大好きな君に』の作文集

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大好きな君に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/6/2024, 8:35:22 AM

「結婚することになったんだ」

ずっと思いを馳せていた君からそんな言葉を聞かされた。
一瞬、頭が働かなくなったけどすぐに笑顔を作ってみせる。

「そうなんだ。おめでとう! いやぁ、結婚とはビックリだね……で、いつ式をあげるの? お祝いしなきゃね!」
「ありがとう。これもミサのおかげだよ。あの子に会わせてくれてありがとう」

そう、あの子を会わせたのは私だ。
君と私は幼稚園の頃からの幼馴染。そしてーー片思いであり、初恋の人。
好きな人が幸せになってくれるのは嬉しい。
だけど、それと同時に汚い感情も湧き出てくる。
その汚い感情を殺すため、私は笑顔で祝福の言葉を告げる。

「じゃあ、結婚式の日が決まったら教えるね」

君はそう言って、あの子の元へ帰って行く。

手を振って「またね」と送る。

本当は行かないで欲しい。

そばにいてほしい。

だけど、割り切らないといけない。

割り切らないといけないのに……どうして?

「どうして……泣いちゃうんだろうなぁ」


大好きだったよ。ずっと前からーー

3/5/2024, 2:21:53 PM

残業後対話篇 今の私なら(テーマ 大好きな君に)

 これは、西暦2020年を超えた日本の、ある会社での、一人の会社員の、残業が終わってから帰宅するまでの心の中の話。ひどく狭い範囲の話。



『もう君は恋とかしないのかな?』

 私の頭の中の想像上の友人、イマジナリーフレンドは、たまに、私がとても言えない恥ずかしいことを言い出すことがある。

(私の想像上の存在なのに。)

「もう40過ぎだ。そんな歳じゃない。卒業だよ、卒業。」

『何だろーね。卒業って。君、恋愛履修してないじゃん。むしろ退学じゃない?』

( 反論はしない。)




『あの頃の君はすごかった。脳内麻薬がドバドバ出ていて、むちゃくちゃ気持ちよくなっていたと思うよ。』

 そう。中学校で初恋なるものを体験したとき、私はあまりにも強い恋の痛みに、私の頭はどうかしてしまっていた。
 まあ、現実的には「 ろくに話もできなかった」というだけだけど。

 その頃、イマジナリーフレンドは私の頭には生まれておらず、影も形もいなかったはずだが、私の想像上の存在である以上、私の記憶には当然アクセスできる。
 人に言えないような経験や思いも全てオープンというわけだ。

(脳内麻薬って……。すごい表現するね。あと、それだと、別に彼女自身は必要なくて、脳内麻薬が必要だったって言っているみたい。)

『そう言っている。だから、君がもし彼女と付き合えたとしても、脳内麻薬が出なくなったら、自然消滅していたのでは?』

 今日のイマジナリーフレンドはひどい。
 全然フレンドリーじゃない。

(……。付き合っているうちに、愛に変わるとか。)

『家族になるって奴だね。そうかもしれない。そうすると、恋心はそこに至るためのスタートダッシュってわけだ。』

 そういう解釈も、まあ、あるかもしれない。

『そうすると、恋心は退学しても、何らかの心のエンジンがあれば、家族は作れる、ということかな。』

(たぶん。)



 今日のイマジナリーフレンドは、何がいいたいのか。

『あれだよ。それが君に分かっていないということは、君自身にも私自身にもわかっていない。話題の方向性がないってことだ。』

( ……。じゃあ、この話題はこれでおしまい、ということで。)

『いや、ちょっと待ち給え。』

( 何か?)

『偶然の産物から何かが生まれることもある。もう少しだけ続けよう。』

 今日のイマジナリーフレンドはしつこい。

『恋に代わるエンジンとは、即ち『利』があるのではないか。』

( 利?)

『恋心は退学ということだから、容姿以外で……例えば、料理がうまい。掃除が得意。両親の面倒を見てくれる。』

 退学とか言わないでほしい。

 イマジナリーフレンドの言う、それらは確かに利ではある。

(いや、こちらに利があっても、向こうがこちらと一緒になる理由がないじゃん。)

『それはほら、給料とか。』

(つまりATM)

『いや、キチンと対価を提供するならATMではないでしょ。利害の一致。それはそれでいいと思うけど。昔多かったお見合いなんて、大体そういうギブアンドテイクでしょ。』

 話はそこで終わり。


 そのはずであった。




 翌日の昼休憩。

『あ、脳内麻薬。』

 会社近くの道で、件の初恋の人と、バッタリと顔を合わせてしまった。

「やあ、久しぶり。」

(しかも覚えられてるし。)

 ほとんど話したことがない私を、彼女はきっちり覚えていた。

 さらに言うと、彼女の足元には小さな女の子がつかまっていた。

 昔の彼女の面影がある。

「久しぶり。元気?」

 何か、話してみる。

(若い頃の私では口に出せない、軽口。)

『いや、今のは挨拶だよ。軽口とかじゃないよ。硬すぎ。』

「ボチボチね。この辺に勤めてるの?」

「ああ。あのビルなんだ。」

 世間話はほどほどに捗った。



『楽しかった?』

(正直に言って、すごい楽しかった。)

 仕事に疲れていたはずなのに、いや、むしろ仕事に疲れていたからか、実に久しぶりに胸が暖かくなり、表現しがたい恥ずかしさともどかしさがある。

『君の恋心は退学じゃなくて休学だったね。』

 表に出ないイマジナリーフレンドは気楽なものだ。

(いや、彼女の子ども見たろ。結婚してるのも知ってるし。)

『いいじゃん。家庭を作るわけじゃないけど、君の幸せについて、「利」以外の答えだ。』

(不倫が?)

『いや、不倫じゃないよ。単にたまにあって立ち話するだけさ。何の後ろめたいこともない。』

(それだけでいいわけ?)

『いいんじゃない?脳内麻薬は出てたし。』

(いやでも、彼女に迷惑が)

『向こうから話しかけてきたろ。退屈な日常の中で、たまに昔の知り合いと話をするのも、1つの楽しみなのでは?』

 それでいいのだろうか。



 人間関係は1か100かではない。

 80でいい。それもだめなら70で、それも無理なら60でもいいのだ。

 人と人との関係だ。

 夫婦だって、親子だって、100点満点とはいかない。

 それでも、100点が取れなくても生活は、人生は続く。

 だから、どうせ一緒にいるなら好きな人といたい。

 100点が取れないからという理由で好きな人を諦めたのに、好きでもない人と60点の家庭を築く?

 実に馬鹿な話じゃないか。


 たったそれだけのことを悟るのに、長い年月が必要だった。

 成長して、挫折して、諦めて。

 そして悟る。

 相手と自分の気持ちの中間点を見つけて、そこに気持ちの仮設基地を置く。

 慌ててはだめだ。


 少しずつ気持ちを確認して、少しずつ相手にも気持ちを開示して。

 相手が受け入れてくれるようなら、受け入れてくれるところまで、距離を近づけていく。

 どこかで「これ以上は嫌」と言われるのであれば、そこで終わり。

 それだけでも、話すことすら稀だった昔とは、大きく違うはずだから。


『まあ、この年になると、そういう着地点しかないよね。』

3/5/2024, 2:13:25 PM

大好きな君に
君の喜ぶ顔が見たくて、帰りにケーキを買った。
好きなものを詰め込んだ箱を見たら、君はどんな風に笑うんだろうか?
大好きな君に、僕なりの伝え方で、今日も大好きを伝える。
そんな毎日が、幸せに溢れていて、たまらなく愛おしい。

3/5/2024, 11:05:43 AM

君の手の中で音が踊っている。魔術師みたいだね、って我らながら思っている。別に永遠がなくたって。すぐ悲しいって誰かに傷けられているみたいだけどさ。一人になるのが、下手くそみたいだから、どうにかうまいこと笑顔でいてくれますように。
 少し誰かに気に入られなくたって、君の価値が損なわれるわけじゃあないのに。自分がなんなのかわからなくなるなんて、本の中の話だけじゃやっぱりないんだなぁ、とかさ。
 そういうのって生来持って生まれたもので決まるの?それとも育ちが悲しかった証左なの?どちらにせよそうでなくてよかったって思うのなら、君を下手に見るような人間だとしたら笑い草だ。

3/5/2024, 10:05:46 AM

言葉がなくても愛は伝わる、というフレーズを耳にしたことがあるがそれはきっと言葉以外の方法で愛を伝えてるからなのだろう。言葉だけじゃなくて、日々の小さな行動で愛を感じさせてほしい。

#3 大好きな君へ

3/5/2024, 10:01:27 AM

大好きな君へ
まずはありがとう
人見知りな私に笑顔で話しかけてくれた君の顔を今でも鮮明に覚えています
とても嬉しかった良い思い出です
家の事情で遠くに引っ越さなければいけなくなりました
手紙でのご挨拶になってすみません
急に決まったたことなのです
君と毎日笑い合うことはもうできないけれど
君がくれたものは私の中でこれからも生き続ける
なのでさようならは言いません
また逢う日まで

3/5/2024, 9:58:59 AM

「それ俺に聞く?」
「何か色々意味出てきてややこしい」
「あー……取り敢えず、まあまあ一発でヤバイの以外はあんま気にしなくて良いと思うぞ」
「一発?」
「明らかにクソ高い奴とか、指輪とかリボンとか」
「装飾も駄目なんだ?」
「違う違う『プレわた』って奴」
「……………リアルにいるの?」
「居るんだわコレが……」
「こわ……戸締まりしとこ……」
「素直に菓子とかで良いんじゃねえの」
「マシュマロは『嫌い』って知って泣いた」
「多分商売のアレだから深く気にするな……」

「で」

「良いのかコレで」
「良いんだよコレで」
「いや好きなモン選べるのは良いっちゃ良いんだが」
「何だよもっと喜べよデートだよ」
「……成程確かに」


<大好きな君に>

3/5/2024, 9:57:21 AM

俺の父親は、母親に何かと花をプレゼントする。
 母の日、母親の誕生日、結婚記念日、クリスマス、バレンティンデーとホワイトデー。それ以外にも「可愛い花があったから」って。
 母親は嬉しそうに受け取る。花瓶を用意して、玄関のシューズボックスの上に飾る。毎日水を入れ替え、栄養剤を溶かし、茎の先端を切り、バランスよく花瓶に刺していた。
 まだ小学生の頃、父親に聞いた。何で花をプレゼントするのって。父親は自信満々にこう言った。
「母さんはね、花が好きなんだよ。父さんはちょっと鼻がムズムズするから苦手なんだけど、母さんが喜ぶからつい買ってきちゃうんだよね」
 大人になったら好きな子に贈るといい、すごく喜ぶからと続けて話してくれた。

 大人ではないけど、大学生になって初めて彼女ができた。俺はバイトしてお金を貯めて、彼女の誕生日にサプライズで花をプレゼントしようとした。初めて立ち寄った花屋で、値段を見て驚愕した。一輪でも安くて三百円以上する。人気の高い花なのか、中には五百円以上の値段がついたものもあった。それらが集まった花束って一体いくらになるのだろう。
 恐れ慄いた俺は花を買うのは断念して、正直に話して欲しいものを聞いた。
「私ズボラだからお花じゃなくてよかったよ。枯れちゃったら悲しいし」
 笑って話す彼女は、ネットの口コミで話題のコスメをリクエストしてくれた。まだそっちの方が安く感じたし、日常で気軽に使える方が嬉しいんだなと思った。

 彼女の誕生日から数日後、母親に聞いた。父親から花を貰って嬉しいか、と。母親は意外にも苦笑いしてこう言った。
「虫が湧くから本当は飾りたくないんだけど。お父さんがこの花を選ぶときだけは、お母さんのことだけ考えてくれてる証拠だから。なんだかんだ受け取っちゃうのよね。お父さん、花粉症ひどくて花の花粉すら苦しい日があるのにね」
 私もどちらかというとコスメとかリラクゼーション系とか、美味しいデザートとかちょっと高級なレストランとかの方が嬉しいかな、と。
 これは重大な秘密を知ってしまったと思った。そして、そのことを父親に告げる日はないだろうと思っていた。

 あれから数十年経った今も、父親は花を贈る。白や紫、黄色の綺麗な菊の花を、母親の墓に供える。
「母さんさ、本当は虫が湧くから苦手だったんだって」
 母親の眠る墓に向かって膝をつき、手を合わせる父親に声をかけた。こちらに向ける小さくなった背中に、居ても立っても居られなくなってしまったからだ。
 母親は3年前、癌を患い亡くなってしまった。俺は社会人になって家を出て、色んな出会いと別れを繰り返し、職場で出会った人と結婚して子供も授かった。今、俺の隣に並んでいる妻と、高校生の娘と中学生の息子の四人で暮らしている。
 父親は今も一人で実家のマンションに住んでいる。母親が生きていた頃と同じように、母の日と、母親の誕生日と、結婚記念日と、クリスマスと、バレンタインデーとホワイトデーと、母親の命日と、可愛い花を見かけた日に買っては玄関に飾っている。デイサービスの方から聞いた話だと、手入れも父親が毎日やっているそうだ。
 手を下ろした父親が、墓をじっと見つめていた。
「母さんはね、父さんが花が苦手だから苦手って言っただけさ。母さんの実家には、母さんが立派に育てた花壇があったんだから」
 母親の実家には何度か足を運んだことがある。塀の外からも見える、色とりどりの花が咲いた花壇は、てっきり祖母の趣味がガーデニングなんだと思っていた。
「マンション住まいだと庭がなくてガーデニングの範囲が限られるからね、せめて切り花だけでも飾って楽しんでほしかったんだ。だから母さんはね、花をプレゼントすると心から喜んでくれていたはずさ」
 父親は桶を手に取って立ち上がり、こちらを振り返った。母親に関しての話題でこうも楽しそうに笑う姿は、久々に見た気がした。



『大好きな君に』

3/5/2024, 9:56:34 AM

【大好きな君に】

 「大好きな君に」なんて書かれた紙を、ボーッと見つめて立ち尽くす。

 可哀想に、と思った。
 この人がこの手紙を送った『大好きな君』なんてどこにも存在しないのに。送り主は哀れな事に虚像を只管愛し続けているというのだ。

 でも、全部私のせい。
 どうにか人になりきろうと『大好きな君』を演じ続けて、送り主を騙した、私のせいだ。

 もちろん、応える気は無い。私を愛せる人間なんて、存在しないのだから。
 ああ、これは決して悲しい事じゃない。誰も私を知らないというだけ、むしろ素晴らしい事ではないか。
 拒絶され毎日後ろ指を指されて生きていく必要が無いというだけの事が、私には充分過ぎる程の幸せだった。

 早い内に、手紙の返事を書こう。
 『大好きな君』を演じながら。

3/5/2024, 9:54:40 AM

『大好きな君に』

 ノートを買った。特に意味はない。なんとなく寄った文具屋で千円相当の文具が半額以下で買えるという時季外れの福袋をしていたから面白半分で買ってみたら、ノートが入っていた。ただそれだけだ。袋から取り出した当初はかわいいノートだと喜んでいたが、数日経つとこのノートを果たしてどう使ったものか悩み始めてしまった。成人し、仕事もしている私は、基本的に書きたいことがあればパソコンに打ち込むし、絵を描くといった風情のある性格でもない。そもそもこのノートは小学生が使うような方眼ノートで、絵を描くのに向いていない。悩んだ結果、とりあえず日記を書くことにした。
 最初は私に日記なんて続くはずがないと思っていたが、これが意外と続いた。今まで私が何を見聞きしていったのか整理できるのだ。最初は一日数行程度で終わらせていたが、いつの間にか一日半ページ、果ては一日一ページ使うようになった。なんとなく買ったノートは、すぐに使い切ってしまった。そのまま日記を書くのをやめるのも忍びなかったので新しいノートを買い、日記を続けた。
日記をはじめて数年。気づけば日記は十冊になった。ノートの種類は様々だ。最初の小学生向けの方眼ノートから始まり、通常の方眼ノートや罫線ノートに、無地のノートまで使った。いろんなノートを使ったものだと感慨深げに最初から日記を読んでいくと、少しずつ書いている内容が変わっていっているのに気が付いた。最初はただ見聞きしたことを書くだけのリストになっていたが、今は私がどんなことをやったのか、それがどれだけ楽しかったか書くようになっていた。勿論悲しかった出来事も書かれていたが、今となってはそれも私の思い出だと思うと落ち着いて見返すことができた。
 考え直すと、日記を書く前の私はただ生活を送るだけの木偶人形だったような気がする。ただ日々のタスクをこなすだけ。つまらない人生だと思う。でも今は違う。日々を楽しく過ごし、私というものが好きになった気がする。決して日記を書いていたからそうなったとは言い切れないが、日記が私を変える一端を担ってくれたのは確かだろう。
 気づいた私は、今日は日記ではなく手紙を書くことにした。手紙の出だしはこうだ。
「大好きな未来の君に」

3/5/2024, 9:50:23 AM

大好きな君へ
         
      私君への気持ち言葉しなくて

       ごめん。でもね。本当は…



         愛してる❤

3/5/2024, 9:49:23 AM

誕生日なのに、タブンネを桜ヶ丘公園まで捕まえにいってくれてありがとう。坂道しんどい割には、2時間で30匹くらいしかつかめずコスパ悪かったね。帰りバスにしてよかったね。次はもっと平坦な道の巣に行こう!

3/5/2024, 9:45:49 AM

第三十五話 その妃、守られて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 ……どういうことだ。
 目の前で、大量の人間が一斉に倒れるなんて。
 そんなこと、普通の人間にできるわけがない。

 ……そう言えば、例の妃は目を掛けられていると聞く。あの帝に。
 ならば、特殊な力の持ち主か。妃が何かをしたに違いない。

 であれば、慎重に事を進めなければ。



(……そんなところかしらね)


 暗殺者たちは、ロンがここにいることは知らないはず。だから、あくまで“妃が何かをした”と思わせることができれば、それだけで時間を稼ぐことができる。

 それも踏まえた上で、彼らに気付かれる前に麒麟を回収し、離宮上空へ烏を飛ばしたのだろう。



 素人ではない第二陣がすぐに乗り込んでこないのを確認してから、隣にいる男は「ジュファ様」とそっと耳打ちをする。



「今から姿を消す術を掛けます。可能な限り気配を消していれば、此方から動いたり、言葉を発さない限り見つかることはありません」

「……どんなことがあっても動くな、声を出すなということね」

「御名答です」


 そして、掛けてもらっていた一つの羽織りを、今度は二人で一緒に頭から被る。そのまま身を寄せ合うのかと思ったら、横から強引に引き寄せられ、そのまま抱き締められた。


 視界は暗く、よく聞こえない。
 辛うじてわかるのは、ゆっくりと鳴る毛の生えた心臓の音くらいだ。



(……大好きな相手にこの心臓がどうなるのか。ちょっと見てみたい気もするわね)


 あれだけ脅しておいて、何の状況も把握できないのだ。気付かない間に殺される可能性だってあるのだから、これくらいの悪戯心は持ってもバチは当たらないだろう。





 暫くして、小さな声が掛かる。
 ゆっくりと頭を持ち上げながら目蓋を開けると、目の前の彼は少しだけ疲れた様子で微笑んでいた。



「笛の音に気付いた鴉が追っ払ってくれましたよ」

「……全然気が付かなかったわ」

「闇に溶けるのが“鴉”ですから」

「あなたには申し訳ないんだけど、私絶対に誰も来ないと思ってたの。笛なんか全然聞こえなかったし」

「あれが聞こえるのは、本当に限られた鴉しかいませんからね」

「私、運は常に最悪だから」

「良かったですね。運だけはいい僕が付いてて」


 立ち上がったロンは、そっと指笛を鳴らす。
 すると、再び手の平の大きさになった烏たちは、折り紙の姿へと戻っていった。


「だから抱き締めたの?」

「あいつがいなくてよかったです。色々面倒なことになりそうだったので」

「私は少し意外で楽しかったわよ?」

「そういう余計なことを言うから、面倒くさいことになるんですよ。因みに妻の前でも心臓に毛は生えてますから」

「御丁寧にどうも」


 折り紙を懐に収めている姿を眺めながら、そういえば渡されていたものがあったんだったと、袖に手を忍ばせる。


「これのご利益もあったのかしらね」

「さあ、それはどう――」


 そこで言葉を途切らせたロンの視線は、折り紙を持つ手に落とされている。


 それをよく見てから、静かに眉を顰めた。



「因みにそれ、あいつが折ったんですよ」

「……なら、不備をきちんと言っておかないとね」



 守り雛のうち女雛の折り紙は、確実にその首を落とされていたのだから。






#大好きな君に/和風ファンタジー/気まぐれ更新

3/5/2024, 9:43:08 AM

「大好きだよ」
そういいながら、君はどこか寂しそうな顔をしている。いつもと違う君に私は嫌な予感がする。
「何かあった?」
「…大丈夫」
君がそういうときは、大丈夫じゃない。いつもなら何度も聞くと答えてくれるのに、今日はいくら聞いても教えてくれない。
「君が大切だから話したくないんだ」
私はそういう君に言う。
「私も君が大切だから、話してほしい」

「…」

「実は…」

3/5/2024, 9:36:52 AM

たまに心を閉ざすことがあります。
結構な頻度で落ち込んだりします。
目も当てられないほど泣きわめく時だってあります。
本当は抱きしめてほしいのに、まるで逆の態度をとることも少なくないでしょう。
時々お洒落なレストランに連れてくと機嫌は鰻上りになります。
気が進まなくても“どっか行く?”と言うと、もの凄く喜びます。
洋服選びは長いですが根気よく待ちましょう。決して“まだ?”と言ってはいけません。不貞腐れて何も買わないというオチになるでしょう。
コツは“褒めて伸ばす”ことです。些細なことでも気づいてもらえたら、顔は冷静を気取っていても内心は飛びつきたくなるくらい嬉しがっています。
すると時々“お返し”が返ってくることがあるでしょう。手料理だったり、ただのハグだったり、柄にもなく“好き”だと言ってくることもあるでしょう。

だから、苛つくこともあるだろうけど広い心で受け止めてね。どれもこれも、大好きなあなたのためにとる行動なんです。

3/5/2024, 9:36:22 AM

結婚したいとかじゃなくて
どちらかというと君になりたい好き
そんなこと言ったら
呆れた顔するだろうな
そんな顔さえかっこいいんだろうな

「おまえは、おまえの船で行くしかないよ」
それでもきっと手を引かれたのは
似たような欠片をすこしでも持っていたから
そう信じてる いや、信じたいんだ

言われたこと守りながら
言われたこと破りながら
ジグザグの航跡で会いに行くよ

「大好きな君に」

3/5/2024, 9:14:48 AM

「玲人(れいと)大好きだよ」
そう言葉を投げれば君は恥ずかしそうにこっちを見る。
「何急に...」
「んー...言いたかっただけだよ?」
ふへへっ、と笑うと何やら不服そうにする。
「何々、嫌だった?」
「嫌じゃない......けど」
頬杖をついて彼を見ても、目を逸らされる。と思ったら再び目があった。
「...葉瀬(ようせ)ばっかりずるい」
と、頬を膨らませる。
可愛いなぁ、と見ていると

「俺は...もっと大好きだし、愛してるよ」

なんて爆弾が飛んできた。そして私は肘が机からがくっ、と落ちて机に顔を伏せた。
「ふっ...何今のっ...」
「ふ、ふふっ......」
彼が笑うから連れて私も伏せたまま笑ってみせる。

ずるいのはどっちだよ、ばーか。

お題 「大好きな君に」
出演 葉瀬 玲人

3/5/2024, 9:14:38 AM

大好きな君に

 いつもありがとう。
 ここに行きたい!ここに行かない?って言ったらいつでも「いいよ」と笑ってついてきてくれてありがとう。だからあなたももっと自分のしたいこと言ってほしいな。
 「今日は適当にごはん食べに行こうか」って言ったら「うん」ってまた笑ってくれる。本当に「うん」なのかな。
 「行くところないし、もう帰ろっか」って言ったら「そうだね」ってまた笑う。
 だからいつもなんか申し訳なくて、でもあの日、あなたにこう言われてすっごく嬉しかった。
「〇〇ちゃんといると気を遣わなくていいし、プリクラで腕を組んだのも初めてで、〇〇ちゃんとはもう慣れた笑 入社した時はこんな1ヶ月に一回会うようになるなんて想像もできなかったよね。高校の友達ともこんな頻繁に会わないのに」
私だってそうだ、1ヶ月に1回会う人なんてあなたしかいない。私が退職してからも会ってくれるなんて。いつもあなたと遊ぶ時、「同期と遊びに行ってくる」と言って家を出るけど、ちゃんと名前を言おう。私の素敵な元同期であり、友達である、あなたのことを知ってほしい。
 恥ずかしくて、面と向かっては言えないけど、いつもありがとう。大好き!!

3/5/2024, 9:09:08 AM

【大好きな君に】

このテーマは私にとってとても難しいテーマ
です。なぜなら、私はありがたい人たちばかり
なので、周りが愛おしく感じるからです。

信じられないかもしれませんが、電車に乗って
眼の前に全く知らない人たちでも、素晴らしい
存在であり、日本ばかりではなく宇宙にとって
大切な人たちでもあります。

その中で、大好きなな君にというと妻であっても
恋人であっても所有意識が働くため、このような
思いには不思議と感じないのです。変人と想われても
仕方ないでしょうか。

みんなが好きだから特定できないのでしょうか。
だから、愛をすべての生命に捧げたいと思います。

3/5/2024, 9:06:58 AM

feeling inside 純度にこだわる 一捻り
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どういう風にありたいのか
なりたい自分になりたい
やりたいことをやりたい
答えはない 
リアーナの自信密度で最先端で生き生きイケてる
人望のある演じる人で繊細なとろけるような威厳のある踊りしたい。シンプルで音楽に合っていて女らしい。
天才的な立体トリッキーな面白いアート。
sns10万

人間性を自慢するとかどうでもいい
feeling inside domore



自分を出す自然体でありのままで我慢しないでいたい
怖いっていうのはダサいな自分の意思が分かってないから。なくすっていう方向もあった。意志が強いというのも怖いがなくなることだな。他人を気にしないのはfeeling insideがそれよりも楽しいから それは耐えてないから
答えはない
おそれか愛か はある 好きか嫌いか はある
二元論?感じてなら限界のない4限論
前例でない自分のfeeling insideに従って辿って
耐えないでいくような気持ちいいものを作りたい。
こうはなりたくないはある
なめられたくない
この人に話してもしょうがないと思われること
正直に正直に正直に

自分を出してない分だけ社会の目の澱み濁りができる
のではないか?

怖かったのかぁ
いけない時と一緒だ
感情出しきりたい
否定されたみたいな気持ちもしてやだなぁ
そうじゃないのはわかってるけど
自分を我慢させてるってことなんだけど
無意識で苦しんでるのに気づける貴重なきっかけ

純粋 意思 意志 自分の思ってること feeling inside
自分出す

今まで大事なことを概念で知ってきた
これからはみんなはこう思うけどりおはこう思うっていうのを大事にしよう 他が違うっていうんでなくて
自分はこう思う
違い 一捻り

頑固も鵜呑みも純粋じゃない
無知も純粋じゃない
カーンっていう自信密度はオーラはfeeling inside
感情出す
思い込み 

怖いがないからおそれがないからかっこいい
なめられるのは自分出さないで我慢してるのは
自分の意見を持たないで鵜呑みにしているのは
こわいから
怖がってるから
他人のどう思うかを気にしている
それはダサい
どんなに近しい人でも、依存はこわいから


おそれか愛か
ありのままは感情出すが正常
耐えないの

コマンドいっぱいヒントで色々なところから拾ってて
実験していいと思うコマンドを厳選していく
「面白いと思った物を集めていく」
そうやるんだよ
それはおもしろいかもしれない

答えはない
自分はどう思うかは大事

やっぱり純度
人から聞いてる段階は純度0%
正直なわくわくは純度高め
直さなきゃやらなきゃ

やりたくないならやらなきゃいい
の解像度.. 単なるかっこいいだったけど

コマンドも純度は低い

心が熱くなるようなのは執着

心動かずのは それは決めつけ

興味あるのかないのか

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