同情』の作文集

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同情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/21/2024, 9:56:20 AM

同情してほしい。
2キロ太った。顔がでかい。足が太い。
多分現実じゃないよネ☆
多分受験のストレスかな、?
いやバレンタインで食べすぎたせいかな、?
うん。受験のストレスってことにしておこう!

2/21/2024, 9:53:25 AM

二次創作です。苦手な方は飛ばしてください。

一人で部屋にこもっているあの人の所に行く
コンコン
扉をノックすると中からの返事は来ない。
「タクミ様。名前です。今いいですか?」
そう声をかけると声が返ってくる……
「なんか用……。」
その声にいつもの優しさはない……
「もしかして兄さんに僕の様子を
見てこいとでも言われたの(笑)」
「そんなことはないです。
カムイ様。タクミ様のこと
気にしていましたよ。」
そう言うとタクミ様は言った。
「何?あいつ同情なんかされても
僕は兄さん達みたいに一緒には戦わない。」
「そうですか……」
私はドアの前で座りながら言った。
「きっと。カムイ様は同情なんて
されてないですよ。きっと貴方と仲良くしたい
だけですよ。」
そう言うと
「そんなの誰だって言えるだろう。
同情してなくても人は嘘をつけるんだから
お前も僕に同情してるんだろ。かわいそうな
やつだって……」
その言葉に私は言った。
「さぁ、ここで私が同情なんてしてませんって
言ってもきっと今の貴方でしたら
嘘だといいそうなので言わないでおきますね。」
そう言ってドアの前から離れる前に言った

   『私は同情する為だけに貴方にわざわざ
     会いになんて来ませんよ……』

2/21/2024, 9:50:55 AM

「同情なんていらないわ」
とシンディーは言った。
安っぽい言葉だったが、酒場のシンガーをしていた女だった。
ぐずぐずと酒に溺れ、男に溺れた。
ピンヒールの高いエナメルの靴を履いていた。
それで踏まれた男肌数知れず。
友人は言った
「シンディーの言うことは当てにならないよ。あのクソ女、いいシンガーだからって、たかを括ってる」
ある日、シンディーが僕に電話で相談をしてきたことがあった。
「あの、フレッド? 私。どうかしてるのかしら。ただ、涙が溢れて止まらないの。酒場から追放されて、歌えなくなったあの日から」
シンディーは、もともとアルコール中毒だったが、それは酷く悪くなるばかりだった。
僕はこう返した。
「一週間でも、旅行に出るといい。気晴らしに、どこか……、美味しく酒が飲める場所に。そう、フランスなんかどうだろう?」
フランスは旅立つにはいい場所だ。
ブルゴーニュの、ワインで乾杯をしよう。ハムとチーズを肴に。

2/21/2024, 9:49:40 AM

泣いてない。
同情なんて
いらないわ。
私負けない。
何がなんでも!

2/21/2024, 9:44:58 AM

わたしは

あまり

祖母のことが

好きではない。









絶縁
までは
行かない。

ただ、
昔から

口を開けば

勉強は?
〇〇ちゃんはね、
100点なんだって。
成績表
どうだった?

部活ばかり
してないで
もっと
遊びに来てよ。

受験は?
勉強してるの?
△△大はどう?

仕事もいいけど
結婚は?
お見合いする?

そんなことばかり。




顔を見せに行く時は

寝込みたくなるくらい

憂鬱だし

着いたら着いたで

愛想笑いのし過ぎで

クタクタに

疲れてしまう。




その祖母は

とっくに高齢で

多分

誰かと

同居したがっている。



でも
みんな
それを見えない
フリをしてる。




わたしたちは
冷たいのかな。


#同情

2/21/2024, 9:44:48 AM

同情

魔導兵器ウィンガイナー。古代超科学王国が作り出した人型殺戮兵器だ。しかし小国ナーザレが周辺の大国から身を守るためには、この死神に頼るしかなかった。

ウィンガイナーを動かすには、二人の搭乗者を必要としていた。そして私たちは小さい頃より乗り手としての教育を施されて来た。

「アンナとウリス、よく聞きなさい。ウィンガイナーは意思のある兵器、お前たち二人が心を通い合わせ協力しなければ、精神を侵され暴走を始める。かつてウィンガイナーの暴走を止められず国が三つ滅んだと言うぞ。」

私と同乗者のウリナは血こそ繋がっていないが、身長、体重、年齢、全部同じ、見た目もそっくりだ。だけど一番肝心なのは、私たち二人の魔力量が同じであると言うこと。ウィンガイナーの動力には搭乗者の魔力が使われるため、私達が選ばれた理由はその魔力量の高さによるのでした。

私たちは精神を最高に同調させることに成功した時、感情を共有することができる。それを私たちは〝同情〟と呼んだ。

「わー、美味しそうなケーキ!」
「わー、美味しそうなケーキ!」

「チョコレートが口の中でとろけちゃう。」
「チョコレートが口の中でとろけちゃう。」

「また来ようね。」
「また来ようね。」

私たちに秘密はなかった。秘密を持てようはずもなかった。
だから、秘密を持とうとした私が悪かったのだ。

私とウリスはできるだけ一緒に行動するよう言われているがプライベートな時間もある。私は時間が空くと大好きな木彫り人形を見に、木工屋さんに行く。特に、木彫り人形の中にひと回り小さな木彫り人形が入っていて、その木彫り人形の中にもひと回り小さな木彫り人形が入っていて、最終的に人差し指を立てた右手だけが入っているマボローシカというオモチャが好きだ。

「マボローシカお好きなんですか?」

初めてクロノから声をかけられた時、背が高くて堀が深くて大人っぽい人だなと思った。なので、私と同じ十八歳だと聞いた時は二重に驚いた。

「はい、大きさが違うだけの木彫りの人形なんですけど、色んな想像を掻き立ててくれると言うか。」

「分かるよ。これとこれは親子なのかな?とか、魂が分裂したもう一人の自分なのかなとか。」

「そ、そうなんです。」

「僕はよく旅をするので、お土産にその土地の変わったマボローシカを買ったりするんだけど、興味ある?」

「はい、私、この国から一歩も出たことがないので、よその国のマボローシカを見てみたいです。」

「じゃあ、明日この場所にこの時間で再会しよう。ぼくの名前はクロノ。君は?」

「私はアンナ。よろしくね。」

クロノにあった瞬間から私の心は騒ぎだした。寝ても覚めてもクロノのことばかり、そしてなんとかウリスにバレないように出来ないかと思い悩んだ。

私とウリスは好きな食べ物も一緒、好きな音楽も一緒、好きな洋服の趣味も一緒。もしクロノの存在を知ったらきっと恋のライバルになる。

絶対に気取られてはならない。心にさざなみを立てることも許されない。そうした中でウリスとの同調感は下がってしまう。

「アンナどうしたの?心ここに在らずじゃない。」

「ちょっと風邪を引いて体調が悪いだけ。」

明日はクロノに会う日だ。溢れ出る思いを抑え付けなくてはならない。気分が悪いからと言って家路につくと、眠れない夜を過ごした。待ち合わせの時間よりかなり早く家を出たので、木工屋さんに向かう。偶然にも木工屋の前にウリスがいたので声をかけようと思って、「ウリス。」と口から漏れる瞬間、私は身を翻し建物の陰に隠れた。

クロノ。ああ、やっぱり辿り着いてしまったか。
クロノが顔を赤らめて東洋風のマボローシカを渡している。
酷いよ。私にくれるって言ってたのに。私の初恋はこうして終わった。

次の日、ウリスを問いただす。

「昨日、男の人にマボローシカを貰ってたでしょ?」

「ああ、クロノ?いい男でしょ?私、あの人に首っ丈。」

「なんであの人なの?」

「んー、アンナちゃんが好きな人がどんな人か気になって後を付けたのよね。」

やっぱり気づいていたのだ。

「そしたら、凄い良い男じゃない?声をかけたら意気投合しちゃって。」

どんなふうに意気投合したか目に浮かぶ。マボローシカ人形の話でもしたのだろう。

「あの人、私の事が好きだって。アンナちゃんごめんね。だけどアンナちゃんが悪いんだよ。私に内緒で男を作ろうとするなんて、私とねアンナちゃんは一心同体なの。離れちゃいけないの。だからね、私あの人の事を誘惑したの。」

「え?クロノのこと好きじゃないの?」

「もちろん好きよ。だけどアンナちゃんとは比べものにならない。だってソウルメイトだよ。お互いのことを極限まで分かり合えるなんてそんな人間他にない。」

ウリスはクロノの事を振ったらしい。クロノはもう一度やり直そうと懇願して来たけど、私の気持ちは冷めてしまっていた。

それから暫くして、
クロノが逮捕された。

ウィンガイナーの秘密を探るために敵国から送り込まれたスパイだったのだ。この国ではウィンガイナーの秘密はトップシークレットだ。秘密を暴こうとしたものには厳罰が下る。

クロノが処刑されてしまう。その話を聞いた時、私の心は崩れ落ちそうになった。私はまだクロノの事を愛しているのだ
涙が溢れてくる。悲しみに押しつぶされて立つ事ができない。その時だ、ウリスの心が流れ込んできた。

笑っていた。私が悲しみに暮れていると言うのに、あの女は笑っていた。

何が〝同情〟だ。気持ちが通じたって思いは全然別のところにあるのに。

私はウィンガイナーに乗り込むことにした。そう、一人で。
暴走なんかクソ喰らえだ。私はクロノを助ける。例え結ばれことはなくても。

ウィンガイナーを動かすと人々は逃げ回った。
そして流入してくるウィンガイナーの意識。
なんと言う人間への憎悪。私は身を固くし必死に意識の壁を作る。クロノが囚われている牢へと向かわねば。

私は城の壁を破壊すると鉄格子をこじ開けた。

「今のうちに逃げて。」

「その声はアンナか?すまなかった。人質を取られて仕方なくやったことなんだ。」

「同情はしないよ。そんな余裕はこっちにはないんだから。」

「ありがとう、君のこと忘れないよ。」

ウィンガイナー、何でそんなに人間を憎むの?そう言う風に作られたから?だったら私が解放してあげる。

2/21/2024, 9:42:17 AM

「気の毒に。同情するよ」
そんなふうに言うくせに、アイツは昔からオレの悪口をみんなに流していた。何倍も誇張した悪い噂がクラス中に広められてしまったお陰でオレの居場所は無くなった。それが理由のすべてではないけれど、今日付けでオレは別の学校に転校する。
そして、教室の自分の荷物をまとめていたらさっきの言葉を言われた。吐き捨てるような言い方はちっとも同情しているようになんて感じられなかった。
「お前がいなくなると寂しくなるよ」
よくもこんな、思ってもないことを笑顔で言えるもんだな。コイツに尊敬するところなんてひとつも見当たらないが、演技力だけは人並み外れたレベルだなと少しだけ感心した。
「新しい学校ではうまくやれそうかい?寂しくなったらいつでも連絡してくれ」
ニヤニヤしながらそんなことを言うから、思わず聞いていて噴き出しそうになった。ちなみにさっきからしつこく話しかけられているけど、オレは一切相手をしてなかった。心の中では反応しているけど顔は無表情のままだ。コイツの存在を視界にすら入れてない。じゃあオレのほうが演技力は上なのかな?だがそうしたらもう、コイツは何の分野でもオレには勝てない。こんなにオレを真正面から敵対視してるっていうのに。そもそもオレは相手にすらしていないから、勝敗もクソもないわけだが。
それにしても荷物が思ったより多いな。さすがにこれ抱えながら帰るのはしんどいかもしれない。母さんに連絡して迎えに来てもらおうかな。
「っ、おい!いつまで無視してる気だ!いい加減オレの話を聞けよ!」
いきなり胸ぐらをつかまれた。顔を怒りで真っ赤に染めたソイツがオレに掴みかかってきた。相手にされなくて業を煮やしたらしい。
「おい、なんとか言えよ」
「ナントカ」
「あぁ?」
「ナントカ言えって言うから」
「てんめぇ……」
握り拳を振りかざすのを確認して、すかさずオレはヤツの足をかけ転倒させた。正当防衛だから文句言われる筋合いはない……って言っても、この低レベルはどうせ納得しないんだろうな。
「いきなり何しやがる!」
思った通り、尻もちをついたままでオレに喚き散らしてきた。惨めだなあ、と冷めた気持ちで見下ろした後、オレは荷物を抱えて教室を出た。後ろから待てこらとか聞こえてくるけどこれも無視した。
新しい学校はどんな感じだろうな。転校理由はクラスからのイジメにしたけど、実際のところは違った。もう、こんな低レベルな連中が集まった所にいるのはウンザリだ。それこそが、オレが転校を希望した理由だった。寄って集ってひとりの人間のあら探しをしてコソコソ笑ってる奴ら。こっちが相手にしなきゃ、さっきの馬鹿みたいにムキになってかかってくる。なんなんだか。
にしてもさっきのアイツのセリフ。同情するだなんて、言葉の意味を知りもしないで使うから決定的馬鹿だなと思った。憐れみも思いやりも持ってない人間が二度と口に出すなと思う。ただオレを見下したかっただけだろう。でもオレは最初から相手にしなかったから。それが叶わなくて結果、さっきみたいに暴力に頼ろうとする。低能すぎて呆れが止まらないよ。
そんなヤツは相手になんかしないで、オレは自分に相応しいところへ行くよ。さようなら、愚かなクラスメイト。いつまでもガキごっこしてるお前らに心から“同情”するよ。最高級の、憐れみを。

2/21/2024, 9:38:47 AM

第二十三話 その妃、深淵を覗く
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 現代からかけ離れた建築物に服装、武器に言葉遣い。平安時代を彷彿とさせる世界観に、思わずタイムスリップでもしてしまったのかと、頭がどうにかなりそうになる。

 変わることをしなかったか、それともどこかのやんごとなき男が変わることをやめさせたのか、はたまた古き良きを求めてここまで遡ったのか、それはどうだって構わない。

 ただ一つ言えるのは、昭和の日本にこのような場所が今でも残されているということ。
 推測の域を出ないが、“この国”は誰にも認知されていない……謂わば、俗世からは切り離された場所だ。そうとしか、考えられなかった。



 だから、余計に理解できない。
 唇の動きだけだったとは言え、この男が何故そう言ったのか。


『……ねえ、あんた――』

『そなたには同情するぞ。予言の巫女よ』


 一体誰なわけ――?

 そう言いかけた言葉は、枯葉色の言葉に被されて消えた。





(……同情、ねえ……)


 それから、幾度となく枯葉色の世界を渡り歩いた。
 ある時は己の記憶を、ある時は誰かの記憶を、またある時は、誰かの夢の中を。


 自我が芽生えた頃には、勝手に見えるようになっていた。制御も何も効かないまま、ただひたすらに、夢と誰かが繋がってくる。
 辛うじてわかったことと言えば、対象が眼を合わせた相手だというくらいだ。人間や動物、勿論昆虫もそれの例外ではない。

 
『……ねえ、聞きまして? “ホトトギス”のお話』


 慣れというのは恐ろしいものだ。
 初めこそ、他人の記憶や感情を覗き見るみたいで罪悪感を抱き、眠るのでさえ恐ろしかった。けれどそのうち、悪用さえしなければいいだろう、好きでこんな力を手に入れたわけではないしと、夢を見ることに何も感じなくなっていた。


『聞きましたわよ。まさか、あの噂は本当に……?』

(……いい加減飽きたわね……)


 だから、人生で初と言っていいほどの人数と対峙した所で、その程度にしか思わないわけだが。


『噂はさておき、大変厚かましい方だとか』

『冥土から蘇るような方ですもの。恐ろしいものなどないのでしょう』

(冥土に、ホトトギス……ね)



 ただ一つ、これだけは確かだと、現時点だけで断言できることがある。



(悪いけど、やられっぱなしは性に合わないのよ)


 あのやんごとなき男は、“私”という人物を徹底的に調べ上げているということだ。

 それこそ、一握りも知らないはずの極秘情報まで。






#同情/和風ファンタジー/気まぐれ更新

2/21/2024, 9:34:03 AM

「同情するなら…という言葉があるが、自分が満たされていないならするべきではない。」私が学んだ考え方の一つ

2/21/2024, 9:22:10 AM

あの子嫌い。あの子ウザイ。あの子キモイ。
みんなと一緒に陰口。思ってもないことを…。

同情するあたしが嫌いだ。

2/21/2024, 9:14:11 AM

ぶらさげた僕の傘の先から、君の靴の先まで。
残り雨の線が、ふたりを繋いでいる。
いつか消えるとしても、僕らには光って見えた。

2/21/2024, 9:09:41 AM

同情

間違ったことした
女の子がいて 先生のアドバイスで 自分の席から離れて
被害者が えらくなって
女の子は ひとりで 教室のすみにいる
そんな その子が かわいそうで そばに私が行ったらいけない? わたしが被害者より強い場合

2/21/2024, 8:43:22 AM

ある夜のことであった。利発そうな、けれどもどこか寂しげなところのある少年が、そらにかかるはしごを昇っていった。はしごをすっかり渡りきってしまうと、目の前に白い立派な門が現れた。少年は、あああれが天国の門というものだ、と思った。
 門をくぐり抜けると立派な台座があった。そこにはいかにもその台座にふさわしい、ポラリスという星がしっかりと座って少年を出迎えた。ポラリスは、星のめぐりを司る王であった。
「やあ、ようこそ、こんな遠いところまで来てもらって、済まなかったね。」ポラリスは鷹楊に言った。
「いいえ。」
「では私から話そう。いいかね。」
「はい。」
 ポラリスは一つ咳払いをして、ようよう話し始めた。
「さて、君はもうしばらくで、私の治める世界で暮らすことになる。ほんとうは君はサウザンクロスに行ってそこから天上に向かうのが筋というものだが、今君をサウザンクロスに送ってやるのはあんまり惜しい。そこで私は君をサウザンクロスへは送らずに新たな星とすることを思いついたが、どうかね、何か引っかかりがあるなら言いたまえ。」
 少年は青ざめて、怒っているようにもまた泣いているようにも見える顔でじっと黙っていた。
「私の申し出が気に入らぬなら、それならそれで良いのだ。だが、君をみすみすサウザンクロスへやってしまうのはなんとしても惜しい。そうだ、いっそ君をもとの世界へ戻してしまうのはどうだろう。ねえ君、いい話じゃないか。」
 ポラリスが少し急きこんで言うと、少年はにわかに笑顔になったので、ポラリスは
(ああ、やはりこの少年はもといた世界に返してやるのがいいだろう。)
と思いながら少年のようすを見ていた。
「ポラリス様は、天上に上げられるものをもとの世界へ戻すことができるんですか。」少年は胸を躍らせて言った。
「ああできるとも。君が望むことならきっと叶えよう。」
「では、ぼく、一つお願いしたいことがあるんです。」
「なんだね。」
「ぼくのかわりに、ぼくの友達のお父さんを戻してやってください。ぼくはどうなってもかまいません。」
 ポラリスはもうあんまり愕いて、しばらくものも言えずしげしげと少年を見ていた。
「いや、いや君、なにを言っている。」ポラリスはやっとこれだけ絞り出すように言った。
「彼のお父さんはポラリス様の治める世界のどこかにいるんでしょう。ぼく知っているんです。」  
 少年は思いきったというような顔をして、体をかすかにわななかせていた。
「彼はけなげにも、いつかお父さんが帰ってくると信じているんです。彼は今、病気がちのお母さんを助けるためにひどい仕事をいくつもして、学校にはいつも疲れて来ます。ぼくは自分の新しい上着も買わずにいる彼に同情して、お母さんと一緒にぼくの家に来るように言ったことがあったんですが、彼は大真面目な顔をして、それじゃあいずれお父さんが帰ってきたとき、お父さんの家がなくなってしまうじゃあないの、と言うんです。可笑しいでしょう。」
 少年はつと言葉を切ってポラリスの方を見た。
「でも、ぼくは彼のことがすきです。彼の思うことは、ぼくだいたい見当がつきます。彼もぼくのことを好いてくれていますが、それ以上にお父さんを好いているんです。お父さんが帰ってくることだけを楽しみに待ち望んでいるんです。今ぼくがしてやれることは、彼にお父さんを還してやることだけです。ぼくがいなくなっても彼は、そりゃあ少しは悲しむでしょうが、それだってお父さんのほんとうを知るよりよっぽどいい。そんなわけで、ぼくはポラリス様にこんなことをお願いしているのです。」
 ポラリスは困ってしまった。すでに天上に上げられた者をもとの世界に戻すなどということは、いくらポラリスをもってしても容易なことではなかった。
「もし私が君の望みを叶えたならば、君はそらの孔に呑みこまれ永遠にその存在を滅されることになる。」
 ポラリスは、少年をそんなところへやってしまうのはあんまりつらかったが、何度言っても少年のこころはかわらなかったので、ポラリスも最后はとうとう諦めた。
「地上の銀河の祭りの日、君は川へ入った友を助けて再び戻ることはない。君はすぐさま天上の藻屑となり、やがてそらの孔に呑み込まれる。そのかわりに君の友達のお父さんはきっとすぐさまもとの世界へ返そう。いいかね。」
「はい。ありがとうございます。ではぼくはこれで、さよなら。」
 少年は清々しそうに笑ってていねいにおじぎをした。
「さよなら。」
 少年が行ってしまってからもポラリスはあんまり悲しくて、地上の銀河の祭りの夜にはせめてものはなむけに、友達想いの少年と哀れで幸な彼の友達─すなわちカムパネルラとジョバンニ─を銀河鉄道に乗せ、彼らのために美しい最期の思い出をつくってやった。



(同情)

2/21/2024, 8:40:02 AM

自分が自分をけなして
他人をいたわれるのならそれでいい
他人が他人をけなして
自分がいたわれるのならそれでいい
同情って言うのは似た者同士だから、
分かったようになってしまうもの。
しょうがないって勝手に決めていた。
そうでありたいと願ってしまうもの。
お互いが、尊重しあえるものになってもらいたい。
私はそう、願うだろう。

2/21/2024, 8:27:31 AM

〝同情〟

近頃は受験シーズン。
街もなんだかピリついている。
この時期になると、
つい彼女のことを思い出してしまう。
同じ高校を受けることが分かってから仲良くなって、
受けに行く時も、結果を見に行く時も一緒に行った。
帰り道、受かった私と落ちた彼女。
慰めようとした時、
「別に、同情とかしなくていいから」
「おめでとう。私は滑り止めに行くから大丈夫」
「じゃ、また明日。」
そう言って去っていった。
私を気遣ったのか、いたたまれなかったのか。
分からないけれど、彼女とはそれ切り。

2/21/2024, 8:23:27 AM

同情                    となりの席の子はみんなから臭いって言われて、きたないからってチョークのこなをかけられて消しカス投げられてるの。でも臭くないしちゃんと手を洗ってるしきれいなのに。みんなやめないのわたしすごく嫌だったから先生に言ったのそしたらね先生はみんなあそんでるだけって言ってかえっちゃった、だからわたしがみんなに教えてあげたの臭くないのになんでそんなこと言うのダメって、ちゃんと手も洗ってきれいだよ、物をなげちゃダメなんだよって。そしたらねつぎの日、学校に行ったらわたしのつくえがなかったのみんなに聞いても教えてくれなかったからとなりの席の子に聞いてみてもなんにも教えてくれなかった。

2/21/2024, 8:18:29 AM

私は時折、犯罪者に同情することがある。もちろんほとんどの犯罪には被害者がいて、被害者の受けた傷のことを考えると犯罪者に同情するなどは不埒千万であるが、時折同情が頭をもたげる。
 当然すべての犯罪者に同情する訳ではない。大抵は同情に値しない者の方が多い。しかし中には、世界がもう少し彼にやさしさを見せていれば、彼は犯罪者にならずに済んだのではないかと思える類いの犯罪者がいる。
 私はその者に深く同情する。また、彼のしたことは、私のしたことであったかもしれないという同一化じみた想念も浮かんでくる。
 この想念はいかにも恐ろしいものだが、私自身多くの犯罪者と共通して、孤独で他人との関わりが極度に少ない境遇であるがゆえに、犯罪の外的因子は私にも揃っているのではないかと思えてくる。
 だが、私に罪を犯すおそれはないので安心していただきたい。私はもはや人恋しい、さびしがりやの思春期の子どもではなく、犯罪者と自分とを重ね合わせる感傷癖を自嘲的に笑い飛ばせる大人になろうとしている。しかし、犯罪者に同情するというのは今後変わらぬ私の習慣になるだろう。

2/21/2024, 8:09:48 AM

【同情】

彼氏に振られた。失意の時に偶然かかってきた仲の良いグループからの、飲み会の連絡。
とにかくこの気分を吹き飛ばそうと日程を合わせて、私たちは会うことにした。

「どうしたの?なんか元気ないじゃん」
友達のひとりが私に声をかける。他人の目から見ても落ち込んでいるのがわかるくらい、元気ないんだなと気づいた。
「ちょっと前に彼氏に振られた」
その場にいる全員が驚く。
「なんで?アンタたち上手くやってたじゃん」
「他に好きな人が出来たんだって」
「そんなんで簡単に振るの?その男最低じゃん」

次々に言葉が飛び交ったが、早く飲んで気分をサッパリさせたかった私は、最後に締めくくる。
「だから今日は飲みまくろうと思って。早く行こうよ」
「じゃあ今日は慰め会だね」
最後のその一言に周りも頷く。
正直、同情なんていらないんだけどと思ったのは内緒にしていよう。

2/21/2024, 8:07:14 AM

同情したり、されたりするのって、そんなに悪いことかなぁ。
 確かに行動は伴わない場合が多いけど、心を傾ける、傾けてもらえるだけでも、気分を楽にしてあげることも、楽になることも、あるでしょう?
 まあ陰でコソコソされるのは論外だけど。

2/21/2024, 8:01:21 AM

親身になって
寄り添ってくれて
隣にいてくれて
一緒に泣いて
笑ってくれる

それが同情だというなら
自己満足でしかないから
きっと誰だってできるよ

人を傷つけない
与えるだけの些細な同情を
私はできるようになりたい。

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