君からのLINE』の作文集

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君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/15/2023, 8:25:48 PM

言葉は魔法のように
       いつもボクを誘って
       光と闇を連想させる
       愛しくて苦しい日々
       抱かれて揺れたくて 
       波の音を聞くだけで
       よかったはずなのに
       水面に浮かぶ夜の月
       想い出は深い海の底
       掴めなかった淡い夢
       光の届かない場所へ
       幼かったボクとキミ
       


       『キミからのLINE』

9/15/2023, 8:25:27 PM

君から紡がれる言葉が好きだ。

ごめんなさい

ありがとう

美味しかったねー

またねっ

ありきたりの言葉でも、君から紡がれるから
僕にとっては、全てが宝物だ―。

9/15/2023, 8:15:57 PM

ふと、夜明け前に携帯電話のアプリを起動してみた。
何度もやりとりしているかと思った人ではなく
少し前に、でも何故か会ったことがあるような
暁でもなく琥珀色の記憶。そして、その子は
私の後ろをよくついてきて、たいへん大人しく
でも可愛いのに内気で、何かに怯えているかのように
私の手を握っていたような気がする。

自分はお姉さんだから。
人違いかもしれないけど、とても良い子だから
その二人の手を繋ぎ、帰り道を歩いて
帰路についた。

泡沫の記憶かもしれないけど、
私は病弱でもう少しで…と思ったけど、
その二人はきっと緑の会話の話を持ち帰り
私のことを慕う気がしたと思ったから。
心配だけどここは刻が流れるのが本当に遅い。
無事に帰ってきてもらえれば、偽りでも
私は貴方たちのことを夢の中でも見守っているよ
と、告げる。

テーマ 夜明け前のLINE

9/15/2023, 7:57:25 PM

~君からのLINE~

私は君からくるメッセージを見て毎回悩んでいる。君からのLINEは表情が読めない。そっけないような、でもそれは考えすぎのような。難しいのだ。案外君はなんにも考えないで送っているのかもしれないけど。

9/15/2023, 6:59:43 PM

[タイトル:猿人にLINEは向かない]
[お題:君からのLINE]

 哀しげに眉を八の字に曲げる僕の表情が見えるほど真っ暗な画面の上で、ひび割れが白色を覗かせる。僕のスマホの、この黒が、電源オフやスリープといった、正しい手順の黒色ではないことは重々に承知している。それでも、奇跡を願わずにいられないのは、この高性能な板への依存度が高いことの証左か。そんなことを考えながら、僕は祈るようにうずくまり、長々と電源ボタンを押した。
 果たして、刺激的で痛々しいブルーな光彩は、一つとして現れない。
 はぁ、と一つため息を吐く。吐く、とはいったものの、その文脈は決して能動的ではない。なみなみと注がれたオレンジジュースを飲もうとして、つい手が震えて零してしまった時と同じ類いの、やるせ無さに対するため息。出発から終点まで、自分しか出てこないというのに、どうして僕はマイナスを被っているのか。
「あーあ、やらかした」
 たっぷり十分ほど無意味と格闘して、ようやく出てきた言葉がそれだった。大した反響もせずに部屋に消える。それが目の前に広がる無常をさらに強調して、僕の心を地に落とす。
 スマホを落とした。スマホ画面が割れた。電源がつかない。とても悲しい。
 僕たちの祖先である猿人が、僕の顔を見たら、きっと鼻で笑うだろう。
 そんなことで気を落としているのかい? と。
 まあ、彼らに言わせれば、きっと現代人はみんなパッとしない表情をしている。僕らがスマホに届くLINE通知一つで一喜一憂する間に、彼らは直接愛を伝えるのだ。
「・・・・・・・・・・・・しかたない」
 母の雷撃か、父の鉄槌か、あるいはその両方と、充分な時間を糧にして、僕のスマホは再び機能を取り戻すだろう。それまでは「しかたない」を胸に刻んで、我慢するほかない。
 現在時刻は夜十一時。大学受験を控えた高校三年生にとっては、暗記科目でもしたいところだが、残念ながらそんな気分では無い。両親の機嫌が悪い深夜と早朝は避けて、明日の夕方にでも話そう。
 そう決めてから、僕はベッドに横になった。そうして流れるような動作でスマホに充電器を差し込む。するといつも聞こえるはずの音が聞こえず、それでようやくハッとした。なんて無意味なことをしているんだ。
 途端にバカらしくなって、乱暴に充電器を外すと、ベッドに備え付けの小テーブルにスマホを置いた。乱暴とも丁寧ともつかない、なんとも微妙な手遣いだった。


「今日はまた、なんとも悲しそうな顔をしているね、穂浪クン」
 言葉は背中から投げられた。しかし、三年一組の教室内で僕をカタカナの『クン』を付けて呼ぶ人間は一人しかいない。なぜ声を聞いてカタカナだと分かるのかと問われれば、それはカタカナとしか思えないほど、独特な『クン』の発音をしているからだ。探偵役が、自身の推理を披露する時に、当て馬になった助手役の名前を、上から目線で呼ぶ時のそれに似ている。
「なんで後ろから顔が分かるんだよ、小野寺」
 そう言いながら振り向くと、気持ちの悪い微笑みを湛えた、小野寺修が真後ろの席に座っていた。長い藍色の髪を後ろ手に纏め、多少の化粧を施したその様は、高校生というよりも大学生に雰囲気が近い。それでも首から下は制服なので、下手なコスプレを見ているような違和感がある。
 この男を見ていると、改めてこの高校の自由さ思い知らされる。女子は大半がメイクをしているし、スカート丈は短いし、髪も染めている。対する男子はというと、こちらも似たようなもので、派手な髪型髪色、着崩した制服、全身クロムハーツに、全身グッチまでいる。
 こうした自由な校風の代わりに失ったのは学力である。自由を売りにした当時の高校偏差値六十・五から、落ちに落ちて現在では四十に近い。とはいえ、ここにしか入れなかった僕は、誰に文句を言える立場でもない。
「教室に入る時に見たんだ。今日はなんとも風通しのいい日だからね」
 小野寺にそう言われて、教室を見渡す。時間は既にホームルーム二分過ぎであるが、三十人クラスで僕を含めて六人しか来ていなかった。
 高校三年のこの時期は自由登校である。簡単に分けると、登校しているのが大学受験組、していないのは就職組か、あるいは既に進学先が決まっている人だ。
 確かに、風通しはかなりいい。正直に言って、この時期がこれまでの高校生活の中で一番過ごしやすい。就職組の中には友人も多くいるが、やはり同じ目的を持っている仲間といた方が、気持ちが前に向く。
 ところで担任もまだ来ていない。時計は二分過ぎから、間も無く三分過ぎに変わろうとしている。先生まで自由な校風というのは、同市内の高校では中々に珍しいものであろう。
「ところで」
 そっぽを見ていた首を無理矢理に捻るような、強めの口調で小野寺が言う。
「もう一人、悲壮的な顔をしてる人がいる」
 何か、妙に真剣な顔で、彼はそう続けた。先ほどまでの微笑みとのギャップと相まって、変な緊張感がある。
「だれ?」
「・・・・・・穂浪クンから見て、右上の子」
「なんで名前で呼ばないんだよ」
 文句を言いつつ、少し前に向き直ってその場所を確認する。そこにいたのは、この高校では珍しい黒髪、ノーメイクの女子、藤宮千夏だ。おしゃれに興味がないというよりも、そんなことしている暇があるなら勉強したい、という真面目ちゃん系で、少し周囲から浮いている。そして、この高校を選んだ理由がわからないくらいには頭が良い。一度模試の成績を見せ合ったことがあるが、志望校の判定にBより下は無かったはずだ。
 そんな藤宮は、普段から猫背気味なのだが、確かに今日はその丸みが一段と深い。悲壮、という言葉が服を着て歩いている、というレベルで悲壮感が漂っている。
「ど、どうしたの、アレ」
 僕は動揺しながら小野寺に聞いた。しかし、彼は全くわかりません、という様子で首を横に振る。
「顔を見てそう思っただけだよ」
 彼がそう言った矢先、ガラガラと勢いよく教室の扉が開かれた。
 担任だ。
 彼はごめんごめんと、軽く言いながら教卓に着くと、日直に号令を掛けるよう促した。今日の日直は小野寺だ。
「起立!」
 それなりに張った小野寺の声に合わせて、教室のほぼ全員がサッと立ち上がる。しかし、たった一人だけ、藤宮千夏だけがワンテンポ遅れていた。
 彼女の真面目さは、何も勉強だけに起因するものではない。こうした日々の何気ない場面での、混じり気のない礼節にこそ、藤宮を真面目たらしめる何かがあったはずだ。
 しかし、今日の彼女はどこかおざなりだった。慌てて引き摺った椅子が、床との間でギィと高音を立て、さらに後ろの席に当たって鈍い音を鳴らす。
 朝の挨拶を終えて座った後も、どこか上の空で、担任の声なんて聞こえていません、という風だった。
 果たして、彼女に何があったのだろうか。
 僕はそのことが無性に気になった。
 スマホを壊した僕よりも、よっぽど悲壮的な悲壮感を纏うクラスメイト。
 気にならないわけがない。願わくば、僕よりもよっぽど不幸であってくれと、そんな邪な気持ちを抑えながら
僕はチャンスを待った。
 
 朝のホームルームの後、僕は直接、藤宮に聞いてみることにした。
 彼女の席に近づいて、一言だけ。
「何かあったの?」
 そう言いながら、彼女の前に立って、驚く。
 上目遣いで僕を見上げる彼女は、目尻に涙を溜めていた。かと思うと、今度はみるみるうちに頬を紅く染め、それまでの哀愁が一瞬で消え去る。
「どの口がっ」
 藤宮の声はか細く、独り言のように小さかったが、そこには確かな怒気が混じっていた。
「えっ?」
 意味の分からないまま立ち尽くしていると、藤宮は僕を押し除けてさっさと教室を出て行ってしまった。
 結局、僕は彼女を怒らせただけで、答えを知ることはできなかった。


 僕は復旧したスマホで、LINE画面を開く。雷撃も鉄槌も乗り越えて手に入れたそれは、時間の隔たりを感じさせないほど手に馴染んだ。データはあの日、壊してしまった時のそのままである。二週間前に時が戻ったような錯覚を受ける。
 小野寺からのLINEが数百件溜まっている。散々返せと言われていたので、公式のクマのLINEスタンプを一つだけ返しておいた。
 その時、ふと気になって、藤宮とのLINEを開いた。大学受験組でLINEグループを作った時に交換したものだ。
『メッセージの送信を取り消しました』
『メッセージの送信を取り消しました』
『メッセージの送信を取り消しました』
 その三つのシステムメッセージは、藤宮が機嫌を損ねていた日の一日前のものだ。つまり、スマホが壊れていた時に送られて、消されたもの。
『なんて送ったの?』
 今更ながらに、LINEで尋ねる。
 二十分ほど経って返ってきたのは『なんでもない』という素っ気ないものだった。
 藤宮との関係は何も変わっていない。元々の関係が進退のあるものではなかったので、相変わらず、お互いにただのクラスメイトのままである。
 これに気づいていれば、何か関係が変わっていたのだろうか。
 その答えは、もう藤宮にしかわからないのだろう。
 
 どこか、遥か昔の猿人が、僕をケラケラと嘲笑っている気がした。

9/15/2023, 6:22:43 PM

[君からのLINE]


[電話しよ?]と一回一回聞く君

だんだん減るその回数

離れてくような気持ちも

止まることなく

9/15/2023, 6:20:37 PM

まだまだ道中半です

これからもっと努力しないといけません

想い描いた景色へと辿り着くために

追う事に夢中のまま

大切な人の笑顔を糧にして

これからも俺らしくがむしゃらに行きます


詩想花を言葉に代えてあなたへ ありがとう🍀

9/15/2023, 5:41:36 PM

わがままな計画

クリスマスには107本のバラを抱えます。
あなたに向けてこれを送ります。
でもこれは私の作ったタダのバラなんです。

私はあなたにこう伝えます。

1本のバラが欲しい

わかるでしょ。
あなたの薔薇によって私のバラに意味が生まれること。

今はタダのバラだけど。
私はあなたを待ってます。
本当の薔薇を待ってます、

私ってなんてわがままなんでしょうね。

9/15/2023, 5:11:39 PM

遊ぶ約束の友人から、体調不良で行けなくなったと連絡があった。
そりゃ、しゃーない。
体を労り、しっかり養生せい。
また復調したら連絡くれい。


あれから一年、君からのLINEがない。
時折、元気してるか?と投げてはみるが…



君からのLINE

9/15/2023, 4:20:51 PM

ガチャリとドアを開ける。既に時計は深夜一時を指している。駅からちょっと遠い家を選んだことを少しだけ後悔した。

久しぶりの我が家の匂いは懐かしい、ような気がする。いくら自分の体が丈夫だから、そしてストーカーを撒く為に会社で寝泊まりするくらいの残業付きでうん連勤はさすがに厳しかったようだ。

仕事着を脱いで洗濯機に入れてスイッチを押す。もう食事をする気力も無い、ということでとりあえずスマホを見た。

そこにあったのは、学生時代からの親友で、腐れ縁で、ほぼ音信不通の彼からのLINEだった。

「やっときた…」
世界中を旅している彼は滅多に連絡を寄越さない。最長は8ヶ月、今回は3ヶ月既読すら付けなかった。

『今はどこを旅しているの?怪我とかはしてない?』

手際よく打ち込み送信する。本当は電話でもしたいが生憎気力が無い。

『この前まで東欧にいて、今日本についた。家に着いたらまた連絡する』

業務連絡じみた簡潔な文章。
早く会って話がしたい。文や電話越しで話すのと、目を見て話すのでは天と地ほどの差があるのは歴然である。

…幸いなことに彼には合鍵を渡してある。言ってしまえばまぁ、彼はヒモだから帰る度に家にあげれるようにしてある。

はぁ、とため息をしてスマホを机に置いてソファに横たわった。連勤明けで睡眠が圧倒的に足りていない。

溜まった有給を削るために明日明後日は休日にしてあるからとそのまま眠りについた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

…朝起きると、何故かベッドの上に居た。
昨日(0:00をすぎていたから昨日とも言い難い)はリビングのソファで気絶したはずだ。

時計は8時半、朝日が気持ちよく寝室に降り掛かっている。

部屋の外から匂いがする。朝食の匂い、彼が家に来ると決まって作る匂いだ。

寝ぼけ眼に家用のメガネをかける時間も惜しくすぐ寝室から出た。そこには、待ち焦がれた彼がいた。

「よぅ、久しぶり。よく寝れたか?」

前に会った時より少し大人びた様子で笑っている。ゴミが散乱していたはずの部屋は綺麗に整頓されていて、見違えるようになっている。

「…久しぶり。部屋の片付けもしてくれたんだ。ありがとう」

「礼には及ばないよ。こっちも全然連絡してなくて心配かけて…」

「ううん、こうして元気に会えただけで嬉しい」

その時、LINEの通知が鳴った。

『今すぐそこまで着いた』

間違いなく彼からのLINEだった。

"彼"はこちらを不敵な目で見ている。
メガネを急いでかけて見てみると、背丈や髪の色、長さは似ているがまるで違う人間だった。

……目の前にいる"彼"は、何者なのか?


<君からのLINE>

9/15/2023, 4:18:40 PM

貴方からの連絡を待つ

何気ない知らせも、大きな知らせも

貴方の文字が愛おしい

大抵、送るのは私から

だから、いつもあなたの連絡を待つ

長くてなんだか寂しい

けれど待てる幸せを噛み締める

貴方と会えるから貴方を待てる

貴方を信じられるから貴方を待てる

貴方と出会えたから貴方を待てる

9/15/2023, 4:18:21 PM

「君からのLINE」


文字ではおしゃべりな君と
延々と話す深夜のLINE

9/15/2023, 4:15:04 PM

バイトが終わった頃に届く

「おつかれ」の四文字は

疲れている私をスキップさせる。

「君からのLINE」

9/15/2023, 4:13:04 PM

君からのLINE
連絡が…
LINEがまたこない

既読にすらならない
届いてるのは絶対気づいてるはずなのに
わざと?忙しいから?ただ返信がめんどくさいからかな

朝まで悶々とした挙句 またLINEしてしまった
やっと返事が返ってきたけど…なんだか腑に落ちない

気にする私もおかしいんだろうね
LINEって読むと既読がつくから

ポケベル時代が懐かしい…単純極まりない
でも当時ではとにかく大切なツール
だからこそ 鳴るたびにときめいたんだと思う

9/15/2023, 4:09:19 PM

君からのLINE


LINEが来ますように

そう願った

通知がなる

君からのLINE

心臓の音が大きくなる

君が好きだって気持ちがまた強くなる

そして今日もまた

君からのLINEを期待する

9/15/2023, 4:06:02 PM

『極東の最小北斗七星』

北斗七星は南極に今日も順調に輝いております。
もうすぐ夏も終わり、淑やかな秋が訪れますね。
もみじの紅葉も君の頬と同様に赤く染まるでしょう。
近くの河のせせらぎは、君の声のように近しく聴こえます。
森の動物たちは眠る季節に焦り、私たちの声すらも聞き取れないようです。
ただ、鈴虫の音が心地よい子守唄になるのが救いです。
ぽろろんと鳴くのは虫でしょうか君なのでしょうか。

ピロリン

どうやら、君のようです。

「今日はどうだった?私はどんなに離れても、貴方の隣にいるからね」

不思議です。
君の文章を読むと、何故か心が軽くなる。
電波で仕立てられた鳩は、たまに文字を間違えて送ってくることがあります。

この前なんか「お父さん食べたいな」と送ってこられたことがありましたね。
心底驚きましたよ。一瞬君は人間ではないのかと。

でも、そんなところも愛しい部分であり、時間なのです。

さて、南極に輝いていた北斗七星はもうそろそろ眠る時間のようです。
僕もそろそろ眠りましょうかね。
夜型で夜に仕事をしている僕にとっては、北斗七星くんは大切な友達です。
君の方でも北斗七星は見えるのでしょうか。
きっと見えているのだろうなと勝手に思わせてもらっています。
ところで、北斗七星はおおぐま座の一部ということはご存じでしょうか。
アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、イシプロン、ゼータ、エータの七星の総称だそうです。
世界のどこから見ても変わらぬ星、まるで君のようですね。
どこを見ても、君からは光しか感じない。
太陽と同格なのですね。
誰かを今も照らし続けているのでしょう。

そうやって今日も誰かの道しるべとなり、友人となり、家族となる。

どことなく北斗七星は誰かに似ているような気がします。

おっと、そんなことを言っている内にもうこんな時間ですか。
歯磨きも済ませましたし、寝るとしましょう。

ピロリロリン

「ねー起きてる?」

おっと。どうやらまだ眠ることはできないようです。
でも、こんな時間で人生が埋め尽くされたいくのだとしたら眠るのは些か惜しいです。

そう今日も北斗七星を見つめ、薄くなる星もまばらな星空に語る青年は過ごしていく。

液晶という思いの詰まった電子で出来た星空と、
ロマン詰まった人々の願いを乗せ走り行く流星と星々と。

青年は最近少し液晶の星空に浮気ぎみですね。

でも、そんな星空も素敵です。

人によって見せる顔を変えるLINEはご機嫌不機嫌お天道様みたいです。

意図せずして人々に様々なストーリーを紡がせるLINEという名の孤高の惑星は、
今日も誰かの電子で稼働中です。



お題『君からのLINE』

織川より
今週も五日間お疲れ様です。この作品書いてたらお題にスレスレ当たるか当たらないかみたいな感じで少しヤバかったです。何かないですかね、たまに書いてたらお題とズレてしまうもの。織川の最近の悩みです。織川の悩みと言えばもう一つ。日曜日の総合模試!!いやぁぁあぁ…やりたくないっすね……で、でも志望校合格のためです!!頑張ってきます!!ではまた次の作品で!!

9/15/2023, 4:03:34 PM

─君からのLINE─

スマホの音で目が覚めた。

最初は電話。その次はスタ連。

相変わらず君は元気なようだった。

時計は十時半を差している。

君とのデートは十時からだから、寝坊したようだ。

君とのデートの日に寝坊して、君からのLINEの音で目が覚めた。

我ながら待たせるなんて最低だな、と思った。

そもそもデートと言ってもいいのか分からない。

愛の無い、でも決して仲が悪い訳でもない。

僕は一緒に居て、楽しくもないし、

でもその時間が嫌いでもない。

いつか君か僕か分からないが、

関係を終わらせる時が来るのだろう。

それを言い出すのは、君であってほしい。

君は楽しいのだろう。僕と一緒に居て。

だから僕に対しての愛が薄れて、

『別れよっか』と言ってくれるのを、僕は待ってる。

僕が自由になるために。

君が幸せになるために。

9/15/2023, 4:01:00 PM

君からのLINE

LINEの通知が来た、その瞬間から始まる駆け引き。
すぐ既読をつけるのは、気があるみたいで恥ずかしいから何分かまってから見る。この時間が世界でいちばん長い。結局会話をしたくなってすぐ返信する。でも君は平気で1日とか2日とか未読スルーしてくるので、私は辛い。つらい片思い。
でも最近、返信時間が、1日、1時間、20分、てどんどん短くなってきてるのは、期待してもいいんでしょうか?

9/15/2023, 3:52:04 PM

あなたと出会ってから
毎日毎日欠かさないのが
LINEですね
おはようからおやすみまで
一日に何度も
結婚してからも其れは変わらず
喧嘩をしても直ぐにLINEで
ごめんね
あなたからのLINEは
わたしを笑顔にするんです
何処でも何時までも
わたしはあなたからのLINEを待ち続ける

9/15/2023, 3:49:40 PM

『君からのLINE』

 それは、突然のことだった。
 「明日、会えませんか。」
 スマホの画面に表示された一文。送り主の桐谷という名前にも、覚えはなかった。どう返していいか分からなくて、結局何もしないまま画面を消した。
 けれど、どうしてもそのLINEが気になって、一日中上の空だった。友達に相当心配されながらも、気づけば日が沈んでいた。

 ずっと考えていたことがある。
 いつの頃からか、なんの脈絡もなく自分の中に現れた記憶。
 自分が通っていた学校の屋上。
 放課後。毎日4時に流れる下校の音楽。
 それに紛れるようにして聞こえた、「消えたい。」と、囁くような声。
 ずっと忘れることのできない君の声。
 でも、僕は君のことを知らない。

 このLINEは、君なのではないかと思った。
 意を決して、返信する。
 「いいですよ。」
たった一文。返事はすぐに来た。
 「よかったです。じゃあ、明日の午後でいいですか?4時ぐらいになると思います。」
 身体が強ばる。4時。放課後。下校の放送。
 「大丈夫です。どこで待ち合わせますか?」

 指定された場所は、期待した場所とは違っていた。
 「楓先輩。すみません。遅くなって。」
 後ろから声をかけられて、振り向く。待ち合わせ場所に来たのは、仲の良い後輩だった。
 「なんだ。夕樹か。」
 「なんだとはなんですか。頑張って走ってきたのに。」
 「あぁ、はいはい。よく頑張りました。そういやお前の苗字、桐谷って言うんだな。」
 「そうですけど、もしかして今気づいたんですか。なんだか返信が律儀だなとは思いましたけど。」
 強ばっていた身体から力が抜けて、大きなため息が出た。
 この間スマホを買い替えて、引き継ぎが上手くいかなかったからもう一度繋ぎ直したのを思い出した。普段から夕樹と呼んでいるのもあって、桐谷という名前とすぐに結びつかなかったのだ。

 君は誰なのか。この記憶は何なのか。いつか、分かる日が来るだろうか。その時、自分はどうするのだろうか。
 隣で俺を罵倒し続ける夕樹を横目に、気づけば今日もまた、君の声を探していた。

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