『同情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「おまっ...まじかよ、それは同情するわ...。」
友に事の報告をした後の友の第一声である。僕の身に起こったのは普段おちゃらけている彼から同情を貰うくらいの大事なのだ。
「だろぉ...?酷いんだよぉ...」
机に項垂れる僕。
原因の彼女を横目に。
先日はバレンタインで周りはカップルで溢れかえっていた。その雰囲気に飲まれてOKが出るだろうと期待しながら、勇気を出して好いていた女の子に告白したところこっぴどく振られたのだ。
そう。凄くこっぴどく。物凄くこっぴどく。こっ酷いなんてこんな連続で使うこと後にあるだろうか。いや、多分ない。
多分、僕のOK出るだろ笑笑みたいな気持ちが彼女には見え見えだったんだろうな。
LINEを使って(何故か知り合いかもに彼女がいた)ロマンチックにと思い明日放課後屋上に来て欲しいと連絡。
翌日僕の下駄箱には1枚の手紙。
ワクワクして開くとそこには「ごめんなさい、私貴方とは付き合えません。好きじゃないです。この際言わせてもらうとどちらかと言えば嫌いです。今後関わらないでほしいです。」との旨の内容が。もちろん好いた彼女の名前が最後にしっかり書かれていた。
何かのいじめかもしれないと思って放課後は屋上で待っていると彼女が現れた。
あの手紙は嘘だったんだ...!!と思ったのもつかの間。
僕があのという言葉のあをいい切る前に
「ごめんない!どうしても貴方とは付き合える気がしないの!手紙読んだのになんでここに来てるんですか!そういう所が嫌いです!」
と言われた。死のうかな。死んだ方がいいのでは?
それを友に報告したのだ。そして冒頭に戻る。
『同情』
警察官も大変なんだな〜。警察24時を毎回見てそう思う。でもそんな番組をみて自分も警察官になりたいって思う今日でした。
でも試験受ける勇気が出ないよー。
幸福だけが人生の報酬なら
欲にまみれる世界は無様ね
目を瞑り、微笑む。
高貴な血筋と家格を有する、氏族の嫡流にして本家嫡男として振る舞う。
この時ほど、自我が不要な時は無い。
礼儀正しく、愛想良く、上品で紳士的な所作を……念の為、意識する。
優しく微笑んでいながら、鋭く冷たい目をする。
お偉い方々に丁寧な挨拶とちょっとした雑談をする。
○家の嫡流には妙齢な娘が居る、●家と□家が婚姻した、
▽家が没落した、■家は〜派に移った、などなど様々な情報が行き交う。
パーティは、政の戦場。
ここから、国や経済が動く。
我が一族の努めは、至って明確だ。
ただ、勢力のバランスを保てるよう、手を回し、引き際を見極めるのみ。
今の世は、動きが激しい。
ならば、その動きに寄せ、立ち回るのみだ。
友人と目が合う。
いつもとは全く異なる表情、ひどく冷たい目をしている我(わたし)を見て、
彼は、なんと思うのだろうか。
私は、彼ほど器用で天賦の才を有する人を見たことが無い。
そして、彼ほど自我を殺すことに長けた人を、未だ見たことが無い。
同じ氏族の傍流の宗家嫡男として、これから彼に仕える者として、
彼に同情する。
嗚呼、その姿は、まるでかつての私を見ているよう。
同情でも一目惚れでも復縁でも初恋でも
恋愛したもの勝ちです😉👍️🎶
恋😌🌸💕せよ
同情かぁ
されるのもするのもイイ気分じゃないねって
所詮、観戦席からの感想だとおもうの
同情
「そうだよね」
「わかるよ」
私には使えない言葉…
きっとその言葉を使える人は
その言葉を言ってほしい人なのかな?
私には人の気持ちがよくわからない
だからその言葉は使えない
同情…っていうと 良くない感じだけど
同情できる
それは人の気持ちがわかる
私には足りない『能力』
「えー、わかんない」
くすくす、と意地の悪い嘲笑が続く。
もうずっと昔から、ずっとこれだ。どれだけ言葉をつくしても行動してみせても何の効果もない。
その自慢の細い脚で踏みつけたもの、腕を大きく振りかぶって投げ捨てたこと、鮮やかに彩った唇から零す言葉の汚いこと。
私はわかってるよ。
足元に散らばるそれらを彼女らは気にしない。そう、気にしないだけで知っている。悪いことも良いことも区別がついているのに、わからないというのだ。
「常識外れなのはどっちだよ」
だから今日も拾う。
世間から知らないフリをされたあの子の欠片を拾って集める。私は彼女らから身を守ることができるけど、あの子はできないから。かつての私のように苦しんでいるから。
きっとこんなこと誰も望んでない。
それでも心の何処かでひっそりと生きていてくれればいいな、と。自己満足を押しつけに行くのだ。
これは同情なんかじゃないよ、私の経験から得たものなの。だからさ、ありがとうもごめんもいらない。代わりに生きてあいつらにわからせてやろうよ。
きっとこの分厚い本とかに載ってるよ。スマホだってあるし、知識もってるだけの偉そうなやつもいる。
「ね、大丈夫」
これは私たちを守るもの。そうでしょ。
【題:同情】
相手の心に寄り添う、優しい気持ち
世界中に、そんな心を持った人が溢れたら
いじめなんて、無くなるのかな
---二作目---
ただ一緒に、隣で涙を流せて
ただ一緒に、一緒に楽しく笑えて
そんな、分かり合える存在を
求めちゃダメですか?
#同情
217作目
同情
可哀想だから寄り添う。
困っていたら助けになる。
悲しそうだから支えになる。
助ける側からしたらその人のために行動している善意しかないんだろうな。
けど、どうだろう。
困っている側からすると嬉しい事ばかりではない。
寄り添えられると傷つく人も中にいる。
『そうじゃない、そんな言葉はいらない』
そう思う人だっている。
僕はどちら側にも立った人だ。
ひとりで病んで、苦しんで。
悲しくて、怖くて、誰かにそばにいて欲しくて。
けど、誰にもそれが言えなくて。
結局は、ひとりで今もその苦しみに足掻いている。
支える側のような立場になったこともある。
友達が不登校になったことがある。
その時に、なかなか連絡つかなくて。
音信不通で、その人の親もなんでか理由を教えてくれなくて。
心配しかしてなかった。
でも、突然、また学校に来るようになった。
「大丈夫?なんで来なかっただ?」
聞いても聞いても何度も聞いても、答えてくれなかった。
で、僕が最後に言ったとは。
「なんかあったら言えよ」
求められてもいない支え。
勝手に同情して、善人振ろうとした。
今ならそれがわかる。
支えになりたかった。
支えてもらいたかった。
欲が溢れる。
自己満足のために人を巻き込むなんて。
僕にはもう、できないや。
同情
「私、同情って大嫌いなんだよね」と君は言う。
「…どうして?」と僕は聞いてみる。
別になんの興味もないけど。
「うーん…例えば、ある人が辛い思いを体験して、それを他の人に話すかなにかすると他の人は『大変だったね。辛かったね。』って言うけど、それは心からの共感?反応?みたいなもなじゃないと思うんだよね。」
「ちょっと…何言ってんのか分かんないだけど?
もう少し、わかりやすく説明してくれる?」と僕は言う。
…ほんと、この子ってこういうとこあるんだよな。
なんていうか…説明が抽象的で分かるような分からんような。
でも、内容が理解できたら、的を得た意見とか考え言ってるんだよなぁって思えるけど。とか考えていると君は
「要は、その人と例え同じ事もしくは似たようなことを体験していたとしても、その人の辛さとか感じる感情とか情報量とか違くない?ってこと。」
「あー 確かにそうだね。その人の体験して感じたことと自分が体験して感じたこととは一致しない。
もしくは一部一致したとしても、全部が全部一致しないってこと?」と尋ねる。
「そういうこと!!流石だね!」と能天気な返答が返ってきた。全く調子のいい奴だ。と馬鹿にしたような笑い方が表に出ていたらしい。
「あっ!今、馬鹿にしたでしょ!!」と君は言う
「…してないよ。むしろ、"尊敬"してるよ笑」と返す。
「…もう〜」と頬を膨らませ、そっぽを向く。
…少し揶揄いすぎたみたいだ。そんなことを考えながら、僕はこんなことを言う。
「…さっきの君の同情が嫌いってことだけど、僕その考え方に反対で、同情って案外好きなんだよね。」と言ってみる。
「…どうして?」と君が聞いてくる。
「だって、あまり踏み込んだ感じがしないし、それでいて自分の話を聞いてくれていると言うサインみたいなものでしょ?」と言い、君の顔を見る。
…こりゃ分かってなさそうだな。
「…たとえば、誰かに話を聞いてもらいたいと思って、話をするだろう?
でも、その話を聞いてもらう前に色々感じることってあるけどその中でも多分2パターンあると思うんだよ。
一つ目は、君の言った浅ましい反応をして欲しくないって思うこと。
二つ目は、別に心の底からの反応はいらない。ただ、自分の話を聞いて欲しいって思うこと。
君の言う、一つ目の感性では同情ってあんまり気分が良くないものだけど、僕の言う二つ目の感性では同情ってただ自分の話を聞いて反応してもらってるって感じがするんだよね。気が楽でさ。あんまりガチな反応されると困ることってあるじゃん?
だから、軽く何かしら発言してもらうことでこっちも救われる感じがするだよね。」と長々喋り終えると君は「うーん?あんまりよく分からない。私はいつでも、心のこもった反応が欲しいよ?自分の言ったことに軽々しく何も考えないで発言して欲しくないし。」と言う。
「僕は、自分が言ったことに対してそこまで深く読み解かなくてもいいって思ってるよ。
だって、深く考えて発言することは誰かしらに沢山している人はしているだろうし…。
何より、僕はそこまで考えて返事をして欲しい訳じゃなくて、ただ僕の言ったことに耳を傾けて欲しいだけなんだよね笑」と少しくすっと笑いながら言うと
「…なんか、こう考えると私と君って正反対な価値観持ってるね?」と君が言う。
「そうだね。でも一緒にいてあんまり苦じゃないし、気を使うこともあんまりないだろう?」と僕は言う。
「…そうだね!確かに今考えてみたら、あんまり苦じゃなかったな。他の子達より気を遣った感じがしない笑」と君はおどけて言う。
…ほんと一緒にいて楽しいよ。
300字小説
不老不死の大魔法使い
いらっしゃい。久しぶりの客人だ。
北の大魔法使い? そんな大した者ではないよ。不老不死なんて退屈なだけだからね。暇つぶしに知識を溜め込んだだけさ。どうして不老不死になったって? ……大切な人の呪いを解くのに人間の寿命では足りなかったというわけさ。その人は? とうに天に召されたよ。折角、呪いを解いたのに、新しく私と同じ呪いに掛けるわけにはいかなかったからね。
……同情はいらないよ。私は自分で納得して今を生きているのだから。
そうだな。久しぶりの外つ国からいらした客人だ。今夜はゆっくり休んでくれ。そして、とっておきの酒瓶を開けるから、君の国の、ここに来るまで君が見て聞いた世の様子を私に話してしてくれないかい?
お題「同情」
人は周りに流されやすいから
反対したくても同情してしまう
こう言う私も流されやすいから
反対したくてもすることができない
本当の同情というものをさがして、
明日を生きてみよう
「同情」
上から目線で「可哀想」と言って
優位に立つのが同情
言葉はなくても
同じ目線で寄り添うのが共感
分かったような顔で歩み寄ってこられても
全然嬉しくなんかないし、むしろムカつく。
「可哀想」なんて同情も要らない。
欲しいのは、「頑張れ」でも
「やればできる」でもない。
たった一つの「愛してる」の言葉だ。
「同情」
何も言えません
何も出来ません
ただあなたの隣で
涙を流します…
何も要りません
同情は嫌いです
ただ私の隣で
笑っていて下さい…
楽しい気持ち
悲しい気持ち
嬉しい気持ち
苦しい気持ち
感情を共有すること
気持ちを分かり合うこと
同情 悪い言葉じゃないね
同情でしか繋ぎ止める方法を知らない子供が、
貴方の優しさに、甘さに縋る事しか知らない大人が、
愛してるなんて言える筈なくて。
俺は同情されるのが嫌いだ
同情したふりをして俺から離れていく
だから俺の事情は何も話さない
親友も知人も作らない
これからもずっと
俺は一人
誰にも同情されず生きていく
ずっと、
ずっと、
きらきらきらと、
お空には輝く星がある。
それに願いをかけるとお空に住んでる人が叶えてくれる。
その心を持ちつずけていれば。
「なんて、誰が言ったのさ」
僕?僕の母さん?それとも僕のおばあちゃん?
、、、知らないね、分からないや…
「どうしたの?叶(かな)くん」
「いや、まあ、少し悩んでるんだ、」
「そうなんだ、、良かったら私に話して見てほしいな」
「、、ありがとう」
と僕は彼女に悩んでいる事を話した
「そうなんだね、、そんな事をしたらお願い事って叶うんだ。すごい私もやってみたい。」
「…ありがとう」
「少し来てくれる?よく星が見える所があるんだ」
「…そうなの?…やった」
彼女は喜んでくれた。とても喜んでいる彼女は可愛かった。もうこんなような悩みで悩んでいたらお空に住んでいる人が怒ってしまうと、、
もうやめにしよう。
と、あの日誓った。そして彼女に僕は告白した。
次章「告白から」
僕らは付き合ってから高校生に成った。
よく僕らは小学生から付き合えたと思う。
ああ、今日もありがとう
お空の人。
「ねぇ、こっち向いて?」
「ああ、なんだい?」
「いや叶くんはいつも私の大事にしてくれて」
「つらいとか、私の嫌な所は無いのかな」
え?
「そんな、、そんな事はないよ
君が1番だよ、僕になんて着いてきてくれるなんて僕は思って無かった…」
「今も、今日も、僕とこの星空の下で居てくれるなんてとても嬉しい事だよ。」
だから、君の嫌いな所はないさ
あってもなくても大丈夫
僕らがお空に願う限り。
「わかっていない」
と彼女は立ち上がって、僕を振り払う。
「分からないのよね、、」
にこと彼女は笑って消えてしまった。
僕を笑って行ったように