『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽の下で
晴れてるよー
お弁当を作る
豪華ではなくても
ありもので作っても
太陽の下で遊んだあとならなんでも美味しい
腹ペコ姉弟ならぺろり
太陽の下で
私も本気になって遊ぶ
かけっこ、鬼ごっこ
手加減しないから私が強い
次女とは登り棒とうんていで対決
これは僅差で次女の勝ち
子らが小学生の時にひとり親になって
なかなかの倹約生活
お金のかかるお出かけは難しかった
代わりにはならないと思いつつ
歩いて行ける公園
車で出かける公園
お弁当とお茶持って
車で出かける時は途中のコンビニでお菓子とジュースを一つずつ選ばせた
今大人になって家庭を持った子らが言う
おかんみたいに子育てしたい
本気で言ってる?
もちろんお金はあった方がいいけど
それだけじゃないから
褒め言葉と受け取っていいのかな
※動物園や遊園地、ロケット工場の見学、ピアノや和太鼓の演奏会、野球やプロレス観戦、テレビの収録参加、釣り堀にキャンプ、広島平和式典などなど、
あれこれ行ったことはあるんですよ
招待券や優待券をいただいたり、あれこれ手を尽くして、お安く済ませてました
あっ、あの…
太陽の下で日の目を浴びることが全てじゃないと思います!
光とか、日の目とかは、暗いところがあるからあるわけで…光は相対的なものなので…
だから、そんなに落ち込まないで下さい!
陰で支えてくれる人がいるから、他の人が頑張れる訳で…私ですみません!
太陽の下で
この広い世界で明日の私は何を思うのか
季節が、月と太陽が移りゆくこの世界で
私は、いつか出会うであろう人々のことを思いながら今日も太陽の下で生き続けていく
暖かい太陽の光で目が覚める
今日もまた一日重い体を動かして
世の中を回す小さな小さな歯車となる
私の一生は永遠にそのくり返し
太陽の下で人は生まれ
太陽の下で人は文明を築いた。
太陽の下で人は共に争い
太陽の下で人は世界を壊した
太陽の下で人は世界の再生を図り
太陽の下で人は至らず世界の寿命に気づいた
太陽の下で人は手を合わせて祈り
太陽の下で人はやがて太陽の熱に焼き尽くされる。
太陽の下ではみな平等に、
全てはやがて焼き尽くされる。
それでも、
太陽の下で人は...。
ただひたすらに今を生きる。
どれほどの年月が過ぎたろうか。
満ちては欠ける月を幾度も見送り、廻り続ける星の絵画を眺め続けた。
老いも無く、死も無く。
生きたいわけでもなく、死にたいわけでもなく。
ただずっと、息をしていた。
けれどふと思ったのだ、"人として死にたいな"と。
いつの日かの、眩さと笑顔の記憶が脳裏をよぎって行って。
なんだ、きっと無意識に避けていただけで、それは簡単に実現できる。
何をしても生をやめなかったこの身も、おそらく呆気なく終わるのだろう。
いつもより夜更かしで考え事をしていたから、扉を開けばわたしを覆う日陰の先、燦々と降り注ぐ熱。
その熱源を視界の端に収められるよう、顔を上げて。
人らしくあれるよう、満面の笑みを浮かべて。
この身を焼き焦がすその場所へ、全身を預ける。
わたしは、人であれただろうか。
——————
太陽の下で
太陽の下で
眩しい朝日で起きた
今日も始まる
気分が重い日も必ず朝はやってくる
だから毎日願うの
今日も一日平穏で過ごせますように
何事も起こらずただ楽しく生きれますように
公共料金が払えず
健康保険も入って貰えず
年金も払えず
ワンオペ育児及び家事
パートもめいっぱい
消費者金融のATMの前で
途中まで操作して
踵を返し立ち去ったあの頃
情けなくて情けなくて
旦那は仕事と言いつつ
ネトゲばかりで
家に一銭も入れなくなり
頼めば溜息と共に1万円
兎に角荒んだ毎日
全てをリセットし
新しい人生を送る今
やっと太陽の下で
暖かい陽射しを浴びている
「この泥棒猫!」
「…出会い頭に水を掛けるのは如何なものかと思いますわ」
「白々しいわね。人の男に手を出しておいて!とぼけるつもり?」
「…身に覚えはないのですが、『人の男』とはどなたのことでしょう」
「一昨日、まさにここで!アンタ私の彼氏とデートしてたの知ってるんだから!」
「私の…彼氏」
「心当たりあるから私の誘いに乗ったんでしょ!?水かける程度で許してやるんだから、今後もう彼とは会わないで!」
「それは…無理ですわね」
「はぁ!?アンタ何様のつもり?私よりババアなクセに身の程知りなさいよ!私が彼の彼女だって言ってんの!!」
「ですが、わたくしは妻ですし同居も致しておりますので毎日顔を合わせるのは当たり前ですわ」
「え…」
「てっきり謝罪していただけるのかと思っていたのですけれど…出し抜けに暴行妄言暴言を受けるとは予想外でしたわね」
「な…はあ?」
「夫が選ぶくらいですから、わたくしほどでなくとも聡明であると考えていたのですが…甘かったようですわね」
「あ…あ…」
「わたくしはね、夫が妻以外に恋をしても良いと思うの。倫(みち)を外さなければ、ね」
「……っ」
「ただ、薬を使ってまで身体の関係に持ち込むのは流石に犯罪ですわよ?ですから夫が別れを告げましたでしょう?」
「で、でも…だって結婚なんてそんな…」
「おばかさんですわね」
「!!」
「毎度太陽の下で逢瀬出来ない相手が潔白だなんて、そんなわけありませんでしょう?」
259/20
太陽の下で
太陽の下で、私たちは育ってゆく。
平等に。
たとえどんなに苦しくても、ほら、あそこに、美しい光が見えるじゃない。
だから、少し背伸びして‐一緒に太陽まで行こう。
太陽の下で伸びゆく生命たち。彼らを見る時に得る心の安寧。
私はつらくてしょうがない。君らのようにはなれない。ありのままで肯定されるのならば、そのうつくしさを宿せるのだろうか。
無理をしてもしなくても、嫌な気持ちにお互いさせてしまうんだろう。ぜんぶがいやになってしまう前に、回復しなければならないのに、積み重なる。理解されていないことが君を不機嫌にさせて、理解有るやさしいあの子にだけやさしい。それが人間だけど大人げないよ。甘えているのもわかってて私につらくあたる。ひどいよね。ひどいよ。
僕の心を躍らせるこの世界が憎くて、意味もなく空に向かって手を伸ばしてみた。
【太陽の下で】
とても
過酷な家庭環境で育った
家には
帰りたくなかった
生き地獄だと
思っていた
早く
家を出たかった
大人になって
家から離れて
呪縛みたいなものから
やっと解かれたような感じがした
世の中には
優しい両親がいるんだ
仲の良い姉弟がいるんだ
暖かい環境があるんだ
豊かな家族関係があるんだ
うちんちって
過酷だったんだな
そんなトラウマ
抱えてる人も
きっとたくさんいるんだろう
あんまりいないのかな
でも
今日も朝が来て
晴れれば空が青くきれいで
自分の気持ち次第で
楽しく過ごすこともできる
子どものころは
そんなふうには思えなかった
良かったと思う
暖かい
太陽の下で
暖かい
心を持てるようになれて
良かった
太陽の下、砂浜で踊る2人の影。
お互いに、時が止まるほど強く惹かれあう。
「明日も来る?」彼女はそう言った。
僕はそっと頷く。
彼女は笑う。
照らし出す太陽も笑っているような気がした。
太陽の下で
育休中の私は一日のほとんど家にいる。
そんな中、ちょっとした息抜きの時間がある。
息子を寝かしつけた後
ベランダに出てキャンプ用の椅子に座り、
コーヒーと小さいお菓子と本を楽しむ。
太陽の下で、ぽかぽか、ゆったり癒しの時間。
まだ今は寝てばかりいる息子だけど、
大きくなったら太陽の下で
一緒に元気いっぱい遊びたい。
久しぶりに外に出てみる
太陽の光を浴びて
青空の下に立ってみる
もう少し
頑張ってみようかな
"太陽の下で"
陽だまりの
心地よい温かさは
まるで
君のようです
天国の君が
今日は
やわらかな陽射しとなって
わたしを
包んでくれているのですね
#太陽の下で(331)
真っ当、なんだろうか。
あまりそんな意識もないし、そうでもない気がするし。
けど、”太陽の下で”笑っていられるだけ、幸せなのかもしれない。
太陽の下で
「太陽の下で」
何の屈託もなく汗をかき
みんなと笑っていたい
あー楽しかったと心地良い疲れの中で眠りたい
今の自分にはとても遠い出来事
冬の朝が、私は好きだ。
すん、と澄んだような、あのひんやりとした空気が好き。
鼻に抜ける冷たいそれは、少し前まで半袖でいた私たちにあの熱さを忘れさせる。
勿論、冬の涼しい風とともに太陽の日を浴びられる昼も、一段と綺麗にうつる星空……夜だって、私は好きだ。
そう、私は冬が好きだ。
だって、夏の暑い日にソフトクリームを食べるのはみんな好きでしょう?
考え方は同じ。あたたかい格好をした中で感じる冷たさが好きなんだ。炬燵のアイスとか。
太陽の下にいると肌がやけてしまうような、そんな文月や葉月の頃ような日差しはない。
ないけれど、冬にだって焼ける時はある。
そう、雪焼け。
雪の積もる地域は大変だ。
雪かきをしなければ道もなかったり、屋根は崩れたり、扉に辿り着けなかったり。
観光地として展開している場所もあるだろう。そこに行ったことがある人は多いんじゃないかな?
スキーだのスノーボードだのなんでもいいんだけれど、ゴーグル、したでしょう。
しなかった人もいるかもしれない?うん、ならその人の肌は黒いかもね。
雪がどうこうの前に、まず太陽から降り注ぐ紫外線。あれは目からも入ってくるんだ。
太陽の下というのは、元気も貰えるがそういったこともある。気をつけなければならないね。
ところで、君はどうしてここへ?迷ってしまったのかな?
そう話す教授は、今日もベッドからは動けない。
僕は、明日もこの話を聞くのだろう。
教授は病気だ。僕には医学の心得などない。あれば、と何度願った事か。
突発的なもの、だと医者は言っていた。
教授にはとても世話になった。大切な人だ。
学内で迷子となっていた僕に話しかけてくれたのが出会いだった。口下手で、引っ込み思案な僕の話を、途中で飽きることなく会話に付き合ってくれていた。
教授は、もう太陽の下へと行くことは出来ない。
『課外学習だ!ほら、君もおいで』
そう振り返って僕を呼ぶ声も、風に靡く髪も、もう見ることは無いのだろう。
日の下にいると、教授と度々出かけていたことを思い出す。
教授は空を、
天気を、
宇宙を、
自然を、
学び、愛していた。
専攻は宇宙だというのに、時折僕だけを誘っては遊びに出かけていた。あの日々は本当に、楽しかった。
教授が学生の頃のような、幼いこころになってしまった理由はわからない。
ある日突然、起きてしまい、自分が教授だということも分からず、昔の通っていた学校へ行ってしまったらしい。その後保護されて、診察を受けたそうだ。
僕とはいえば、教授が研究室に来なくなって、学校にもいなくなってしまった時には焦ったものだ。何か嫌なことをしてしまったのかと。理由が僕じゃないことを願った。
僕らしくもなく、聞いて回って、たどり着いたのが病院。
そこには相変わらず教授がいた。
微笑んで、声をかけてくれたんだ。
「あら、迷子かな?」
「いえ、そういうわけではないんです」
「なら少し、お話に付き合ってくれる?私の好きなものの話。ああそうだ、君のも聞かせてね」
改善は見込めないらしい。対処法がないのだとか。
ならばせめて、教授が楽しくあって欲しい。
その思いで、今日も僕は病院へ通いつめる。
「……はい、何度でも話しましょう」
「たくさんお話できるといいなあ。これから時間は大丈夫?」
「ええ、勿論。空いていますよ」
空けています。誰でもない、貴方のために。
「太陽の下」2023/11/26