『君の奏でる音楽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の奏でる音楽は素晴らしい。何だか、気持ちがウキウキとして来るよ。同じメロディーを他の人が奏でてもそうならないのに不思議だなー。音楽って、やはり気持ちを伝えることなのかなー。
小
鳥
来
る
君
の
奏
で
る
音
楽
へ
君の奏でる音楽
君の奏でる音楽が弾きたい
そこに喜びが広がっているから
君の奏でる音楽を観たい
怒りもすぐにおさまるから
君の奏でる音楽が聴きたい
哀しみも吹き飛ばしてくれるから
君の奏でる音楽を知りたい
楽しい時間をつくってくれるから
君の奏でる音楽を伝えたい
どんな時でも力になってくれるから
ピッ ピッ ピッ ピッ ピーーーー ............
君の最後の音。
君自身が奏でたとは言い難いのかもしれないけど、ずっと忘れない、忘れることのできない音。
奏でると言えば
お父さんが聞いてるラジオの音くらいですかね(笑)
何で奏でてるのかわからないですけどね。
君が奏でるっていうお題が私にとってすごく難しく感じました!
そう感じた人も多いでしょう
君の奏でる音楽、パンパンスパパン、パンスパンパン。
No.1「君の奏でる音楽」
なぜこんなにも短いんだろう。
君にしか描けない世界の中で
ただ隣にいたかっただけなのに。
もうあの世界には行けないんだね。
ごめんね。
もっと、ちゃんと、その手を離さなければ。
あの日の音を思い出すたび、滲んでくる。
みんな忘れないから。
だから、どうか。
綺麗な場所で笑っていて。
君の奏でる音楽。
ギター片手に胡座をかいて、
下を向きながら誰もが知っている
有名な曲を歌っていた。
駅から少しだけ離れた道の端、
夕暮れ時の帰り道、
僕は、一瞬で心を奪われ、
若い子の群れに混じり君を見ていた。
ギターはよくあるコード進行。
機材も何も特別では無い。
ただ。
ただ君の声だけが特別だった。
切ない声、いくつもの音が混ざるような語尾
呼吸でリズムを取り、力強さ繊細さ
忙しなく変わる虹色の音。
黄昏時の情景。
その全てが奇跡みたいで、
動くことができなかった。
やがて日は沈み、
ありがとうと言う言葉で
我に返り、そのまま近づいて
ギターケースに財布をひっくり返した。
まぁ、そんなに入っちゃいない。
数万ぐらいのもんだ、
だけどそれよりも遥かに価値があった。
呼び止められたが、片手を上げ
すごく良かったよ、と一言添えて
格好つけた後ろ姿を見せた。
「いや、おひねりに免許証とかも入ってますよ」
僕は、恥ずかしさのあまり
走って逃げてしまった。
まさかその後、
家まで直接届けてくれるなんて
夢にも思わなかったし、
毎日、子守唄代わりにあの曲を聴けるように
なるなんて。
君の奏でる音楽は、僕の幸せになった。
君の奏でる音楽は誰かを想う気持ちで作られててそこには優しさが詰まってる。きっと本気でしたいと思った音楽だから自分が救われたように誰かを救いたいって気持ちがあってだから歌い続けるんだよね。伝わってるよ充分。あなたがくれた言葉にいつも救われてるからねありがとう。
気持ちだけ、おっとりとした四分休符
/お題「君の奏でる音楽」より
君の透明な言葉は
いくつもの層となって重なって
涼やかな音色を奏でる
どこまでも広がるハーモニーが
優しくこの身を包み込む
悲しい音
うつくしい音
軽やかで重厚な音色
たくさんの音のひとつひとつが
ふたたび言葉となって
物語をつむぎだす
きみの奏でるものがたりは
やがて音楽となり、そして
【君の奏でる…】
「あと、どのくらい弾けるかわからない」
嘲笑とともに吐き出す。
「あと、どれくらいきみに逢えるかわからないんだっ」
声を上げて泣いた俺に、ピアノの少女はそっと微笑んで音を弾けさせていく。
大丈夫だよ、とでも言われている気分だった。
ピアノを弾いているとき彼女はいつも不思議と隣にやってきていつの間にか一緒に弾いているのだ。
きみの奏でる音楽は繊細で透き通ってて清涼感のある夏を連想させた。
もうぜんぶぜんぶ忘れて今だけはこの時間に浸っていよう。この命が尽きるまで、きみと。
─君の奏でる音楽─ #31
君の奏でる音楽
下校する時毎回音楽室から ひっそりと聞こえる 音楽
どこか 悲しくて、なぜか 落ち着くような あの音、
君の奏でる音楽が1番好きだよ
赤く染まった空から眩しい光が窓に注ぐ。
かすかに軽快な鼻歌が聞こえる。
どうやらいつの間に眠ってしまっていたようだ。
さっきまで溜まりに溜まった宿題に絶望していた気持ちが薄まる。
(そういえばもう卒業していたっけ…)
この時期になると、あの頃のバカな自分を夢に見る。
まだ大丈夫だと後回しにする。
ささっと終わらせたらいいのにギリギリまで手をつけない。
最終的に友達や彼女に泣きついて手伝ってもらっていた。
(本当に傍迷惑なやつだったなまったく…)
夢で見た過去の自分にしばしぼーっと呆れていた。
今もたいして変わってないだろ、とふいにもう一人の自分が喚く。
まったく煩わしい…
中身はあの時と全然変わってない。
でも変わってしまった自分の立場にふいに切なくなる。
(変わらないものもあるよな…)
少し先にいた鼻歌の出所に目を向ける。
彼女の奏でるその曲に懐かしさと愛しさが込み上げてきた。
未来に少しの不安と希望を抱きながら、
今日もいつもの日常を生きていく。
巡り会えた運命の“推し”は私の闇に輝く星でした
人生は単純だと思っていた私の世界を変えてくれて、
世界が真逆に動いた気がしました
君の奏でる音楽に何度 心惹かれたことでしょうか
でも、君が愛しているのはファンでしょ?
誰かに向けたファンサにいつも、嫉妬して落ち込んでしまう
同じ人間を好きになっただけなのに理不尽です
君が愛しているのはファンだけど、“ファンの子”じゃなくて認知されたいの
他の子へのファンサは程々にしてよね
君の奏でる音楽
僕の耳にだけ聞こえるもう二度と聞けない君の声。
普段は恥ずかしそうに小さくしか開かないその口は、君が歌うときだけふわと大きく広がって甘く透明な柔らかい音を出す。
覚えてる。
ちゃんと覚えてるよ。
君が出す声は笑う声でも怒る声でも話す声でも歌う声でも全部覚えてる。
だから、ああ、どうか、泣かないで。
確かに他の音はわからなくなったけれど、君の声だけは解るんだ。
今君が何を言っているかも、君がどんな声で泣いているかも、覚えてるから。
君の声だけは聞こえるから。
ああでもやっぱり願いが叶うなら、
僕の愛する君のあの声が、甘く清らかで美しいあの音が、もう一度僕の鼓膜を震わせてくれますように。
僕は音楽に詳しくないけれど
君が奏でる音楽は心地良い
僕は楽器を奏でられないけれど
君が楽しそうに奏でている姿が好きだ
君の音楽は僕に力をくれる
大げさじゃない
僕は確かに君の音楽から元気をもらってる
楽しそうな君の姿に勇気をもらってる
僕は音楽に詳しくないけれど
君の奏でる音楽に
力が宿っていることは知っている
あぁ心地いんだよな 傍にいると
膚を合わせて鼓動を重ねて
高まる熱でひとつに熔けたら
君が囁く謳うように
紡ぐ言の葉 僕だけのノクターン
✼•┈┈君の奏でる音楽┈┈•✼
君の奏でる音楽
黒い服を身に纏った私は、淡々と時を刻む時計の音に耳をすませて彼が来るのを静かに待っていた。
部屋の扉がゆっくりと開き
現れた彼を見上げると、窓から射す午後の陽が薄茶色の髪と瞳を暖かな橙色に染め上げていく。
扉を閉めた彼は私の前に立つと、優しげに目を細め、私にそっと触れる。
指先は細くしやかなで、私の感触を確かめように優しくゆっくりと撫で滑っていく。
いつもと変わらないこの時間が心地いい。
夢見心地にうっとりしていた私に突然、撫でるのをやめた彼は椅子に腰を下ろしながら私を見つめ
再び、反応を楽しむ様に指先で何度も同じ場所を繰り返し撫でていく。
触れられた所が微かに熱を帯び
彼の指先に操られてるように反応して甘い声を溢す。
その声が軽やかに部屋に響き
やがて最後の一音が空気の中に溶け余韻を残し消えて行き、私は彼の指先に酔いしれていた。
ゆっくり口を開いた彼は甘い声で
「誰かのために弾くピアノか……」
微笑んで私から指先を離すと優しく呟いた。
その言葉は私を現実に引き戻す。
あぁ⋯そうだった
私が恋した彼は人間で、私はピアノ。
初めて私の鍵盤に指先を滑らせ
繊細で華やかな音で部屋を満たした
彼を私は恋い焦がれた。
彼と過ごす
このわずかな時間が、私の唯一許された時間。
彼の事を想いながら奏でられてる
この瞬間だけは彼を独占できる。
私の恋が実ることはこの先もないだろう。
けれど
私が紡ぎだす音色で
あなたへの愛を奏でていくから……
一つだけ
叶えておくれ
僕の願い
ずっと聞かせて
君が出す音