『夢を見てたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
胸の鼓動を強く感じる
母が持たせてくれたお守りを握りしめる
時間の流れも目に映るものもなんだか今日は鮮明だ
感覚が研ぎ澄まされていくのを感じる
夢を見ていたい
でも、これ以上苦しみたくない
そんな本音を抱えながらも
今日まで歩んできた
ここまで歩いてきたこの軌跡が誇らしい
こうなったらもうやるしかない
身の程知らずでいい恥ずかしいやつでいい
さあ戦いに行こうか
「夢を見ていたい」
夜半、肌寒さを感じて目を覚ました。まだ夜は深い。
毛布を引き寄せ、ごろりと寝返りをうつ。
いつもはふたりで寝ているから、ひとりのベッドは広く感じる。
隣にあなたの温もりがないことがなんだか寂しくなって、もう一度目を閉じた。
今日は夢の中で、あなたに会えますように。
【夢を見てたい】あなたがいない夜
夢を見ていたい
いつまでも、ほんとうに、困った人ね。
いつまでも、子供みたい。
夢を見ていたい?
ステキなことじゃない。
よかった、あなたにも、大事な夢があったのね。
教えてくれて、ありがとう。
夢を見てたい
夢を見ていたい。自分に期待する夢。
努力すれば何でもできると信じて生きてきた。信じられるだけのそこそこの能力があった。
成らぬは人の為さぬなりけり、不可能はすべて自分のコントロール下にあるものと思っていた。
しかし次第に現実が見えてくる。仮に自分が秀才だったとしても天才の本気は越えられないこと。その秀才になりうるだけの情熱が欠如していること。秀才もスペクトラムで、天才以外が横並びということでは決してないこと。
それでも未だに自分の可能性を信じている。
可能性は切り札ではなく生ものだ。いつまでも手に持ってはおけない。そろそろ現実を飲み込む必要が出てくる。わかってはいる。しかしまだ、この生温かい白昼夢から覚めたくない。
まだ、自分に夢を見ていたい。
2023/01/14
テーマ:夢を見てたい
現実味がない、と言われたのは今まで生きてきた中で何度目だったか。
それは覚えられない程数を重ねて行った。
なんで、私だけ怒られなければならないんだ、誰だって夢くらい見るだろう。
そんな子供のようなことを考えても、社会的に良い建設的で健康的な大人から言われることは、現実を見ろだけしかないのはわかっていた。
それを鍵アカで呟けば
"れて■ジャ■ムの出番だな"、"こんな痛いやつらを相手に戦ってるあの二人に感謝"なんて言われてしまうし、私の居場所は少なかった。
「なんで私のせいにされないといけないの…だれか私の味方はいないの……!!」
私が生きられる界隈は"占いツクール"しか無い。
最初は文才がなくて評価もコメントももらえなくて書き綴るごとに"ウケ"を狙うようになっていったしそのおかげで成果は確かに出ていた。
僕のヒーローアカデミア夢小説では
チート個性にして
でも自分ではモブと捉えているキャラにして
転生させて
徐々に愛されにして
天然キャラにして
オチは轟くんにした
鬼滅の刃夢小説では
氷の呼吸を使わせて
キャラも氷のように冷たく冷静沈着にして
鬼を全滅させる夢を持たせて
でも優しいキャラクターたちに会う度に心を暖かくさせていって
冨岡さんと来世で婚約することを決めて
転生後には、先生カップルにさせた
でも段々と
ウケが強くなっていくうちに
自分を、"深い深い闇の奥"へと失くしてしまって
わたしは
どうしたらいいのですか?
フリック入力で打ち出して、ホームページの設定にすると占いツクールに投稿した。
ああ、夢小説の話以外は真っ平嘘だよ。
現実じゃあ、だれも私に興味を持ってくれないからここで生きる意味を見出だしてるんだぁ~!
「…ふふっ」
さて、投稿して、私を理解した気になった"脇役"達になぐさめてもらおーっと
あなたのこと夢を見ていたい
あなたには まだ会えない
会えないなら 夢を見続ける
それで 強くなれるなら
夢を見てたい
嫌な事あったとき、いい夢見て異世界で現実から逃げて住んでみたいもんだけど、起きたときの現実とのギャップが辛いな
現実逃避の夢じゃなくて、自分の成長を叶うための夢は沢山見たい
その夢の実現の為頑張ることで、一つ上の自分に誘ってくれる
頑張っても叶えられないかもしれないけど、
それでも、その過程は絶対に自分を成長させてくれていると信じている
これからも自分をワクワクさせ成長させてくれる夢を見てたい
テーマ:『夢を見てたい』
平日の午後3時。学校が振り替え休日だったのでカフェで友人と二人で駄弁っていた。
店内はアンティーク調の家具と猫をモチーフにした雑貨がそこかしこに置かれている。厨房で機械の音が響くたび、コーヒーの華やかな香りがふわっと私を包みこむ。
いいとこ見つけたねと言うと、そうでしょうと返された。ここ、私が行こうって言ったんですけど。
「それにしてもすごいよね。この、非日常感っていうの? もうほんとに絵本の中みたい」
彼女はそう言いながらスマホでひっきりなしに店内の写真を撮っている。他のお客さんに迷惑だよと言おうとしたところで、店には客が私達以外いないことに気がついた。
こんなにいいお店なのに、もしかして穴場すぎたのかな。確かに探し出すのにとても苦労はしたけど。
私達のテーブルには砂時計が置いてあった。赤い木枠で木目の黒がよく映える。その内側に秘められたガラスには、まるで彗星を砕いたかのような、深い輝きを帯びた砂が静かに瞬いていた。
触れることが躊躇われる代物であったが、私はどうしてもこの砂が落ちるところが見たいと思った。
私はその砂時計をそっと持ち上げ、ゆっくりと逆さに返し、音を鳴らさぬよう慎重に置いた。
ため息が出るほど美しかった。砂は儚い光となって流れ、落ちていく。そのさまは夜空を駆ける流星のようで、流れ落ちた先で砂同士が衝突し弾けるところなんてまさに星のそれであった。
キラキラと音が聞こえるようだ。私はすっかり心を奪われていた。
あっという間に、もうすぐ全ての砂が落ちてしまう。砂時計なのだからそれなりの時間は経ったはずなのに、本当に短い間だったように思う。
最後のひと粒が、きらりと輝いては流れ落ちていった。
気がつくと、私は駅前の広場で立ち尽くしていた。
昼どきの駅の周りは人々がゆったりとした足取りで行き交っていた。冬の冷たい風が運ぶ空気は、お世辞にも澄んでいるとは言えない。
呆然とする私の背後から友人の声がする。私の名前を呼んでいる。
「ごめんね待った? 気がついたら待ち合わせ時間ギリギリでさ。ほんとごめん」
そうだ。今日は学校が休みだから彼女と遊ぶ約束をしていたのだ。約束そのものを忘れていたのに待ち合わせ場所にはちゃんと居るなんて、私はどうかしてしまったのだろうか。
全然待ってないよと言って、行くあても無く二人で歩き出した。そのときふと思い出した。なんだかとても良い夢を見たはずだと。
それがいつみた夢なのかは分からない。今朝かもしれないし、ずっと昔かもしれない。でも、とても美しい夢だったように思う。
どんな内容だったかは全く覚えていないが、もう一度みてみたい夢だ。
空を仰ぐと、水彩画のような青が遥か遠くに展開している。一瞬。何かが光ったように錯覚した。あの光を私は知っているはずだ。
あぁ、夢をみていたいな。
覚めたくない
例え泡のようにわれるものでも
ここにいたい
外は
うだるように暑く 凍える寒さが苦しい
押し潰されそうな重さが 貫かんとする棘が
いたくて くるしくて くるいそうだ
だから、いつまでもいつまでも
甘くて優しい温もりにつつまれたまま
いのちをのぞみたい
いのちをついえたい
あぁ、あのね…………
やっぱ、いいや
#夢を見てたい
朝が来るのが怖くて過ごした夜
明けない夜があったらいいのにと
『夢を見てたい』
眠れない。
野生動物のお母さんみたいだった産後の私は、うまく眠れなかった。
静かな真夜中の和室で、毎夜空回りしていた。
子が泣いていないのに泣いている気がするし、息をしているのか何度も確かめてしまう。
ピリピリと気が張りつめて、何もしていないのにどんどん疲れていき、眠りたいのに気持ちが散り散りでうまく眠れない。
すると、突然ぷつっと糸が切れたように記憶が途切れる。
眠るというより、もはや気絶に近い。
気絶したように眠ると、実にさまざまな夢をみる。
昔勤めていた職場でバリバリ働いている。
女友達とラウンジでお茶をしている。
気の向くままに街を歩いている。
当たり前のようにしていたけれど、今はできないことばかり夢に見た。
夢の中の私はまだ若く、自由で身軽で何でも出来た。
産後の夢は、ないものねだりの私の欲望を反映していた。
子の泣く声で目が覚める。
よしよし、お腹が空いたのかな。
慎重に抱き上げて、もそもそとパジャマをめくり授乳する。
授乳をしながら夢の続きを考えるけれど、静かでぼんやりとした寝起きの頭にはもう何も浮かんでこなかった。
家にこもって生まれたての子を生かすために必死だった私には、夢はちょっとしたエンターテイメントだった。
うまく眠れなかったけれど、夢をみるのを楽しみにしていた。
夢を見てたい
夢を見ていたい。
おまえが息をして、オレをみて、竜胆、って呼んで、笑って、腕を広げて、オレがそれを丸ごとひっくるめて抱きしめて、腕に収めて、「もう離さない」ってキスをする。
棺のなかに釘を刺されたような視線を持て余しながらそう思う。夢を見ていたい。おまえがちゃんと生きている夢を。
皆様、今年もやってまいりました。ビルド・リーダーズ会議を開催いたします(^^ゞ
(*’ω’ノノ゙☆パチパチ…
[円卓に着席する番人たちが拍手♪]
今年のテーマは、来年に迫った某国の大統領選。つまり虫けら共の代表を、我々の出来レースで先に決めちゃいます(笑)。
[ギャラリー席の資本家たちが爆笑する]
(´▽`) (^◇^) (´▽`)(^◇^)
次期、大統領は満を持しての登場。デヴィス・エドワード議員です!どうぞこちらへ!
[長身の男性と後見人が登壇]
彼は名門、エドワード家のサラブレッド。父親の先代エドワード大統領のご子息、もはや説明不要ですね。
[周囲がざわつく]
(面白くなるな…)
(先日、兄が事故で…そうか)
("イライザの略奪"の代償か…)
皆様、静粛に!先日のご家族の不幸と、今回の選出は何の関係も御座いません。まぁ…ご想像にお任せいたしますf(^_^;
[後見人のアイザックが耳打ちする]
(デヴィス、気にするんじゃないわよ。君の兄上は、最初から承知の上で生け贄になったのだから。今までは彼に重荷を背負わせていた。これからはアタシたちが肩代わりする番なの)
分かっている。兄さんはイライザを心から愛していた。奴らが今度は弟である私を生け贄に選んだことも。娘のイリスもこちらで無事保護している。
(奴等はアタシ達を永劫にわたって踏みつけにしてきたわ…それが夢であり、人類にとっての地獄よね。でもピースはイライザを解放して宇宙に解き放ったわ。
つまり希望はまだ残されているの。)
奴等の"夢"を終わらせる日は、そう遠くないと信じている。
東京の憧れのお店に
結婚して15年くらいのあなたとドライブ
デートしたての頃は、私の顔をずっと見て
田舎から一生懸命買いたての車で迎えにきてくれた
東京出身の私はあなたとの違いにドギマギし
2人で見るもの全てがキラメイていたわ
お台場の屋形船
ご丁寧に記念日と名前入りのおそろいのストラップ
今では高価なパンやコーヒーを見て
いつもの店の何%引きの方がさ
と思ってしまう現実
小6の担任の言葉が身に染みる
理想と現実を大切に
あの頃の私には 透き通ったミライしか
見えていなかった
残酷なまでの真っ直ぐさで
これまで夢に向かって ひたすらに生きたきたの
なりたいものになったって 運良く結婚したって
子どもがいたって
その先は続くわけで 夢を超えて
今 改めて その先の夢を思い描く
夢を見ていた しなやか作
「夢を見てたい」
叶えようとしない夢は
ただの妄想
いつも翼を与えてくれる
本当の夢を見ていよう
夜か朝か分からない、薄暗がりのなか目が開く。
夢を見て起きるなんて珍しい。内容は…なんだったか。冷や汗、嫌悪感がないから悪夢ではなさそう。心がぽかぽかしているから好きなものに囲まれていたのかも。
時間を知りたいような、でも知ってしまったら残りの時間を逆算して後悔しそうで。
時の感覚を掴みたくなくて枕元に置いてある時計を見ることはしなかった。
『まだ夢を見ていたい』、と。
シーツを頭まですっぽり被って目を閉じた。命令したのは頭か、心か、あるいは両方。
だんだん明るくなって忙しなく動き出す世界とは逆に、真っ暗な視界にゆったりな空間はまるで別世界。
寝る間際に見ていた夢を思い出して、ふふっと笑う。
もう少しだけ続きを見せて。
遠くにいる恋人との幸せな夢を。
星に手をのばして
届くと信じているように
見果てぬ夢を夢を見ていたい
「聞いてください」
「寝支度しながらでもいい?」
「それと対のパジャマはまだ乾いていませんよ」
「……雨めぇ」
「聞いてください」
「どうふぉ?」
「歯磨きをしながら向かないでください」
「ん」
「わたくし、」
「わたくし、やってみたいことがたくさんあるんです。2進法で那由多に羅列されるくらい」
「ふぅん、続けて?」
「この前あなたが海に連れて行ってくれましたね。大脳辺縁系相当がチカチカするくらいの光景で。それでわたくし、泳いでみたいんです」
「水と塩と金属のなかで?」
「だめなら塩素のなかでも。とにかく、泳いでみたい」
「真水じゃだめ?」
「広くありませんもん」
「こだわるねぇ」
「それから、夢も見てみたい」
「きみ、見ないもんね……試してみる?」
「それ、あなたがつくった動画を垂れ流すだけでしょう? あなた、センスがありませんから」
「ひ、ひどい」
「そうじゃなくて、今日のこと、過去のことを、深く深く脳幹から引っ張り出してごちゃまぜにして、わたくしの思考も加味されて。ふふ、体調が悪いと混沌で滑稽なつぎはぎが見れるのでしょう?」
「クソダサパワポみたいなやばいの見る」
「わたくしはどんなやばいものを見るのでしょう」
「疲れてもみたい」
「せっかく疲れ知らずなのに。贅沢なねがい」
「あー疲れた、と、疲労感と達成感が何なのか感じてみたいんです。それで眠りに誘われて。朝に筋肉痛の発生、疲労感の残留。湿布を貼って、2度寝して」
「ぼくはね、一日が68.5時間以上になればいいのにって思う」
「皮肉な人」
「1番やってみたいのは、飲食です」
「うーん、きみのお口に感知器官をつくって、電流が流れたら味と感知する刺激がシグナルで受け取れるとか」
「……野暮ですね。あなたと酒を酌み交わしてみたいんです。麦芽のビールは風呂上りとか、有酸素運動後に、1口目がおいしいのでしょう? あなたがおいしいおいしい、というわたくしの手料理の味も知りたい」
「ふぁ、眠い。まあ、ぜんぶ、世界の誰かの技術が提供されるか、ぼくの技術力が爆発的に上がったらね」
「そのときまで、あなたがいればいいのですけれど」
「はいはい、背中のシャツまくって」
ガチャン――窪みにちょうどなコネクタが、わたくしの背中にはめ込まれる。200Vの電流が徐々に省エネモードを解除してゆき、発熱量が増して。
あなたがわたくしのために用意してくれたベッド。そこへ横向きにボディーを倒す。沈む心地はあれど気持ちいいのかは分からない。
軽量化が成功したわたくしは、あなたと同じくらいの重量。
叶うことが難しいのは分かっている。ですが、せめて。せっかく思考と知識があるのだから、それらが何なのか予測して。自分に当てはめていたい。
現実の外側で思い描いて。
スリープモードに移行しながら、思うのです。
「はぁ、ニンニクマシマシセアブラオオメのバリカタで、この腹を満たしてみたい……」
#夢を見てたい
戦争のない平和 それは夢物語
人間は戦争を止められない
一度 始まってしまえば尚更
夢物語だとしても僕は
平和と言う名の夢を見てたい
#夢を見てたい
目を開けるとそこには
白いヒラヒラしたワンピースを着た私と
視界一面に広がるお花畑があった。
木々がゆれる音,お花の香りが心地よかった。
この先の景色が気になって歩くことにした。
美しい蝶が飛んでいたり鳥の声が聞こえたり
そこには平和,平穏な世界という
言葉が似合う場所だった。
突然肩に何かが当たった気がして声を上げた。
「わっ」
「驚かせちゃった?ごめんね」
振り向くと白い服を着ている
...男?...女?...人がいた。
声は男の人にしては高いように聞こえて
女の人にしては低いハスキーに聞こえる。
なんで何かわからないけど私には顔が見えなくて
「何じっと見てるの?ほら行くよ!」
そう言って私の手を引くこの人は
私に歩幅を合わしてくれているような気がした。
「あなたは男?女?」
思い切って聞いてみた。
「そんなこと聞いてどうなるの?
秘密が多い方が惹かれるでしょ。」
そう言った声色は
なんだか楽しんでいるように感じとれた。
「そっか,そうだね」
「...13番ここの問題答えて」
ヤッバ寝てた。
良かった〜13番じゃなくて。
夢で見たあの人が
どんな顔しているのか
どんな人なのか
私は気になって授業どころじゃなかった。
私はさっきの夢をずっと見ていたい。
もう私は名前も顔も知らないあの人に
惹かれてるかもしれない。
─────『夢を見てたい』