夜の海』の作文集

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夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/15/2024, 11:56:57 AM

夜の海



彼女を誘って来たのは、夜の海。
向こうに灯台の灯りが見える。

ここはあまり人が来ないから、2人っきりになるにはいいところだ。
何回か来ているが、彼女の瞳がキラキラしている。
本当に海が好きなんだなと思った。

特段に何か話さなくても居心地が悪いということはない。ただ波の音を聞くだけでもいい。
彼女が肩に寄りかかってきた。
それに合わせて僕も彼女に寄り添う。

瞳を閉じれば、静かな波の音と彼女の呼吸音。
時折り瞳を開ければ、満点の星空。

今日は何時までこうしていようか。
このままでもいいけれど、身体を重ねたい衝動にも駆られる。

彼女が僕の指を絡めてきた。
もう少しだけ、このままで。

その後は、どこか一つになれる場所へ。

8/15/2024, 11:56:12 AM

「今日は、ちょっと遅くなりすぎましたね」
「おう、すっかり眠くなっちまったな」
 2人はゆったりとした足取りで冷めきったコンクリートの上を歩いていた。津詰の方は大きな口を開けて、欠伸をした。
 しばらく歩いたところで目の前に橋が差し掛かった。
津詰は橋の名前を見ると立ち止まった。
「どうしたんですか?ボス」
「あぁ、いやなんでもない」
橋名板には"駒形橋"とあった。


「この橋の上からじゃ海なんか到底見えませんけど、夜の海ってどんな感じなんでしょうね」
「夜の海はブラックホールみたいなもんだな。入ると結構流されることがたまにあるんだってよ。そのせいで、毎年夜の海に入った人が沖に流される事故が結構あるんだな、これが」
「じゃあ、今度一緒に行きません?夜の海」
「なんでそうなるんだよ。話の流れ的に行かないってなるだろ、普通」
「いやぁ、ブラックホールならオレがボスと一緒に入ったらずっと一緒に居れるじゃないですか」
「俺を殺す気か」
「まぁ、冗談ですよ。そんな事しなくてもオレたちはずっと一緒ですからね」

8/15/2024, 11:55:25 AM

夜の海

水平線が近くに見える気がする。

どこかに連れてって。

8/15/2024, 11:52:48 AM

夜の海

真っ暗闇にぼんやり浮かぶ丸い月。
海は空の色を映しているはずなのに水面には小さな光があり、波と共に揺れていた。
――私もそのひと粒になれたら、寂しくないかもしれない。

日々家

8/15/2024, 11:51:42 AM

「夜の海」

夜の海は怖い。
暗闇で何も見えなくて、波に飲み込まれてしまいそう。
波の音を聞くのは、最適なんだけどね。
ずっと聞いていられる。

8/15/2024, 11:51:34 AM

とある花火大会の4K動画を観た
手のひらサイズの画面の中にも関わらず
鳥肌が立ちっぱなしで
とてつもなく綺麗な瞬間に釘付けになって
気付いたら今にも涙が溢れそうになっていた

こんなんじゃ、それを目の前にしたら、、、

綺麗で眩しくて儚いものには
心惹かれるように出来てるんだよね
みんな、そう

今年の花火大会、地元では秋に開催されるらしい

誰かと一緒に行けないかなあ

8/15/2024, 11:50:26 AM

月の光が海を彩る
  漆黒に染まった海助けを求めるかのように
        こちらに向けて
        さざ波を送る
   風と、海と、月と、そして僕の対話
      今日も地球は回っている

8/15/2024, 11:50:15 AM

【夜の海】

太陽に照らされ
ギラギラと輝く海

月に照らされ
キラキラと輝く海


さて、貴方はどちらが好き?

8/15/2024, 11:47:51 AM

テーマ【夜の海】

寄せては帰っていく波音。毎年この季節になると懐かしさを覚えるのは潮の香りのせいだろう。歩くたびサンダルに入ってくるサラサラとした砂は、砂時計を思い起こさせる。

薄暗い水面が月光を浴びてきらきらと輝いていた。
空に浮かぶ、億光年前の光の残滓ーー星が夜空一面を彩っている。
僕は星に詳しくないから、夏の大三角の名前がぼんやりと浮かんで消えた。
(たしか、ベガ、デネブ、アルタイルだっけ…?)


僕は服が汚れるのも構わず、波が来ない砂浜に座り込んだ。
夜になるとようやく少し涼しい風が吹くようになったとはいえ、まだ日中は蒸し暑さが残る。

腰掛けて、ほっと一息つけた気がした。
ナイロンの汗を良く吸う白い半袖Tシャツに、紺色のジーパンに黒いサンダルの出て立ちで、持ち物は財布と車の鍵にスマートフォンだけ。

なんとなく、遠くに行きたかった。別に仕事に行き詰っているとか、家族仲が悪いだとかそういうのでは無い。ただ、なんとなく逃避したかったのだと思う。

気付かないうちに、心は疲れていたんだろう。
「すぅー……はぁ……」

胸いっぱいに息を吸って吐き出した。
なんとなく、気持ちが楽になった気がした。

こうして、ぼんやりと海や夜空を見上げることなんて、大人になってから無くなっていたことに気がついた。社会人になったら学生の頃より窮屈になった気もするし、この世界は元々息苦しかった気もする。

ただ、空を見上げる。星を探す、星座をみつける。海に行く。波をみつめる。
ゆっくりと深呼吸すること。

それを忘れていたのだろう。それだけのことだ。

それだけのことが、心を落ち着かせてくれたのだから、たまにはこうして逃避するのも間違いではなかったのだと、今更ながら知ることができてよかった。

「アイツもそうやって、逃避できていたらーーー」

(あんな悲劇は、起きなかったのだろうか。)


考えても仕方がない事だとわかっている。
それでも、考えることを辞めることはできなかった。


ーーーーー

夏の夜に。
逃避した男とできなかった男。

8/15/2024, 11:46:16 AM

夜の海。

遠くで、漁火が見える。

防波堤に打ち付ける波の音が
僕の鼓膜を揺らし

ぼやけた水平線を歪ませた。


入水。

苦しい死に方の一つだと言う。

しかし、上手く行けば片付ける必要もない
自然に帰る事のできる死に方。


僕が一歩踏み出せば、何もかも
沈める事が出来る。


さよならは残してきた。
何時でもいける準備は終えている。


波に身を委ね、数分苦しめば
ここ数十年の地獄から開放される。


わかっている。

それで楽になれる。


しかし、足は震え
悲しい気持ちで一杯になる。

何故、こんな事に。

そんな気持ちが溢れていく。


遠くで犬が吠えている。

野犬は危険だなと
車に戻る。


そこで一服。


遠くに漁火が見える。

波の音は聞こえなくなった。


夜の海。
その誘いは、僕にはまだ勇気が足りないみたいだ。

冬になったら、また来よう。

8/15/2024, 11:44:39 AM

夜の海

暗い空と同じ色をしてそこに佇む
広い海 闇色に染まる空と黒色の液体の様に大きく唸る波が周囲を飲み込む
波打ちぎわに足を浸ければ冷たい水温が
肌を刺す様に冷たい

心の奥底に眠っている翳りが冷たい水温に
浸かる事で頭の中に蘇って来る
何がいけなかったのだろうか
自分自身を省みても 何が原因だったのか
心当たりが思い付かない
嫌 きっと 私とあの人のボタンが少しずつ掛け違っていったのだろう
少しの価値観のズレをそのままにし流し
気付かない振りをして幸せな家庭円満な
夫婦だと思い込んで 私は、幸せだと
恵まれているのだと刷り込む様に自分の
脳に言い聞かせていたのかもしれない

嗚呼 何故あの人は、あの女の元に
行ってしまったのか 私は、あの人に
尽くして 尽くして 尽くしたのに
やはり、若さか 美人で若い女に男は
食いつくのか けれど私だって独身時代は
自分を磨いて 化粧も美容も念入りに
丁寧にやってきたのに さぼって
居たわけじゃない 唯私は、あの人に
快適に過ごして欲しくて 暖かい家庭を
あの人に少しでも感じて欲しくて

仕事や家事で荒れてしまった手や肌を
顧みず 私は、身を粉にして、働いて
家事もして あの人も仕事を頑張ってるん
だから私も少しでも支えようとして  
頑張って 頑張って でもそれが家庭で
すれ違いを生んで そうして気付いた頃には あの人に裏切られ 傷付けられ
そしてあの人は、私の元を去って行った....

(あはははっ笑える!)私は、意味も無く
笑いが込み上げてきた

そうして私は、波打ちぎわに浸かって
いる足を進ませ深く 深く体を浸からせた
私の死体が見つかるかは分からない
だけど私は、もう生きるのが辛い
死にたい訳じゃないだけどもう疲れた
何もかもなくなりあの人も私の元から
居無くなった今何を糧に生きていけば良い
せめて子供でもいればまた違ったのだろうか お互い仕事 仕事でそんな甘い一時は、最初の内だけだった。

でも真面目に働いていたのは私だけだった
みたい.....
嗚呼早く楽になりたい私の下半身はもう
暗い海に浸かっている。
このまま暗い海の底に体を沈めて
いけば深海と言う綺麗な場所に
行けるのだろう そうして私は、海の一部になる。綺麗に真っさらにリセットされる
その姿を思い浮かべ私は、笑みを深くする

こうして 私の体は、海の底に消えていき
波間に溶けて行く まるで泡になって
消えた人魚姫の様に 私の体はリセットされ穢れが浄化される様に暗い海が 夜の海が私を包み込んで行く

8/15/2024, 11:42:45 AM

#8 夜の海

夜の海は怖いなんて君は言うけれど、僕は好きだ。
君と見る、満月が揺蕩う深夜の海は格別だった。
月のような優しい笑顔の君も美しかった。
__もう、見ることは叶わないけれど。
ゆっくりと、海水に浸かる。
深い深い藍色の海に、自分が溶けていくような感覚がする。
あの日と同じように、月光が優しく僕を包み、潮風が頬を撫でる。冷たい。
「今、そっちに行くから」
僕はそっと目を閉じて、波打つ海に身を委ねた。

8/15/2024, 11:41:49 AM

綺麗で美しい広島の夜の海。
子供たちの輝かしい声。
暗闇を照らす星空。
だが、ひとつの光によって全てが夜闇に消える。
私はいつまでも平和な世を願いたい。

8/15/2024, 11:41:30 AM

夜の海
行ったことないけど
静かでザザーって良い音が聞こえて波が綺麗なんだろうな!

良いな!
海の音

あと夜空もきれいだよね〜!
良いね!

8/15/2024, 11:41:14 AM

死にたい僕を

夜の海が包み込んだ

沈んで、沈んで

でも、溺れなくて

ただ誰もいない海底に

一人取り残されるだけ

苦しいことも

楽しいことも

何も見えないような暗闇に

顔を埋めて

泣いている

夜の海

動けないから

ここにいるしかない

押し寄せる波が、

明日を運んでくる

#夜の海

8/15/2024, 11:41:14 AM

#夜の海

「夜の海ってきれーだよね、アリス」
「ええ、そうね、さいり」
 大きな月が浮かぶ星空、きらりと光る白い砂浜、波が寄せては返し小さな音を立てる。世界に二人しかいないように二人の声だけが響く。

「昼の海は来たことあったけど、夜は初めてですね」
 時折り吹く風にアリスの長髪とワンピースの裾が揺れる。水に濡れるのを気に留めず、波打ち際で貝殻を探し始めるさいり。アリスはさいりを愛おしげに見つめる。
「そーだねぇ、昼はいつも忙しいしね!」
 さいりは貝殻を見つけてはこれじゃないと後ろに投げる。指に砂をくっつけて探し続け、紫と赤……アリスの瞳の色をした貝殻を見つけ微笑んだ。
「変な色の貝殻いっぱい落ちてて面白い〜」
「お気に入りが見つかったの、見せて?」
「だめー」
 さいりは見つけた貝殻をポケットにしまって走り出す。
「次は屋台に行こ! 美味しいものあるといいな〜」
「はいはい」
 二人は今日も平和だ。

8/15/2024, 11:39:27 AM

夜の海

夜の海は冷たい。だけど僕はそんな冷たい海の中に踏み入れた。どんどんと水深が深くなっていって足が届くかくらいの所まで来た。透けたTシャツからは友達から受けた暴力でてきたあざが見えた。僕はそれを見て唇を噛んだ。お母さんに言っても「あんた物語作るの好きだからってそんな妄想しないで」と言われた。僕にはお父さんもおばあちゃんもおじいちゃんもいない。誰にも相談できなかった。ゆういつ信じていたお母さんにまでもああ言われてしまった。もう頼れる人がいない。そう思って僕はお母さんに行方不明だと思わせるために隣の県の海で命を経つことにした。この時お父さんが生きていれば、おばあちゃんが生きていれば、おじいちゃんが生きていればそう考えた。数秒後僕は「くだらない」と言って海の底へと沈んでいった。

8/15/2024, 11:38:52 AM

夜の海。



        黒髪の女性が白い洋服を着て,


       海の中に浸かっている。


       何度も呼びかけるが,全く反応はない。


       仕方なく近くまで走って肩を叩くと,


       女性はゆっくり振り向いて……








       


       気が付くと,病院のベッドで寝ていた。

8/15/2024, 11:38:12 AM

夜の海、それは夜空の星達が反射して

とても幻想的に輝くのだ。

今日はそんな景色を眺めていたら

澄んだ声の歌が聞こえてきた。

何て言ってるか分からないけど

魅了されるようにその聞こえる場所にまで

体が勝手に歩いていた。

そこには翼の生えた少女が座って

周りには人魚らしき影も見える。

すると少女は驚いて僕をこの場から離して

立ち去ってしまった。

また聞きたいな。




"あ~…。また見られて動揺してるよ。"




人魚がため息をついて海に消えていった。

夏は夜が短いから早く帰らねば。

8/15/2024, 11:37:49 AM

夜の海

夜の海に憧れていた。
ささやかなさざなみを聞きながら眠ろうと思ってたのに。

真夜中。眠れない。今からいけないことをするんだと思うと、ワクワクが止まらない笑
ショルダーバッグに手帳、ペン、お金、そしてお気に入りの服を着て、できる限りひっそりと、家を出た。
今日の相棒はビンテージの実用車。こういう日には電動ママチャリよりもベターでしょう?

とりあえず海に行こうと思いますよ。
聞こえてくるのは偶にタイヤとアスファルトの摩擦音、あと酔っぱらいの声くらい。意外と静かなんですよこの子。
てか大丈夫か酔っ払い。帰れる?

目的地なんて特に無いけど、近づいてくるにつれて大型車が増えてくる。ぼくのことなんて多分見えてないよね。今日はなんだかそれが嬉しい。

着いた。砂浜に体育座りする。波の音を子守唄に、心地良く眠れると思ってた。飲まれたって良いとも。

恐怖。波はまるで大地を引き裂くような音を立て、こちらに猛スピードで迫る。これ、嘘じゃない。
ぎゅっと自分を抱き締めたまま動けない。
目なんて瞑ってられない。
その瞬間に飲まれてしまいそうで。

結局一睡もしないで迎えた朝は、綺麗。
お腹空いた。カフェ行こう。
そして、褒めて?

がちゃ。おう。寝とうかと思った〜どこ行っとったん〜?

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