『夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
月の光に照らされた星々が映る
行ったり来たりを繰り返す度
落ちた星々は爪痕のように線を描き
海は静かに受け入れる
荒々しく
時に大人しく
打ち付ける度に白く泡立ち
夜の闇に己の姿を浮かばせる
微かな匂い、静寂の音
海は私を連れて行く
少しずつ少しずつ
私を真空状態にする
「夜の海」
いちめんの闇
てまねいていざなって
私の瞳も墨の色
似合わない白がぽつんと1人
やっと同じになれる
「おーい、○○」
香らないはずの記憶
もつれる足で白を踏めば、また独り
なんで。僕も連れて行ってくれなかったの?
#夜の海
【夜の海】
真っ暗で何も見えないよ。
重い足を上げながら進んでいく。
ここに来たってことは、
もう後はどうでもいいんだ。
どうせ死ぬなら、夜の海にしよう。
最後まで、綺麗な月を見ながら。
「私以外誰も居ない、真っ暗で冷たい場所」
ポツリとこぼれた言葉は、荒れる夜の海に呑まれ
人が居たという形跡すら残さずに消えてしまった。
後日、海辺を散歩していた老夫婦の通報により
身元不明の女性と思われる水死体が見つかった。
海は、夜になると死と近くなり、繋がりやすい為
___海へ赴く際は、御注意くださいませ。
君と2人で打ち上げ花火をみたい
夜の海に花火が反射して
夜の波に明るい花が咲いたような景色を
君とみたい
少しだけ写真を撮って
今日を忘れないようにしよう
カメラ越しだけで花火を見ないで
2人で夜の海を眺めよう
夜の海は静かで冷たくて幸せだった。
来年もまた見に行こう
─────『夜の海』
あゝいつだろうか。家族みんなで旅行に行ったのは。旭川って旅行する場所なんてないし、札幌とか石狩とか遠くへ行くの楽しいよね。
小学生の頃、室蘭へ行った。カニ釣りしたり、室蘭やきとり食べたり…それに旅行中勉強を忘れられる^ - ^前半はいいのよね。でも一番は夜に海を見るのだよね。何というか時間も自分も忘れられる。何で旭川にはないんだろう。旅行っていいのよね。でもでもね。
帰りが辛いの。疲れが溜まってるし家まで遠い。なのに今は外を出たくないの。なぁぜなぁぜ?旅行好きなのにめんどくさくなるの。なぁぜなぁぜ?笑笑
中学生って本当によくわからん。何でこんな悪ガキなのよ。困っちゃう。自分を変えたいと思うのに。楽を選ぶのよね。了解いきたくないのも。親がいないという開放感があるから楽にYouTubeとか漫画とかあと一人でやれるもんね。
いーな頑張れる人。憧れるよ。
…
キラキラと星が輝く空の下には
ゆっくりと波寄せている海が、私を魅了する。
「、…」
触れてみたい気持ちと、少しの恐怖心が私の心を煽る。
「入っても…いいよね、」
水沫が私の周りに飛び交う。
奥深い海の底に、段々と沈んでゆく私の体。
「…綺麗……」
海の中の景色は、言葉という既存のものでは表せないほどに美しかった。
海の景色に心を奪われていた私には、外の世界の音なんて全く気づく事ができなかった。
「ずっと、このままだったら……」
私が生きてきた人生で最も価値を感じた時間だった。
いや、もう既に時間は存在していなかったのかもしれない。
『速報です。
××県××市の海で大津波警報が発生しました。
市民の方は決して海辺付近には近づかず、直ちに避難してください。
繰り返します、××県××市の海で大津波警報が発生しました。市民の方は海辺付近には近づかず直ちに避難してください。』
「津波よ!!!皆逃げてー!!!!」
「あなた!!子供達を抱っこして逃げて!」
「みんなー!!大津波警報だー!!!直ちに避難しろー!!!」
市民の足音が市民の胸を圧迫する。
私の気は、もうそのときは確かではなかったかもしれない。だけど、その時、その瞬間に
怒濤の波が私を覆ったのだけはしっかりと記憶している。
水面にたゆたうモノには
微睡みの時
深淵に生きるモノには
日々の欠片
―「夜の海」―
「ちょっとそこまで、付き合ってくれない?」
車の鍵を指でくるくる弄びながら君が気安く言うから、コンビニにでも行くのかと思ってホイホイついて行った自分を叱ってやりたい。
午前二時、自分はなぜか浜辺にいる。たしかに目的地は訊かなかった。昼間の気疲れのせいで即寝落ちした自分に落ち度がなかったとは言えない。
聞こえるのは波が打ち寄せる静かな音、自分の心臓の鼓動、隣の友人のため息。
「また、駄目だったんだよねぇ〜」
「……今年も迎えに来てもらえなかった」
他界した彼女の迎えを盆が来るたびにこいつは待っている。
「待つなら一人で待て。俺を巻き込むんじゃない」
幸せな二人を横に独りの自分はどうすればいいのか、想像しただけで居たたまれない。
「あいつが楽しみにしていた作品の新作、15年ぶりに公開するんだろ?見てから伝えたほうが喜ぶんじゃないか?」
なんとかこいつを繋ぎ止めようとする自分はさぞ滑稽だろう。
/「夜の海」
宇宙を模した空を
なけなしの力で模した海
うねる海は空にはなれない
涙流しても知られない
夜の海
夜の海って綺麗だよね。そこに飛び込みたくなるような美しい感じ。でも盆には海に入ったらダメだよ
友達は盆の夜の海に飛び込んでそのまま帰ってこない
まぁあれだけ注意したのに守らなかったあの子が悪い
記憶の無い海…
知ってますか?
ジュウワタネホ
もう、すべて忘れたい
生まれたことも
明日さえも…
忘れてしまいたい
もう忘れてほしい
お願いだ…忘れて…
……
「夜の海」
静かな波の音、暗い夜に反射された暗い色、冷たい水、夜の海と言うのはどこか儚いものだ。
だけど僕はこの儚い海が好きなんだ。
僕を助けてくれた君との思い出の場所だから
孤独
漁船の光が魚を誘い
振り返れば街の明かりが散らばる
真に暗いのは今ここだけ
誰からも見えない
一番の特等席
※夜の海
「くらげを見に行こう」
もう外は静まり返って良い子は寝る時間なのに
唐突にあなたは切り出した。
「……くらげ?」
私はしかめっ面で見つめていた液晶から視線を上げると彼の目を見つめて怪訝な表情をした、
と思う。
「うん、くらげ。好きって言ってたでしょ?」
相変わらず突拍子もないことを言い出すものだな、と思った。
けれど彼の表情は大真面目で、どう傷つけずに断ろうか、しか私の頭には浮かばなかった。
「無理だよ、いま、忙しいの。ごめんね。ありがと」
私には今日中に終わらせなければいけない仕事が山積みなのだ。
だが彼にはなんとなく傷つけないように付けた
ごめん、も、ありがとう、も意味をなさなかった。
「忙しい?大人みたいなことを言うんだ」
ふーん、と、私よりも一回りも歳上の所謂「大人」が
大人らしからぬ拗ねた顔で私を見ている。
もうこうなったらダメだ、聞かない。
「……わかった、すぐ帰ってこようね」
私がここ数日しかめっ面でパソコンの液晶とにらめっこばかりしているから、気分転換でも、と思って誘ってくれたことはとてもよく分かっていたので、私は今困った顔をしているんだろうなと分かりつつも精一杯の微笑みを彼にプレゼントすることにした。
「それじゃ、さっそく!せっかく海の見える家に越してきたんだから、使わないと勿体ないよ」
さっきまでの表情と打って変わって今度はキラキラ目を輝かせて少年のような顔つきになる。
ああ、そうか、私この人のこういう純粋なところが好きなんだっけ、といつも思う。
軽く身支度を整えて外に出ると
じとっとした夏の暑さがまとわりつく。
「暑いねぇ……」
「そうだねぇ……」
どちらともなく呟くと、それでもしっかり手を繋いで私たちは歩き出した。
目の前に広がる海はここからだと街灯が邪魔して真っ暗な闇にしか見えない。
「飲み物持ってくればよかったねぇ…」
思い出したように彼がつぶやく。
「喉乾いた?コンビニ寄って買っていく?」
海とは逆方向に少し歩けばコンビニがある。
私の親切な提案はううん、大丈夫。はやく海見て帰らないと。仕事、中断させちゃってごめんね。
という彼の言葉で却下されてしまった。
「仕事のことなんていいのに、むしろありがと。酷い顔してたでしょ?」
と笑うと、実はね、こんな顔してた。
と眉間をぎゅっと寄せて
それはそれは酷い顔をしてみせてくれた。
「でも今は、いつもの可愛い顔になってる」
そう笑って彼は繋いだ手をぎゅっと握ってくれた。
海に着くと、月の光が波に反射してキラキラと光っていた。
砂が靴の中に入るな、帰ったらお風呂場直行だな、
なんてことを考えていると
「ねー、こっち」
彼が私の手を引いて私は危うく転びかけた。
危ないでしょーと声をかけると
ごめんね、と肩を竦めて笑う。
波がもうすぐそこ、足が波にさらわれないように気をつけないと、という所まで来ると
「くらげいないねぇ……」
と残念そうに彼がつぶやく。
「本当にくらげがいたら、刺されたら嫌だし、それに居ても暗いから見えないと思うよ?」
と笑うと彼はそれもそうか、と納得したように言った。
まさかこの人、本当にくらげを見ようと思ってたの?という疑問は湧いたが、まあそれはいいとしよう。
ちょっと休憩しようか、と言われ
波から離れたところに二人で腰を下ろす。
あー、もうこれで服の中も砂でじゃりじゃりになるかもー、とか思った自分がいたのは認める。
でも言わなかった。
この素敵な雰囲気の夜の海を壊さない方を選んだのだ。
グッジョブ、私。
しばらく私たちは二人で夜中にこの暑い中肩を寄せあって波の音に耳を傾けていた。
ああ、いい気持ち……
彼が連れ出してくれて良かったかもな、と目を閉じる。
「ねぇ……」
彼が沈黙を終わらせたことで私は目を開けた。
「なぁにー」
彼の肩に頭を預けるようにしながら返事をする。
「そろそろ、」
「そろそろ?」
帰ろうか、と続くと思ったが違った。
「そろそろ、結婚しようか」
え?なに急に。という私の疑問は口に出す前に解決した。
……そうか、今日は、日付が変わって2年目の記念日だったかな。
仕事に振り回されすぎていっぱいいっぱいで
忘れてたのは私の方か……
「そろそろって言い方がいや。そろそろ期限的に、そろそろしないと、に聞こえる。」
ちょっとめんどくさいかな、と思いつつも
せっかくのプロポーズだ。
もう少しロマンチックに頼みたい。
「……えっと、」
彼はこういう時、歳上のくせに、一回りも上のくせに、困ったように笑うんだ。
付き合った日もこんなだったっけ、と思い出が蘇る。
「…うん。」
私が優しくニコリと微笑みながら彼の顔をのぞき込むと一瞬びっくりした顔をして、でも、ちゃんと私の目を見つめて
「俺と、これからもずっと、一緒にいて欲しい。どんな困難があっても大丈夫……かは分からないけど、乗り越えたい。それに、初めて、ひとりでいたい時はあっても、会いたくない時はなかったな、と思えた人だから。だから、結婚したい。」
と言った。
その目は真っ直ぐで、
乗り越えようじゃなくて、乗り越えたいって言うところが、彼らしいな、なんて。
・
・
・
・
・
「それでそれで!?ママはなんて答えたの!」
「ママはねぇ……やり直しって言ったのよ。笑」
「えー!!なんでー!!超いいじゃん!カッコイイじゃん!なんでダメだったの!!」
学校の宿題で自分の名前の由来を聞いてきなさい、という宿題を出されたおかげで、この話になって目を輝かせながら聞いていた娘が、信じられなーいと言ったふうに問いかけてくる。
「だってパパ、その時、鼻の上に砂、つけてたのよ。それも結構な量を。笑」
ええー!?!?あのパパが!?
と娘が驚いたように笑う。
「だってパパ、いつも仏頂面だし、なんでも完璧?主義だしさあ、この間なんてテストで……」
・
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・
・
・
こんな昔話、娘にきちんとしてやれるのも、
ちゃんとあの日、鼻に砂をつけて、私を笑わせてくれた彼のおかげだな、と思う。
あの後帰る前に緊張しすぎたパパが軽い熱中症になって、帰るの大変だったのよ、は、彼のプライドのために言わないでおこう。笑
「そろそろご飯できるから、宿題片付けておいで。それとこの話を聞いたのは、パパには内緒ね」
と肩をすくめてウインクすると任せてとウインクして宿題を片付けに行く後ろ姿を見送る。
とほぼ同時に
玄関のドアがガチャり、と音を立てた。
タイミングいいな、なんてふと思う。
もしかして盗聴器でもしかけていて、話し終わったから帰ってきた?
そんなわけないだろ、とひとりツッコミを頭の中で入れる。
カチャリ、という鍵を閉める音の後に
スリッパで廊下を歩く規則正しいパタ、パタ、という音が聞こえる。
リビングのドアがあくと帰ってきた彼と振り向いた私の目が合う。
「おかえり、パパ」
「ただいま」
疲れていても目を見てニコリと笑ってただいまを言ってくれるこの人と、やっぱり結婚してよかったな。
と思えた日になった。
あとで娘ちゃんにありがとうを言わなくちゃ。笑
Fin
【夜の海】
闇の底のように厳かで静かな夜の海は、まるで私たちを飲み込もうとしているみたいだ。波の音すらも獣の唸り声のよう、恐ろしさに身慄いする私の横で、君が明るい歓声をあげた。
「すごい! キラキラしてる!」
満面の笑みで君が指差した先には、月と星の光が海面に反射している。そこで初めて、目の前の大海はただの暗闇ではなかったことに気がついた。
はしゃいだ君が砂浜を駆けていく。危ないよという私の制止は届かない。波打ち際に足を浸した君は、ぱちゃぱちゃと音を立てて、打ち寄せる波と戯れ始めた。
あれほど深淵からの呼び声のようだった波の音が、君の立てる軽快な水飛沫に紛れて愛嬌を帯びる。あれほど感じていた畏怖の念なんて、気がつけばどこかに飛んでいってしまっていた。
私にとっては恐ろしくて冷ややかなこの世界を、いつだって君は美しく鮮やかに彩っていく。君と見る景色は、悪くない。
ふふっと微笑んで、月光と星明かりに包まれた煌めく海へと私は一歩を踏み出した。
夜の海は、墨汁をこぼしたかのように。真っ暗な水平線がただただ続いている。
闇の中、波の音だけ響く世界に、得体の知れない恐怖を感じたものである。
そして今、私はまた恐怖している。
あの夜の海を思い起こすような、激しくこぼした墨汁。
賃貸の床。
夏休みの宿題である習字をやっていた息子。
得体の知れている恐怖は、当時感じた恐怖よりもっとずっと怖いものだった。
『夜の海』
夜の海を見たことのある人って実は少ないんじゃないだろうか。海の近くに住んでいないと、中々見れない気がする。だから、お出かけが嫌いな私は、見ることがないんだろうな。
鬼滅の刃&ハイキュー
主人公「神宮寺雪亜」雪柱カラス「白色」名前「スーリア」
友達 「水海森羅」海柱カラス 「薄い黒」名前「アクア」
これは鬼滅の刃とハイキューのコラボです。さてバレー部の皆は鬼に食われないのか?それは読んでからのお楽しみ。さぁ行ってらっしゃい。貴方も食べられないようにね?
雪亜「あ、森羅じゃん!」
森羅「お〜やっほ!」
隠「雪柱様海柱様。御館様がお呼びです。」
雪亜「あら。ありがとう。」
森羅「行くかぁ」
屋敷
雪亜。森羅「お呼びでしょうか。御館様」
御館様「あぁ来てくれてありがとう。君達には高校に行ってもらう。良いね?」
2人「はい、?」
御館様「高校で鬼の情報が出たんだよ。」
2人「御意」
高校へ
森羅、青葉城西 雪亜、稲荷崎 炭治郎、音駒 伊之助、烏野
善逸、白鳥沢 義勇、伊達工。
雪亜「今日からお世話になる神宮寺雪亜です。」
北「おぉよろしくな。」
侑「よろしく!!」
治「よろしくな!」
倫太郎「よろしく」
美由紀「よろしくね!」
美由紀は北信介の彼女。悠莉は角名倫太郎の彼女。里帆は治の彼女。真央は侑の彼女。全員の彼女はマネージャー。
モブ子「あれ?新人か。よろしく。」
雪亜「よろしくお願いします。」
北「ほな練習始めるで」
全員「はい!」
マネ「スポドリ作ろっか!」
雪亜「はい。」
モブ子「クソッ」小声
雪亜心の中「聞こえてるっつーの」
スーリア「御館様からのお呼びた。すぐ行けぇ」
侑「なんやあれ。カラスが喋っとる」
雪亜「分かった。」
スーリア「かぁー」
(雪亜シュン)
雪亜「どうされましたか?」
御館様「雪亜。北という男に恋していないかい?」
雪亜「ギグッし、してないですよ?」
御館様「したんだね。彼らは鬼の存在を知らない。」
雪亜「分かっています。」
御館様「好きでいるのは構わない。だが、手は出すなよ?」
雪亜「御意」
稲荷崎へ戻る。
美由紀「どこ行ってたの?」
雪亜「貴方には関係ないですよね?」
美由紀「あ、ごめんね、。」
真央「まぁまぁ」
悠莉「とりあえず今休憩だから質問コーナーしない!?」
里帆「良いね!!」
雪亜「私は遠慮します。」
雪亜以外「あ、分かった、」
雪亜「それでは。」
雪亜以外「ちょっと怖いね」
モブ子心の中「調子乗りやがって、あの女」
雪亜「、、、」 目の前に北さんが居る。
北「お、雪亜。どうかしたんか?」
雪亜「いえ。」
北「そ、そうか。」
侑「あいつノリ悪いよな」
治「そうやな」
倫太郎「初めてだからでしょ」
北さん以外3人「うーん」
次の日
モブ子「お前ちょっと来い。」
雪亜「あ、はい。」
モブ子「お前調子乗り過ぎ」
雪亜「そんなつもり無いです。」
モブ子「ムカつくな!殴らせろ」
雪亜「嫌ですよ」
モブ子「あぁ?口答えすんな」
ボコッゴキボコ
モブ子「あぁスッキリした。明日も殴らせろよ」
雪亜心の中「受け身を取って良かった、」
(体育館に戻る)
モブ子「うぅ、えん、あぁ、う」
雪亜「どうかしましたか?」
侑「どうかしたかやないねん」
治「ほんまいじめっとって自分最低やな」
雪亜「は?なんの事ですか?」
北「とぼけんのか?」
雪亜「ッ、」
美由紀「流石に酷いよ。」
真央「そうだよ。」
悠莉「最低だね。」
モブ子「フフ」
北「何か言うたか?」
モブ子「いいえ、泣」
雪亜「。皆さん最低ですね。」
侑「最低はどっちやねん」
次の日から雪亜は行くのを辞めた。御館様にも報告済み。
(1週間後)
侑「なんやあれ汗」
治「ほんまや」
全員「うぁぁ」
下弦の6「美味そうだなぁ」
美由紀「いやぁぁ泣来ないで」
下弦の6「お前死ねぇぇぇ」
北「美由紀ぃぃ!!!」
美由紀「いやぁぁぁぁ」
雪亜「そうはさせない。雪の呼吸壱の方吹雪」
下弦の6「クソォ。覚えてろよ」シュワ
北「美由紀大丈夫か!?」
美由紀「あ、大丈夫、泣」
雪亜「、、、。」トコトコ
美由紀「待って!雪亜ちゃんありがとう。」
雪亜「、、、。」
美由紀「あ、泣」
北「おい?何無視しとんねん」
雪亜「ッ」トコトコ、シュン
美由紀「あ、雪亜ちゃん、、」バタッ
北「!?大丈夫か?」
美由紀「だ、大丈夫ニコ」
北「、、良かったニコ」
(3ヶ月後最終決戦)
柱「ふぅ」
かまぼこ隊「汗汗」
雪亜「緊張する?」
炭治郎「は、はいィ」
雪亜「www大丈夫よニコ」
雪亜以外「か、可愛い♡」
鬼舞辻「よう。鬼殺隊」
柱「ん、来たか。鬼共」
侑「ん?何てんねや?」
雪亜「はッ来てはダメよ!?」
北「おい。雪亜お前何してんねん。」
治「そやで。謝れや」
鬼舞辻「ほう?余裕があるようだな。ゆ、き、あ」
雪亜「チックソが」
鬼「あぁん?」
鬼舞辻「さぁ戦いの幕開けだ。行くが良い皆」
鬼「はい!行くぞぉ鬼殺隊」
柱「かかってこい」
バレー部「何やってんねん」
(3時間後甘露寺蜜璃死亡。伊黒小芭内死亡。悲鳴嶼行冥死亡。)
全員ボロボロだ。だが雪亜は諦めなかった。
鬼舞辻「もう諦めろ」
雪亜「諦めない。私が諦めたらバレー部の皆は死んでしまう!」
バレー部「ッ泣」
太陽が昇る
鬼「あぁぁ」シュワ
雪亜「勝った、、」バタッ
北「おい!大丈夫かッ?」
もう雪亜は息をしていなかった。
この戦いで生きて残れたのはバレー部だけだ。柱、かまぼこ隊全滅だ。だが鬼も全滅だ。
カラス「鬼殺隊全滅ー。泣だが鬼も全滅だー。」繰り返し
御館様「そうか。全滅。あぁ今行くよ、私の子供達」
御館様も息を引き取った。
それから何年か経った。そしてバレー部全員は結婚した。
バレー部「雪亜ありがとう!」
雪亜「いいえニコ」
バレー部「ッ泣じゃあまたな」
雪亜「はい!皆さんお幸せにニコ空の上から皆と見ていますねニコ」
これで世界は平和になった。めでたしめでたし!おしまい!!
どぉーん、と、音はどこにも引っかからずに真っ直ぐ響いた。
月の無い夜だった。風もほとんど無くて、まとわりつく湿気がぺたぺたと肌にシャツの袖を引っ付けた。
真っ暗闇の中、手元をスマホのライトで照らしながら、見るからに安っぽい色のライターを握り締めていた。爪の先まで光っていた。
華奢な指先だと中々ライターが灯せなくて、「やろうか」「いいよ」と押し問答しながらどうにかこうにか。
しゅぽ、と軽い音を立てて導火線に火がついて、すぐさま背を向けて暗闇の中へ駆け出していく。距離をとる。
安っぽくて、ちゃちくって、おもちゃみたいで。花火大会のなんかとは比べ物にならないほどちっぽけな私たちの打ち上げ花火は、それでも二人分の財布を空っぽにするくらいの値段がした。
ぱっとたんぽぽくらいの小輪の花が咲いて、光って、真っ暗な海に散っていく。
ずっとずっと、訳も分からないくらいに楽しくて仕方が無くて、私たちはずーっと、けたたましく笑い声を咲かせていた。