『夢を見てたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
別れ際
頭をポンと
撫でていく
私にだけと
夢を見てたい
雪が降った。初雪。
寒空の下では体が震えて身が縮こまる。
帰宅したくて足早になる。
寒い時はお鍋に半てん。そして、コタツ。
みかんもあれば文句なし。
湯船に浸かって、体が温まると眠気を誘う。
きっと明日の朝は布団から出られない。
冬はずっと安らかな夢を見てたい。
夢を見てたい
僕は職を失った。夢を追っていた。あのころ先生は僕に夢を見させてくれた。その夢を応援してくれた。けど今は違う。夢を見るなと言う。現実を見ろという。僕はまだ夢を追っていた。現実に目を背けていた。夢を見ていたかった。
アラームで 朝だと気づいた 月曜日
すべて看過し 瞼閉じよう
『夢を見てたい』 2024.01.14
とても幸せな夢を見ていた。
そんな気がする朝の目覚め。楽しそうに笑う彼女の顔、寂しそうに私と別れる彼女の顔。時には百面相をする彼女。もう会えないのに、会うはずもないのに。
これはそんなありきたりなよくある話。
彼女が死に別れしたわけでも行方不明になったわけでもない。ただ別れただけだ。
でも私が心から愛していた人の話。
最初は友達だったが恋愛感情が芽生え恋人関係になった。初めて付き合ったときは私も彼女も幼く、恋愛とは、恋人とはどうなのかよく分かっていなかったのだろう。数ヶ月して別れた。
1年ほど経っただろうか。また彼女と再会した。再会した当初は気まずい空気だったが趣味が同じということでまた友達になった。
何故だろうか。人間というものは、いや私というものはまた同じことを繰り返す。彼女のことを好きになってしまったのだ。そして彼女も私のことを好いてくれた。
それから彼女と色々なことをした。手を繋いだり、デートをしたり、キスをしたりとたくさんのことをした。1年と少し経ったある時、彼女からの連絡が少なくなってきた。返信もそっけないものになっていった。
あぁ、そろそろ振られるのかな。そう思っていた数日後彼女から話があると言われた。別れたくない、まだ一緒にいたい。でも彼女の迷惑にはなりたくない。そんな気持ちが整理出来ないまま彼女の話を聞いた。
友達としての好きか恋人としての好きかがわからないそうだ。そんな気持ちで私と付き合ってるのが申し訳ない。だから別れたい。
そんな内容だった。わかったと答えた。私のわがままを言って迷惑をかけるのが嫌だった。そんな理由で自分の本心を伝えないまま彼女との交際を終えた。
それから2ヶ月か3ヶ月経っただろうか。彼女のことをたまに思い出す。私が生きてきた中で誰よりも好きになった彼女。誰よりも大切にした人。
今でも彼女との幸せな夢をたまに見る。
「夢を見ていたい」
こんな話を最後まで見てくれた貴方に一つだけ伝えたい。今、大切な人がいる人。これから大切な人ができるかもしれない人。もし別れ話や離れることになったとき、ちゃんと今自分が思っていること。それを伝えて欲しい。私みたいに後悔して欲しくないからだ。
それが恥ずかしかったり、プライドが許さなくても絶対に言って欲しい。結果別れることになっても言えてよかった。そう思える日が必ず来るから。
夢が叶うときって
思ったより華やかじゃないかも
思ったよりあっけなくて
もちろん苦労もしたけれど
叶えるために頑張っていたことが
終わってしまう
なんだかそれが切なくて
叶えるために灯した火が
すっと消えてしまうような気がした
それならずっと夢を見ていたい
届かない夢をひたすら追い続ければ
きっとずっとつよく燃えていられるのに
夢を見ていたい
いつからだろう、日常がモノクロになったのは。
将来の夢を語り、友人と駆け回ったあの日々。
子供の頃見ていた世界は色彩で溢れていた。
だがいつからだろう、気づけば白と黒で構成された味気のないものになっていた。
でも唯一、そんな世界に彩が与えられる瞬間が存在する。
その瞬間だけは現実から離れ、夢を見ることができる。
皆そんなひと時を密かに持っている。
と、私は考えている。
きっと、それは
好きなバンドのライブとか、
お気に入りの劇団の舞台とか、
本や映画、芸術品。
もしかしたら仕事終わりのビールかも。
それか大切な人との素敵な時間かも。
夢が完全に消えた世界では人は死んでしまうと思う。
肉体は生きていても、その人のその人たるものが消えてなくなってしまうんじゃないかって。
かくいう私も死にかけていた。
幾つになっても夢を見る瞬間は絶対に手放せない。
だって、
夢を見てたい。
現実世界でめんどくさい方向に拗れた関係
夢の中ではまだ仲のいいままだった
まだ現実と受け入れたくない、合う気になれない
『夢を見てたい』2024,01,14
夢を見てたい
おいそこのオマエ。いい加減目ぇ覚ませよ
なに起きたくない?ずっと夢を見てたいって?
笑えるなぁ、夢は現実でしか見れないんだ。醒めるのが夢だろうが。
ガキん頃の将来の夢なんて、とっくに捨てたろ?
なのにオマエ、本当はどこかで縋ってる。
なんだその何か言いたげなツラは。ほーん……捨てざるを得なかったってわけ?
馬鹿だな、自分で切り捨てておいて。
まぁ、人間は希望がないと生きていけないらしいからな。希望なんざ脆く弱い光なのに、それに縋るしかない。せっかく縋るなら、しがみついて離れねーぞくらいの甲斐性は欲しいものだ
――腕を巻き付け、自分で自分を抱くような寝姿で目を覚ます。
なんだかとてつもなく眠く、木にぽっかり空いた洞のように空虚感だけが自分の中に残っていた。
ある日夢を見ていた
彼女が微笑む姿を
嬉しそうに手を引く姿を
薄桃色の灯った唇がゆっくりと囁きかける
「大好きよ」と「この先もずっと愛してる」と
頬を赤らめ水滴をポロポロと落として
ある朝ふと夢を見ていた
懐かしい夢だった
彼が楽しそうに嘘をついている
今にも泣き出しそうな顔で淡々と
「ありがとう」「さようなら」
「永遠に愛してる」と
町では警報がなっている
汽車が汽笛をならしている
遠くから響く爆音に向かって
彼は私から背を向ける
最後の日が今でも脳裏に焼き付いている
もし夢を見れていたらあの頃の彼(彼女)と一緒にいられただろうか
なんにも要らない
子供も素敵な旦那も
ただあの頃みたいに永遠にずっと彼女(彼)と過ごしたい
今はいないあの彼(彼女に)
この世は夢
たましいが踊る場所
夢に酔い狂い、躍り咲く
夢に微睡めば現実が迫り来る
水鏡に現し世がみえる
骨肉が還る場所
夢から醒めれば蓮池のひろがる世界
海の彼方常世の国
あと少しだけ、もう少しだけ
潜り溺れていたい
君と夢を見ていたい
───────────────────────────
►夢を見ていたい
100周年記念の映画曰く
一人ひとりの夢を星はみているらしいですね
「夢を見てたい」
ずっと夢を見てたい
白くてふわふわなお花を詰んで
花束にし、あなたに渡すとあなたは
こんな私にも微笑んでくれて
「ありがとう」って...
永遠に幸せな夢を見てたい
みんないい夢を見れますように
比べられるなら、いつでも比べろよ。
でも、比べるなら私らの気持ちだって考えろよな。
何でもかんでもやると思うなよ!私はロボットじゃねぇんだよ!!…
夢見ることはありますか?
あなたたちが夢として描くことは、到底ありえないと感じるかもしれません。
見ているものが手に入らないものだと思っていることもあるかもしれません。
しかし、そのようなことはありません。あなたたちが引き寄せているものは、もうすでにここで起こっていることです。
私たちの星では、それが当然のこととして、今ここに復元されています。
このことができるということを覚えておいてください。
人類全体が夢見ることで、それが可能になっていくのです。
懐かしい声に引き込まれるように、今日も私は夢を見る。
夢の中で目を覚ますと、あの頃の日常があった。
あの人がまだいた日々は何もかも煌めいていて、恋い余る私に笑いかけるあの人が眩しくて。
「体は大事ないか?」
子の為、私の為に、体を張って戦う夫は誇らしくて、でもやっぱり心配だった。
鬼との戦いは激化しつつある。明日には死ぬかもしれない。明るい未来が想像できなかった。
ああ、どうか……私からあの人を奪わないで。
──祈りは虚しく、私は目を開いた。
現実に戻ると夫はいない。訃報が届いてどのくらい経っただろうか?
まだ幼い我が子を抱きながら、暗がりで泣いた。
どうして。どうして。
こんな悲しい気持ちになるために一緒になったわけではないのに。
母なのだから、強くあらねば……そう思っても心は柔らかく崩れてしまいそうだった。
白み始める空はいつも夢の終わり。私はずっと夢を見てたいのに。
涙を拭いた。平気なわけじゃない、全然駄目だ。
こうしてまた、あの人のいない新たな一日が始まるんだ……
【夢を見てたい】
誰だろう。
白いレースのワンピースを着た少女が、こちらに駆け寄ってくる。
艷やかな黒檀の髪。
明るい琥珀の優しい眼差しの瞳。
朱色の紅がさされた口は弧を描き、微笑む。
ここは、どこだろう。
蝶は舞い、あたり一面に美しい花々が咲き乱れている。
『さようなら、愛する貴男。』
彼女の思考が流れてくる。
「生きて。」
彼女は涙を流しながら、柔らかく微笑みながら、そう言った。
目が覚める。
自然と、私は涙が溢れていた。
何故、夢の中で気が付かなったのだろう。
夢の中の少女は、幼き日の愛する貴女だったことに……。
夢を見ていたい
新幹線に乗って帰路につく
普段ならあっという間に眠ってしまうのに
今日は全く眠くない
さっき観劇を終えたばかりで、どうにも楽しさ素晴らしさがおさまりきれていない
とうとう鞄にしまっておいた公演のパンフレットを引っ張り出す
高揚したこの気持ちと新幹線の揺れをお供に
あと2時間ほどは夢を見ていたい
気が付いたら京都タワーの1番上に立っていて、僕は思わず「わ」と声を上げてしまった。
そこにはもう1人いて、僕らはまるで夢の中で夢を見ている感覚になった。
「知ってる?私達みたいに夢を駈ける人達の事を、ルシャレヴィっていうの、知ってた?」
彼女がいたずらっ子のように笑いながら、でもどこか悲しそうに告げた。
「知らない!るしゃ…れゔぃ…?どういう意味?」
「じきに分かるよ!着いてきて!」
そう言って彼女は夢の中を風のように飛んでいった。
私が一度だけ見た夢がある
その夢は自分の仲間を失う夢だった
夢の中の自分は仲間の死を受け入れきれず、
何度も怒ったり、泣いたりを繰り返していた
そうこうしているうちに目が覚めた
私は涙を流していた跡に気づいた時
ふと思った
本当に大切な人を失ったときに、
今日の夢のように必死になれるだろうか
怒ったり泣いたり、感情を誰かの為に出せるだろうか
夢の中なら私は誰かの為に悲しめるような
普通の人になれた
夢にいたい
ずっと夢を見ていたい
ずっと夢の中にいられたらいいのに
現実はわたしにとても冷たい
灰色の世界
わたしなんてどうでもいい存在で、いなくなったって誰も困らない
あの人だって、わたしのことなんてどうでも良さそう
夢の世界では、ぜんぶがわたしにやさしい
みんなにこにこしていて
わたしはびくびくしないでいられる
あの人もわたしを見てくれる
こっちがいい、こっちがいいな
目が覚めないといいのに