壊 玖 麗 秋 エ ク レ ア

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テーマ:夢を見てたい

現実味がない、と言われたのは今まで生きてきた中で何度目だったか。

それは覚えられない程数を重ねて行った。

なんで、私だけ怒られなければならないんだ、誰だって夢くらい見るだろう。

そんな子供のようなことを考えても、社会的に良い建設的で健康的な大人から言われることは、現実を見ろだけしかないのはわかっていた。

それを鍵アカで呟けば
"れて■ジャ■ムの出番だな"、"こんな痛いやつらを相手に戦ってるあの二人に感謝"なんて言われてしまうし、私の居場所は少なかった。

「なんで私のせいにされないといけないの…だれか私の味方はいないの……!!」

私が生きられる界隈は"占いツクール"しか無い。

最初は文才がなくて評価もコメントももらえなくて書き綴るごとに"ウケ"を狙うようになっていったしそのおかげで成果は確かに出ていた。

僕のヒーローアカデミア夢小説では

チート個性にして
でも自分ではモブと捉えているキャラにして
転生させて
徐々に愛されにして
天然キャラにして
オチは轟くんにした

鬼滅の刃夢小説では

氷の呼吸を使わせて
キャラも氷のように冷たく冷静沈着にして
鬼を全滅させる夢を持たせて
でも優しいキャラクターたちに会う度に心を暖かくさせていって
冨岡さんと来世で婚約することを決めて
転生後には、先生カップルにさせた

でも段々と

ウケが強くなっていくうちに

自分を、"深い深い闇の奥"へと失くしてしまって

わたしは

どうしたらいいのですか?




フリック入力で打ち出して、ホームページの設定にすると占いツクールに投稿した。
ああ、夢小説の話以外は真っ平嘘だよ。
現実じゃあ、だれも私に興味を持ってくれないからここで生きる意味を見出だしてるんだぁ~!
「…ふふっ」
さて、投稿して、私を理解した気になった"脇役"達になぐさめてもらおーっと

1/14/2023, 3:26:29 AM