伊藤若冲の模写を始めて半年くらいたっただろうか。元来、系譜マニア由来の歴史好きで、調べ物も空想も苦ではない性格だ。構図を学び、顔料を知り、時代の進みをなぞり、しかし所詮は自己満足の域であった。それが、「なんと、おぬしが筆神か」時折、本人と出会えるようになった。構図も、顔料も、バッチリ話が合う。「明日は、我が庵にて語らおうや」筆を持ったままに寝落ちた夜の、次の約束。その前に、もうちょっと練習するね。【夢を見てたい】
1/14/2024, 8:19:28 AM