顔を盗み見ると

「とっても美味しいよ!」と
顔を綻ばせた。



帰り際になり 私は
貴方に キスをねだった。
普段 私はこんな事はしない
こんな恥ずかしい事
自分の口から言うのは凄く
躊躇われるけど・・・

私は、どうしても 貴方の
温もりを覚えて居たかった。

貴方は、最初 戸惑い 沈黙したけど
最後は 頬を染めて はにかんで
私の唇に自分の唇を合わせてくれたね

貴方は、啄む様に軽く触れるだけだったけど 私は、名残惜しくて 貴方の頭を
引き寄せ 深く 深く キスを重ねた。
舌を絡ませ 熱く 熱くなる程に

そうして、お互い 一歩引き

貴方は、「じゃあまたね!」と手を振って
私に 笑顔を見せて去って行った。



私は、それを 見えなくなるまで
見送って そうして 自分の手を
見上げた。

「そろそろ時間ね・・・」

私の手は、透明化していた。
それが 全身に回るのも
もうすぐだろう・・・


私は 幸せだった。
急に居なくなった私を
貴方は、責めるかもしれないけど・・・

それでも私は、幸せだった。

貴方との最期のキスを思い出す。

熱く 熱く溶ける様な
このまま溶けてしまっても良い様な・・・
そんな 甘い一時を 私は過ごした。

だからこの一時を絶対に太陽のせいになんかしない

私を蕩けさせるのは、貴方
貴方のキスで私の全身は
蕩けるの

だから・・・

私が溶けて亡くなるのは、
貴方のキスのせい!!
そうして 私の全身は、溶けて無くなった

世界一 幸せな 雪の精の恋物語
それは、語り継がれ
世界中に広まり
皆の憧れの的になる事を
本人は、知らない・・・

11/26/2023, 3:59:18 AM

初めてのキスは…真夏の太陽の下で
火照った唇はふたりの心に火をつけて
手を取り合って駆け出した海辺で
僕たちは夜が明けるまで話をした

若かったと言ってしまえば
それがすべてだったのかもしれない
結ばれないなんて…思っていなかったんだ

大人になることがこんなにも残酷だと
いうことを誰も教えてくれなかった

今すぐ…君に会いたい 

けれど…僕はいつの日も太陽の下で
君が幸せであることを願っている

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