君と最後に会った日』の作文集

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君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/26/2024, 8:27:05 PM

残陽のあてどもなさを知る窓はなくてひとりで褪せてゆく家

6/26/2024, 8:22:13 PM

君と最後に会った日…



舅さまと最後に会ったのを強烈に覚えている。

正確に言うと、最期を看取った日だ。



夜中零時をまわった頃だった。

ベッドに眠っていた義父が目を覚まし、

静かにありがとうと言った。

その後ゆっくり目を閉じて喉元がかすかに動くのを見た。

閉じた目から涙がこめかみへ伝った。

永遠の別れなのだと感じた。



生きているときとても苦労をした人だから

苦しくなくて逝けたのだと思いたい。




自分が逝くときに、もしも誰かがそばに居てくれたなら

私もありがとうと言うつもりだ。

そういう人生になれるといいなあ…

6/26/2024, 7:15:32 PM

私の好きな貴方は私の知らない誰かを見ていて
私が想っていた貴方は昔の私を見ていて
私と共に歩んでくれた貴方は私の親友と共に歩み
私の慕っていた貴方は私から離れ


君達と最後に出会った日はいつまでも鮮明に
私の脳内に焼き付いている

6/26/2024, 6:36:11 PM

:君と最後に会った日

「そんな言い方、しなくてもいいじゃん」

こんなものは小手先の技術だとか、自分には才能がないからできないんだとか、そんなもの在り来りだから誰でも思いつくとか、つまらないだとか、他人も自分も下げるような発言ばっかりだったからきっと僕に嫌気が差したんだ。

自分は何でも分かってますよ理解してますよって評論家気取りのウザい奴。一緒に居たって楽しくないどころか気分を悪くするような発言ばかり。ネチネチネチネチいやみったらしくて、人に対する敬意が見えない。一々いやそれはどうのこうの、だからこうでそうでなんとかなんだよなぁって、長ったらしく語る。

ああ、鬱陶しいな、これ。

ひねくれてるとか、思い込み激しいとか、劣等コンプレックスとか、自己肯定感が低くてプライド高いとか、どんどん悪い言い方ばかりできる。

評論家気取りのクソッタレ。

「正論を言ってるだけ」と言う名の持論を振りかざし人を攻撃する幼稚さ。自分の思考こそ正解で正しいと押し付け人を“矯正”しようとする傲慢さ。人に物言えるほどできた人間ではないというのに。器の小さいゴミクズ人間。

僕は、ゴミ箱に頭突っ込んで窒息死でもしたほうが

「そんな言い方、しなくてもいいじゃん」

お前は可愛いな。健気で、優しくて、健康的な思考で。正しくて、正しくて、正しくて、正しくて、最後の最後までずっとずっとずっとお前は正しい。正しい、正しい、正しい。

「思考を自ら否定する必要ないよ。自分の思考を受け入れてみて」「間違いとか正しいとかに囚われなくていいんだよ」「自分の思考で自分の首を絞める必要もない、大丈夫、突っぱねなくてもいい」「大丈夫」「認めてみようとしてみて」「そのほうが楽になれる」「そんな言い方、しなくてもいいじゃん」「大丈夫、そんな酷い言い方しなくたって、どんな考え方でも、人それぞれだよ。どれが良いとか悪いとかじゃない」「いいんだよ」「他人のことも責める必要ないよ。そんな考え方もあるんだね、でいいじゃない」「大丈夫」「いいんだよ」

鬱陶しい。正しい。鬱陶しい。正しい。正しい?
そんな思考もお前の思い込みと勘違いだろ。

聖人気取りのクソッタレ。

「人に悪口を言うとき、実はその悪口は自分が言われたくないことを言うらしいね。私も気をつけなきゃ。だって、自責してます風他責も他責してます風自責だってバレてんだよ。自分でも他人でも誰でもいいから諸共ぶっ刺してやりたいって。ね。

6/26/2024, 6:31:20 PM

【風来人】



風が、、止んでいた



蝉が煩わしく耳を刺激する。
6畳半程の部屋に突き刺してきた音は幾度も飛び跳ね
耳を往復する。
がしがしと頭を掻きながらよれた服を正し、起き上がる。

今日はやけに風が強い。
そのおかげか、暑さを特に感じない。
これは嘘だ。
そうでも思わないとやってられない程に暑い。
空調は部屋にあるが、とてもじゃないが使えない。
これも今では高級品だ。
動きもしない空調を眺めながら涼しさを求めて冷蔵庫へと動く。
ゾンビのようなこの姿を人様になぞ見せられる訳がない。
さあ、どうしようか。頭が回らない。
仕事の続きでもと、パソコンに身体をむけるが、
どうやらパソコンも熱中症らしい。
動作がやけにトロイ。
文字がかけたらそれでいいのだが、それすらも今のこの子には難しいらしい。
時には作家らしく、紙に筆で書くか。

、、、進まない。
それはそうだ。パソコンよりも遥かに高スペックな私がこんな劣悪な環境で動作出来るわけがない。
良いものは良い所で動くものだ。
なんて脳内で一人語りをしながら家を出る。

まるで街全体が溶けているような、そんな感覚を
蜃気楼が魅せてくる。

こんな時、君が傍にいたら、、

、、、

何処に行こうかと彷徨っていたが、足は既に場所を決めていたらしい。

ふぅ。
文字通り一息ついた。

ここは私のお気に入りの場所だ。
今の若い子は一息つく時には、喫茶店や、それこそ
スタバなんて所にいくんだろう?。
私も学生時代は行っていたなぁ。

今私は河川敷にいる。
暑い時は水の傍にいるに限る!!

これは最早格言に近いな
貴女と会ったのもここだった。
風でよろけた私を受け止めてくれた。

よくある物語ならそれは逆なはずなのだがね。
今年でようやっと28になる男が異性に受け止められて
恥ずかしい限りだ。


左右を見回す。
誰もいない。
皆物陰で涼んでいるのか

なら私は。

どぼん。

ふぅー、これがいいんだな。これが。

ぷかぷかと漂う

後ろから声がした。

あれ?この前のー?今度はよろけて落ちちゃったんですかぁー?


逃げ場は無いようだ。
だが、確かに人がいないのを見たはずなのに。

彼女は寄ってきて私をすくい上げる

大丈夫ですか?

「ありがとうございます」

次は落っこちないように気をつけて下さいねー。

「えぇ、もちろん。あの、」

はい?なんですか?

「2度も助けて貰ってありがとうございます。」

いえいえ!困ってる人がいたら助けるのは
基本ですよ!!
なにせ私のせいみたいな所もありますしね!

「私のせい??」

あーー!いや、こっちの話です!でも!次は本当に気をつけて下さいね!

「本当にありがとうございました。
そういえば、あっ。」

視線を空に向けた。
風が、、止んでいた
宙へ待った視線を戻すと、そこに彼女は居なかった。

あれ?どこへ行ったのか。
まるで風とともに消えてしまったようであった。

6/26/2024, 6:29:55 PM

今でも覚えてる
キミと最初に会った日

親の仕事の都合で
引っ越してきたキミは
随分と機嫌が悪かったよね
引越しの挨拶の時ニコリともせず
終始仏頂面で
僕とは視線さえ合わそうとしなかった

翌日学校の教室で再会した時も
変わらず仏頂面で
自己紹介も小さく名前を言っただけだった

勿体ないなって思ったよ
すごく可愛いのに
仏頂面でいるのはすごく勿体ない

だから僕はキミを笑わせることにした

志村けんのモノマネをしたり
加藤茶のモノマネをしたり
時にはいかりや長介のモノマネもしてみた

クラスのみんなは笑ってくれた
けれどキミは笑ってくれなかった

ダチョウ倶楽部とか出川哲朗とか
コロッケのモノマネを真似て
美川憲一とかもやってみた

それでもキミは笑ってくれなかった
僕はちょっと悔しかった

あの頃のキミは仲の良かった友達と別れて
とても悲しくて寂しかったんだと
後で教えてくれたね

笑わないキミは学校では1人だった
初めは声をかけてくれた子達も
仏頂面で笑いもせず
必要最低限の言葉しか発しないキミを
避けるようになってしまっていた

僕はどうにかしてキミを笑わせないと、と
謎の使命感に燃えていた
けれどキミを笑わせることができずに
1ヶ月が経ったあの日
僕はキミを笑わせることに成功した

その日は僕の誕生日で
頼んでいたケーキを受け取りに行って
戻ってきたところだった

母さんに我儘を言って買って貰った
少し大きなホールケーキ
街でいちばん美味しいケーキ屋さんのケーキ
是非キミにも食べて欲しかったんだ

母さんは危ないからと
ケーキを運ぶのを止めたのに
僕はどうしても自分で運びたかった

いつもより大きなケーキは
少し重かった
だから両手で運ぶことにした

当然足元なんて見えない
けれどここは自分の家の庭
生まれてから10年も住んでいる
もう何百回も何千回も歩いているから大丈夫……
な、はずだった

ツルリ

踏み出した右足が摩擦を失う
残念ながら踏ん張ることはできなかった

宙に投げ出される
僕のバースデーケーキと
地面と平行になる僕の体

「ああぁーっ!」

母さんの叫び声と
視界の端に映ったのは
驚いたキミの顔

やっぱり可愛いなぁ

なんて思った瞬間
白い塊が僕の顔に落ちてきた

んぶふっ

これじゃまるでドリフのコントだな
そんなコトを考えつつ
口に入ったケーキを飲み込む

うん、美味しい

右目の周りのクリームを拭って、ぺろり
左目の周りのクリームも拭って、ペロリ

そして鼻の中に入ったクリームは
勢いよく息を吐き出して、ポンっ

「あははっ、ドリフみたい!」

予想通り、笑ったキミはとても可愛くて
僕の目はキミに釘付けだった

当然、バースデーケーキはダメになったし
母さんにはだいぶ怒られたけど
僕は偶然でもキミを笑わせることができて
とても満足で、とても幸せだった



「調子はどう?」
「んー、ぼちぼちかな」

スルスルと林檎の皮を剥くキミ
随分と上手になった
初めの頃は1個剥くのに
30分はかかっていた

「おばさんが行けなくてごめんなさいって」
「気にしなくて良いのに。俺も来週には19だし、子供じゃないから」
「ふふっ、伝えておくね。はい」

シャリッ

小さく薄く切られた林檎が口の中に入れられる
勿体ぶるように、じっくりとゆっくりと噛みしめる

「夏輝くんの試合、観たかった?」
「まぁね。来年は応援に行くよ。大事な弟の試合だからな」
「……うん、そうだね。はい、林檎」
「ん」

シャリッ

じわりと口の中に甘酸っぱい水分が広がる
外はだいぶ暑くなってきたらしい
ここは全館空調で常に23度に保たれている
そのせいか、季節感がなかなか感じられない

「大学はどう?友達はできた?」
「うん、何人かね。でもみんな授業について行くのに必死だよ。レポートも多いから遊んでる暇は無いなぁ」
「はははっ、頑張れ医大生」

告白したのは、中学に入ってすぐ
他の誰かにキミを渡したくなかった

初デートは水族館
キミが行きたいと言っていたから

初めてキスをしたのは
その年のクリスマス

お互い緊張しすぎて
ほんのチョット
唇が触れ合っただけだった
それでも凄く嬉しくて
その日の夜は
なかなか眠れなかった

勉強に、部活に、恋愛に
あの頃は全てにおいて
一生懸命だった

同じ高校に合格して
一緒に通えることが嬉しかった

部活はせずにバイトを始めた
お小遣いじゃなく
自分で稼いだお金で
キミにプレゼントを贈りたかった

その年のクリスマスは
家族ではなく
君とふたりで過ごした

キミの白い肌に映える
濃い青色の輝石を使った
ネックレスと指輪のセット

キミは凄く喜んでくれて
俺はとても幸せだった

初めは食欲が落ちた
夏だったのもあって、夏バテかと思った

次に、その食欲が戻らないうちに体重が減ってきた
食べる量が減っていたから当然だと思った

そして徐々に体力が落ちてきて
頻繁に腹痛がおきるようになった
何かがおかしいと思い始めたのはこの頃

「林檎、食べる?」
「あーゴメン、もうお腹いっぱいだ」
「うん。じゃぁ残り冷蔵庫に入れておくね。後で食べて」
「ありがとう」

本当にゴメン
全部食べられなくて
前のも結局捨ててしまった

「お皿とか、洗ってくるね」
「うん、行ってらっしゃい」

3年に上がってすぐ
病院に行った

受験の年だったのもあり
体は万全にしておきたかった

けれど、そう簡単な話ではなかった

医者に病名を告げられた時
母親は泣き崩れ
父親は表情を無くした

受け入れるには時間が必要だった

自分の人生が
親よりも短い時間で
終わってしまうであろうことへの
申し訳なさと

この先彼女と共に生きられる
時間の短さに絶望した

「どうしたの?」
「うん?初めて会った日のこと思い出してた」
「!」

瞬間、キミの顔が赤くなる

「ダメ、忘れて!」
「無理だよ。一目惚れした瞬間なんだから」
「えっ?」
「あれ?言ってなかった?」
「聞いてない…って、あの頃の私、不貞腐れてて…全然」
「可愛かったよ。もちろん今も可愛いよ」
「もう、ホント恥ずかしいから」

うん、やっぱり可愛い

キミと同じ大学に通いたかった
長期の休みには2人で旅行したかった

キミのウエディングドレス姿を見たかった
くしゃくしゃに泣いて両親への手紙を読む
キミを抱き締めてあげたかった

子供を抱くキミを見たかった
少し疲れた顔をして
それでも幸せそうに笑うキミを
子供ごと抱き締めて
愛してると伝えたかった

「あ…そろそろ時間だね」
「そうだね」
「そうだ、誕生日プレゼント、欲しいものある?」

"健康な体"
なんて言えない

「物じゃないけど、今欲しいものはある」
「今?来週じゃ駄目なの?」
「ダメじゃないけど、今がいいな」
「うーん、何が欲しいの?」
「お姫様のキスと最高の笑顔」
「ふむ、承知しました」

キミの笑顔は最高だよ
俺を幸せにしてくれる

1度目は軽く唇を合わせるだけのキス
2度目は互いの唇を食むようなキス
3度目は深く互いの愛を確かめ合うキス
4度目は短く名残惜しい気持ちが乗ったキス
5度目は少し恥じらいながら互いの目を見て記憶するキス

病室を去るキミの後ろ姿を
貰った笑顔と共に脳に焼きつける

今日がキミと最後に会った日になるのかも知れないから

6/26/2024, 6:27:52 PM

ふと見上げた彼方には放心させるほどの青に目を奪われる。石の階段に座り、水滴にまみれた瓶を持ち上げ、甘ったるい炭酸が喉を潤す。
その拍子に目の隅に映る先輩の笑顔。
隣には先輩の彼氏。

(すげぇよな。何の非もない顔をして、未来を考えずに今を生きていられてさ。こちとら、どうやって笑ってくれるだろうかだとか、隣に立つ資格はあるのかってのを考えて……まあ、知ってるさ。負け惜しみってやつだ負け犬の言い訳に過ぎん訳だしな)

砂浜を歩く2人を影法師でさえ幸せそうに揺らめく。
それをただ見つめること1分程。
誰かが駆け寄るサンダルの音が響く。

「お兄、もう行くって」
「そか。お前はどっちに付いてくの?」
「もち、お母さん。お兄もでしょ」
「言わずもがな」

よっこいしょの掛け声と共に立ち上がり、身体に付いた砂を払う。まだ飲みかけの夏の風物詩をゴミ箱に捨て、妹と共に新しい家へと帰路につこうと向かい始める。

「お母さんはあんなどうしようもないのを好きになっちゃったんだろうね。私はもっとイケメンで優しくて、怒鳴り散らさない人を選ぶね。きっと」
「そうだな。そういう人を選べるといいな」
「お兄は好きな人いないの?」
「俺は……一度もないかな」
「あの可愛い人はどう?」
「付き合っている人がいるだろ」
「仮に居なかったら?」
「もう……好みじゃないかな」
「我儘じゃん、そんなお兄にも誰か運命の人に会えるといいね!」

妹の学校での他愛のない話を聞き、とりあえず笑い合う。妹の頭を撫で、片方の目から涙が零れる。

(どうか、お前は気づかずに幸せになれな)

最後にラムネ瓶を捨てたゴミ箱を振り返り、踵を返した後もう二度と振り返ることは無かった。

6/26/2024, 6:06:51 PM

君と最後に会った日


あの日は。
ごく普通の日だった。
特に大きな事件もなく、
暑くもなく寒くもなく、
雨も降っていなかった。

ただ、あの日。
私と君は、激しい口論になった。

今迄、君と喧嘩した事は、
無かった訳じゃない。
だから。今回も。
直ぐに仲直り出来るだろう。
…って、思ってた。

だけど。
そのまま、君は私の元を去った。
そして、二度と、
私の元に、戻っては来なかった。

淡々と続く日常の、
何でもない一日になる筈だったのに。
あの日は、
恋人だった君と最後に会った日。
…になってしまったんだ。

6/26/2024, 5:49:26 PM

『君と最後に会った日』

久しぶりに書くな…
そう思いながら、文章を作る。
今日書こうと思えたのは、題名に惹かれたからだ。
私にとっての『君』はいつだってたった一人。
『君』に会ったのはいつが最後だっただろうか。
2年前の3月だったかな?
…なんで会うことになったのかまるで覚えていなくて、なんなら会話の内容もまるで覚えてないけど。我ながら少し呆れたけどきっと、取り留めのない内容なのはよく覚えてる。記憶にしないほど自然でいつも通りに『君』と話したのだろう。
あー…でも、だんだんと思い出してきた。
あの時、『君』とご飯食べに行く約束したのに『恋人が出来た』からと言って、ドタキャンしたんだよ。
だから、会うだけでも話をするだけでもしないかってなったんだわ。
あの時、正直ふざけんなって思ったわ。
それとこれとは違くない?先約はこっちでしょ?って思った。
まぁ、言えなかった。というより、ただ言わなかっただけかも。
本当は行きたくなくて、都合のいい理由を言ったのかも。
そう考えると、今でも言わないで良かった。言わない方が正解なんだと思える。
でも、あの時君と会うのはきっとさいごであると確信があった。
まぁ、県外に行くからこれ以降は約束とかを取り付けない限りは会うことは無いだろうって感じなんだけど。
でも、私が知っている君に会えるのはこれで最後だったんだろう。
ピアス開けたんだね、顔つきは変わらない気がするのに雰囲気変わった、とかいっぱい。色々思ってしまったところが沢山あった。
『君』はこれから先、私のいない所で大人になって、色んな人に出会って、色んなことをしていくんだろうね。そして、私を置いていくようにどんどん私の知らない『君』になるんだろう。
とても寂しくなった。
会えただけでも嬉しい。でも、きっと会うのは今日が最後だ。久しぶりに会えただけでも『君』はすごく変わった。
…今思えば、ちょっとは頭が混乱してたんだろうな。
そりゃあ、話した内容なんて覚えられないわ。そんなことが出来るほど、私は器用でもないし、頭も良くない。

こうやって『君』と最後に会った日を思い出すだけでも泣きそうになるな。情けない。
急に寂しくなって、泣いちゃう日も実はあったりしたけど、『君』がいない日々を頑張っていくよ。


また会えた時、今度こそご飯を一緒に食べてくれますように。

6/26/2024, 5:28:21 PM

君と最後に会った日


見上げた夜空に星がきれいで
これから先
君に何が出来るかを考えたけど
幸運を祈るくらいしかなくて

伝えたいことは言えたかな
言えなかったかもしれないな
でも今でも忘れずにいるんだ

一緒にいてくれて
「ありがとう」

6/26/2024, 5:27:46 PM

僕と君が最後にあったのはいつだろう。
確か僕がまだ高校生で君はカフェでアルバイトをしてた気がする。
あれから月日がたって未だに僕は、あの頃のままカフェに行けば会えるんじゃないかとか考えてしまっている。きっとそれは叶わないと思う。
またどこかで僕は君に会いたい。
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theme 君と最後に会った日 2024-6-27

6/26/2024, 5:08:22 PM

色々な君がいた。
色々な君たちがいた。

初恋の君は眼鏡をかけてて色が白く笑顔が素敵な小学二年生の女の子
何十年たった今でも君の名前を覚えているよ。
最後に見た君は…きっと雨が降っていたときだった

小学生の頃に同じ図書委員だった君の最後は高校3年生の冬だったかな。
いや、違うな。。。
家に帰宅する途中、君は、、
なんかスカしていたな

マクドナルドで働いていた君は…
とても…いや、そのまま書いちゃおう
可愛かった。素敵なお姉さんだった。
最後の君は…ハンバーガーが54円の時でした

6/26/2024, 5:06:41 PM

君と最後に会った日

パスワードをかえた
君の誕生日にかえた
心が追いついたからまたかえた
痛み止めはお金でかえなかった
あの日の場所にかえってみたらどんな思いだったか分かるだろうか
僕が土にかえったら来世で君とおんなじ家にかえれるだろうか

6/26/2024, 5:06:24 PM

君と最後に会った日は、

まだ肌寒さが残る4月。

お互い
次の道へ進む準備もほとんど終え、
ほんとうの
「さいご」を実感した。

泣かないって約束したから

歩き出すまでは泣かなかったよ。

君も

僕と同じように

泣いてくれてたなら

それ以上の幸せはないよ。

それほどに、
僕は君を愛していた。

6/26/2024, 4:59:10 PM

君と最後にあった日のことをまだ覚えてる。

梅雨を知らない4月末に雨が降る中で君は傘を差さずに外に出た。

白いブラウスが透けるのはどうしても嫌だった私は半ば無理やり傘を貸す。

君に彼氏がいると知っても、君と付き合うことが出来ないと分かっていても、無防備な君を見られたくなかった。

去り際に手を降ってくれた。
僕が握れない可愛らしい手だった。

6/26/2024, 4:50:18 PM

8

その日君はすごく綺麗な顔で 楽しそうに微笑んでくれていたね
またいつかその笑顔をみせて

6/26/2024, 4:45:41 PM

テーマ 君と最後に会った日



高校で別れた君。離れてからこの気持ちに気づいた。



思い出す度に恋しくなるのはなぜかな。



どうして後悔しているのかな。



もっと話しかけに行けばよかったな。

6/26/2024, 4:37:27 PM

→短編・小さなソフィーとラブレター

 ママはパン屋のアンヌとずっとおしゃべり。ママのエコバッグから飛び出してるセロリの葉っぱが「もう疲れたよ」って首を振ってる。その気持ちよく分かる。
「ねぇママ? ジェロームのところに行ってもいい?」
 ママの袖を引っ張って隣にあるブロカントを指差す。
「いたずらしちゃダメよ」
 失礼だなぁ~、私もう5歳だよって思ったけど、面倒くさいからウンウンって頷いておいた。

「こんにちは~」
 お店のドアを開けるとカランカランとベルが鳴った。ジェロームのお店は古いものがいっぱい詰め込まれてる。私はこのお店が好き。望遠鏡、古い本、羅針盤、使いかけのチョーク、クッキーの缶…。ここでパパに買ってもらったジャムの瓶は私の宝物。
「やぁ、ソフィー」
 ジェロームはお店の奥にいた。難しい顔で大きなキャビネットの扉を開けたり閉めたりしている。その度にキャビネットは悲しそうにキィキィ鳴いた。
「何してるの?」
「メンテナンスさ。昨日コイツを仕入れたばかりでね。どうやら蝶番の具合が良くないようだ。付け替えてやらんとな」
 そう言うとジェロームはお店の2階に大工道具を取りに行った。
 私はキャビネットに触れた。そっと扉を開ける。大きな空間。かくれんぼできそう。
 エイヤとキャビネットの中に入り込む。秘密基地みたい。でも埃っぽいな。こんなところママに見つかったら呆れられちゃうかも。出よう。
「ーー?!」
 のそのそと動き出した私の手が何かに触れた。変なものだったらどうしよう……、恐る恐る確認する。
「紙?」
 それはキャビネットの底板の割れ目にねじ込まれていた。取り出してみると手紙のようだ。古い紙だなぁ。カリグラフィーみたいな字だ。きれい。難しい単語がいっぱい。私が読めるのはーー
「きみ、と、さいごに、あった、ひ、が、わすれられない」
 もしかしてラブレター? でもでも、最後に会った日ってことは、もう別れちゃったのかな?
 他に読めるのは「自転車、ボタン、ピクニック……」
「おーい、ソフィー? ピクニックがどうした?」
 いつの間にかジェロームが戻っていた。私は手紙を差し出した。「こんなのが入ってたよ」
 手紙を手にしたジェロームは頭の上の老眼鏡を鼻に乗せて手紙を読みだした。
「ねぇねぇ、これってラブレター? 自転車とかボタンがどうしたの?」
 私の声、聞こえてないみたい。ジェロームの顔がどんどん真剣になっていく。最後には片手で額を叩いた。ーパチン!
「こりゃ大発見かも知れんぞ!」
「そうなの? 誰か有名人の手紙?」
「あぁ、ある作家の書いたラブレターの可能性がある」
「どうしたの?ずいぶんと賑やかね」
 あっ、ママ。パン屋のアンヌも一緒だ。ジェロームが二人にラブレターの話をし始めた。あー、二人が会話モードに入った顔になっちゃった。こうなるとお手上げ。大人だけで盛り上がり始める。ホンモノかどうかとか、価値がどれくらいだとか、bla bla bla…… 。

 夜、ベッドに寝転がって宝物のジャムの瓶を振った。ジャラジャラジャラ。ガラス瓶に当たって音を立てるのは、ママに集めてもらったたくさんのボタン。
 もし恋人たちの最後の日が、ボタンと自転車とピクニックに関係してるなら、私も用心しなくっちゃ。ボタンが何に役立つか分かんないけど、無いよりある方が良いような気がする。
 今、ママとパパは一緒に住んでいない。冷却期間なんだって。
 二人の『最後に会った日』なんて来させないぞ! 私が守ってあげる!
 私はもう一度ジャムの瓶を振った。ジャラン!

テーマ; 君と最後に会った日

6/26/2024, 4:36:54 PM

「お話しませんか?」
そう言う彼の目は、全てを見透かすようだった。

「ここから飛び降りるの?」
誰だこいつ?ネクタイの色から同級生だと分かる。無機質な笑顔を見せる彼。変な奴、これが初めの印象だ。
「辞めろとか言うのか?」
彼は無言で頭を振った。じゃあ何しに来たんだよ。
「僕はただ、自殺する人の心情が知りたいんだよ。だから僕と、お話しませんか?」
彼の言葉に偽りは感じなかった。俺は彼に流されるまま話し出した。

家に帰るのが辛かった。父親は酒屑で、酔っ払うと暴力を振るう。母親は癇癪持ちで、気に食わない事があると一日中暴れた。こんな家庭に産まれて、真面目に育つ訳が無い。俺の心は次第に、ボロボロに崩れていった。こんな日々から逃げ出したい。そう思った時、屋上のフェンスの向こうに立っていた。

「これが俺が自殺しようと思い立った理由だよ。」
彼は俺の話を頷きながら聞いてくれた。そういえば久しぶりだ。まともに人と話すのは。
「お前は何で、自殺する人の心情が知りたいんだ?」
俺が聞くと、彼の笑顔が一瞬引きつった。そして、徐ろに口を開けた。
「僕の兄は去年、首をつって死んだんだよ。学校で虐められてたんだ。あの時兄は、何で身内とかに相談しなかったんだろうって、ずっと疑問だったんだよ。でも、君のおかげで分かったよ。兄は人生から逃げたかったんだね。」
彼の目には涙か浮かんでいるようだった。

「俺は、この日にお前と話せて良かったよ。」
あと半歩前へ行けば、この世とおさらばだ。
「僕も君と話せて良かった。あの世に逝ったら、兄によろしくね。」
俺達は拳を合わせ、笑い合った。
「またどこかで逢えたら、友達になってくれますか?」
「当たり前だろ。じゃあ俺は先に逝くわ。」
俺は彼に見送られながら、前へ歩いた。

彼と最初で最後に出逢った日。俺が死んだ日。そんな日に俺は、彼への幸福と再会を願った。

6/26/2024, 4:32:00 PM

『砂のお城』
砂のお城が崩れたら もう君とは会わない 会うことがない ジョーロの水が騒いでは 慌てふためき 砂を濡らす 石ころ混ざれば 明日の味がする 仲よし
なんて程遠い

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