『夢を見てたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰も夢をつかむことができない
夢を実現させようとした時に
それは目標に変わり、手段に変わり、日々の暮らしになる
なりたい自分も成し遂げたい事も欲しい物も
今ここにいる自分と繋がるように
最初にみるのが夢
誰かの夢を追いかける姿を見るだけで満足するようになってしまったなぁ。自分には何かを目指す熱量も気力もないけど誰かの頑張る姿を見てるのが好き
2024/01/14(日)No1.『夢を見てたい』
――――――――――――――――――
ある日、夢見る少女は星に願った。
少女が夢を語るといつも周りに馬鹿にされた。
―…それでも、少女は夢見ることを諦めなかった
歳を重ね、少女は夢に向かって歩み出した。
夢に向かう彼女はとても輝いていた。
辛くても苦しくても彼女は
「夢のためだから。」といつも笑っていた。
―…そして、彼女は夢を叶えた…―
しかし、彼女の心は満たされなかった……。
そして、彼女は星に願った。
「私は、これからも夢を見ていたい。」と。
少女にとっての幸せは、
《夢を叶えるために努力している時間》だった。
寝静まった世界でただ1つ、動いている生命がいた。それは世界の半分を見渡せると言われる高い塔に住んでいる魔法使い。この魔法使いは孤独を酷く嫌うため、自分が異質な存在であることを隠し、時々外へ降りては仕事をして、親しい人間達をからかいながら毎日を過ごしていた。
魔法使いは眠らない。自分を守るために世界の全てを警戒していたら、いつの間にか眠り方を忘れた。だからこうして、人々が眠りにつく時は一人ぼっちになる。
外へ出た魔法使いは人気(ひとけ)のない市場を歩いていた。目に映った適当な露店の、店先に掛けられている布をめくって、売られているお菓子を1つ拝借した。1つくらいならバレないだろう。
少しずつ、大切にお菓子を齧りながら、石畳の道をゆっくりと歩く。ここはよく歩く道だ。買い物、視察、暇潰し……親しい人といつも歩く道。今は1人だけど。
誰もおらず、何も売られていない露店を流し見ながら歩き、貰ったお菓子を食べ終わった頃に目的地へ着いた。
国で1番大きい建物。王様が住む宮殿だ。絢爛豪華と言うには質素だが、シンプルながらに洗練されたデザインが美しい。この魔法使いは魔法使いの中でも特に感受性が欠落しているため、何を思うことも無いが。
入るには承認が必要だが、受付もとうに閉まっているため無視して入る。不具合が起きても知らない。魔法で誤魔化せば良い。
大理石の広い廊下を靴の音を響かせながら歩く。今日は気温が低いため、通路も冷たい。肩に掛けていた白い上着に袖を通した。
エレベーターに乗り込んで4階。このフロアは魔法使いの一応の職場だ。出席率はあまり良くないけれど、時々顔を出しては親しい人とお喋りして帰る。今日もその予定だった。数時間早く着いたけれど。
掛けられている鍵を適当に弄って執務室に入る。散らかされた本と整理されていない本棚、丁寧に世話されている観葉植物たち。お世辞にも綺麗とは言えないが、持ち主の性格や趣味をよく反映している部屋だ。
部屋の中央、窓際に置かれたデスクの上は細々とした物の他に承認待ちの書類が積まれていた。多忙故に仕事を溜め込んでしまうらしい。
椅子へ腰掛けて、書類の山を崩さない程度に隅へ退ける。空いたスペースに腕を枕にするようにして突っ伏した。後ろの窓から降り注ぐ外の光が暖かくて心地よい。
魔法使いは眠らない。眠らないけれど眠るフリをする。人間のフリをする。食べ物を食べるフリをする。
そうすれば穏やかな夢が見られるからだ。夢という名前の幻覚。閉じた目の裏に浮かぶ空想の世界では、魔法使いはいつも人と一緒に笑っていた。
「……さん! ⬛︎⬛︎⬛︎さん! ちょっと! 起きて!」
「ん……ああ、ようやく来たのか。待ちくたびれてしまったよ」
「他人の部屋に勝手に入ってデスクで寝てるってどういうことだよ! というかいつ入ったんですか! ほら早く退いた退いた」
「はいはい。よっこいしょ…… ああよく寝た」
「不法侵入はちゃんと怒られるってのに懲りないな…… ⬛︎⬛︎⬛︎さん、今日まだ始まったばかりで何も食べてないですよね? そこの冷蔵庫の中に飲み物とドーナツが入ってるから適当に食べていいですよ。ついでに俺のも用意してください」
「おや! ちょうどお腹が空いていたんだ。君は気が利くね。またたくさん半分こしよう」
「いいですよ。……でもたまにはトッピングが乗ってる方も食べたいかなーなんて思ったりして、ああごめん睨まないで」
お題:夢を見てたい
あまりいい夢は見てないけど、
でも、そっちの夢の方が
僕は必要とされていて
自分の思うように
体が動く
あなたを愛せる
自由に生きられる
たまに不運で〇ぬけど
【夢を見ていたい】
『夢を見てたい』
父と母が手を繋ぎ、僕は妹と一緒にゲームをしている。
そうか、これが普通の家族なんだ。ああ、母さんが笑っているのを見るなんていつぶりだろうか。あんな幸せそうな顔は初めて見たよ。
叶うのならば、こんな幸せな夢を見ていたい。
伊藤若冲の模写を始めて半年くらいたっただろうか。
元来、系譜マニア由来の歴史好きで、調べ物も空想も苦ではない性格だ。
構図を学び、顔料を知り、時代の進みをなぞり、しかし所詮は自己満足の域であった。
それが、
「なんと、おぬしが筆神か」
時折、本人と出会えるようになった。
構図も、顔料も、バッチリ話が合う。
「明日は、我が庵にて語らおうや」
筆を持ったままに寝落ちた夜の、次の約束。
その前に、もうちょっと練習するね。
【夢を見てたい】
「駅まで送るよ」
そう言って、先輩は私の斜め前を歩き出す。1人で平気ですと断ったものの、そんなこと聞いちゃくれなかった。
「さすがにこの時間帯に女の子1人で歩かせるのは心配になるよ」
にこやかに笑って言う1つ上の先輩。ずっと前から好きだった。でもこの気持ちを伝える日は来ないと思う。だって先輩には彼女がいるから。
「みんな盛り上がってて楽しかったなー」
「そうですね」
「きみもちゃんと、飲んだり食べたりできた?会費払ってるんだからもとは取っとかないと」
「もとは取れたか分からないけど、それなりに食べれましたよ」
今日は大学のゼミの飲み会だった。2次会に参加しない組はここで解散となった。私もその1人で、駅に向かおうとしていたところを先輩に呼び止められた。正直、この人は2次会に行くのだと思ってたからこんな形で呼び止められてびっくりした。先輩は普段からいつも気さくに話しかけてくれるけれど、ここまで距離が近いことは無かったから、今は嬉しさよりも緊張が強い。
「何線?」
「京王線使います」
「じゃ、俺と一緒だ。途中まで一緒に行こう」
同じ改札を通る時、先輩から仄かにいい香りがした。香水だ。私はそれにときめくのではなく、反対に気持ちが落ちてしまう。この香りは先輩の彼女さんと同じものだから。きっと2人でお揃いのものをつけてるんだろうな。それを思ったら、今のこの状況はこの先滅多にないことだな、と思った。憧れの先輩と一緒に帰るなんて夢のようだ。夢ならこのまま覚めないでほしい。ずっと見てたい。そう願ってしまうほど、やっぱり私は先輩のことが、好きで。
「みんなあの後どこ行ったんだろうなー。カラオケかな?」
「そうかもですね」
「だとしたら抜けてきて正解だったな。俺さ、めちゃめちゃ音痴なの」
「えぇっ、そうなんですか?」
「うん。内緒ね。きみにしか話してないから」
きみにしか話してない。それはかなりのパワーワード。私しか知らない先輩の秘密。それを得ただけで不思議な優越感が頭の中を埋めてくる。音痴な先輩可愛いな、より、私しか知らない先輩のとっておきの情報を手にした嬉しさのほうが勝っていた。
そんなふうに、簡単にこの人の心も私のものになったらいいのに。叶わない願いを思ってしまう。らしくない。今日少しお酒を飲んだせいなのかもしれない。自分の最寄り駅に着くまでこの人を独占できることが嬉しくて、でもどこか切なくて。これが夢なら良いのに。そしてそのままずっと覚めなければいい。そう思いながらも、やってきた電車に2人で乗り込んだ。
夢を見てたい
ずっとずっと夢を見てたい。
どんな夢を見たいって??、それはね。
楽しい夢だよ。好きなアニメキャラがたくさん出てくるんだ。
うふふ、とてもカッコいいキャラしか出てこない夢だよ。どう?
え?カッコいいキャラってどんな人って?
それはね、イケメンで身長が高いキャラだよ笑笑
僕好みのキャラしか本当に出てこないからね。
君はどんな夢を見てみたいの?
教えてよ❤️
夢を見てたい一生夢の中にいたい
夢の中なら学校のことだって、お母さんのことだって
忘れられる。
寝ている時間が一番の幸せ。
私は夢で現実逃避しているまである。
最近は夢日記をつけるようになった。
そのおかげで明晰夢を見れるようになってさらに
夢の中にいたいと思うようになった。
今日の夢はなんだろう。おやすみなさい。
あれ?ここどこだろ…?うーん?駅かな?
そうだ!せっかく駅にいるなら線路を歩いてみたいな
よいしょっと…ってうわっ電車が来ちゃう。
まぁ、夢だから大丈夫だよね!
キーッドンッ
「あ、あ、やだっ、人が、人があぁ!!」
夢日記 現実と夢の区別がつかなくなる。
夢遊病 睡眠中に起き上がり無意識に歩き回る。
宇宙からの旅人が初めてこの星を訪れてから、五年の歳月が流れた。
今や宇宙人は隣人と呼べるほど、当たり前の存在として地球に定着している。
街を歩けば地球と異なるファッションに身を包んだ人々とすれ違うし、街頭広告では系外惑星産の商品が次々と流れてくる。気軽に宇宙旅行に行くことはまだできないが、それも遠くない未来だろう、と言われている。
にもかかわらず、宇宙開発局の研究員アルバートは未だ宇宙人の存在を認めていなかった。
宇宙人といえば、灰色や緑色の皮膚で髪はほとんどない、つぶらな瞳の人型生命体であるべきだ。円盤型の未確認飛行物体を乗り回し、時折目撃されては話題を呼んでいる、そんなロマン溢れる生き物であるべきだった。
ところがどうだろう。実際に現れた宇宙人を名乗る奴らときたらホモサピエンスとほとんど変わらない見た目と身体構造で、その上何の変哲もないロケットに乗ってやって来た。そんなものは宇宙人とは呼べない。ただの外星人である。
どこかにまだ、宇宙人はいるはずなのだ。
「それを長官のヤロウ、『地球外生命発見のための研究はもう必要ないから徐々にチーム縮小し解散する』なんてのたまいやがって……」
彼らが乗ってきたロケットが宇宙のスタンダードなら、九十年代に多く寄せられたUFOの目撃情報は一体何だと言うのか。
「私はまだ諦めないからな」
アルバートは決意も新たに拳を握りしめた。
ここで諦めるようでは、すべてを投げうって勉強に励んだ少年時代の自分に申し訳が立たない。
「君のそういうひたむきなところ、わたしは嫌いじゃないけどね、」
唐突に耳に滑り込む、人を食ったような軽い口調。
思わずムッとして振り返った。
広く閑散とした廊下を、馴染みの同僚が手を振りながら歩いてくる。彼と同じ茶髪に翠眼の彼女は、ペガスス座五十一番星bディーミディウム出身の宇宙人だと言う。客員研究員として招かれたと言っていたが、まともに取り合ったことはない。
UFOに乗ったことはおろか、見たこともない宇宙人などいるわけがないのだ。
彼女の次の言葉は言われずとも想像がついた。
「どうせ長官に聞かれないように気をつけろ、とか言うんだろ」
「うん。迂闊な言動してると、そのうち首が飛ぶよ」
「ふん、チームが解散するなら、解雇されようが同じことだ」
アルバートは肩を怒らせて、自称宇宙人の同僚を置き去りにした。
変人にかまけている暇はない。チームが解散しようが局を追い出されようが、できることはまだ残っている。
半生をかけた夢を、ここで終わらせるわけにはいかないのだ。
大股で立ち去る背中を見送って、ディーミディウムからの客員研究員はふっと笑みを漏らした。
実のところ、アルバートの考えはそこまで間違っていなかった。
まったく違う環境で生きる種が、地球人と同じ構造をしているほうがおかしいのだ。ただ、地球を訪れる上で不都合が生じぬよう、同じ姿形を取っているに過ぎない。現地人を脅かすことになるからと、地球近くでの円盤型飛行機の使用も五年前に禁止された。話題にするのもちろんダメだ。
無論、このことを知る地球人はいない。
なぜなら──、
「君たちは違うモノを、異様なほど恐れるだろう?」
誰の耳にも届かぬよう、小さく呟いた。
恐怖は敵意を生むし、敵意は争いを招く。そうなれば戦争は免れないし、それは彼らの本意ではない。
アルバートが夢を現実にしたその時が、決別の時になる。
夢を叩き壊すのは簡単だ。一度母星に連れ帰って、洗脳してしまえばいい。
だがそれだけはしたくなかった。ひたむきに夢を追い続ける姿が好きだと告げたのは、事実だったから。
だからどうか、夢に辿り着かないで。醒めないままでいて。
あなたの夢がずっと、夢のままでありますように──。
(お題:夢を見てたい)
「御礼」
こんにちは♪
ボクの書き込みをいつも読んでくれる皆さんありがとうございます♪
たまにはね、普通に書いて御礼伝えようかなって思いまして(笑)
てかね、気づいている方も居るかと思いますが
実はボクこのアプリ出たり入ったり結構してるんですよね
せっかく♥くれたのに辞めちゃってたり
一応謝罪の気持ちも込めて書こうと思いまして(苦笑)
書くことが全く思いつかないときって
一度リセットしたほうが意外と浮かんだりするんですよね♪
それでもボクの言葉を楽しみにしてくれてた方々には
本当に申し訳なく思っています!
暫くは居ると思いますので
ボク程度の拙い文章ではありますが
是非読んであげてくださいね♪
因みに今まで他の人の作品を読んだこと…てか
ページを開いたことすらなくて
理由は…ほら言葉ってその人の気持ちが込められてて
触れると感情移入したりするじゃないですか
そうするとボクの場合
自分らしく書けなくなっちゃうんですよね(笑)
だからなるべく触れないようにしてるんですよ
あ!決して興味がないわけじゃないですよ
むしろ、その逆で猛烈に読んでみたいのを我慢してます(笑)
きっとステキな作品や言葉が沢山あるんだろうなぁ♪
いつか気持ちに余裕ができたら
読んでみたいと思ってます♪
てか普通に喋ると↑こんな人間です(笑)
前は「ダラダラ部屋」てタイトルで
よくアホなことも書いてました♪
ボクの特徴と言えばタイトルに「」←とか
文章の語尾に ♪←とか
よく付けるとこですね
もう何人かにはバレてるでしょうね(笑)
いくら名前がNO NAMEでも(苦笑)
てことで!!こんな感じで終わろうと思いまっす♪
またねン(^^)ノシ
夢を見てたい
「お兄様!!」愛らしく 可憐な声で
妹が僕の名を呼ぶ
一生懸命に僕の元へ駆けて来て
小さく無垢な手で ピンクの花輪を
僕に見せてくれる。
「お兄様の分!!」と木漏れ日の様な
笑顔を僕に見せ 花輪を僕の首に
掛けてくれる。
「ありがとう」僕は、顔を綻ばせ
妹に伝える。
此処は屋敷の中庭 此処には色とりどりの
花々が咲き誇り 僕と妹の憩いの場所として 小さい頃から二人の大切な居場所
だった。
この花園に居る限り僕と妹二人だけで
居られる
まるでいつまでも夢の中に居る様なそんな
甘美な時を感じられる。
いつまでも夢を見させてくれる。...
僕は、愛しげに妹の髪を撫で
今度は、僕が作った花冠を妹の頭に乗せる。
妹は、照れた様に頬を染め僕を
見上げる。
そしてまた 優しい笑顔を僕に
向けてくれる。
いつまでもこの夢の時間が続けば良いのに...
だけど....もうすぐ僕は、妹と離れて
暮らさなければならない。
位の高い貴族の家に養子に出される事が
決まったからだ....
これは決定事項 覆す事は許されない...
妹には、別の家で暮らす事が決まった事だけ伝えた。
妹は、最初わんわんと泣いた
我が儘を言わない妹がその時だけは、
(行かないで)と僕の胸の中で泣きじゃくった。
宥めて慰める事しか出来なかったけど
妹は、次の日には、聞き分け良く
僕に笑顔を向けてくれた。
そんな妹が愛おしくてたまらない...
「お兄様...」花冠を付けたまま妹が僕を
見上げる。
妹も分かっている...
別れの時が近づいている事を....
僕を見上げる妹を僕は、何も言わず
抱きしめた。
神様 出来る事なら まだ夢を見させて下さい
簡単には、覚めない夢を出来るだけ長く僕は見ていたいんだ...。
夢を見てたい_18
“思ひつつ 寝ればや 人の見えつらむ
夢と知りせば さめざらましを”
いつ どの時代も
夢には 自分の欲が出てしまうものである。
会いたい人に会える世界
失ったものを取り戻せる世界
ほしいものは全て手に入る
行きたいところにいつでも行ける
どんな強敵が現れても負けることはない
むしろヒーローにだってなれる
そんな夢をみていたい
いつだって現実はイレギュラーの連続だ
思い通りにいかないことがほとんど
努力が報われないこともあるし
事実を捻じ曲げた噂話が広がったり
どん底に突き落とされるようなこともある
自分の都合で振り回す人もいれば
だめとわかってて沼にハマることもある
大事な人との別れもあれば
予期せぬ出会いだってある
些細なことで一喜一憂して
もうこの世の終わりだと思ってたら
次の日には鼻歌歌うくらい機嫌が良かったり
そんなジェットコースターみたいな人生だけど
あれ、、
案外悪くないかも
簡単にいかないことがあるから
うまく行った時の達成感がより味わえて
悲しい別れがあったから
より今この瞬間を大切にしようと思えて
風邪をひいて寝込めば
健康であることの素晴らしさを実感できる
そうやって学び続ける人生も
いいものなのかもしれない
「夢……?」
『夢を見ていたい』。アレか。冬の毛布の中とか二度寝とかか。某所在住物書きは今日も今日とて、前日配信されたお題に20時間程度悩み続けた。
最近、自分の不得意が多いのだ。
「まぁ、『見てたい夢』にも、種類はあるわな」
物書きはポツリポツリ、ネタを並べた。
「将来の夢を夢のままにしてたいとか。
誰かに騙されてるけど、まだ騙され続けてたいとか。
それこそ、今見てる夢をそのまま見続けたいとか。
何か理想を追い続けていたいってのも、あるわな」
はぁ。 大きなため息を、ひとつ吐く。
で、書きやすいのはどれ……?
――――――
東京で初雪が降った日の夜、つまり土曜日、「自分は雪国在住だ」って名乗る垢の人が、呟きックスの東京雪降りました投稿に写真付きでマウントとってた。
これが本当の積雪、これが本当の吹雪、これが本当の真冬の景色。自分で撮影した画像をバラまいてたけど、すぐ出火して、鍵垢になって、魚拓撮られて、
最終的に、ものの1〜2時間で鎮火した。
丁度、雪国出身っていう職場の先輩のアパートに居たときの炎上だったから、ハナシのネタに先輩にマウント画像を見せたんだけど、
先輩は、数秒画像をじっと見て、小さく首を傾けて、
静かに、スマホを私に返してポツリ。
「まぁ、雪国と言っても、色々あるから」
私からの批評は控えるよ。先輩はそう付け足して、キッチンに戻った。明日の朝ごはんの仕込みだ。
「先輩、この画像よりスゴいの、見たことある?」
「……積雪量だけで、何々と言うのは難しい。私の故郷より雪が少なくても寒い地域など、たくさんある。そういう場所からの投稿かもしれない」
「『先輩にとって』、一番の吹雪な画像ってどれ?」
「撮れない。撮ったところで画面が白いだけだ」
「それ吹雪じゃなくてホワイトアウト」
「たしかに。ごもっとも」
トントントン。さくさくさく。
何かの野菜を切ってる音が、キッチンから聞こえる。
「明日はオートミールで鶏雑炊風の予定だが、お前、食欲は?もう少し軽い方が良いか?」
「多分だいじょーぶー」
長いこと一緒に仕事して、節約術としてシェアランチしたりシェアディナーしたりして、生活の時間をそこそこ重ねてきた私と先輩。
別に恋仲でもないし、先輩をそういう目で見たこともないけど、
まるで覚めない夢を見てるみたいな、それか長編の物語を読んでるみたいな、ともかく他人と他人の穏やかな関係が、長ーく続いてる。
「昼飯は食っていく予定か?」
「明日の路面状況による。最低気温0℃らしいし、なんか凍りそうだし」
「雪靴じゃないなら、滑るのが怖ければ食っていけ。昼飯とスイーツくらいは準備できる」
「スイーツ助かります」
私が今の、ブラックに限りなく近いグレーな職場を辞めたり、逆に先輩が辞めたりしたら、すぐ覚めちゃう夢だけど、
私としては金銭的にすごく助かってるし、なにより、ごはんを一緒に食べる人がいるのがちょっと嬉しい。
いつ覚めるか知らないけど、
可能ならもうちょっと、夢を見てたい気は、しないでもない、かもしれない。
「先輩フラペチーノとか飲まない?私買ってくるよ」
「凍結の可能性がある道路を歩いて?」
「あっ。あ……」
「低糖質アイスなら冷凍室だ。それにコーヒーでも混ぜて我慢しろ。アフォガードモドキ程度にはなる」
「あふぉがーど、もどき……?」
夢を見た
活動者の貴方と
リスナーの私が
隣で笑っている夢
この恋は叶うことは無いから
せめてもう少しだけ
夢から覚めないで
【夢を見てたい】
「夢を見てたい」
2024年
政界と芸能界は ドロドロ
社会は法律を作り
秩序を保とうとした
だけど その法律を決めるのは
人間である 国会議員
国民から選ばれた 国会議員
人間は日に日に賢くなり
法の穴を見つける
違法行為を隠す方法を
必死に見つけ出す
?
パチンコは賭博にならない
ソープランドは売春にならない
?
人間は規則でがんじがらめにされると
いつか発狂するから
でも
誰かの都合のいいところを
弛めてないか
権力や社会的地位をもった者は
自分の命令や頼み事を
断れない下のものの心境を
想像しなければならない
その想像力のなさが
年末年始の ドロドロを招いた
そして 多くの国民を失望させた
そんな欲望の渦巻く世界でも
夢の中までは干渉されない
それも空しいか
かの子
ずーっと夢の中にいたい
何にでもなれる。
僕が僕らしくいれるから。
怖いものは何もない。
夢の中ならなんでもできるから。
僕は夢を見てたい。
お題 夢を見てたい
俺は今夢を見ている。
眠って夢を見る方じゃ無い夢だ。
叶いそうと考えていても大体叶わない夢
俺は漫画家とか絵師とかゲーマーとかYouTuberになるなどというたくさんの夢がある
だけど、今の実力と才能じゃまだまだだ。
この先まだ俺に時間はあるけど、今のままじゃ足りないだろう。話す力もなければ、絵の上手さもゲームの上手さも人に褒められない程度だ。自分が満足している程度。仮に話せたとしても変なことしか話さない。
独り言の方がまだ話せてる気がする。
夢が叶わなかったら一生眠って夢を見ていたいな。
なんて成長しているたびに毎回思っているさ。
眠っていても眠っていなくても夢を見ているのが取り柄の俺だ。一生夢について語っていたいね。