君と最後に会った日』の作文集

Open App

君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/26/2024, 11:47:30 AM

「君と最後に会った日」

ああ 良いね
好きだった人と最初に会った日と
最後に会った日を思い出してみるの

間に 好きになった日も入れたいな
ホットケーキにちょんとのせるバターや
生クリームのように
自分の人生が
ちょっぴり華やかに彩られる気がするな

ついでに嫌いになった日も
食後のコーヒーのように
ほろ苦く思い浮かべよう
最後に会った日は それでも
まだ君の事が
ほんの少し好きだったんだよね

6/26/2024, 11:46:12 AM

君と最後に会った日、それが最後だなんて思ってもいなかった。だから宛先も書かずに、届くはずのない手紙を書こうと思う。

6/26/2024, 11:45:35 AM

寒い、寒い冬が終わり、
暖かな春の光が世界を包みこみかけている、
そんな日に君はいなくなった。


「いつまでも、泣いてんなよ。」


馬鹿じゃない?あんたなんかのために流す涙なんかない。
そう言おうとしたその瞬間、君は今までに見たことのないくらい優しく笑った。


「ずっと、これ、から…も、あいし、てる…。」


そう言われると憎めなくなってしまう。
暖かいものが溢れてきて、視界が歪んだ。


私も…っ。愛してる。


声が震えてしまった。情けないな、と笑っていると、
君は最後の力を振り絞って、私の手をぎゅっと握った。


「また、な…。」


だんだん力が弱くなっていくその手を、今度は私が強く握った。


うん、うんっ…また、また会おう。


だんだん冷たくなっていく手をずっと握って、泣いた。


『いつまでも、泣いてんなよ。』


ハッと我に返って君の顔を見ると、笑っていた。

死んでも、笑ってる。

でも、
その笑顔を見ると、自然と笑顔になれた。





これが君との最後。

春になると強く思い出す。

時に泣いてしまうこともあるけれど、

大丈夫、今もちゃんと生きてるよ。


『君と最後にあった日』

6/26/2024, 11:42:58 AM

「お仕事いってらっしゃーい」
「ママー、いってらっしゃーい」

 俺は、3歳になる息子を抱っこして、玄関で妻に手をふった。
 新婚ならば、いってきますのちゅー、とかする所だろうが、子どももいる中結婚して7年もすれば、そんなこともしなくなる。
 君は、いってきます、と、素っ気ない挨拶を返して、いつも通り仕事へと向かった。
 扉の向こうは雨模様。ガチャリと鍵を閉めて行った。

「今日は、パパが休みだから、保育園のお迎えもパパが行くからな」
「ママはー?」
「ママはお仕事ー」

 息子の小さな足に靴を履かせながら、そんな父と子の会話をしていた。

 それから、2年が経った。
もう息子も5歳で幼稚園児である。

「ママはー?」
「ママどこ行ったのかなー?」

 君と最後に会った日は、雨模様だった。
 俺は、君は普通に仕事へと向かっただけかと思っていたのに。
 俺の心の鍵も、あの日からしっかりとかかってしまっている。
 だが、息子の前でそんな顔もしていられない。

「帰ってこないかなー?」
「帰ってこないかなー?」

 俺の言葉を真似して息子も呟いた。
 梅雨時期の空模様は、もちろん今日も雨だった。

@ma_su0v0
【君と最後に会った日】

6/26/2024, 11:42:17 AM

“君と最後に会った日”

それは今日、だけれど、、明日からまた4日間も会えなくなる。その間、彼は何をして過ごすのだろう。やっぱり、仕事か。それとも、他の誰かと休日を過ごすのだろうか。悔しさや憎しみよりも、ただ、羨ましい。

それはだって、きっと、私の知らない誰かと、私の知らない彼の幸せを作るのだろう。そして私がまだ知らない、愛おしい面持ちで眠るのだろう。ここでふと思ったけれど、私は彼の何も知らないのだった。年齢と職業くらい、この関係である以上深いことは知らない方が良いのだろうし、私の「彼との夢」を維持するためにも、知らない方が良いことだって多いのだろう。現実に起きることの無い、夢に満ちた幸せだって、その幸せを抱けてる間は抱いておきたいのだ。今は彼に夢を、見させてほしいのだ。知らない方が良い現実と、しかし彼の全てを知りたいというわたしの我儘は尽きることが無いだろう。

4日間も会えなくなる、と前述したが撤回しておこう。先程綴った「我儘」が先走り、きっと私は偶然を装い、彼が来るであろう道を歩く。そして、どきどきしながら朝の挨拶をする。少しでも彼の視界の中の私を更新できるように

6/26/2024, 11:41:27 AM

君の声を聞いたのはいつだろう。
君の姿を見たのはいつだろう。
君と手を取ったのはいつだろう。

あの夏の日、朝顔の散るあの時が君を見た最後だった

6/26/2024, 11:40:18 AM

去年の5月6日が最後に会った日だ。


君は、5月3日に鹿児島から東京駅まで来てくれた。
私は、5月3日に宮城から東京駅まで。




遠距離恋愛だった私たちは、年に1回しか会えなかった。

もちろん、会おうと思えばもっと
会えたのかもしれない。

でも、社会人の君と
大学生の私では時間的にも金銭的にも難しかった。




年に1回しかあえないなんて、
まるで彦星と織姫のようでしょ??


それは綺麗事でしかないけど。






約5年貴方と付き合うことが出来て本当によかった。

貴方のおかげで成長できた。







もっと、『大好きだよ』と伝えればよかったな。




#6 君と最後に会った日

6/26/2024, 11:38:07 AM

君と最後にあった日は良く晴れた蒸し暑い日だった
手をふり走っていく君が愛おしかった

6/26/2024, 11:37:51 AM

「君と最後に会った日」


下っ端の2人から逃げ続けて、

僕はずっとスロットを打っていた。

逃げても逃げても2人はやってきて、

返せ返せととにかくうるさい。

ある日、スロットで大負けした日に、

店の外でついに捕まった。

事務所に連れられて、

君に会った。

11月16日水曜日

それが君と最後に会った日だ。

宇津井

6/26/2024, 11:36:45 AM

今日、僕はこの街を去る。
 色々な思い出がある中で、この街にいることが少し辛くなってしまった。
 仕事の転機に、この街を去ろうと決めたのだ。
 
 最後に、彼女に会いに行く。
 この街に来たばかりの時に、車の修理屋で対応してくれた女性。屈託のない笑顔、スマートな仕事さばき、請求書に添えられる優しい一言。
 
 僕は彼女に恋をした。
 でも、彼女は既に人のものだった。
 
「いらっしゃいませー、修理ですか?」
 
 修理屋に行くと、彼女が出迎えてくれる。良かった。今日はシフトだったんだ。
 僕は点検と修理をお願いする。彼女はいつものように仕事をする。手際の良い姿はやはり素敵だと思った。
 
 胸がズキリと痛む。
 
「お待たせしました!」
 
 時間が経ち、修理が終わって、請求書を渡してくれる。それを見ると、『いつもありがとうございます!』と書いてあった。
 
「こちらこそ、いつも修理をしてくれてありがとう」
 
 そう伝えて支払いを済ませた。
 とびきりの笑顔は忘れない。
 
 僕は飛行場に向かう。
 最後に見せてくれた、彼女の笑顔は忘れることは無いだろう。
 
 どうか幸せに。
 
 
 
おわり
 
 
 
お題:君と最後に会った日

6/26/2024, 11:33:41 AM

何時もの様に、話してた

何時もの様に、笑い合ってた

何時もの様に、明るい世界が広がってた

何時もの様に、「また明日」って別れた。

何時もの様に...明日が来ると信じてた、疑いもしなかった

なのに、なのに...

もう明るい明日は、来る事が無いんだね

---二作目---

その時、俺は手を伸ばすことが出来なかった
離れたくなかった、ずっと傍に居たかった
けれど、抗う力が俺にはなくて

ただ、離れてく君の背をじっと見つめることしか出来なかった


...だから、

「!○○!久しぶりだな!!」

「え!?○○!?」

次逢えた時は、君を傍で守ると誓うよ

#君と最後に会った日
340作目

一周年記念まで...あと24日

6/26/2024, 11:33:38 AM

「君と最後に会った日」

真夜中の電話
こっそり抜け出して逢いに行った

高台の公園に車を止めて
真っ黒な海を見ていた


君と最後に会った日…
このまま時が止まればいいと思った

君と最後に会った日…
うまく笑う事ができなかった

泣いてばっかりの私…
だって、まだ好きだから


″友だち″に戻った後も
ずるいくらい優しくて困ってしまう


だから″友だち″もやめたんだよ…

6/26/2024, 11:33:02 AM

ナツキとフユト【23 君と最後に会った日】

ナツキがフユトに言った

「最後に会った日のこと、覚えてる?」

「卒業式か?」

「違うよ、その後で、街でバッタリ会ったじゃん。フユト、女連れだった」

「ああ、そんなこともあったな」

「かわいい彼女とは別れちゃったの?」

「あれは彼女じゃなくて従妹だよ」

「えっそうなの?」

「春休みにこっちに遊びに来てたんだ」

「なーんだ、そうだったのか」

(つづく)

6/26/2024, 11:29:56 AM

僕が最後にキミを見たのはいつだろうか

いつだったか忘れてしまうくらいには昔なのだろう

自分が憎い 忘れたくなかった

じゃあなんでいまキミのことを思い出したのか

それすらもわからない

もしかしたらキミも僕のことを思い出していたりするのだろうか

それじゃあキミに会いに行こう

僕は家を去った

6/26/2024, 11:28:43 AM

#37『君と最後に会った日』

昨日の君と
今日の君

同じようで全く違う

いつの君も、
愛しく大切なたからもの

6/26/2024, 11:27:12 AM

君と最後にあった日
思い浮かべたのは近所の小さい頃からの付き合いの男の子。
最後に出会ったのは成人式の日だっけな。こっちを見てた気がした。
幼稚園、小学校、中学校と一緒だった。
中学入ってからはしゃべることなくなったし高校は別々だったからそれ以降会わなくなった。

でも大人になってから時々夢にでてくる。でも出てくるあの人は小学生の時のままの姿ばかり。

幼稚園の帰る時、手袋越しに手をつないだこと、
泣いてた時に一緒にいてくれたこと。
一緒に遊んでくれた事も朝のラジオ体操に迎えに来てくれたときも
私が話すのが苦手なのに一緒にいてくれた優しさが、席が隣になった時の嬉しさや恥ずかしさも
ああ、自分はその人のことが好きだったんだとつくづく想った。
でも当時の自分は気持ちは伝えられなかった。振られるのが怖くて。その人には好きな人がいたから。

今、その人は地元を離れてるしもう二度と会うことはないだろう。幸せでいてほしいな。

6/26/2024, 11:26:37 AM

いつか会えると思っていた。

君より良いと、思える人を

どこでも出会えると思っていた。

君より良いと、思える人を。

別れの帰れ道、そんな呑気なことを考えていられたのは、若かったからである。

途方もない、不確かな未来に、無限の出会いがあると、思えたのは、若かったからである。

雨が降っていた。渋谷のセンター街スクリーンの前、タクシーを降りた。傘をささずに帰った。

私は忘れない。君と最後に会ったその日を。

6/26/2024, 11:26:11 AM

電話で君が急に会いたいと言う。僕は残業だったので、明日じゃだめ?って言うと電話がきれました。
それが君との最後です。君と最後会っていたら、 さいごにあえたかつた。 …
{あえたかつた君とさいご} 男が主体で進んでいくけどどこか女目線で、本当に自分が入ったように実感できます。
              ↑帯

6/26/2024, 11:25:37 AM

【君と最後に会った日】

こんにちは
僕の記憶の中にようこそ
今回は友達の話をするよ
とても可愛らしい友達のね

彼はメジロでね
竹の鳥かごに蜜柑を入れて
罠で捕まえられた子を貰ったんだ
本当はダメだよ?

近所のお爺さんに譲ってもらってね
捕まえられたってのに
蜜柑をつばんでは
コッチをみて忙しない子だったよ

3日ぐらいしたら蜜柑が悪くなってきたからね
メジロ用の餌をスプーンですくって
餌カゴの中に入れてあげたら
中々食べなくてね焦ったよ

1日したらちゃんと食べてて
安心したんだけどね
学校から帰ってきたら
「メジー!ただいまぁ!」って

今思うと安直というかなんというか
メジーって名前おかしいよね
カーテンのレースを切って作った
布を退けて挨拶してたよ

そんなある日
夏も終わり頃に差し掛かったころ
鳥籠の下の新聞を張り替えようとした時
兄が後ろからやって来て

僕を脅かしたんだ
メジーもその時僕と一緒にビックリして
開け口から飛んでいってね...
あの時以上兄を恨んだことは無かったね

「兄ちゃんのバカ!メジーが!メジーがぁ」
って一日中泣いて喚いて
何日か兄とも会話は無かったね

まぁメジロの飼育は禁止されてるから
これで良かったのかもしれないが...

そんなある日...
ゲームをしてる時ふっと外を見ると
メジロが庭先の梅の木に止まっててね
「あれ?メジー?」

急いで駆け寄ったら飛んでいったんだけど
多分、あれはメジーだったね
確証は無いんだけど
なんとなくそう思ったんだ

嬉しかったよ
逢いに来てくれて
最後に会ったのはその時だけど

あれから20年
もう生きてないだろうけど
また逢いたいと
たまに想うよ

メジー



*メジロの飼育は禁止されてましたが、
私が学生の頃、メジロ缶という餌が売ってありました

6/26/2024, 11:24:11 AM

『君と最後に会った日』

いつものように、会話をした。
いつものように、ばいばいと手を振った。
いつものように、また明日といい、
いつものように、その明日が来る。

──そう思っていた。
そんなはずがない。

そして君は、いなくなってしまった。
いつものように、「また明日」会えると思った。
でも、そんなはずがなかった。

君と最後に会った日、
僕は別れの言葉すら言えずに。
彼とはもう話せない。

それが、彼との最期だった。

Next