『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『明日って空いてる?』
『一緒に遊ばない?』
…かれこれ30分以上悩み、消しては書き消しては書きを繰り返した短く拙い文章を、想い人に送信した。
「めっっちゃ緊張する〜…。」
全身が熱い。心臓がドクドクと煩い。何分経ったかと時計を見るが、まだ30秒も経っていない。時間が流れるのはこんなにも遅かっただろうか…。
ぴこんっ
音が鳴った。通知音、返事が来たのだ。
「……!!!」
ドキドキしながら、トーク画面をタップしようとする。
「…待てよ、すぐ既読つけるのキモいかな…?」
恋をしているとありがちな思考。しかし、逆に既読をつけないのも不自然だろうか…?
「えぇい見ちゃえ!!」
トーク画面が開かれる。恐る恐る目を開ける。
『いいよー!どこ行こっか?』
…OKだ!
「よっっっしゃあああ…!!!!!」
ガッツポーズをして全力で喜んだ。着ていく服は何にしよう?どこに行くかちゃんと決めて早めに伝えなければ。
バフッと勢いよく布団に横たわり、笑みを浮かべながら余韻に浸った。
【君からのLINE】
すきな人が出来た
そうなん?おめでと
ききたい?
いや…別に
でも、ちょっと不安
すきな気持ちが無くなりそう
なにそれ
好きなんじゃないの?
……やっぱりなんでもない
忘れて。
は?どゆこと?
その後、俺は後悔した。
頑張って告白してくれたのに、
気が付かなかった俺が悪かった。
あんな対応…。
そりゃ好きな気持ちは無くなるよなぁ……。
俺も好きなのに。なに勝手に拗ねてんだよ。
ー君からのLINEー
あの頃
忘れなられない
メールをもらった。
誕生日の日に
年の数だけのハートの
メッセージをもらった
ハートの指輪をもらった
ずっと付けていた
ホントは
シャイな人だった
愛されていた
私にはもったいないほど
素敵な人だった
君へのLINE
何時ものようにスタンプ送る気には慣れなくて、
生きていますか
そう送った
1分も経たずに電話が来て、
良かった私の兄貴シスコンで
再確認と情緒が回復しました
両親なんて素晴らしい物私達には無いけど、
お互いシスコンブラコンの自信と誇りが有るの
良い事だよね
君からのライン
君からののラインを待っている。
朝の何気ない挨拶。
お昼の面白かったこと。
夜のお疲れ様。
その一つ一つが大切で、かけがえないものである。
人によっては、何がそうなのかと首を傾げられるだろう
しかし、その何気ない日常こそが大事なのだと
繰り返しの毎日こそが奇跡なのだと…
何もかもが簡単になくなる
そんな毎日を生きる内に気がついた。
大切にしよう。
その何気ない言葉を、
表情を、
その全てを…
君からのLINE
右ポケットに振動が入る。
君から連絡だ。
最近はよく話しているけど、
まだ慣れない。
少し考えて返信をして、
またポケットにしまう。
今度は左胸の振動が止まない。
#君からのLINE
ピロン♩
私のLINEに1件の通知がくる。
なんだろうと私はLINEを開く。
すると、私の好きな人からのLINEだった。
私はLINEが来た事に思わず、とても驚いた。
だって今は夜。
いつもは、朝や昼にLINEをする事がある。
しかし、初めて夜に彼からLINEをくれた。
すぐに見たいところ、すぐに既読をつけるのは少し抵抗がいる。
相手からどう思われちゃうか、怖くなってきた。
どうしよう、見たいなって思ってしまうんだ。
私は直ぐに既読をつけるかつけないか迷っている事数分___。
ピロン♩
またLINEの通知がなった。
また彼からだ。
私は2通もLINEが来たのだから、何か緊急かもしれないと、恐る恐る彼とのLINEを開く。
するとそこには、目を疑う文章が書かれていた。
1 11:00
"夜分遅くにごめんね。
少しいいかな…??"
2 11:8
"もし明後日空いてたら、一緒に遊ばない…?"
メッセージには、彼から遊びのお誘いLINEだったのだ。
私は嬉しすぎて脳内が「彼との遊び」と返事をしていないのに、勝手に舞い上がっていた。
私は動揺しながら、一つ一つ文書を打つ。
1 11:10
"全然大丈夫だよ"
2 11:11
"全然大丈夫だよ…!
誘ってくれてありがとう!!
明日、また予定たてようよ!"
1 11:13
"ありがとう!
分かった、また明日たてよ!
おやすみ!!"
私は好きな彼からのLINEがきて少し有頂天気味になっている。
そして彼とのやりとりは、
トントン拍子に終わっていく。
彼とのメッセージが終わり、私は1回我へとかえる。
すると、安心したのか急な眠気が襲ってきた。
気が付けば夢の中。
あぁ、明後日が楽しみでまた遠しいな────。
君にLINEするなら
ゆっくり休もう
いつもよりも
多く睡眠を取ろう
お水をたくさん飲もう
とLINEする
秋分のエネルギーが
降り注いでくる
秋分の日がピークで
その前後3日
強いエネルギーが
降り注いでくる
いつでも僕達の
目覚めを応援するエネルギーは
降り注いでいるんだ
だから意識的に
「私はこのエネルギーを受け取る」
と宣言していたらいい
宇宙は自由意志を尊重するから
君が伝えないと彼らは動けない
春分
夏至
秋分
冬至
こういう時は、
更に強いエネルギーが
降り注いでくる
僕達の意識だけでなく
体も五次元に向けて
変化させていくエネルギー
だから人により
原因不明の体調不良が
現れたりする
もちろん
病院で診てもらった上で
原因不明であれば
こういうことだということ
お水を多めに飲んでいると
高周波エネルギーにも
体が対応しやすい
水分ということではなく
できたらお水がいいんだ
寝る時間を多めに取り
リラックスを心がけて
〜君からのLINE〜
君からのLINE
通知音が耳に飛び込む度に心臓が跳ねた。
嬉しかったやり取りはスクショして何度も眺めた。
今は思い出でしかないけれど、輝いていた日々は胸に抱いて今日も歩くよ。
君からのLINE
君からLINEをいただいた。
僕は疲れて帰ってきた。
既読をつけたら返さないといけないのでちょっと放置。
そしたら寝ちゃって、君からの電話。
さっきのLINE返せなくてごめんねと、LINEの返信を電話で。それから君の長い話が始まる。
うん、うんうん、うん、すごいね。
思いつく限りを全て話しきった君は眠りにつく。
僕はお風呂に入り、寝る準備をする。
布団に入ってアラームをセットする前に僕は君のことをどれだけ好きかというメッセージをLINEで送る。
そしてアラームをセットしてお祈りをして寝る。
すごく面倒くさくてしんどかったけど、今はとても楽しい。ずっと君が僕のことを好きでいてくれてて、今はもう僕のほうが君のことを好きだと思う。
おやすみ。
【君からのLINE】
『今週遊べる?』
って ただそれだけの一言なのに
なんて返したらいいかわかんなくて
気付いたら5分も画面を見てた
既読無視じゃ ないんだよ
\ピンポーン/
勝手に期待したり、
勝手に落ち込んだり、
いつもその音に振り回されてたなぁ
『君からのLINE』
(※ホラー要素注意)
[トイレの電気点けっぱなし]
ある日突然、そんなメッセージがLINEで届いた。
思わず、えっと声を出し固まってしまった。
普段なら気味が悪いから速攻ブロックするが、トイレの電気が本当に点けっぱなしになっていたから無視が出来なったのだ。
だって家の状況を知っているなんて逃げ場がないじゃない。
[誰ですか?]
そう文字を打って送信するとすぐに既読がついて、数秒後に返事が来た。
[俺は翔。そうだな、信じられないだろうけどこの家に住む幽霊かな]
何を言っているんだ?
ますます気持ち悪い答えに私は眉間にシワを寄せてしまう。
[通報します]
[いやいや待って!聞いて!]
何を聞けというのだろうか。
[今まで色々おかしなことあったでしょ?それ俺の仕業なんだよ。色々気づいてほしくてやってたけど、君は気付かないから頑張って言葉を伝えるスキルを身に着けたんだ]
そんな訳わからない事言われて納得できるわけがない。
どう返すべきか悩んでいると再度メッセージが来る。
[音とか出してたし物とかも移動してたでしょ?君は怖いと言って友達に電話とかしてたみたいだけど、ごめん俺なんだ。俺は昔ここに住んでて、死んじゃったんだけどここから離れられなくて。でも悪いことはしないから!今回もほら!トイレの電気教えられたから電気代勿体ないってならなかったでしょ?]
確かにポルターガイスト現象的なものはこの部屋で起こっていた。
事故物件とも聞いてなかったし、どうしたものかと悩んでいた矢先だ。
[でも貴方は男でしょ?嫌なんですけど]
[それは、ごめん。でも覗きとかはしないから!]
[どうだか]
[お願いだから通報しないで。こうしてメッセージを送れるようになったんだから助けてあげるからさ]
[結構です]
[そう言わずに!]
押し問答の結果、私は翔と名乗る幽霊をそのままにすることにした。
――それから実際、やり取りをしていると助かったことがいくつもあった。
テレビを見ていて洗濯の出来上がり音に気づかなかった時も教えてくれたし、お風呂に入るのに収納ケースからタオルを取り忘れたら教えてくれた。
留守中に家に誰か来たら教えてくれるし、なんだかアシスタントを持ったみたいだった。
ただ時折、買っておいたパンがなくなるとかあったけど翔は[幽霊も食べなきゃやってられないこともある]と言われた。
そうして数ヶ月過ごしたが、それは突然訪れた。
独り暮らしの私を心配して訪ねてきた両親。私は留守にしていたので合鍵使って入ってもらったのだが、父から
[不審な男がお前の部屋にいる]とメッセージが送られてきた。
急いで帰ると、無精髭を生やし髪がボサボサの男が警察に連れて行かれるところだった。
一瞬目があった気がしたが、既にパトカーの中。
警察官から話をされるのを聞きながら、ゾッとした。
翔からのLINEはそれ以来ない。
創作 2023/09/15
君からのLINEを待ってる自分が居る…
返事が来るとめちゃくちゃ嬉しくて
こんなにも好きなんやって実感する。
好き。
LINEはね、君と私の2人だけの世界なんだよ。
誰にも邪魔されないよ。
喜怒哀楽がたくさん詰まってる。
最も付き合いの長い友人とは、普段はほとんどLINEではやり取りしていないのだけどお互いの誕生日には必ずお祝いの言葉とスタンプを送りあっている。今年はどんなスタンプを送ろうかな?と考えるのも楽しい。
君から来たラインはいつもいつも
からかいの言葉か不幸的な事
その日の気紛れなのか
明るい話もあるね
そう云う時は適当に流してしまうけどね
内心元気で良かった、ってなっているんだ
君とのLINEは飽きないなぁ
いつも有難ね
# 124
君からのLINE
LINEなんて誰からもこないよ
入れてないからね
集団的に使われていて
連絡手段がLINEなら仕方なく入れても
そんなに必要はないと思う
日常的になればなるほど
残念な内容になりそうだよね
そんなに群がってなんになるの?
その問題の大半が群れにあるんだよ
ちゃんと自分と他人を区切れていたら
ほとんどは問題にすらならない
君の問題は君にある
君が問題にしてるだけで
君とは誰かではないんだから
君から切り離すといい
君の問題ではなくなれば割と簡単だよ
必要なら手を打つけど
仕方ないから誰かに持っていく
君や君の周りに
正しい判断が出来るとは思えないからね
所詮は内輪揉めで
そこに正しさはない
誰かの都合があるだけなんだよ
無関係なものを
巻き込むから
痛い目にあうんだよ
都合の外には別の正しさが常にある
君らがそうであるから
君らが正しいなんてことはない
待ち焦がれるのは
君からのLINEだけ
嘘なんかじゃない…本当さ
たって僕はこんなにも
君だけを好きなんだから…
題:君からのLINE
君からのLINEは1回も来たことない。
押しても押しても来ない。
DMならあるけどね、
確かにインスタを使うからLINEをあんま使わないけど
君からの連絡がもっと欲しいよ
君からのLINE
返事なんて、来なくていいよ。
忘れたいから。忘れなきゃいけないから。
だから、返事なんてしないで。既読すらつけないで。
そのまま知らなかった振りをして。
君からのLINEなんて、もう来なくてもいいから。
私は私で幸せになるから、君もどこかで幸せになっててよ。