君の奏でる音楽』の作文集

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君の奏でる音楽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/12/2023, 12:43:07 PM

お題『君の奏でる音』

 お風呂の掃除をしていると、すっかり聴き慣れた旋律が流れてきた。食堂のピアノで主様が単独リサイタルをされているようだ。
 日中こうも暑いと、さすがに畑仕事が趣味の主様といえど、外に出る気力も湧かないらしい。街の子どもたちを集めて開く勉強会も夏休みだと先日ミヤジさんから聞いた。

 そういえば主様は、今年は茄子と胡瓜を植えたとおっしゃっていたなぁ。
「ボスキの燻製と交換してもらうの」
 種まきを終えたときの主様の笑顔はいつになく邪悪に満ちていて、いつの間にそんな表情まで身につけてしまったのかと驚いた。しかしそれは多分ボスキ本人の笑い方を覚えたのだろう、口の端の上げ方がそっくりだった。

 あれ? 音が増えた? ……これは連弾かな。そう思っているうちにチェロの音まで加わってきたので、おそらくミヤジさんとラトが一緒なのだろう。
 だけど、主様の音だけは、俺は聴き取れる。ほら、多分ミスした。それを誤魔化すように演奏が走り出す。でもさすがというか、ミヤジさんとラトはそれにぴったり合わせていく。このトリオならではの演奏に、俺も鼻歌で参加する。
 早くお風呂掃除を済ませて水風呂を用意して、俺も演奏会に駆けつけよう。

8/12/2023, 12:40:18 PM

うたがじょうずなきみがうたうとぼくもうたいたくなる。

8/12/2023, 12:39:59 PM

小さな手でピアノを触れる男の子の瞳は希望に満ち溢れていた。黒い鍵盤と白い鍵盤を交互に触る。力が足りなかったのか、聞こえてきた音は弱々しい。もう一度、今度は強めに、ボタンを押すように弾く。今度は大きな音が部屋中に響き渡る。男の子は楽しくなってきたのか、指の強さを変えてピアノを弾いた。強さによって音の強弱がつくことに気付いた男の子はこれからどんな音楽を奏でていくのか楽しみだ。

                 『君の奏でる音楽』

8/12/2023, 12:39:42 PM

そこに愛なんてない
そこに希望なんてない
そこに嘘なんてない
そこに恋なんてない
そこに喜びなんてない
それに評価なんていらない
それに理解なんていらない

ただ悲痛を謳うだけでいい


君の奏でる音楽

8/12/2023, 12:37:07 PM

君の作る楽器は、とっても美しい音色を奏でる、、、

君が楽器を作って僕が奏でるそうやって、綺麗な音色を奏でるそのはずだった、、、

でも君は、病に掛かり作れなくなってしまった、、、

君の作った楽器でないと俺は、綺麗な音色を奏でられないよ。

8/12/2023, 12:31:28 PM

『君の奏でる音楽』

となかなかタイミングが合わなくて
最初は怒られてばかりだったね

でも
少しずつタイミングが合うようになってきて

僕らの音楽を聴いてくれた人が
癒されたり泣いてくれたりして

音楽は君と僕とみんなの心を繋げる
大切なものなのだと感じた

生きている限り
音楽と共にあるだろう

これからもずっと、ずっと

8/12/2023, 12:21:29 PM

日常を生きて、心が疲れて、自分の居場所がないと悲しくなった時、いつも私を助けてくれる。
恋と同じで、惹きつけられるのはなぜかと、本当に私はこの音楽が好きかと自分を試してしまう。
より深く結びつけるのかと、音楽ではなく、「人」を知ろうとすると途端に掴めなくなり辛くなる。
離れても気づけばまた知りたくなっている。
書いていて思ったが、これは恋だな…。
いつか私が変わって繋がらなくなる日が来るかもしれない、己の理想との違いに気づき、嫌いになるかもしれない。
その日が来るまで、貴方様方の奏でる音楽は私の居場所です。

8/12/2023, 12:18:33 PM

麦わら帽子
麦わら帽子に限らず、
帽子の紐をカミカミする子供だった。
自分の汗の味とゴム紐のゴムの味わい。
混じり合った夏の味?

君の奏でる音楽
恋に落ちた。高2の夏、
とあるミュージシャン。
その方のお言葉。
「このバンドも好き、
このミュージシャンも好き、じゃなく、
オレへの絶対的な愛が欲しいんだ…」

その時のCDアルバムを今でもよく聞く、
と言いたいところだが、
実は聞けない。聞かないではなく聞けない。
その時の私の正負の感情、情熱、悲しみ、
苦しみ、全てがパッケージされているので
聞くのが苦しいのです。

8/12/2023, 12:16:48 PM

君の奏でる音楽。

ボクはそれが好きだった。

楽しそうに、自由に、だけど力強く、心に響く君の音楽は、いつ聴いても、何回聴いても、心がゾワゾワして

ボクは、君を超えたくて、沢山努力したさ。


...けど君にはかないっこない。















































だって、



































































君は僕と違って、────

8/12/2023, 12:16:00 PM

君の奏でる音色

君の奏でる音色を独り占めしたかった。

小学校のお昼休みになると、決まってオルガンを弾いていたあの子。

私は決まってあの子と向き合う形でピアノを眺めていた。
本当はあの子の指先や音色を私だけが独り占めしたかった。

だけど人気なあの子は決まって何人かに囲まれていた。
そしてピアノが弾ける子はあの子と距離を縮めて楽しそうに弾き合っていた。

私は楽譜が殆ど読めないから、その輪の中に入れずに眺めることしかできなかった。

代わりにその子の指を、音を記憶していた。

弾くのは大抵何曲かに決まっていて、そのうちの1曲は音楽の教科書にも載っている分かりやすい曲。

覚えやすかったその1曲を、ひたすら眺めては記憶し、家でこっそりと練習した。

そして弾けるようになった。

けれどどこまで頑張ってもその子の真似しか出来ない私は、「弾けるよ」と言い出すことも出来なかった。

そしてそうしているうちに、飽きられたのかその1曲が弾かれることはなくなった。

もっとピアノが弾けたらあの子が奏でる音色を独り占め出来たのだろうか。
そしてあの子を独り占め出来たのだろうか。

君の奏でる軽やかな音色が、君が、憧れで、大好きだった。

8/12/2023, 12:13:48 PM

君のことちょっと照れくさくて

君も知っちゃったのか

「あの子、本心知ったって!?そっかぁ〜たいへんだね」

あー駄目にしちゃった、一発目
ゼッタイ私のせい


他のひと、みーつけた
次はゆっくりと

「君の性格は…思ってたのと違う」

うん、それは…ごめんね…
やっぱりだめか…


ん、、私だけじゃないんだよね
仕方ない、

「良かったね〜!ホントに 私も嬉しいな〜」

もう!その手があったのにいつも大回りしてたんだ


遂に裏切った。すべては君のために、あなた達のために



そうだよね、ホントの訳なかった。さっさと離れればいいのに君無しじゃ生きれない。君無しじゃ私の地位が!!!

?:結局は利用するのがヒトの性だよ。そう、あんたもね

冷たく言い放った目は半分ぐもって、半分澄んでいた。

8/12/2023, 12:07:27 PM

君の奏でる音楽は痛くて、辛くて、暗くて、重い。
そんな君の曲に救われた。今も救われている。
君のライブに行くために出るようになった外、君のことが好きな人と始めたSNS。たくさんもらった。
少し前向きになれた気持ちも、生きようと思える理由も。
だから、君が完全に引退するまで。それまでに感謝を返したい。
君の曲みたいに自分を救う曲を作って君に聞いてもらいたい。

8/12/2023, 12:07:26 PM

君の奏でる音楽は嫌いだが、音楽を奏でる君は好きだ
今すぐ引き裂いて食べたくなる

8/12/2023, 12:03:15 PM

題:君の奏でる音楽

貴方の奏でる音楽は、
透き通っていて癒されるんだ。

私の奏でている音楽はどんな感じなのかな。

聴いてくれる人はいるのかな。

8/12/2023, 12:02:31 PM

あなたの奏でる音楽は
あなたという人間そのもの

真面目な生き方 熱心さ
かわいらしさに ユーモア

高い理想 美しい夢 あこがれ
優しさ あたたかさ 厳しさ

何も語らなくても あなたがわかる

今日もあなたのやわらかな魂が
空気を震わせ 世界を鳴らす


「君の奏でる音楽」

#193

8/12/2023, 12:00:11 PM

『君とピアノ』
君とピアノそれとアルトリコーダー メロンの薄皮
隣には寝相の悪いリトルスプーン 楽譜を飛び越え歩いていこう しっかりできなくても しっかりしてなくても いいと思うよ 窓越しにはいつの間にやらお月様 部屋中を音符たちが遊び回っていた 何時間も
何時間も

8/12/2023, 11:57:21 AM

君の奏でる音楽

「覚えるか?
学生の時さぁ、友希とよくピアノを弾いたよな?
俺たちピアノで出会ったようなもんだし。」
昔のことを思い出して言った。
「あぁ、覚えてる、覚えてる!
よく2人で放課後にピアノ弾いたよね!
楽しかったな。」
友希も覚えてるようだった。
友希と出会ったきっかけは音楽だった。
懐かしいな。

あれは高校2年
俺は帰宅部で今日の放課後も何もなく帰ろうとしている時だった。
ポロロン〜〜ポロポロ〜〜
ピアノの音が音楽室から聞こえて来た。
綺麗な音。
誰が弾いているのだろうか。
気になって、音に惹きつけられるように歩き音楽室にたどりついた。
誰が弾いているのか廊下から覗いてみるが見えない。
少しだけ。少しだけ見ていきたい。
こんなに綺麗で美しい音色を奏でる人はどんな人なのだろう。
中に入ってそっと近く。
ピアノを弾いている人を見ると女の子だった。
とても綺麗な顔立ちをしている。
2年生では見ない顔だ。
3年生だろうか。
それにしても本当にピアノが上手いんだな。
美しい音が聞こえるなか思わずぼっーと立って聞いていた。
「あの・・・・・・・・・・」
ピアノを弾いてる彼女がこっちを向いて不思議そうな顔をしていた。
しまった。
すぐ出て行くつもりだったのに。
ピアノの音に聞き入っていてすぐ出ようとしていたことを忘れていた。
「あぁ、ごめんなさい。あまりにも音色が綺麗だったから。」
そう言うと彼女は微笑んで言う。
「あぁ、ありがとう。
私ね、部活してなくて暇でこうやってたまにピアノを弾くの。」
整った顔で俺に微笑んでまたゆっくりと音楽を奏でる。
そして、同時に話しかけてきた。
「あなたは?なにしにきたの?
名前は?」
「俺は夏木 奏 です。2年です。」
自己紹介をすると彼女は微笑んで言う。
「奏くんね。
私は音羽 友希。3年生ね。」
やっぱり先輩だったのか。
あまり見ない顔だったからな。
頷いて彼女が奏でる音楽を聴く。
やっぱり綺麗で落ち着く音色をしている。
彼女が弾き終わるまで少しだけ待っていた。
ポロン
彼女は弾き終わってからこっちを向いた。
「おいでよ。奏くんも弾いてみない?」
少しだけ弾いてみようか。
久しぶりだし。上手く弾けるか分からないけど。
「はい。」
俺は小さい頃にピアノを習っていた。
小5ぐらいまで習っていたけど、やめた。
だからそれなりには弾けるかもしれない。
彼女には負けるけど。
ポロロン〜〜〜
それから少しだけ弾いた。
久しぶりのピアノに少し楽しくなりながらもゆっくりと音を奏でる。
弾き終わって手を止めた。
「奏くん、すご〜い。
ピアノ習ってたの?じゃないとこんなに弾けないよね!」
キラキラした目で褒められて照れ臭くなった。
「先輩には負けますよ。」
それから2人でピアノを弾きながらそして会話も交えながら時間を過ごした。
先輩と過ごした時間はあっと言う間に終わって少し名残惜しかったけれど、先輩は言った。
「ねぇ?奏くんも帰宅部なんでしょ?
これからお互い暇な時はここで一緒にピアノ弾いたり話したりしようよ。」
ドキッ
先輩の綺麗な顔で見つめられて、心臓が大きく高鳴る。
「は、はいっ。先輩がいいんだったら俺はいつでも暇ですから大丈夫です。」
そう言ったら彼女は微笑んで頷いた。
「よしっ!じゃあ、決まりね?」
それから俺たちは毎日のように音楽室に集まった。
俺たちは毎日集まって一緒に時間を過ごして行くうちにお互いを好きになって、付き合うことにした。
一緒に過ごして行く時間の中にはピアノを弾かすお互いのことを話すだけって言う日もあった。
放課後という短い時間の中で、お互いのことを知る。
かけがえのない大切な時間だった。


「あの時、楽しかったよねー。」
友希が妻になってから3年。
あの時、ピアノの音を聞いて音楽室に入って良かった。
「あの時、友希に出会えてよかった。
結婚してくれてありがとう。」
普段はあまり言えない言葉も、あの時のことを思い出している今はどんな感謝の言葉でも伝えられる気がした。
「出会えて良かった」
そう言ってあの頃と変わらずに綺麗に笑う彼女にそっとキスをしたーーー


                      完

8/12/2023, 11:53:07 AM

君の弾くギターの音が好きだ。
君のその、よく通る力強い歌声が好きだ。
僕の隣で、胡座をかいて、時々目を閉じたりして、体を揺らしながら、気持ちよさそうに歌う君を、その時間を、僕は、愛している。
君の奏でる音楽は、みんなを幸せにした。
けれど、僕の隣で、僕だけに聞かせるその音は、僕の、僕だけの特別なもの。

8/12/2023, 11:53:04 AM

#君の奏でる音楽
君の指はすごくきれいで、私はよく見惚れてしまっていた。シャーペンを持つ人差し指も、バレーボールを掴む親指も全部、しなやかでいいなと思っていた。
だから君はピアノとかやっているのかな、だったらいいなぁなんて思って、想像を膨らませていたんだ。
だから、君がピアノをもう何年も前にやめてしまったとつい最近聞いて、私はすごく残念でたまらなかった。君の奏でる音楽はどんなだろうってすごく気になってしまって。 

気づけば、私はあなたの手や指だけじゃなくて、低くて心地よい声も、彫りの深い顔立ちも、さりげなく助けてくれる優しいところ、実は数学がクラス1できるところとか、英語が得意だったり足が速いことをちょっと隠しているところとか、照れると顔が真っ赤になるところとか、怒った時の顔とか、ブロッコリーが苦手なところとか君の全部が好きになっていたんだよね。(笑)そんなこと君には、っていうかまだ誰にも言えないんだけどね。
だから、今さらになって、もし機会があったら君のピアノの音を聞きたいなんてお願いしようかどうか悩んでるなんて恥ずかしくて君には聞けないよ。好きになる前は気軽に話せる男子ナンバーワンだったんだけどな。
               #いったん終わり#

8/12/2023, 11:51:06 AM

君の奏でる音楽






窓が開いているので、風が入り、白いカーテンを揺らす。
俺は椅子に座りながら、彼女が弾くピアノの音に耳を傾ける。
タイトルは忘れたけど、彼女自身が作曲した曲らしい。
心地よく、日々のストレスが癒やされていくような気がした。
目を瞑って曲に乗りながら弾いている姿。長いまつ毛が印象に残った。
長い黒い髪の毛には、艶があり、日々手入れをしているのであろう。
太陽の光が当たるとキラキラ光って、天使の輪っかができていた。
ピアノを弾く手が止まり、こっちに顔を向ける彼女。

「私の顔に何かついている?」

「いや、別に、ピアノは癒やされるなぁーと」

「ピアノ、弾けないくせに」

クスクス笑って、椅子から立ち上がり、俺のところまできた。
相変わらず整った顔をしている。桜色の唇に目がいく。
ぼーっと見つめていると額を細長い指で弾かれた。

「何考えているの?」

「……別に」

少し痛む額を摩りながら、そっぽうを向いた。
また彼女は笑う、よく笑う。この笑う声は、ピアノとはまた違う音を奏でている。
これも心地がいい。自分の心がふわふわと揺れ動いているのがわかった。

「うそつきー、絶対何か考えているでしょー」

「特に考えていないから」

つんつんと頬を突いてくるのを手で払いながら答えた。
嬉しそうな表情をする彼女。嫌なことを吹っ飛ばしてくれる。
ピアノの音と共に。彼女の奏でる音楽は、俺の癒しだ。

「さーてと、続きを弾こうかな」

俺の目の前で、両手を組んで上へぐーっと伸びる。
そして、またピアノへと戻って行った。
席に着き、指を鍵盤の上へ置くと目を瞑って、小さく息を吸い込んだ。
またこの空間に音が奏でられる。――ようこそ、彼女の奏でる音楽の世界へ

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