東京の憧れのお店に
結婚して15年くらいのあなたとドライブ
デートしたての頃は、私の顔をずっと見て
田舎から一生懸命買いたての車で迎えにきてくれた
東京出身の私はあなたとの違いにドギマギし
2人で見るもの全てがキラメイていたわ
お台場の屋形船
ご丁寧に記念日と名前入りのおそろいのストラップ
今では高価なパンやコーヒーを見て
いつもの店の何%引きの方がさ
と思ってしまう現実
小6の担任の言葉が身に染みる
理想と現実を大切に
あの頃の私には 透き通ったミライしか
見えていなかった
残酷なまでの真っ直ぐさで
これまで夢に向かって ひたすらに生きたきたの
なりたいものになったって 運良く結婚したって
子どもがいたって
その先は続くわけで 夢を超えて
今 改めて その先の夢を思い描く
夢を見ていた しなやか作
1/14/2023, 12:49:15 AM