夢と現実』の作文集

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夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/4/2023, 9:54:24 PM

【夢と現実】

 夢と現実の境なんて、あってないようなものだと君は言った。絵に描いたように真っ青な空の下、大きく両手を広げて。
「だって幸せな夢は現実にして、嫌な夢は夢のままにしちゃえば良いだけじゃん!」
 本当に馬鹿な人だ。僕たちの見る夢はそんなに都合の良いものじゃない。望まない夢ほど現実になるし、ずっと浸っていたいほどに幸福な夢ほど簡単に壊れてしまう。遠い昔に神の怒りを買った僕らの種族は、そういう運命を定められている。
 それでも。それでも君が高らかに笑うから。堂々と断言して僕へと手を伸ばすから。
「……そうだね」
 幼子を助けようとして荒れ狂う川に落ち、そうして醜い水死体となった君の姿。夢に見たその光景を夢のままにしておければ良いと、経験上叶うわけもない願いを抱きながら、僕は君の手を取った。

12/4/2023, 9:41:36 PM

私は喜びの中で生きる
       人は喜びの中で生きる
       生命は儚く愛しいもの
       心の奥深く植え付ける
       いつか花開く時がくる
       諦めないでね掴むまで
       忘れないでね大切な事

      

           『夢と現実』

12/4/2023, 8:32:18 PM

逝ってしまったあなたには

  夢の中でしか逢えないから

  夜毎に

  夢に現れてと

  願う現実





          # 夢と現実 (340)

12/4/2023, 7:49:16 PM

夢と現の狭間に 揺らいでは消えて

もう戻れはしない カゲロウの様に儚いあの瞬間を

今でも忘れられずにいるのでしょう


永遠を信じていた僕らは ヨルノトバリを游ぐ

紺色の羽が溶け合って すべてのノイズは消え去る

そんなやさしい夜だけを駆け抜けた


幼い僕らが作り上げたそんな世界は

不完全でやがて終わりを告げる

朝焼けに染まっていく空を

いつまでも いつまでも見つめ続けていた

12/4/2023, 7:48:41 PM

夢と現実

どちらも脳が見る
どちらも現実からは遠い

胡蝶の夢は書いた気がするから
さて何を書いたものか

現実は原罪なら夢は無罪とか
これだと罪から見たものになるね

罪とは何か
大半の罪は人間関係に支障が出るもの
特に人類全体に問題を起こした過去

これまでもあったものが現実で
これからあるであるかもしれないのが夢
過去と未来になっちゃったり

いまここにない何かなら
夢も現実も同じかも

夢は叶えたい現実で
現実は現状
現実がどうであれ
夢を叶えたいなら行動するしかない
迷惑にならない夢なら

迷惑な現実
理想的な夢
問題を解決しないと夢には近づけない
ここには現在がある

現実も夢も
いまの己には敵わないもの

12/4/2023, 7:42:46 PM

見た夢を書き記している。大体400字ほどに纏める。それとは別に日記をつけている。現実に起こったことを書き記す用だ。こちらはせいぜい100字といった程度である。短文SNSのおかげで何となく400字や100字がどれほどの感触なのか、伝わりやすくて助かる。日々が400字と100字に詰められていく。その程度の日々と言ってしまっても良い。400字と100字にそれぞれ頻出する語句しない語句というものがあって、例えば後者には“君”が多いが前者に“君”が出てくることはない。記録を始めてから一度たりともだ。もう5年になる。“君”と使わずとも記せるが、400字の方に一向に出てこないのでどうにも手放すことができない。君、そろそろ出てきてはくれないか。と記して眠りにつくことにする。

12/4/2023, 6:54:34 PM

お題:夢と現実


 朝起きても、もしかしたらそれは

まだ夢の中かもしれなかったら、

   毎日つらいと、

   これは夢なのでは、

と思ってしまって、そしたら自分の何かが楽になるかなぁ

12/4/2023, 6:04:25 PM

そのとき、ニェナは果てしない暗闇の中にあった。影すら見えない真っ暗闇の中、自分だけがぼんやりとした薄明かりに包まれている。自分の手足や着ている服、髪の毛の先まではっきりと見ることができるけれど、影は見えなかった。
 どこかに立っているようだけれど、どことなくふわふわとしている。
 自分の体は思うように動いた。歩けるのならばとにかく歩いてみよう。そう思って、ニェナはどこへともなく足を動かし始める。前へ前へ、自分の顔が向いている方向へと、ずっと進み続ける。途中に遮蔽物は何もなく、障害物も何もない。ただひたすらに前へと足を動かしているうちに、段々と疲労を感じてきた。
 立ち止まったとき、自分の爪先が闇に紛れかけているのに気づいた。暗闇はニェナの脚にまで立ち昇っていた。ニェナは自分の腕を前に伸ばした。あっという間に闇に呑まれそうになったのを、引っ込める。自分の近くにあるときだけ、辛うじて見えた。
 しかし、もう自分の体は、爪先は言うに及ばず、脚から腰あたりまで暗闇に包まれてしまっていた。じわじわと暗闇は這い上がっており、指先はもちろん、肘から肩がもう見えない。完全に闇に呑まれたとき、果たして自分はここに存在しているのだろうか――。
 ニェナは強く肩を揺すぶられて目が覚めた。瞬きしながらよろよろと体を起こす。
 長い夢を見ていたような気がする。久しく感じていなかった感覚が戻ってきた。自分の肩を掴む彼の手は、少し指が食い込んでいて痛い。痛みを感じるのだって久々な感じがする。
 名前を呼ばれたのでニェナは彼を見上げて、首を傾げた。
「ひどく魘されていたが……大丈夫か?」
 心配そうな声音が返ってくる。まだ夜が明けきっていないのか、彼の姿は薄闇に紛れてはっきりとしない。
 ニェナは笑みを浮かべて頷いた。自分の肩を掴む手に、自分の手を重ねる。彼の手は大きくて骨張っていて、温かい。
 夢の余韻がまだ残っている。あれが夢だったのか、もしかすると今、“現実”だと認識しているこれが夢なのかはわからないほどに。
「……手をつないで寝てもいいですか?」
 ニェナの懇願に呆れたような溜息が返ってくる。ニェナの手をそっと振り解かれ、肩を掴んでいた手が離れていく。と思うと、彼女は抱き寄せられていた。
「今晩だけだ」
 メイナードの姿がようやく見えた。何だかとても安心できた。
 緊張が解れたせいか、するするとニェナに眠気が降りてくる。お礼を言わなくてはと思っていたけど、言う前に意識が遠くなっていく。
 ことんとニェナが意識を失う前に、彼がおやすみと言った気がした。

12/4/2023, 5:56:39 PM

「いつかきっと、願いは叶いますよ」

その占い師の言葉は曖昧で、何の根拠も確信もなかった。
それはそうだ。占いは確率と統計の積み重ねであって予知ではない。
そんな一言に一喜一憂するなんてばかのすることだ。夢と現実の区別もつかないばかの。

けれど。

「ありがとう!その言葉で勇気が持てたよ!」

屈託のないばかの笑顔に、もう少しだけこの仕事を続けてもいいかと占い師は思った。

12/4/2023, 5:45:59 PM

夢に溺れていられたら、現実なんておさらばだ。

◎ 夢と現実

12/4/2023, 5:38:57 PM

急激に浮上した意識のまま
ガッと目を見開いた
ドッドッドッと心臓がうるさいし
目の前の景色は涙でぼけているようだった


息を整えながらふと目線だけ動かすと
枕元に座り込み所在なさげに手を彷徨わせる
小柄な姿が目に止まる

元々大きなその目は
今は驚いたように軽く見張られていた


……っくりしたぁー
急に目ぇ覚ますんだもん

中途半端に挙げられていた手が
ゆっくりと降りてきて
汗で張り付いた前髪をさらりと撫ぜていく

ね、大丈夫…?
すんごいうなされてたよ?

その宥めるような指先に
混乱した脳みそのまま
されるがままに撫ぜられ続ける

なんで
だって、お前は

怖い夢でもみた…?

いつものやかましさはそこになく
声を潜めて気遣わしげに尋ねられる

瞬間、堪らなくなって
腰に縋り付くように強引に抱き寄せ
薄い腹に頭を埋める

一瞬驚いたように止まった指先は
何も聞かずにまた頭を撫ぜ始めた


欲しくて欲しくて堪らなかった現実


大丈夫、大丈夫だよ
ここにいるから

信じて、すがってしまいたかった



もう少し寝よう
大丈夫だから

嫌だ
何が大丈夫だ

少し寝て目が覚めたら
とっておきの面白い話してあげるね

嫌だ

だって
目が覚めたら
目が覚めても
そこに


いつだって君のこと想ってる
ねえ、大好きだよ--




そこに、お前はいないんだろ?


----------


パチリと目を覚ます

窓辺から室内を満たす
馬鹿みたいに明るい日差しと柔らかな風
世界は今日も祝福されていて
当たり前みたいに日常は繰り返される


お前が居ないのに


目尻からこめかみに伝う涙が
ぽつり、ぽつりと枕を濡らす

お前が大好きだと言ったこの世界で


俺は、これから一人生きていくんだ



『夢と現実』
/長い長い悪夢(現実)

12/4/2023, 5:29:40 PM

お題︰夢と現実

 灯火を鎮火して

  真っ黒な夜、雨が降っている。髪から水が滴り落ちて、肩から入り込んだ水が腕を伝って手のひらへ。雨水が指先から体温を奪っていた。奪った体温で温くなっては次に垂れてきた水に押し流されていく。膝まで浸かった海に、ピチョン、ピチョンと落ちる。
「こんな所にいたのか」
 溌剌とした声にハッと振り返った。そこに居たのはいつものパーカーを着た兄だった。
「うーん、さみいなぁ! 兄ちゃん風邪引いちゃうよぉ」
 頭の後ろで手を組んでうんと大きな伸びをして、とても寒そうには見えなかった。
 なんだ、いつもの兄さんか。
 ふらりと下を向いた。
 雨が黒い海へ吸い込まれるのしばらく眺めていた。揺れて、揺れて、脳まで揺られている。
 遠くで響いた、くしゅん、ずびび、と身震いする気配に声を掛けた。
「ねえ」
 その腕を掴もうと海に飲み込まれそうな足を持ち上げた。ふと兄の顔を見てしまった。陸の方へ進もうと何の気なしに顔を上げてしまったからだ。いつも通りの顔があった。余裕に満ちたいつもの、いつも僕の前に立って、いつもの、いつも、あれ――――マズい。何かがおかしい。黒い空に覆われて、海だって轟々と波風立てているはずなのに、兄は気楽そうに突っ立っている。僕は、僕だって、あれ、さっきまで波が激しかったはずなのに、今は水面が揺蕩っている。おかしい、おかしい。ぐるりと眼球を回して視線を下げた。息が苦しい、頭が重い、足が、重たい。苦しくて、なのに兄が着ているパーカーだけがちらちら視界に入っていることが不安で、堪らずもう一度しっかりと顔を上げた。
 ただ、首を傾げているだけの、兄さん。いつもの、兄さん、は、道連れにされてくれないだろう。そういう人だ、そう、そういう。駄目だどんどん視線が落ちてしまう。
 黒い海が揺らいでいる。飲み込まれそうな、もう足を飲んでしまった海に、ただ突っ立っている僕は。
 兄は道連れになってくれない、だから、だから。
「――やっぱり、いい」
 伸ばしかけた手を下ろした。
 震える声に気づかれただろうか。恐る恐る顔を上げると兄は息を吸って組んでいた手をぱっと離した。勢いのまま服の裾を叩き、べちょ、と音を立てる。水が滴り落ちるほど雨を吸っているらしい。早くしないと本当に風邪をひいてしまうかもしれない。
「あ……服、重い、でしょ」
「ん? んー、そうだなぁ」
 首を傾げたまま笑っている。目は、そんなに。
 どぶ、どぶ、波の音がする。

 もうすっかり腰まで海に浸かってしまった。
「寒いよ」
 兄は浜辺から声をかけてくるのみで、それ以外の干渉は無かった。
「寒いよ」
 兄はもう一度同じ調子で言い放った。顔を見て、また無視を決め込むために海の方を向いた。見えない地平線を眺めながら寒い、と思った。一人だから。
「ねえ」
 もう一度振り返った。
「兄さん」
 彼は浜辺で妖しく微笑むばかりだ。何を考えているのか僕には分からない。
「こっち、来ないの」
 言っておいて聞きたくないかもしれない、なんて、自分勝手な思いが浮かんだ。
 やっぱ
「……いいや」
 兄は首を振った。
 ピチョン、ピチョン、黒い海が広がっていく。兄と僕はびしょ濡れになってここに居るだけ。

 肘まで水に浸かった頃、兄はいつもの調子でケロりと言った。
「お前今日寝巻ないよ」
 寝巻、と言われて服を見下ろした。寝巻は今着ている服だった。
「……してよ」
「なんてー?」
 伸びた声が波の上を滑って耳に届く。同じように波に滑らせて言ってみた。
「貸してよ」
 声が届いたのか気になりまた顔を上げた。その時丁度風が吹き、髪が目に入って強烈に痛んだ。擦ってしまい塩が染みて更に痛む。見えない、暗い、分からなくなる。兄さんが見えないことが怖い、怖い。怖い、怖い、ひとりにしないで。

 目、眩しい。
「ど、痛くない?」
 咄嗟に手を目に近づけようとして手首を掴まれた。
「目触んなって」
「雨は」
 兄の問いかけも聞かず、僕が気にしたのは雨のことだった。見上げると真っ赤な雲が浮かんでいた。火事のように燃え上がった太陽が地平線の底へ沈もうとしていた。空の赤と海の黒の境界線がはっきりと見える。
 目が、頭が、胸が、燃えるようにあつい。
「行くよ」
 兄は僕の手を引きながら歩き始めた。太陽を見詰めたまま足をもつれさせて歩く。そんな僕に痺れを切らしたのか兄は立ち止まった。
「あっち、行きたいのか」
 遥か彼方、地平線を指しながら問う。赤く輝く、吸い込まれそうだ。ぎゅっと兄の手を握りしめ、目を逸らした。
「……いいや」
 兄はニッと笑てまた僕の手を引いた。
「あ、お前今日の寝巻乾いてねーからないよ?」
 ポカンとして、頭を上げて、下ろした。なんと言えば良いのか僕は知っている気がする。
「貸してよ」
「もちろん、当たり前だろ」
 兄は鼻の下を指で擦って小さく笑った。
「ほら、行くぞ」
 歩く、歩く。ざば、ざぶ、海が遠ざかっていく。
「夜の海は怖いからねぇ」
 前を向いたままそう言って、兄は鼻歌を歌い出した。今までのこと、僕が見てきた景色を知らないかのように呑気だった。
「ねえ」
「なに」
「今日、雨降った?」
 僕の手を繋いだまま兄は振り返り、まばたき一つして笑った。
「ずっといい天気だったよ」
 息を呑んだ。それしかできなかった。
 どぶ、どぶ、微かに波の低い音が聞こえる……気がする。
 胸、焼けるようだ。
「帰ろ」
 ニッと笑った顔が揺れている。ピチョン、ピチョン、水の当たる音がする。燃えるような何かが蒸気に変わっていくような感覚がした。
「――うん」
 歩く、歩く。

 「おはよ」
 目を開けた。朝の挨拶をされた気がするのにひとりぼっちだった。酷く雨が降ったのだろう。湿気った空気と共に雨の匂いが部屋中に染みていて、ピチョン、ピチョン、雨漏りの音がする。ぼんやり起き上がりなんとなく自分の服を見てみると寝巻を着ていた。窓の外を見てみると寝巻が干されていた。それから真っ赤な雲と火事のように燃え上がる太陽があった。
「……兄さん」
 声に出してみたものの返事はなく、ただ部屋に響くだけだった。
 そもそも僕に兄はいない。

12/4/2023, 5:08:57 PM

【夢と現実】

ばん、という音と共に弾ける火の花を目に焼き付ける。
パラパラと光の残滓が下に放物線を描いて、地面に届く前に消えた。

――すごいね、母さん!

収まらない興奮をそのままに母に話しかける。
花火の後に目に写った母は、子供でも見惚れるような優しさに溢れた表情をしていた。

――そうね、また来年も見に来ましょう。ね、あなた?
――ああ、そうだな。来年も来よう。

私を挟んで微笑み合う両親は、まだ幼かった私には嫉妬心を沸かせるものだった。
ぷく、と頬を膨らませて、精一杯の不機嫌アピールをする。

母さんは父さんが大好き。父さんは母さんが大好き。
だから、そのふたりの娘の私は大大大好きでしょ?

そんな事を言って、私は2人の手を片方ずつ握った。
2人も笑いながら肯定してくれて、心がぽかぽかと暖かくなる。


ああ、ずっとこの時間が続いたらいいのに。

ずっと、ずーっと。


…分かってるんだ。これは、夢でしかないこと。
まだ私が明るく輝く星で在れた頃の、しあわせな夢。
沢山の、数え切れない星達に混ざれていた頃。


……出来ることなら、暖かい星のまま居たかった。







ぱちりと目が冷めて、無機質な白の天井にしばらく目を向けていた。
まだ暗い。また、2時間ほどしか眠れなかったらしい。
腕に繋がっている管が抜けないように注意しながら、のそりと鈍い体を横の真っ白い壁にある窓に向ける。

温度の差で若干結露しているガラスの向こうには、数え切れないほどの星が輝いていた。

「なんで…星になれなかったんだろうなぁ」

ふたつの意味を込めて、そう呟く。
いつの間にか、目元から生暖かい水が零れ落ちていた。


…その目元に光る雫が、星に負けないほど輝いていること。
それが、本人が1番気付くことのできない事実というのは、


少し、皮肉が効きすぎている。

12/4/2023, 5:07:06 PM

夢と現実

夢をみて、現実をみて、

上がったり下がったり、影響されたり、

面白いものだと思う。

12/4/2023, 4:59:07 PM

「夢と現実」

夢の中の私は
とても素敵な女の子で
夢の中のあなたは
いつだって私を愛してくれるのに

12/4/2023, 4:44:42 PM

夢と現実、それを結びつくのは結局 自分の行動次第。

いくら夢を語ろうとも、叶えるためにはまず自分が変わろうとしなければ、いつまで経っても叶うことはない。

頭では分かってはいても、体が動かない。
それは言い訳になるのだろうか。

現実とは厳しいとは思いつつ、そうさせているのも、また自分なのではないだろうか。

情熱が欲しい。衝動が欲しい。居ても立っても居られないほどの強い想いがあるなら。

今の私にはそれほどの気持ちが湧き上がってこない。

12/4/2023, 4:39:40 PM

小さい頃

夢があるのが当たり前だった

夢がないっていう子の話が

分からなかった

今になって分かる

夢がない

よく物語で「夢のパワーはすごいんだ!」

みたいな台詞を聞く

どんな小さな夢であっても

あるのとないのでは

こんなにも違うものか

なんて虚しいのだ、寂しいのだ

そしてこんなにも夢を持つ人が

眩しくて妬ましいのか



『夢と現実』

12/4/2023, 4:07:04 PM

長く続く闘病に、疲弊していく両親に、
僕の生きる価値はなにかと、問いかける。

僕の存在が重くのしかかる両親にそれを問うたとき、なにも答えないことこそがその答えだと、あの日僕は知った。

そしてその日から、僕は夢の中に閉じこもった。

夢の中では僕は何でもできた。走ることも、大声で笑うことも、学校に通うことも、友だちを作ることも。
抑圧された感情を解き放ち、自由に、思いのままに、ただ在ることだけが許される。

そんな夢と現実ならば、選ぶ必要などないでしょう。

深く、深く、眠って。
二度と目覚めることがないように。
僕は、僕として必要とされる夢の中で生きていたい。

だからどうか僕を諦めて。
身体に繋ぐ生命維持装置なんていらない。
僕という枷を外して、どうか穏やかに過してほしい。

手を握られる優しさに、涙を流す温かさに、
決意が揺らいで戻りたくなってしまうその前に、

もっと眠りの深みに落ちていこう…。


【夢と現実】

12/4/2023, 4:06:52 PM

夢と現実

夢の世界は、ワクワクする。どんなことでも出来るし、何にでもなれる。一方、現実の私は、ただ毎日をやり過ごす冷めた学生に過ぎない。冒険せず現実的に生きてきた。それが正解だと思い....。
でもホントにそうだろうか?と最近思う。
私の冷めた心はとけ始めてしまったようだ。現実は厳しい、それでも胸の高鳴る方へ進みたい。
『わたしよ、命を燃やせ』

12/4/2023, 4:01:36 PM

-夢と現実-

夢を見ることって 現実でしょ?
なぜ 分けようとするの?

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