『大好きな君に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大好きな君に。人を好きという感情は正直わからないな。
恋人できたことないし欲しいと思ったこともない。家族も好きじゃない。むしろ憎悪の対象だ。
人を好きになるというのがわからないのは育った環境によるものなのか、単に生まれ持った性質でしかないのか。
好きとはなんだろう。愛とはなんだろう。
例えば好きな食べ物がある。だけどこれは食べたいという感情で人を好きとは違うものだろう。
常識的に考えると一緒にいたい人ということになるのだろうが、俺は人見知りだからなぁ。人と一緒にいることは苦痛でしかない。
結局人間に向いてないんだろう俺は。人間の才能がなかった。生まれ変わるなら貝になりたい、なんてな。
《オリジナル曲》
リズレイ点検っ!
私『はいっ!』
○『はいっ!』
◎『はいっ!』
⚫『はいっ!』
Are you ready? GO!
今日の天気は雨だけど、傘は要らないと飛び出した。
今日も、教室に入ると一斉にアンチの雨を降らせ出す。
僕ら リズムレイン
僕らに“不可能”なんて存在しない。
キミの気持ちが雨模様でも、僕らの雨(歌)で“幸せの雨”を振らせてあげる────!
リズムレイン
誰かが僕らの雨(歌)を求めてる。
僕らの気持ちは雨だけど。
キミの一声だけで、雨模様も無くなるの!
『本当にありがとうっ!』
お願いごとっ!
①高評価・拡散 お願いします!
②アンチにパクリ 辞めてください!
③ラストはー、、、 絶対 推してー!
僕ら リズムレイン
僕らの気持ち(歌)で最高な“一日”を…!
雨模様の日でも 前を向いて走っていこう。
…ほらね!不思議な雨に囲まれて とっても幸せな雨が降ってるでしょ?
『これから応援よろしくねー!!』
プレゼントは値段じゃなくて、どれだけ想ってくれているのか。
それが伝わるものがいい、とデートの時に言っていたのを覚えている。
準備にかけた時間や手間。
自分のことを考えてくれたという事実が何より嬉しいのだと彼女は言った。
その点でいうなら、誰にも負ける気がしないな、と僕は思う。
なんせこの計画に僕は5年もかけたんだから。
手作りとかってどうなの、という質問には、最高、と答えていたはず。
結婚してから数年が経って、前より物憂げな表情が増えた。
欲しいものを聞かれた時、自分の時間、と苦笑いしていた。
旦那と子供への不満が尽きないようで、友達に話していた。
それを知って、僕はプレゼントを決めた。
計画には5年の歳月を費やして、君の欲しいものを探って、オマケにこいつは手作りだ。
君を喜ばせるための条件はあらかた満たした。
君は誰かといることが多いから、チャンスがなくて苦労したよ。
買い出しで少し家を空けるこの瞬間。
君は帰れば気づくはずだ。
煩わしいと思っていたものが、あらかたなくなっていることに。
これが僕から愛する君へのプレゼントです。
誕生日おめでとう。
大好きな君に
砂漠を
歩いてもらいたい
これが「大好き」の予測変換
うん、そうだね
大好きな君に砂漠を歩いてもらいたい
そして無言で私の手を取って欲しい
#大好きな君に
大好きな君に
私には好きな人がたくさんいる
だけれど君はどこか特別
近くにいると焦る、遠くにいると見つめてしまう
話しかけられるとすごく緊張しちゃうけれど、それと同じくらいすごく嬉しい
ずっと話していたいけれど、一緒にいると変なことしちゃって後で反省会が長くなる
君が他の女子と話すとモヤモヤする
君は私の初めての好きな人
前はすごく話してくれてた
でも、私が避けはじちゃったから気まずくなって今ではほぼ他人
君が近づくと気づいてもらえるように大きな声出すけど少しも振り向いてもらえない
女子と話してる君を見ると私は君の隣に居られないと感じる
諦めようと頑張ったけどやっぱり目で追っちゃう
君の優しいところ、可愛いところ、かっこいいところ、お兄ちゃんっぽいけど、たまに弟っぽいところ、何か一つ頼んだら最後までしっかりとやってくれるところ、どんなに気まずくても話しかけたら返事してくれるところ
ほんとだいすき
どんなに諦めようとしても気持ちは変わらない
君を忘れるまで君が好き
都内の地理ガン無視のおはなしです。非現実バンザイのおはなしです。
最近最近都内某所の稲荷神社に、化け狐の末裔、人を真似る妙技を持つ、狐の一家がおりました。
ちょっと化ければ呟きで拡散され、少し術を唱えればティックに晒される。肩身の狭い都会から、僅かでも神秘と秘密の残る過疎地へ、逃れていく物の怪の多い中。それでも一家はこの地に残り、人間の祈りを願いを苦しみを、見守り続けておりました。
そんな3月3日の、寅四つ時がそろそろ終わる頃。
「ただいまもどりました!」
一家の末っ子、二足歩行の子狐が、右手にキツネノチョウチンの明かりと葛のカゴ、左手に野口英世2枚を持って、神社敷地内の一軒家に帰ってきました。
「ととさん、ととさん、おもち売れたよ、ほら!」
大好きな大好きな両親に、生まれて初めて得た労働の対価を――売ったお餅の代金を、真っ先に見せます。
「2枚貰ったから、ととさんとかかさん、あげる!」
「おや。おまえ、化けの皮剥がれてるじゃないか」
元気に帰ってきた子狐を父狐が優しく抱きしめます。
「何事も、無事だったのか?悪い人間に絡まれたり、しなかったかい?」
丁度父狐は、勤務先の早朝帯への出勤準備中。
なんということでしょう。子狐のお父さんは都内の某病院の漢方医として、労働して納税して昨今の悪しき感染症に立ち向かう、既婚の40代男性(戸籍上)だったのです。
「だいじょぶだった!ほら、ととさん、ほら!」
父親の心配も、どこ吹く風。ただただ自分の成果を、喜びを共有したくて、おみみをペコリ、しっぽをブンブン。野口さん1枚を差し出します。
「うん、うん。素晴らしい。さすが、私達の子だ」
きっとかかさんも、おじじもおばばも喜ぶよ。
大事な大事な、愛しい我が子の成長が嬉しい父狐は、お弁当用に焼いていた鶏もも肉がお焦げの煙と香りを吹くまで、子狐の頭を撫で、背中をさすり、労をねぎらってやりました。
好きな君に心からの言葉を
大好きな君に埋もれるほどの花束を
愛している君に、溢れるほどの真心を
何年も何十年も何百年先も
ただただ、ひたすらに君を想う
「大好きな君に」
『大好きな君に愛を伝えよう。』
そんなポスターを、街中で見つけた。
だから僕も君に愛を伝えようと決めた。
だからプレゼントのネックレスを買った。
喜んでくれるかなあ。そう考えながら家に帰る。
「ただいま!」
「おかえり!」
「ご飯先食べる?」と聞かれ、「ちょっと待った!」
と答える。僕が深呼吸している内に彼女は言う。
「好きだよ」
そう言われてプレゼントのお花まで貰ってしまった。
彼女に先手を打たれた。
少し悔しい。
けど君と僕はずっと一緒にいられるの方とも思った。
君の笑顔を見て本当に君に勝つことはできないのだなあと痛感した。
続けて僕も「好きだよ」と言い、
「ネックレスしてメイクをしあって2人でディナーに
行きましょう?」
と君を誘った。
この小さな世界のものさしで測れば僕たちは
変わっているけれど僕の中の大きな世界で見たら
君はただの大好きな人だ。
今、大好きな君と一緒にいられることが幸せだ。
見てしまったのです 。
君の全てを 、
もう見るものなんてない
そして恋心なんてない
もう 、終わりにしよっか
両思いごっこ 。
花は好きじゃないと言っていた。僕だって、好きな人に花をプレゼント……なんて柄じゃない。
ただ、これは一生のことだから。
きみに振り向いてほしくてやったこと。
「僕と付き合ってください!」
ピンク色の花束を前に、困惑するきみ。
「え……これ、私に?」
「似合わないことしてるってわかってる。でも、どうしてもきみにあげたくて」
きみの時間を僕にください。
「……花は好きじゃないって言ったのに」
そう告げるきみの表情は、完全に緩みきっていた。
僕の好きな表情だ。
#2 大好きな君に
私は
あなたに
なりたかった
大好きな君
その全てが欲しかった
大好きな君に
赤ちゃんのときは、無条件に愛して、生きているだけで、幸せを感じられた。
今は中学生。
赤ちゃんのときに思った感情は薄れて、何でこちらの思い通り動いてくれないのと思う。
それって、成長した証なのに、素直に感じられない。
でも、愛するがゆえに、苛立つことも分かって。
大好きな君、本当に大好きで愛してるよ。
大好きな君に伝えます。
この先どんなことが起きても
私はあなたを愛しています。
私は君との終わりなんて考えていないので
ほかの女の子に目移りしないで欲しいです。
でも,もしも私に飽きちゃった時は
オブラートに包んで伝えてください。
その子よりも頑張って自分磨きをして
レベルアップを目指します!
辛い時はそばに居て
悲しい時は半分こしよう
嬉しい時は2倍喜んで
楽しい時は共有していこう
最後に伝えたい。
私が持ってる最大限の愛を君に贈り続けるから
君も私に最大限の愛を贈ってくれると嬉しいな
大好きな君に愛してるを伝える
─────『大好きな君に』
大好きな君に
大好きな君に
私が持ってる愛を
全て捧げる
大好きな君に
幼い頃は大嫌いだったけど、憧れだった。
僕には出来ない事をやってのける君に劣等感を抱いてたけど、僕の気持ちと君がすごいのは君には関係のない事で、すごい事はすごい!と幼い頃口にしていたしそう思った。
君とたくさん会話をして、君も僕も結局は変わらないのだと気付いた。目指すべき目標が一緒で君がすごくて、僕はまだまだ。それでも君は僕に何度もはっぱをかけて、落ちそうな僕を何度も救いあげた。僕は君の隣に立ちたかったけど、君は僕の前が良かったみたいで隣に居ると嫌そうな顔をしていた。
そして、僕が君の隣を超えた時、君は少し表情を崩しながらも、汚い言葉を投げながらも喜んでくれた。
そんな表情に嫌いだった気持ちがいつの間にか完全に憧れに変わって、そこからさらに好きに変わっていた事に気付いた。
きっと君は僕の事なんて好きじゃないだろう。でも僕は君のおかげでここまでこれた。君と歩めたからこそ得られた事がたくさんある。僕の人生を振り返ると君ばかりで笑ってしまった。
大嫌いから大好きになった君へ、いつかこの気持ちを届ける日がくるのかわからないけど、ありがとう。君がそばに居てくれたから今ここに僕が居る。
「大好きな君に」
いつも側にいつくれてありがとう
優しい気持ちにしてくれてありが
とう
ずっと大好きでいるでしょう
私も君の幸せをずっと祈ってる
両手一杯の花籠に
君の好きな色のリボンを掛けて
袋一杯にお菓子を
甘いのからおつまみまで
ドリンクは何がいい?
とびきり上手くいれてあげるよ
カモミールのミルクティー
アロマのキャンドル
カラフルなバスボム
宝石みたいな石鹸
そうだ君のお気に入りの作家さんの
新刊はもう買ったのかな
大好きな君に大好きなものをたくさん
たくさん抱えて笑って欲しい
あわよくばその中の
一つになれたら嬉しい
『大好きな君に』
『大好きな君に』
思い返せば、私の細やかな自傷に気づいてくれたのはいつも君だけでしたね。正しく言えば、他の誰かも気づいていたのかも知れないけれど、毎回、見つける度に声をかけてくるのは、幼馴染の君だけでした。
古くから私を知っているはずの君は、それが癖のようになっているのを知っていたはずだけど、いつも心配してくれましたね。
ありがとう、今は物理的にも離れたところにいる君。
ここ1年程、言葉を交わす機会もなかったね。
明日、久しぶりに君に会えることを心から楽しみにしています。君が私にしてくれたように、私も君をちゃんと見るよ。大好きだから。
きっかりその時間に間に合うように、きみは慣れた手つきで準備を始める。ぼくがきみの様子を見に来たときには、すっかり整ったときだった。
それを確かめる仕草。
でもぼくはそういう気分じゃなかったの。
「どうしたの、そんなにめかし込んで」
「どうですか?」
きみはきっとぼくのそういうところに敏感。それでいて、少しだけ意地が悪い性格をしているから。
そんなことを訊くんでしょ。
だからね、ぼくはやさしいから応えてあげるの。
「いつもどおり、だよ」
「それじゃあ困ります」
「ん-、それ以上は難しいよって意味。ぼく、手直しすることなんていつもないでしょ?」
「だといいんですけれど」
「何ならおとなりさんに訊いてみる? きみがだいじにする、第三者」
「いじわるなひと。いいです。あなたを信用することにします。光栄でしょう?」
「んふ、きみがそう思うなら」
むくれた顔。
そんなきみのお顔の横に見つけた。近寄って、声をひとつだけかけて、それから手を伸ばす。ビクッてするきみに、ぼくはいじわるだから笑顔になっちゃうの。
「これ、ぼくが選んだやつ」
「耳元がさみしいと思ったんです。……耳朶に正確ですよね?」
「うん。ぼくの思い描いたとおりにね。あ、ねえ、ぼくはどう? きみの腕を置けそう?」
「うーん」
遊ぶようにきみのお手々がぺたぺた。
ぼく以外にはしないでね、ってみんなのために言ってるけれど、きみは人、生物、動物、問わず笑顔で目を惹く雰囲気を出すから。
……ほんとに分かってるの?
「あ。この手触り」
「そうだよ、きみが選んでくれたやつ。いい流れでしょ」
「ええ。我ながら。自惚れますね」
ぼく、きみのそういうところ、とってもいいと思うの。見ていて気持ちがいい。
月末に――時間が予定通りなら、きみはいつもここに来る。ぼくが贈った匂いも身につけず、清潔に気を遣って。
最初はあんなに怖がっていたのに。
いまでは随分入れ込んで、虜。
しゃがんで膝をついてスタンバイ。
きっちりかっちり。きみも向こうも慣れてシンパシーみたいなものを持っている気がする。
きみがじっと待っていれば、そう間も開けずにその子は来る。
飛び込まずにそっと腕に収まるのだから、とびきり賢い子。ぼくも見ていて安心。
その人々を虜にする毛にきみの手は埋まる。
わしゃわしゃ撫でたり、きみが最初は驚愕していたエサをあげたり。それはそれは満喫。もちろん、ぼくも思う存分ね。
「きゃー! いい子ですねぇ、かわいい仔。どうして、あなたはすばらしいんでしょうか! あらぁ、おねだりですか? カーネは世渡り上手ですねぇ」
「……」
カリカリときみの掌を触る。
ぼくはガートの顎下を撫でて。……結構ね、ジェラシーなんだけれど。
店員さんに誘われながらきみは楽しそう。あのね、結構、本気で、本当にジェラシー。
帰りしな、きみはぼくの腕に頼って歩く。ひとりで歩けるくせに、そのための物をわざと忘れてくれるんだから。
何でもお見通し。
きみには叶わないし、……ぼくは人ヒト以上の働きはできないんだろうなぁ、って。
まぁ、きみもヒト以上のことはできないし、そういう意味ではぼくたちはあの子たちがだいすきなんだから、仕方がないね。
そのこころは、あっちこっちに散らばって、散らばるほど豊かだもの。
#大好きな君に
【二杭宗宏(にくいたかひろ)×遊佐(ゆさ)あおい】
朝起きて君が隣で寝ているとき、写真を眺めてはときより悲しそうな顔をする君を見たとき。
俺が大好きな君には、幸せになって欲しい。そう願わない日はない。
「朝飯食ってく?」
「食べないわけ無いじゃん。お風呂借りるよ」慣れた様に風呂場へと歩いて行った。俺の家に来てまで、朝のルーティーンを行うところに、あおいらしさを感じる。朝に風呂に入るルーティーンも、あおいが泊まるようになってから慣れた。朝食が出ると嬉しそうに笑う顔も、見慣れたものだ。
慣れた手付きで卵をボールに割り入れる。ボールの中に白だしと水を入れて混ぜ、火にかけて巻く。始めに比べ、綺麗に巻けるようになっただし巻き卵は、今日の弁当に入る。きっとあおいの弁当にも。昨日の夕食の唐揚げも、さっき適当に作った炒め物も、今日の弁当の仲間入りを果たした。
「宗宏。私もお弁当詰めて」昨日も聞いた。いいや。先週からずっと聞いている言葉。
「はいよ」昨日洗った弁当箱に、俺と同じ内容を入れる。あおいの弁当箱は俺よりもかなり小さい。優しい色使いの弁当箱に、特に栄養も何も考えられていないメニューが並んだ。
「何か手伝おうか?」あおいが弁当箱の中を覗いた。
「先に髪乾かせよ。制服濡れるぞ」箸でつまんだだし巻き卵をあおいに食べさせた。
「もう濡れてるよ。」あおいは口を開いて、ほうばった。「今日は出汁か。昨日は甘かったよねー」
「何か不満か?」
「不満なんかないよ。食べさせてもらってる分際で。」
「じゃあ何?」
「昨日の卵焼きさ、似てたんだよね。お母さんが作った卵焼きに。なんか懐かしなって」思わず黙り込む。なんと言葉をかけるべきなのか、たった十六年生きただけの俺には分からなかった。
「何思い出してんだろうね。宗宏の卵焼きなのにね。もうとっくに死んてるのにね。それに、わすれてたはずなのに」悲しそうにあおいが言う。
「明日は、甘いのにするか?」そう聞いたのはあおいのためじゃなくって、俺があおいが悲しそうな顔をするのを見たくなかったからだったり。
「ううん。明日は私が作るよ。金曜日だし。」
「じゃあ明日は、あおいの作る角煮がいい。弁当には肉巻き」
「分かった。じゃあ明後日は宗宏のオムライスかな。……って、いつまでいる気なんだよって思った?」あおいが聞いてくる。申し訳なく思っているのか、目線が明後日の方向を向いている。
「いいよ別に。誰かいるほうがあおいがいいなら。……その前に、早く髪乾かしてこい」俺はあおいの頭に手をぽんと置いた。
「うん。……ありがとう。宗宏」そう言い残して、あおいは洗面台に向かった。心なしか、少し彼女の顔が笑ったように見えた。
俺が大好きな君に、幸せになってもらえるのなら、俺はなんだってするだろう。君の柔らかな笑顔を見れるのなら、俺はどうなったって別に構わない。そう、本当に心の底から思った。大好きな君の、笑顔が見れるのなら。