君と最後に会った日』の作文集

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君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/27/2024, 8:57:51 AM

君と最後に会った日は先月の4日

もうすぐで2ヶ月経っちゃうや

会いたいなさみしいな

はやく6日にならないかな

6/27/2024, 8:50:39 AM

君と最後に会った日は雨が降っていて、君の笑顔とは正反対だったのが印象に残ってる。

引き止めてくれれば、一言行かないでって言ってくれれば良かったのに。
笑顔で見送りなんてしないで、それなら喧嘩したまま別れた方がマシだった。

貴方を忘れはしない、なんてよくも言えたもんだね。
謝れなかった後悔がなきゃ、私の事すぐに忘れる癖に。


もうほんっと大嫌い




■君と最後に会った日

6/27/2024, 8:48:41 AM

いとがふつりときれたというか、
結露が一滴落ちたというか。
とにかくクロノスタシスの中で突然。あ。終わりにしましょ。と、なんだか漠然思ったのでした。
履き替えた靴の両足の、紐がどうにも弛んでるのを見て、言い知れぬ惨めさに支配をされて、近日潰れるわたしの体を抱き締めた。
白い女の腕でした。白い肌にあおとみどりの管が透けて、肩まで張り付く夥しい、ケロイドの如く盛り上がっているのでした。
それを人間は醜いと言いました。それでも、わたしはわたしの味方をしたかった。
喩えば黄色い線の外側で。屋上階の柵外で。わたしはまさしく今日この日まで、倒れることなく息をして参りました。
いずれ。目も当てられなく、破壊をされる、この体のまだ確かに綺麗な頃。まだ走馬灯の中身の時間をひとり鬱々と過ごしているのでした。
まだ、綺麗なのになあ………。
誰も抱き締めてはくれないみたいだ。

6/27/2024, 8:47:55 AM

最後なんて思わなかった。

だって、何でもない日だったんだ。

いつも通り互いに時間が合ったから
二人でぶらついて、遊んで
飯も食いに行ってさ。

帰り際もまた遊ぼうなって
お互いに笑いあった筈なんだよ。

いとも簡単に消え去った君に
現実感なんて到底、感じられなくて
一ヶ月の間を置いてから
君とふざけて回した
ガチャガチャのキーホルダーが
鞄の底から不意に出て来て
あれが本当に最後だったんだって
胸が軋む程、思い知らされたんだよ。

ー 君と最後に会った日 ー

6/27/2024, 8:47:35 AM

君と別れたあの日

あの日から頭の片隅にずっといて、存在が大きくなったり小さくなったりを繰り返す

ある日 夢に出てきてた

手には見覚えがある手紙を持っている

「お前の気持ち、受け取るよ。でも来る時はできるだけゆっくり来いよ」


ずっと、ずっと好きだった。 でも同性が恋をするのは
まだ広まってない時代

メールで来た 「胸が苦しいよ」

家に1人だったあいつ

あの時家に駆けつけてれば、離れ離れにはならなかったのか。


「棺の中に思い出の品やお手紙を入れて頂いても構いませんよ」


ほんとはしっかり目の前で渡したかった手紙を
眠っているお前の胸の上に置き
心の中で祈る

「俺がそっちに行くにはしばらくかかる。
それまで、どうか見守っていて。」

6/27/2024, 8:43:00 AM

君と最後に会った日

これから初出勤!

そう言ってから連絡が途絶えた

その日の前々日 またね! って笑った

あれが君と合う最後の日になるなんてね


忙しいんだと思ってた
覚える事も多いだろうし
疲れて帰ってすぐ寝てしまっているかもと
気を遣って連絡するのを控えてた

あんな事になるなんて
全く ひとつも なーんにも
予想なんてしてなかったんだよ

どうか違う世界では幸せになって。。。

6/27/2024, 8:38:48 AM

もう会いたい

早く会いたい

いないはずなのに何故かあなたの香りがしてどうにかなりそう
私はあなたがいなきゃやっていけないかもしれない
そんな状態になる前に毎日少しづつ、少しづつでも離れなければ、今の自分にできるか。気づかないよりはまだいい。

命あるものはいつかは必ず死に永遠に続くものなど無い。この世で絶対と言えるものがあるのならばこれ一つだろう。
愛するものといつかは離れなければ行けないという使命。
これほど生きていて苦しいものはあるだろうか。

6/27/2024, 8:38:31 AM

《巡り逢うその先に》
        第2章 ②

登場人物
 向井加寿磨
       (むかいかずま)

 桜井華   (さくらいはな)
 高峰桔梗(たかみねききょう) 
   樹      (いつき)

 金城小夜子
     (きんじょうさよこ)
   玲央      (れお)
   真央      (まお)
 椎名友子  (しいなともこ)

 柳田剛志 (やなぎだたかし)
 横山雅  (よこやまみやび)

 若宮園子 (わかみやそのこ)
   大吉    (だいきち)
 田中(サイクルショップ店長)

【相合傘】
「玲央・真央 もう起きなさい」
「えー」
「もう少し」
「遅刻しちゃうわよ」
「「は〜い」」
ふたりは時間ギリギリまで寝ていて大急ぎでご飯を食べ、支度をした。
「「行って来ま〜す」」
「今日は雨降るから傘持っていって...もういないわ。帰ってくるまで天気がもつといいけどね」
そんな願いも虚しく、雨が降りだした。
傘を持ってこなかった玲央と真央は昇降口で空を仰いでいた。
「玲央がもう少し早く起きてれば天気予報を見れたのよ」
「真央が起きればよかったんだよ」
ふたりが言い争いをしていると、剛志と雅が近づいてきた。
「どうしたんですか、傘がないんですか?」
「「うん」」
「私のを貸してあげます」
雅は傘を差し出した。
「ありがとう」
「でも雅ちゃんはどうするの?」
「僕と一緒に帰るから大丈夫」
そう言ってふたりは相合傘で帰っていった。

【あなたがいたから】
警察官になると決めた桔梗は日々体力作りの為、ジムに通い毎朝ジョギングもしていた。
今更ながらに思うが自分に警察官が務まるのだろうか。
6年前両親を殺害され弟も大怪我をした時のことを思い出す。
幸いにも、弟の樹が犯人を目撃していたので早々に犯人は逮捕されたが、もしあの時私が警察官だったら何ができたのだろう、少し不安になってくる。
「ただいま」
「おかえり、どうした何かあったのか?」
「えっ、どうしてですか?」
「悩み事でもありそうな顔をしているから」
「華さんには隠し事できないですね」
「仕事がら人の顔色を見る癖がついているからな」
「実は、私なんかが警察官になって市民のために何ができるんだろうって不安になってしまって」
「なるほど、私にも経験がある。心配することはないさ、桔梗はひとりではない。仲間がいる、先輩がいる、それに私もいる。ひとりで抱え込むことはないんだ」
そうだわ、私は華さんがいたから警察官になる決意をしたんだ。
もう悩まない、華さんの背中を追いかければいいんだ。


【好きな色】
小夜子はサイクルショップ田中2号店のオープンを明日に控え、最終チェックをしていた。
なんだか興奮するな。私に務まるのだろうか。
不安と期待で胸が張り裂けそうになる。
今晩は寝られるだろうか。
家に帰ると、家族みんなで、ささやかではあるが前祝いをしてくれた。
「小夜子頑張ってね。これ商売繁盛の招き猫」
「ありがとう、お母さん。お店に飾るね」
「「お客さんいっぱい来るといいね」」
「うん、玲央と真央もお友達に宣伝してね」
「「うん、わかった」」
そして、オープンを迎えた。
田中社長や園子たちが駆けつけてすれた。
「おはようございます。忙しい中来ていただきありがとうございます」
「小夜子君、頑張ってよ。期待しているからね」
「はい一生懸命頑張ります社長」
「サヨ、これからが本番だからね」
「はい、分かってます」
「こんにちは」
声のする方を向くと、女の子を連れた夫婦が立っていた。どうやらお客さん第一号のようだ。
「いらっしゃいませ」
「この子の自転車を見にきたんですけど、どれがいいかしら?」
「自転車は初めてですか?」
「そうなんです。だから補助輪の付いているのがいいんですけど」
「お嬢ちゃんの好きな色は?」
「オレンジ色が好きなんです」
あいにく、該当する自転車が店にはなかったので、小夜子はカタログから探すことにした。
「この自転車はいかがでしょう、これならば明後日の夕方にご用意できます。そこにある自転車の色違いです。どうぞ乗ってみて下さい」
夫婦は子供を自転車に乗せてみて満足しているようだ。
「アタシ、オレンジがいい」
お母さんが娘にカタログを見せて
「これでいい?」と聞いた。
「アタシ、これにする」と、娘も納得してくれた。
「じゃあ、これを下さい」
「ありがとうございます。お代は商品と引き換えで結構です」
幸先よく、最初の一台を売ることができた。
小夜子は涙が出るほど嬉しかった。
「接客も見事だったね。やっぱり私の目に狂いはなかったようだ。安心したよ。これからも、よろしく頼むよ」田中社長はそう言うと店を後にした。
「じゃあ、私達も行くからね。何かあったらすぐに連絡してね」
「はい、園子さん。これからもよろしくお願いします」
こうしてサイクルショップ田中2号店はスタートした。


【日常】
球技大会を終え加寿磨と樹は平凡な日常を過ごしていた。そんな中加寿磨が空を眺めて物思いにふけっいることが何度かあり、樹は加寿磨に聞いてみた。
「加寿磨、悩み事でもあるのか」
加寿磨は樹をじっと見つめ、
「聞いてくれるか?」と言った。
「当たり前じゃないか」
「長い話しになるから、今日僕の家で話そう」
「わかった」
樹には加寿磨の悩みが想像もできなかったが、力になってやりたいと強く思った。

そして加寿磨の部屋で今までの人生を聞いた。

小さい頃事故に遭い、目の前で父を失いショックで加寿磨は記憶を失った。
足にも大怪我をし再び歩くのは難しいと言われたこと。
その頃住んでいた家は急な坂道を300m程登った所にあり、とても古い屋敷で崖っぷちに建っていた。
歩けないので引きこもりになり2階の部屋から見える街の景色が全てだったこと。
そんな折、中学校の登下校でいつも走っている彼女を見かけたこと。
それ以来彼女が気になり次第に好意を持つようになったこと。
名前も住所もわからない彼女宛に手紙を書き、紙飛行機にしてダメ元で飛ばしたその紙飛行機が奇跡的に彼女に届いたこと。
しかし、次の日に彼女は引っ越してしまい、引っ越し先から手紙が届き、彼女が幼馴染で事故の加害者の娘だったことを知ったこと。
そして、彼女が加寿磨以上に傷ついていること。
「だから、君のせいじゃない、君は何も悪くないって事を伝えたいんだ」

それは、想像すら出来ないことだった。
加寿磨はなんて、重い荷物を背負っているんだ。
「彼女を探す宛はあるのかい?」
「手紙には住所が書いてなかったけど消印の郵便局あたりを探してみたんだ。役所や学校に行って聞いてもみたが、個人情報は教えてもらえなかったよ。そして僕はここに越してきた」
「それって、お互いに居場所を知らないってことじゃないか」
「そうさ、でも僕は諦めない」
「これで会えたら奇跡だよ」
「そうさ、でも彼女に手紙が届いたのも奇跡なんだ。奇跡は必ず起きる」
加寿磨の原動力はこれなんだと僕は思った。

           つづく

6/27/2024, 8:30:04 AM

❴君と最後に出会った日❵
「ねぇねぇ!!」
と、君が元気な声で言う
「なに?」
「知ってた?」
「何が」
「かき、フルーツの柿」
「あれにも花言葉あるんだって!!!!」
「ふ~ん」
「もう!!」
「ちゃんと聞いてるってば〜」
「それでね?」
「その花言葉が、、」

 ”広大な自然の中で
永遠に私を眠らせて”

「らしいよ!!」
「不思議な花言葉だよね~ニコ」
「、、ッ!」
なぜ私は、、、君が本当に
自然の中で、木にもたれながら
”死んでいる”
のが想像出来たのだろう、、
グッ
「?」
「どうしたの?」
天然な君は気づかない、、、
その花言葉の意味が、、
その次の日
君は、永遠に”広大な自然の中で”気持ちよさそうに眠った、、、

6/27/2024, 8:14:28 AM

「君と最後に会った日」
私には小学生の頃親友がいた。
その子は小学3年の時に親の仕事の都合で転校することになった。
私は一人で泣いた。
次の日に最後に一緒に遊んだ。

いい思い出になった。また会えたらいいな…

#24

6/27/2024, 8:04:04 AM

いつか海を見せてあげる


あの約束をしてから幾年が経つだろう
彼との約束が、泡のように消え去ってしまった

僕は外に出たことがない
ひとりでは何も出来ない
歩くことさえも

どこにいるの?会いたいよ
また僕の車椅子を押して、一緒に出かけようよ

そんなことも、もう叶わない

6/27/2024, 7:50:45 AM

2年前の5月4日
バイトに入って2年がちょうど経つ頃
先輩がバイトを辞めた
急に決まった最後の日
私が先輩のバイトの曜日に入ってしまったから
忘れると思って会った最後の日
いろいろ喋って、すっきりとした気持ちで挨拶をした
先輩が辞めて1週間後のバイトの日
先輩からの餞別のお菓子が自分の分、封筒に入れて置いてあった
忘れるつもりでいて、忘れられたと思っていたのに
その人は私の中で、、忘れられない人になった


あれから2年
5月にバイトを辞めた
辞めないで続けていればもう一度会えるかもしれないと心のどこかで期待していた
お菓子のお礼を言いたかった
もう一度だけ、ただ話したかった
けど、、あのあと先輩がバイトに来ることはなかった

あの時から時間が経って、あの時の気持ちや思いはわからなくなってきている
でも、今でもふと思い出す

今でも忘れられない
最後に会ったあの日


「君と最後に会った日」

6/27/2024, 7:47:37 AM

またね!と別れた たくさんの顔

最後だなんて思いもせずに

笑顔がつぎつぎ胸に浮かんでくる

たくさん出会おう たくさん笑おう

かならず別れは来るのだから



「君と最後に会った日」

#452

6/27/2024, 7:40:49 AM

「……いつまでさがしてるんだぞ、と」




任務の帰り道、いつも彼を探す。




「分からない。どこで区切りをつければ良いのか…どうすれば良いか、分からないの。」




彼に会ったら話したいことが沢山ある。


エアリスと花を売ったこと。


任務で失敗したこと。


レノとルードが喧嘩したこと。




“俺が帰ってきたらさ、キミしか知らない事、沢山教えてよ”




なんて言っていなくなった彼。
あの日が最後だなんて思っても見なかった。




「エアリスだって毎日のように手紙書いててさ、預かってるのに…まだ渡せてない」




「…それは、もうどうしようもないんだぞ、と」




「レノは…もし私が居なくなってもう探すのはやめろって言われたら…辞めちゃう?」



自分でもずるい聞き方だなと思う。




「まぁ、無理だろうな」




私の隣に並び、周りを険しい顔で見るレノ。




「だから毎回付き合ってるんだぞ、と」




「…ありがとう」




「見つかったら臨時手当、貰わないとな」




探索した目印に祈りをのせて私たちはその場を後にした。




-君と最後に会った日-

6/27/2024, 7:33:22 AM

もう、逢う事はないけれど、今、どうしているのか?半世紀前のあなたは?

6/27/2024, 7:33:22 AM

君と最後に会った日

何か考えていたわけじゃないけど、
本当に、何も考えてなかった。

不用意に言葉が出て、
よくよく考えると失礼な言葉だったけど。

最後だと思わなかったから言ってしまった。
けど、最後だと分かってたら、
わたしは何を伝えたのだろう。

考えてもわからないことを時々考える。

6/27/2024, 7:24:00 AM

君と最後に会った日


いつも通り遊んで
餌を替えて
水を綺麗にして
青菜を入れて

あの時 私は 自分の受験に精一杯
私を見上げる 君の瞳の色に
気付くことなんてなかったね

「私が合格して 家を出たら 母に
君の世話を頼まないといけない…
頭を下げるなんて やだな」
こう 思っていた

そんな私の思いを見透かしたように

君は

君は

寒い朝を選んで 鳥籠の下に横たわった
落鳥 らくちょう というやつだ

鳥は 野生の頃の本能が残っているのか
一般的に 体調が悪いのを隠すという

野生下では 体調が悪いのが
周りに伝わると 天敵にやられたり 
感染症を疑われて
仲間と距離を置かれるからだ という 

君と最後に会った時
もっと大好きだと伝えれば 良かった
もっと気にかけて 
もっと愛おしめば 良かった

後悔が頬を伝う



余談だが 君はよく私の夢に出てくるよね

都市伝説だかなんだかで 
あの世の人が この世の人の夢に
出てくるには
だいぶと徳やら金やら?を
積まないといけない
という説があるらしい

虹の橋の向こうで
いつも私に課金?してくれてるのかな…
ありがとうね

6/27/2024, 7:20:10 AM

君と最後に会った日。あの日は何を話しただろうか。
くだらない話だった気がする。当たり前のようにまた会えると思っていた。
幼い頃から何度も見ていたその夢は、その日以降二度と見ることはなかった。

「どうかなさいましたか?」

考え込んだ私を心配するように、担当執事が首を傾げて覗き込む。何でもないよと笑ってそれに返した。

ああ、そういえば夢の中のあの子も、こんな綺麗な瞳をしていた。

6/27/2024, 7:16:55 AM

#君と最期に会った日

「ねぇ、俺の最期どうだった?」
「かっこよかった?」
なんて聞いてくるこいつを、今すぐにでも殴って、叱ってやりたい

「かっこよかったって、何」
そう言って睨むと、らんはどこか誤魔化すように笑う

「あはは、ごめんって。冗談だって」
鬱陶しい。らんのイヤリングを探してやってるのに
「なんで帰らないの?…もう人は居ないからって危ないよ」
ふよふよ俺の周りを飛んで話しかけてきて、なんだこいつ。いいから俺から離れてくれねぇかな
「ねぇねぇ、いるまー」
らんが顔を覗き込んできて、思わず仰け反る
「………」
「いるま、大丈夫?」

「るっせ…」
だから早くどっか行って欲しかったのに
「お前、どこにいんだよ…、早く教えろよ」
そう言って、らんを避けてまた前に進んでいく

「言わないよ」
「いるま、泣かないで」
らんの顔が見れない
「ねぇ、いるま」

「あ、」
いた、いた、居た
らんが。
急いで駆け寄って、身体を起こす
イヤリングも外れてなかった。らんの耳からイヤリングを外して、ポケットにいれる

「あー、みつかった」
「………ねぇ、いるま。はやくもどして」
後ろから今にも泣いてしまいそうな、らんとは思えない声が聞こえて振り返る。
「あ゙ー、もうやだなぁ」

「…は、、。なに、らん?」
さっきまであんなにのんきそうに話しかけてきたのに
…いや、演技だったのかもな。

「ごめんね、ごめん。泣いちゃって」
「それ、俺なはずなんだけどなぁ…俺じゃないみたいで」
「早くおろして、、ほしい」
ぼろぼろと涙を流すらんの手を握ろうと、手をのばす。
ふっ
「もう、しんでるんだよ。俺」
そう言って泣いて笑うらんの顔は、見ていられなかった。抱きしめたいのに抱きしめられない

「…ごめん、らん…」

「自分でやったことだし、いいよ。それは」
「………」
「もう、抱きしめてもらえないのはかなしいかも」
もういくら手を伸ばしても、掴もうとしても手はただ空をきるだけ
「おれ、かっこよかった?」
そう笑いながら消えていってしまいそうならんに、「かっこよかったよ」なんて言えるかよ、ばか

「かっこよくなかった」
そういうと、目を見開いて泣きそうに笑うらん

「だよね」

6/27/2024, 7:09:43 AM

「君と最後に会った日」

推しが拉致され生死不明になって数年…
数年ぶりに新作アニメが放送される事になりワクワクしたのも束の間。声優が一新されていた
不安に思いながらも視聴したが、回数を重ねるにつれてキャラクターの声は私の中で馴染み許容されていった。推しを除いて

新作の声優は寧ろ好きな声優なのだが、ここまで合わないとは思わなかった。ただ、ただ、違う
旧作の声優が唯一無二すぎた

新作アニメでの推しの活躍は序盤に少し出てきて拉致されて終了である。推しの出番がない事をこれ程喜んだ事はない。何ならこのまま帰ってこなくても良い
まさか推しの死を願う事になるとは思わなかった。非常に苦い思い出である


ちなみに推しは未だ生死不明である
流石に長くないか

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