『君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題︰君と最後に会った日
君と最後に会った日、私は眠っていた。
僕は一人、ずっと待っていた。
君に寄り添い眠り待っていた。
君は「もう大丈夫だね」とあやすように言った。
「大丈夫じゃない」
声をかけても僕は返事をしなかった。
「もう大丈夫だね」
私にそう言い聞かせている。
夢の中で目が覚めるのを待っていた。
君と最後に会った日、私は眠っていた。
私に寄り添い終わった僕は違う夢を彷徨っている。
「もう大丈夫だね」
真実は関係ない。噛み合う噛み合わないも関係ない。
ただ会って、言い聞かせることが目的だと
疾うの昔に私は知っていた。
お題:君と最後に会った日
悲しい別れでは、無かった。
お互いに、進むべき道を見付け、
その道が、分かれていただけ。
「いつか、会えたら良いね」
叶えようとも思っていないくせに、君は言った。
「きっと会えるさ、なんて言わないよ」
僕は、笑って言った。
それでも、友達であり続ける約束は、
絶対に破らないからねとお互いに誓い合った。
今だって鮮明に思い出せる、
あの、寒すぎた冬の夜を。
自販機で買ったココアを飲みながら、
公園のブランコに座って、ダラダラと会話をし続けた、あの夜を。
「もう、ココアを飲むような歳でもないんだがね」
毎年、同じ日にココアを飲みながら、
"友達"を懐かしむ。
ほんの数日前なのに
君の声が頭から離れない
やっぱり惚れてるな、と自嘲しながら
次会えるのはいつなんだろう、と
*君と最後に会った日
#君と最後に会った日
君はいつもそばにいてくれた
辛くて泣いた夜も嬉しくて泣いた瞬間も
私の傍でほほえんでくれた。
春陽はいつもおだやかで暖かくて、
涼夜は一緒にいると落ち着く存在
バイバイしたあの日から
私は成長できたかな、
どこかでまた会えたらいいな
こんなこともあったね、あんなこともあったね、
また笑い合えたらいいな
だけどもうしばらくはがんばるね
何気なく出会ったあの日のように
その日も自然に別れただけ
積極的に会う関係でもなくて
タイミングが悪かったとか
そういう気分じゃないとか
何となく会う機会を逃していって
そのうち
会うには理由がいる関係になってしまった
実は好きだった?
なんてのは都合が良すぎる気の迷い
あの子に会いたいと思っていい資格はなかった
それから二度と会うことはなくなって
記憶も感情も曖昧になって
それでも偶にフラッシュバックする
なんでもっと優しくしてあげられなかったんだろうって
~君と最後に会った日~
確かにあった事実と
わたしの思い出補正。
それが折り重なって
いつまでも忘れられない
そんな日になってる。
私の中のあなたはあの時のまま。
君には忘れていてほしい日
わたしにはいつまでも
覚えていてほしい日。
–君と最後に会った日–
君と最後に会った日
私はもう覚えていない
誰と出会っても
誰と別れても
思い起こさない
それに時系列よりは印象かな
最後とか終わりって特別じゃない
思い出すこともあるよ
それはいまの私に関連してて
何故なのかは解らないけど思い出される
でも記憶違いかもしれない
印象的な別れなんてない
別れるって決めてただけで
その日がいつかなんて全然重要じゃない
君と最後に会った日
私の友達と呼ばれる人達は20年近く会ってない。
いらないものは捨てる。
好きな人と久しぶりに会っていたら、かっこいいと思い、ドキドキが止まらない。
それって恋ですね。
いつも、楽しく話してくれる、相手が笑うとこっちまで幸せだよ。それでも嬉しい!かっこ良くて優しくて時には厳しいけど、話しているともう最高。
「君と最後に会った日」
最後に君は「ごめんね」と泣きながら言った。
最後に君は「こっちに来ないで」と叫んだ。
最後に君は「早く死にたい」と嘆いた。
あんなにも笑顔だったのに。
あんなにも優しかったのに。
彼女は壊れてしまった。居なくなってしまった。
そんなある年の春。
彼に会わなければ彼女はまだ笑顔でここに居てくれたのだろうか。
僕らには分からない。
ただ彼女の幸せを願っていただけなのに。
『君と最後に会った日』
あなたと会うのがこれで最後って知ってたら
あんな別れ方はしなかったよ。。
もっとあなたが隣にいた時間を、1日を大切にしておけばよかったって今更後悔しても遅いよね。
叶うならもう一度あなたに会いたい
『最終回』
別れの朝の静けさは 準急列車の自責の念だ あの時
あの場所に停まっていればと月並みな後悔に苛まれる
これは何度目の最終回? 終わり終わりと釘打って
アルコールに頼ったり ロバの耳と叫んだり 揺れに揺れる忘却線 私がまた朝一番の他愛のない欠伸に出会うまで そう時間はかからなかった
君と最後に会ったのは
君と最後に会ったのは、卒業式の後みんなで行った喫茶店だった。遅くなったので、慌てて飲み物の値段を払って外に出た。その時はこんなに長い間、会わなくならなくなるなんて予想してなかった。また、直ぐに会えるだろうと思っていた。
もともと僕は寂しくて誰かに会いたいと思う方ではない。だから、僕から連絡はしなかった。
昔の記憶が頭の中で甦っては消えていく。
声も顔もかろうじて思い出せるくらい掠れているのに、君と出会って別れた事実だけは今でも色褪せずに残っている。
暑かったのか寒かったのか、昼だったのか夜だったのか季節も時間もセピア色で掠れて分からなくなっている。
それなのに、君と出会って僕の死んだような心が動いたことだけは確かだ。
君の姿は、眩しいくらいに輝いていて、火傷しそうなくらいとても熱くて、泣きそうになるくらい切なくて、溺れそうなほどに苦しくて、声も出せないくらいに悲しくて、無防備な僕の心を殴り付けては動かしてくる。
あのときも…あのときも…あのときも……
競いあえる君がいたから、大切な貴女がいたから、尊敬できる貴方がいてくれたから、頼りになるお前がいたから、そして…あなたがいたから…。
-今の私がいる
なんで生きてるのか分からなくなって死にたくて仕方なかった。
自殺方法も沢山調べて、今までなんか少しやりたいなってこととかもあったけどなんもなくなって生きることだけで精一杯になった。
学校に行くのが嫌だ。周りの目線が怖い。
生きるのが嫌だ。毎日そればっかり。
1人の時もどこのいても周りのみんなの声ばかり聞こえて、
気分転換になんかしようと思ってもなんも楽しくなくて。
先生に話聞いてもらってる時間が無ければ先生はもっと他のことできてたし他の人に時間やれてただろうし、仕事もできてたんだろうなって思ったり自分で自分を追い込んだ。
学校では色んな人が助けてくれて。先生も周りな人も。色んな言葉を伝えてくれたけど、正直ゆえりの心にはひとつも刺さらなかった。誰も信用出来ない。
今まで色々言われてきた言葉が心からなんか消えてくれなくて。忘れようってポジティブに行こうってやってもなんも忘れられなくて。
他の人と比べちゃう自分がいて、比べるのも比べられのもやだ。
普通に過ごしてた生活がどこいったのかって。
もう何もかもわかんなくなったの。
夜は緊張でお腹壊してずっと寝れなかったり、朝は不安で手が震えたり、
周りの人から変な風に見られたりして、
自分が何をしているのか分からなくなった。
病院なんて正直行きたくない。
薬を飲まされるだけだし。お話だってしたくない。
一生懸命ままに隠してたのにでも辛すぎて全部を隠すことは出来なかった。
泣いてままに電話することは今までもよくあったことだから大丈夫かなって思って電話したら、ママはいつもと違う泣き方で過呼吸になってるのを気づいちゃってもう帰って来ていいよって言ってくれたけどでもなんかそう言われると意地でも頑張らないとっておもっちゃう。
あの時電話したことの後悔、ままにバレてしまって何してんだろうって言う後悔、全部バレてなくても少しでもバレたら嫌なの。
病院予約されて行きたくないのに、なんで無理してでも行かなくちゃ行けないのかな。
大丈夫って言ってるのに。分かってるよ。自分のキャパがオーバーしてることくらい自分が1番わかってるし。だけど、思うことがあるの。
だから行きたくない。ママとだと余計に。
病院予約したって聞いてしんどかった。
辛くて、なんかもう色んな感情が溢れかえって。もうなんなのって。
今まで怒りだったのが全部悲しさに変わってった。
もう何をどうしたらいいのか。明日先生に自分のホントの気持ちをそのまんま伝えていいのか沢山悩んで。
もう訳分からなくなってきちゃったな。
こんなんばっか。
「ねぇ、ろんか、来世も逢おうね」
「夢……」
何でも俺は泣いてんだ…?
最近はこの夢しか見ない
誰かも分からない
けど大切な人のような気がする
俺の、大切な
「ろんか最近ぽけっとしてるよな」
「分かるー」
「眠いんだよ、」
「眠かったら寝てるじゃん」
「……」
誰だ
あの人は
俺の何なんだ?
そんなこと考えて歩いてたら
「わふっ、」
図体デカ…
「っ、すみません」
「あ?、…」
その時
俺は
思い出した
前世の記憶を
呪い
大切な人
死
「ろんか…?」
「…五条、さ」
この人は俺の大切な人だった
だって
願いが叶うとは夢にもほどが無かったから
「ろんか、っ!」
「っうぅ、ごじょ、さ」
何故か涙が溢れてくる
この感情は何なのだろう
嬉しくて切なくて悲しい
アンタの
五条さんの胸の中でいっぱい泣いた
「よかった、前世の言った通りだったね、」
「俺、ずっとアンタのこと忘れてました、呪霊のことも」
「そっか、ろんかロングなんだね」
「そうですけど、前のほうが良かったですか?」
「何でも似合うよ」
「それに、聞いてください」
「んー?」
「釘崎も虎杖も恵もちゃんと居るんです」
「そっかぁ、皆は元気してる?」
「相変わらずです」
「そ、ねぇ、連絡先交換しとこ」
「そうですね、」
「ろんか、」
「はい、?」
「ちゅ、結婚しようね♡」
「っは、はぁー?!」
この日に逢った日は
前世で最期に逢った日はだった
これもなにかの奇跡なのかもしれない
良かった
皆
幸せそう
君と最後に会った日、それは3月だった。1年生で転校した親友だった君、、、また会いたいな
いつ会えるだろうか。
最後、だったのかな。
嗅ぎ慣れない匂いと、手に残る痺れと、呆然と立ち尽くして、拳を床に叩きつける彼ら。
見慣れたメンバーではあったけど、そこに彼がいないことは明白で。
奪ってしまった。刈り取ってしまった。
そう思う反面、漸く解放されたのかと安堵して。
最低だなぁ、なんて思うことさえ、どこか他人事で。
でも、俺の役目はまだ終わってないから。
それが終わったら、その時は、頼む。
”君と最後に会った日”は、君が全てから解放された日だった。
君と最後に会った日
君と最後に会ったのは、8月末のジクジクと蝉がなく昼下り。いつもの喫茶店だった。
クーラーの効いた店内。
緩やかなクラッシックの音が流れるその空間の中を切るように僕の席へとやってきた君は、席に着くなりアイスのブラックコーヒーを頼んでいたっけ。
僕は、読んでいた小説に栞を挟むと、君と向かい合い、早速話を聞くことにした。主には君のストーカー被害相談だ。
君は、アイスコーヒーを飲みながら、緊張の糸が切れたのか悄然とした様子で、警察に届けを出しても被害にあった訳じゃないから、と取り合ってくれなかった、とポツリ呟き、さめざめと泣き出してしまった。
僕は君にハンカチを差し出しながら、やつれたな、と思っていた。
なんとか君をなだめ、ストーカー行為をしている相手を憎憎しく思い――――ほかに何ができるわけでなし、君の話をよく聞いていく。
ストーカーの相手は分かっているのだ。君の元恋人の男。僕と面識はないが、君の話を聞くには粘着質な性格のよう。
僕は、僕に出来ることは何でもする、と言って君を慰めた。君は、じゃあ暫く会社帰りに家まで付き合ってほしい、そういった。
明日から、ということで詳しい段取りも決めて、僕らは喫茶店をあとにした。
送っていこうか、と言った僕に、君は今日始めて笑顔を見せてくれたね。それは悪いから、と一人で帰ったんだ。
その日の帰り道、ストーカー男に刺されて君はこの世を去った。
ストーカー男も同じ刃物で自殺した。
1年経った今でも思い出す。後悔と積年。
君と最期に会った日。
覚えているとも、私が地球に降り立つ前の日だ。こっちは、どうかって?
相変わらずだ。地球人は、弱い、私は勿論地球人の味方はしない。いや、手は出さないさ。そこは君と意見の分かれるとこだな。確かに、脅威ではあるが…。
私達が、手を下さずとも滅びるだろう。