向かい合わせ』の作文集

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向かい合わせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/26/2023, 3:05:09 AM

先月撮った前撮り写真がアルバムとなって完成した。キミは純白のAラインドレスを身に纏い、負けないくらいの白い肩を剥き出しにして微笑んでいた。
僕はと言うと、衣装を着ているというよりまるで服に着られているというような風体で。写真用の小道具のバルーンを握って、ぎこちない笑顔を浮かべていた。どのページを見てもキミは美しい。そして全て笑顔だった。反対に僕は相変わらずの硬い笑い方で佇んでいた。まぁもともと主役は女性の方なんだから別に良いのだけれど。綺麗なキミの隣に立つ男として、もう少しマシに映れなかったのかとは思う。慣れないことをするといつもこうだ。写真の中ではいっぱいいっぱいで満面の笑みになれなかったけれど、この時の僕は間違いなく幸せだったよ。それだけは信じてほしい。

何ページか捲っていると、教会の中のショットが出てきた。あの日は天気が最高に良くて、透けるステンドガラスも差し込む太陽の光も綺麗に映っていた。このショットはキミが特に気に入っていた。僕も好きだ。神聖な感じがして、特別感がさらに増すから。僕がひざまずいてキミに手を差し伸べるショットも、やっぱりがちがちな表情だった。ふんわり笑えるキミが羨ましいよ。結局、最後の最後まで僕はこんな感じか。だが最後のページを捲った時思わず手が止まった。最後の写真は、互いの額を合わせて見つめ合っていた。2人で向かい合わせになって笑っている。こんなのいつ撮ったか記憶にない。でもその写真の僕は、今までのものより比べ物にならないほど優しい表情で笑っていた。キミを近くに感じて安心しきっている顔。本当はこんなふうに笑えるんだと知る。こんなに幸せそうに笑う自分を見てると嬉しさと恥ずかしさが込み上げてきた。そして、この表情はキミの存在のお陰だと再確認する。だから僕も、これから先キミに沢山笑ってもらえるように頑張るからね。

どんな時でも、キミは僕が守るから。

8/26/2023, 2:49:34 AM

向かい合わせにした鏡のあいだでキスをする。
どこまでも続く銀色の廊下の中で、何人もの私たちがキスをしている。

8/26/2023, 2:36:34 AM

高校の頃の友人に
退職した元同僚に
それぞれ渡したい物がある

でも職業柄
マスクを外すことに抵抗があって
食事に誘えずにいる

8/26/2023, 2:27:35 AM

『向かい合わせ』
今日は学校…嫌だなぁ…そんな憂鬱な気分で学校へ行った。憂鬱な気持ちがある反面、会いたいという気持ちがある。私はある男子に片思いをしている。その彼はとてもかっこよくて優しい男子だ。だが、女子からの人気はそれほどにない。人気のない理由は多分、優しすぎるからとかなのだろうか?でも、優しすぎることはいけない事なのだろうか?確かにその優しさが裏目に出ることはあると思う。だが、優しくない方が私は嫌だと思う。そんなことを考えながら学校へ向かった。学校に着いた時、ふと、ため息をついてしまった。学校は刑務所だ。学生の私たちは学校という檻に毎回同じ時間に閉じ込められ、同じ時間に釈放される。嫌だなぁ…そんなことを考えながら教室へ足を運ぶ。足が重い。今日は調子が悪い日なのかもしれない。早く帰りたい。そう思いながら教室まで行った。教室に入ると片思い中の彼がいる。元気がでた。やっぱり恋の力はすごい。学校に来るまでの間にも彼のことを考えてはいたけれど、考えすぎるのは良くないと思ったので最近はあまり考えないようにしている。考える時は疲れた時だけにしている。元気が出るからだ。今日の1時間目は社会だ。社会は1番嫌いだ。何を言っているのかさっぱりわからないからだ。だが、今日の社会はとても嬉しい時間だった。なぜならグループワークだったからだ。それの何が嬉しいのか?それは、好きな人と向かい合わせになったからだ。この日だけは私は先生に感謝した。とても楽しい時間だった。まさか彼と向かい合わせになるとは夢にも思っていなかった。しかもなんということか、今日はほとんどの授業がグループワークだった。これは神様からのお知らせか何かなのかもしれない。神様ありがとう!そして授業が終わってHRも終わって帰ろうとした時、彼から声をかけられた。"まさか"と思ったが流石にないな。考えすぎだ。と思ったがその"まさか"が的中した。なんと彼から告白されたのだ。やはり今日のこの奇跡の多さは神様からの連絡だったのだ。やはり神は偉大だ。ありがとう!神様!これから始まる夏を楽しみます!

8/26/2023, 2:26:59 AM

「リセマラって、きっとある程度、理想と妥協が向かい合わせになってんだろね」
俺は結局絶対条件のSSR1枚だけと、十分条件にギリギリかすってるSR1枚の大妥協で折れました。
某所在住物書きは敗北のため息を吐き、それでも絶対落としたくない1枚を起点とした最低限の統一パは組めたのだと言い訳を呟いた。

「理想の方ばっかり向いてちゃ、チュートリアルが終わらねぇの。
妥協の方ばっかり向いてちゃ、『あの時せめてアイツとアイツを揃えておけば』って後悔すんの。
理想は恋しくなるし、妥協でリタイアしたくもなる。両端比べての、落とし所が一番難しいわな」
いいもん。単色統一パは組めたもん。物書きは強引に己を納得させようとして、しかし女々しくも未練がましくスマホを見る。

――――――

降水確率40%の都内某所。
防音防振対策のよく施されたアパートに、常時60デシベル以上とも、70超ともされる屋外の賑やかさは届かず、ただ静かに朝が過ぎてゆく。
室内には部屋の主であるところのぼっち、藤森と、職場で長い付き合いの後輩。
昨日の昼休憩でしみじみ、やるせない雑談に別段花は咲かずとも、
落ち込んだ心を物理的・脳科学的にブチ上げるため、後輩が夜の食い歩き飲み歩きを敢行。

終電を逃がし、ベロンベロンのぐでんぐでんにウィーヒックした後輩は、あきれ千万の藤森に、事務的かつ淡々とこの部屋へ運ばれた。
毎度の光景である。珍しいことではない。
一切のラブロマンス無く、夜は過ぎ、日が昇り、

「あたまいたい……」
藤森のベッドで爆睡した後輩が頭を抱えて起きる。
「先輩、せんぱい……3軒目から記憶無い……」

「だろうな」
そんな後輩に対して藤森が用意したのは、しじみの味噌汁と湯豆腐、それからカレーの少し効いた枝豆と鶏肉の雑炊。
「残して構わない。少しでも胃に入れておけ」
飲むならお前の分も淹れると、藤森が口をつけるカップには、ミルクティーが入っていた。

「みるくてぃー、」
「アルコールに対しては、不勉強だから、分からない。でも痛風対策に牛乳やヨーグルトは有用だった筈だ。随分魚卵食ったろう」
「だって美味しいもん」
「だろうよ。美味いものと健康食は、しばしば向かい合わせになりがちだから」

「向かい合わせ?」
「ラーメン。ケーキ。アヒージョ。美味いものの方を向いてちゃ減塩低糖質適量脂質がおろそかになる。
逆に出汁等の例外を除いて、減塩等々の方を向いてちゃ美味いというより味が薄いし、量も少ない」

「先輩のごはんはおいしい」
「そりゃどうも」

雑炊を突っつき、湯豆腐と味噌汁で胃袋を温めて、ミルクティーを要請する後輩は、頭痛と少々の胸焼けに悩まされながらも幸福そうである。
「あー……。生き返る」
おかわりの味噌汁を堪能し、長く深いため息で感情を示すと、
向かい合ってミルクティーを飲む藤森は、小さく、ただ小さく笑って、穏やかに目を細めた。

8/26/2023, 2:23:28 AM

今日も無事に目が醒めた。
ちゃんと動いておめでとう
今日もきっと、
目で見て鼻で嗅いで耳で聞いて
口で話して味わって
足で移動して手で触れられる。
すごいな

そろそろこの実体と、
この感覚を
重ねてみよう
面白そうね

こうして
長い間向かい合わせだった心と体は
寸分のズレもなく重なって、
一人の人間に成りました。

誕生日おめでとう、私。

8/26/2023, 1:33:06 AM

「こっち空いてるよ!」 

彼女に言われるまま、俺は東海道線のボックス席に座った。向かい合わせになると、どうしても膝がふれ合ってしまうのが、面はゆい。

そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、彼女は無邪気に駅弁の包みを広げた。

「え、いま食べるの?」

「だって、着いたらすぐに移動しないと、日没の時間に間に合わないよ?」

彼女は言うやいなや、駅弁の煮しめを美味しそうに頬張った。

「ああ…いやそうじゃなくて。ってか、さっき駅でお蕎麦食べたばっかりじゃなかった?!」

「そうだよ?」

悪びれず、ご飯を口に入れていく。

俺はこのとき、はたと気が付いた。よく考えると、彼女は昨日からずっと、1日5食のペースで食べているではないか。

最初は、てっきり無邪気な女の子を印象付けるためにやっているのかと思っていた。

しかし、そうではない。これは、彼女にとって当たり前のペースなのだ。

つまり、彼女は大食いチャンピオン並みの胃袋を持った女性ということだ。

俺は思わず、財布の残高を確認した。食費は、持つだろうか?!

【向かい合わせ】

8/26/2023, 1:24:30 AM

向かい合わせ

背中合わせになった心

昔は向かい合わせだったんだよね

ぐるぐる回り続けてた時が終わって、止まると背中合わせになった。

何度もぐるぐる回るから、目が回っちゃって心配されちゃったけど、その時は背中合わせで感謝伝えられなかった。



気分って難しい

8/26/2023, 1:12:38 AM

向かい合わせの隣り合わせ。

それが幼なじみの僕と君の運命。

いつかずっと君の隣り合わせでいられるように。

そう未来に祈りながら今日を歩む。


■テーマ:向かい合わせ

8/26/2023, 1:08:12 AM

深夜、珍しく彼が寝ている時
私は目を覚ます。
寝静まって誰にも見られないこの時、
私は決まってすることがある
音を立てずに洗面所に向かう
ここで音を立てると心配されるし、起こしかねない。
洗面所の鏡の前につくと、ガチャリ、とドアの鍵を閉める
そして鏡に映る私と向かい合う
鏡に映る私は10年ほど前の、彼と会って1年も経っていない時の私のようだった
その私に問う
「私はずっとこのままでいいのかなぁ、貴方と同じ気持ちで今までずっと生きてきたけれど、
分からないの。これを彼が望んでいるのか。というか、こんな長い年月私といて、嫌だって思ってるのかもしれない。そう思ってるのなら私は、もう……」
言いかけている時だったー、貴方は、昔の私は、泣きながらこう言った
「ねぇ、本当に彼はそんなに薄情なの?違うでしょ?!彼は私を、愛してくれているのかは知らないけれど、とても大事にしてくれていると思うよ、だって、だってさ!私の事、私達のこと信じてくれてるんだよ?アンタもさ、彼を信じてるんでしょ?だからあの時からアンタは、アンタはさあの時からずっと彼を愛して、ずっと傍にいるって決心したんでしょ?そうじゃないの?」
頬に水が滴る感覚がした。そして私は開かないと思えるほど重くなった口を開いて呟くように言う
「えぇ、私はそう決心しているわ。彼の役に立ちたいって言う気持ちも勿論あるけど、それ以上に
彼には救われたから。精神的にやられてる時だって優しく接してくれたし、絵とか見せると上手いって褒めてくれるし、それで私は
この人が大好きだ、って思ってその時からそう決心していたわ。私が間違っていたわね。ありがとう、貴方は優しいのね、彼が言うのもわかるわ。貴方はそのままでいいのかもしれないわ、健気で可愛いわ。……自分で言うのもなんだけどねぇ…」
頭を撫でてあげたかったけど、鏡越しだからそれが出来なくて笑うことしか出来なかった
でもこの言葉を聞いた貴方は嬉しそうにはにかんだその顔にどこか親近感が湧いた
まぁ昔の私なのだから当たり前だけど。そして貴方は思いついたような顔でこう告げる
「あ、もう寝ないと明日やばい!」と焦りながら鏡から消えていった。
そして残ったのは目を少し腫らした私だった。
私はその顔を見ながら、
「昔の自分に救われるなんて、初めてね」なんて言いながら笑っていた。
そろそろベッドに戻ろうかなって思ってドアの鍵を開けて、洗面所から出る。その時見えた鏡の私は
幸せそうな顔をしていた。

8/26/2023, 1:06:33 AM

電車の向かい合わせの席に座る
どこの誰かもわからない君
人生の中で君と会うことは
もうないかもしれないけど
なんかそう言う関係っていいよなぁ

8/26/2023, 1:05:29 AM

向かい合わせ
葛葉「向かい合わせで座り、手をあわせる…………」

葛葉「いただきまーす、うまっ」
叶「向かいに座ると葛葉の顔がよく見れていいね」
いつでも向かい合わせ、だべってるときも…

8/26/2023, 1:05:06 AM

向かい合わせ。あまり使わない言葉だな向かい合わせって。状況的には割りとありふれてるけど。人と顔を合わせたらそれで向かい合わせになるしな。

 鏡を見たときも向かい合わせになるけど鏡の場合も向かい合わせって言うのかな。鏡の場合はなんか違う言い方がありそう。知らんけど。

 基本人見知りだから他人の顔を見るってのがちょい苦手だな。まぁ接客業をやって長いからもう慣れたけど。

 慣れたけどそれでもやっぱり人の顔を見るのは特別な行動に思えるというか、目と目を合わせるのは心臓の鼓動が早くなる感じがするし体がちょいこわばる気がする。

 視線恐怖症とまでいかないけど緊張しがちなんだろうな。チキンハートでのみの心臓ってやつだ。肝っ玉が小さい。もっと図太く生きれたら人生楽なんだろうな。

 そういやこの前桃買って食ったな。果物は熟したものより水っぽいくらい若いものが好みなんだけどこの前のは流石に若すぎて美味しかったけど味が薄かった。

 もう少し熟させたほうがよかったか。あるいは単に安物だから味が薄かったのかね。こうなるとちょっとお高めな桃も買って食べ比べしてみたいものだ。

 最もそんな贅沢をするほど懐に余裕はない。やろうと思えばできるけど将来のことを考えたら貯金せんとな。

8/26/2023, 1:00:23 AM

僕たちは、向い合せでいると思っていた。
お互いにお互いを、まっすぐ見つめ合ってきたから、長く付き合えたのだと。

でも、それは違ったらしい。
僕たちは向かい合っていたけれど、お互いを見てはいなかった。お互いの瞳の中に映る、己を見ていたのかもしれない。

僕は君を知っていると思ったが、存外君のことを知らなかった。君もまた同じく。

ふたり手を繋いでいた頃は、お互いの考えることが分かったのに。実際は分かっている気でいただけだった。

そう、思わざるを得ない。

君から受けた、たった一度の不信を、僕は許せなかった。驚いた。大概のことは諦めて許してきた自分が、明確に君に対して怒ったのである。いや、正確にはこれはただの防衛反応であり、それを引き起こしたのは強い悲しみと己への落胆のためなのだけど。

渦巻く黒に飲み込まれそうだ。
過ごしてきた日々に嘘偽はないのに、まるでそれは、波打ち際で運良く波を避け続けた砂城だった。

僕たちは今、分岐点に立っている。
本当の本心を語るべき時が来た。
これまでの自分を、真実としたいなら。

ああ、どうか、どうか、
僕たちがお互いに、
誠実でありたいと願っていますように。

8/26/2023, 1:00:10 AM

「ほんっと腹が立つ!あのクソジジイ!」
そう毒づく姉に、僕は、幾度目かの
「そうだね、大変だね」を繰り返す。
姉は今、双子の子を連れて
実家に戻っている。
別居中。

両親と暮らしているわけだが、
特に父親が別居中の旦那を彷彿とさせて
苛々するらしい。知らんがな。
「なんか男の嫌なところを見すぎたわ。
アンタもそうなるのかしら」
いや、そうなって疎遠になってくれた方が
愚痴も聞かないで済む、と言いたくなって
飲み込んだ。
と同時に、旦那と父親が
イコールで見えるのは、姉の問題では?と
言うのも飲み込む。
父親と姉は、
昔から折り合いが悪かったとはいえ、
嫌われる父親は可哀想だ。

やるせない。
小さな頃から、お互いだけを
見て育ってきた。僕らきょうだいも双子。
向かい合って、鏡の真似っこをして
よく笑いをとった。
あの頃から、遠く遠くにきてしまった。
家族はいつも一緒、仲良し、も
幻想に見える。

「ねえ聞いてんの?こないだなんかもさあ」
はいはい聞いてますよ、と言いながら、
今日するはずだったエモい喫茶店巡りの
メニューを思い浮かべる。
メロンクリームソーダ、真っ赤なチェリー。
今度いつ食べに行こうかな。

8/26/2023, 12:57:37 AM

ロスアンゼルスの北、サンフランシスコの少し南に位置するサリナスという街。サカイがホームステイしてたお家があって2人で遊びに行ったことがあったね。免許を取ってから、何時間もかかるロングドライブは初めて。あれは1月の雨季だったのかな、行きの山間いでスコールみたいな土砂降りにあって、目の前は雨で視界がほとんどゼロ。フリーウェイでスピードも結構出てるし、本当に怖かった。夜通しずっとサカイが1人で運転してくれたね。
サリナスでは教会の集まりにも参加したね。ジュースを飲んだりお菓子を食べたり、みんなでゲームしたり。なんのイベントだったのかは全く分からなかったけど突然の参加にもかかわらず、快く仲間に入れてくれた。
ホストファミリーのお宅に泊めてもらったんだけど、私にもゲストルームを用意してくれて、とても親切にしてくれた。写真も何も無くて、ホストファミリーの皆さんの顔を何も覚えてないのは残念だな。
寒い時期だったから、家の周りには雪がうっすら積もってたと思うけど、翌朝目が覚めて「早く早く!ほら見て!」って指さした先に野生の鹿がいて、アメリカの自然の豊かさに感動したのを覚えてる。
素敵な経験をさせれくれてありがとね。

8/26/2023, 12:52:50 AM

「トリセツ」

食事でも相談でも、向かい合わせに座るのは苦手なんです。

なんか恥ずかしいし、表面的な会話しかできないんです。

私と話したければ、ドライブ中とか、せめて焚き火をしながらにしなさいよ。

※向かい合わせ

8/26/2023, 12:45:48 AM

向かい合わせで座る

目と目が合う

体全身に緊張が走る

汗がふつふつとにじみでる

肺に大量の空気を入れる

(せーのっ)


「私と結婚しない?」

8/26/2023, 12:39:07 AM

向かい合わせ
苦めの紅茶
ドボドボと角砂糖を溶かしたコーヒー
啜るあなたの冷たい眼
隣り合わせ
甘すぎたコーヒー
タイムセールの安い紅茶
むせる僕の詰まった本音

答え合わせ
冷めきったコーヒー
ドボドボと角砂糖を溶かした紅茶
懐かしさと後悔に浸る


向かい合わせ

8/26/2023, 12:36:34 AM

あなたと向かい合わせで座る

君の顔をしっかり見ることなんて

恥ずかしくて見れないよ。

でもこの時間が続けばいいのになんて

わがままかな?

君と目が合うと顔が赤くなるから

困っちゃうな。

「君が好き」

いつか向かい合わせで言えたらいいな





─────『向かい合わせ』

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