『友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
19歳の頃、友達と文通をしていた。
彼女は同じ市内に住んでおり、暇な時はよく電話で話したり、月に何回かは一緒に映画を観たり美術館へ行ったりご飯を食べたりと、なかなかの高頻度で会っているにも関わらず、更に文通をしていたのである。
喋ることと、字を書いて伝える事は違う。
手紙には、例えば最近観た演劇や映画の事、好きな本や詩の紹介、季節の移ろいに想いを馳せたり細やかな心情とかが書かれていて。
音を立てて花開くような、そんな手紙をいくつも貰っていた。
でも、仕事が忙しくなったりライフステージが変わってきたりして、その頃と同じままではいかなくなってきて段々疎遠になってしまった。
もう彼女と会う事は無いのかもしれないけど、この手紙を捨てる事は出来ないでいる。
むかしむかしの幸せの底、
「星を数えているうちに、大人になったらいいなぁー」
なんて言っていた、あの頃。
「友情」という単語のカバーする範囲はとても広いように思う。
ひとこと二言交わせばそこにもう友情は芽生えているとする人。たくさんの対話を重ねてお互いをじっくり ゆっくり理解してはじめて、それを友情であるとする人。些細なきっかけで瓦解してしまうもの。目には見えなくとも、どんなものより強く人と人とを繋ぎ止めるもの。
自分の中に、友情とはなんたるか?友情のあるべき姿 とは?という問いの答えを持つものは、自身の姿にも確固たる「こうあるべき」を持つのだろう。そしてそれを軸とした強い人生を歩むのだ、きっと。
友人も大して多くなく、「こうあるべき」も持たない私は、この短い文章をどう閉じるべきか考え倦ねている。こういう引き出しのなさと、機転の効かない感じ、友達いないのがよくわかる、なぁ。
No.1【友情】
友情
いつもお前は、俺の隣にいてくれて。
いつの間にか、俺には、
それが当たり前になっていて。
俺は何処か自信なさげなお前を励まし、
お前は常に忙しい俺を支えてくれる。
困った時には、お互いにフォローして、
時にはライバルとして競い合う。
友情とは、素晴らしい。
俺たちは当にそんな関係。
そして、お前は。
優しく微笑んで、
何故か少しだけ恥ずかしそうに、
俺に言うんだ。
…君は、大切な親友だから。
と。
親友。友情。
それは素晴らしく、
だが、時には残酷な言葉だ。
何故なら、俺は。
お前と親友以上の関係になりたいと、
密かに思い続けているのだから。
「友情」
君は君だよ。
一度だけ、友にそう言ったことがあった。
君は心からの友だ、心の友だ、そう言われた。
君の言葉に私はちゃんと、答えられただろうか。それを聞く間もなく、君はすぐに返事がもらえない、遠い所へ行ってしまった。
それはいつか再会して、向かい合った時に聞くことにしよう。その間に心の友と言ってくれた君に対して、 正面を向いて話せるように向き合えるように成長したい。
「友情を終わらせるとき」
男女の友情は成立するか否か。
お互い恋愛感情を持たなければ、友人関係は維持出来るだろう。
もしも、どちらかが友情以上の感情を抱き、相手にそれを気付かれてしまったら、その瞬間から関係は崩れていく。
そんなこと、誰かに言われなくてもわかっていた。
こいつに恋愛感情を抱くなんてありえない。
そう思ったときには、既に手遅れだということも。
自分の気持ちに気付いたのが先なのか、君の気持ちに気付いたのが先なのか、どちらなのかわからない。
だが、確実に言えることは、お互い友情以上の感情を相手に抱いているということ。
そして、君はまだ俺の気持ちに気付いていない、ということ。
さて、どうやってこの関係を崩していこうか。
────友情
友情
私は、よく友達のためにと動く。友達も、よく私のためにと動く。これが、友情。助け合って、互いを想い合うことで友好関係は、成り立つと私は思う。
Aさんと私は友達。Aさんは、十二月生まれで、私は、七月生まれ。私は、Aさんに誕生日プレゼントをあげた。すごく喜んでくれていたから、私も嬉しかった。その次の年も、私はAさんに誕生日プレゼントをあげた。Aさんは、昨年と同様に喜んでくれていた。私は、これを「最後のプレゼント」として渡した。私の器が小さかった、というのもあったかも知れないけど、Aさんには、失望した。もちろん、Aさんは、いい人だと思う。実際、私ともよく遊んでくれる。けれど、やっぱり悲しかった。「Aさんからのプレゼントが欲しかったから、私もプレゼントをあげていた」という訳では無いし、私からのプレゼントにAさんが喜んでくれれば、それで良いと思っていた。
でも、わがままなのかも知れないが、少しでいいからお返しが欲しかった。プレゼントなんていう、煌びやかな言葉を用いなくていい。一言二言添えて、缶コーヒー一本渡してくれれば、十分過ぎる。私はただただ、Aさんからの「友達を想う気持ち」を感じ、そして、Aさんとの友情を確かめたかった。
友情は永遠だと思ってたらいつの間にか切れてた。
そういう事もあるよね
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theme 友情 2024-07-24
友情
凄く気が合って
ずっと続くと思っていた
ずっと一緒だと思っていた
思わぬことで
呆気なく
ある日突然終わる
横たわっている姿を
まるで夢のように
現実とは思えず
信じられない思いで見てた
あの日から
ずっと私の片想いだよ
向こうはどうですか
時々思い出しては会いたくなるよ
友情
男女の友情って成立すると思う?って言葉昔からあるよね。私はしないと思う。でも、同意してないとこの関係は終わってしまうから…。
「なぁ…明日遊びに行っていい?」
「…いいよ。どうせまた泊まってくんでしょー」
なんでもない風を装って私は答えた。
「だってお前と居るのが1番落ち着くし、気使わなくて疲れないから」
1番落ち着く…。それなら友達じゃなくて…。
心の中で思ってる事は言葉には出来ずに、心の奥底に沈んでいく。
「ちょっとー!私だって女の子なんだからね!」
冗談めいた口調で、ほんの少しだけの期待を込めて言う。それでも求めている答えは返ってこない。
「だって俺ら昔からの友達じゃん。女の子って感じじゃないんだよなぁ」
「まじで失礼だから、それ」
作り笑いで答えて、隠れている心の内は傷ついていく。それでも好きと言えないのは、あと1歩を踏み出せない弱い私のせい。
好きと言って、あなたが私から離れていくのが怖くてしょうがない…。
「じゃあ、明日行く時また連絡するわ」
「分かった」
明日はたくさん一緒に居れる。たとえ友達という関係だとしても、長く一緒に居られる時間がずっと続けばいいのにと思ってしまう。
『友情』
私は…これを理解出来たのは
40を過ぎてからだ
一般的には遅いと言えるのだろう
もしくは
この年齢になって
それぞれ生きる環境が変化し
「友」と言える人が
居なくなる年頃なのかも知れない
携帯すら普及していない時代
家の電話しか連絡手段はなかった
だが毒母により、その電話すら繋いで貰えない
ただ単に「明日の持っていくものなんだっけ?」すら
繋がれないのだ
逆も然り
誰かに電話する時も、誰になんの用で電話するのか?
それによっては電話すら使用させてもらえない
こんな状況で、誰が「遊ぼう!」と誘えるだろう?
急に同級生が家に来たとしても同じだ
「どこの誰?私(毒母)あなたのこと知らないから
家の子とは遊ばせられないわ!」と…
尽く…誘いを勝手に遮断され
そこまでして遊びたいと思う子どもがいると思うか?
答えはNOだ
そうして友達と言える人が出来ることもなく
作り方も分からず
『友情』ということにも無縁で生きてきた
最初は職場の同僚という立ち位置から
今では「友達」と言える人が出来
真の『友情』とは互いに信頼し、
尊敬できる人なんだと、やっとわかった
遅すぎなのかも知れない
でもこの年でこういう仲間に出逢えたことは
逆にスゴイことなのかもしれないと思うんだ★
今までの上辺だけの『友情』には
信頼や尊敬は芽生えなかった
薄っぺらくて、直ぐに裏切る者も
また「友」だと誤解していた
でも違うんだね
嘘なく真っ直ぐにぶつかっても
それで例え意見が食い違っても
根底に信頼や尊敬があるから認め合える
私が思うに…
先ず否定してくる人は「友達」ではないね
先ずは受け入れてくれて、
間違いは間違いだと教えてくれる
それが『友情』だと思うし
『愛情』だと想うんだ
私は…愛着障害の子ども返りと共に
この『友情』と「愛情」を
今、学んでる!
みんなより遅いけど、私は…私なりに
少しずつ成長していきたいと想う♡
本当の友情とは何だろうか。
幼馴染の友情とかHするだけの友情とか。
パシリの友情とか一緒に虐める友情とか。
まぁ、色々あるよね。
それで、関係を保ってる人も居るだろうし。
否定はしないさ、だってその人の友情だろう?
でもさやられてる相手の事、考えた事ある?
ないよねぇ?あったら、もうやってないしね?
なんでまだ続けてるの?考えてないからだよね
虐めに関しては訴えられたら負けるね。
どうする?辞める?辞めたとして、謝っても許して貰えるかは相手次第だけどね。
君が今やっているのなら、早めに辞めといた方が身のためかな?やってる時点で終わりだけど
パシリもHの友情も、そう長くは続かない。
パシリなんて正直自分で買った方が早いよ?
それにさ〜俺が言ったの〇〇だよな?ってキレることあると思うんだけど。
あれって間違えたくなかったら人じゃなくて自分で買いに行けよって話になるよね。
だから、やらせてる人は辞めた方がいいよ。
自分で買いに行きましょーね。
Hは何と云うか、そうだな。
自分が人生追い詰められてなってるんだと思うけど、でもそのまま続けてたらもっと堕とされるから辞めようか。
自分の事を大切にしてくれる人を探そうよ。
それが出来ないからこんなんなんだよ?
まず、やろうと思ってる?思えなかったらそれはもう沼にハマってるよ。
作らないっていう手もあるけど、決断は全て君次第さ。
友情とは、一緒にいると芽生えるものであり自分から友達になろうと言うのもいい。
けど、決断を誤ると堕ちてしまうから気をつけてね。
1番早いのは共通の趣味を持つ人を探す事。
じゃあ、またどこかで会おう。
やるなら自己責任で。
キタ━(゚∀゚)━!
久しぶりにネタが色々降りて来ました!
残る3作も書きます!お待たせしました!!
友情
友情は目に見えない。
それでも私は信じてた。
信じることしか出来なかった。
友情
私には「友達」はそこそこ沢山いるけれど、
全てに「友情」が芽生えているわけではない。
「情」ってやつは一緒に苦しいことや嫌なことを乗り越えて初めて生まれるんだと思う。
楽しいことをするだけの友達には情は生まれない。
苦しいことに直面すると
相手に対して苛立ちや葛藤、悲しみなど、色んな負の「情」も生まれるけど、
それを克服するうちに
不格好な「友情」が芽生えるんだろうな。
そしてそれは一生物の財産になる。
いつまでも無条件であると思うな
20240725.No.1.「友情」
どんな時も
心で繋がっている人
あっ、それは私にとって親友か
昔から人間関係の構築に人一倍苦手意識があった
中々上手く感情をだして会話をするのも
嬉しい、楽しいを共有し合うのも
本音で語って怒ったり、泣いたりし合うのも
そんな『青春』みたいものに苦手意識があった
そう。いつの間にか知らないうちに
自分の中で『友情』と『青春』がイコールになってた
だから学生の時にはほんのひと握りの人間としか関わりもなく
連絡先を自分からたずねて新しい輪を作るなんてこともしなかった
でもそのほんのひと握りの関係も社会人になれば
脆く、崩れて中々再構築できない砂のお城だった
そして社会人になってからの出会いは友情とはまた違う『何か』
数年経った今でもその『何か』がなんなのかわかっていない
でもきっとそれもまた違うかたちの『友情』なのだと
歳を重ねてもその違うかたちの『友情』は必要なのだと
ふとした瞬間に痛感し、感激し
その関係性を持ってくれた人たちに感謝する
今も『青春』に繋がる『友情』は苦手だ
でも『友情』の中にも色々な種類があって
それは歳を重ねてれば重ねるほど変化し
『私』を象るものとなる
少しだけ大人になった今、
『友情』は『私という人間を構築し象るものとして必要な栄養』と思うようになった
友情
友情ってなんだ。
このアプリを使い始めて数日、初めての壁にぶち当たった。
これまでお題を見てすぐに書き始め拙い思いを数分で書き記してきた。
しかし今日はお題を見ても筆が、いや、指が進まない。
友情、、ゆうじょう、、ユウジョウ、、
男同士・女同士の友情?男と女の友情?それとも映画やドラマの友情出演?
考えれば考えるほどよく分からくなっていく
友情ってなんだ。
友情というのは
双方が感じて初めてできる物だと思っている
私は人の粗を認めることが難しい人間だ
人間、誰しも粗はある
もちろん私も例外ではない
人は距離が近ければ近いほど、
共にいる時間が長ければ長いほど
良くも悪くも、色んな特性が見えてくる
私は、そこで見つけた粗を認めることが出来なかった
今までで仲が良かったと断言できる人は
正直居ない
理解し合えないことを認められないのだから
しかし、それでも私のそばに居てくれる人がいた
相容れないながらも、離れないでいてくれた
そこに友情があったのか、無かったのか
私には分からない
それでも、その近くにいてくれたという事実だけで
私は、とても嬉しく思う
「友達なのかな、ボクらって」
彼女がそう呟いた時、僕はなんと答えたか、それだけが思い出せなかった。
言われた時、何もかもがひっくり返りそうだった。
友達なんじゃないの?
敵対してるんだから友達なわけなくない?
言葉で言い表せない関係だよ。
そんな言葉が頭の中に浮かんでは消えて最終的に言葉にしたのは何だったのか。言われた彼女はなんと返したのか、そこら辺の記憶が曖昧だった。
もちろん本心はどれでもない。
『友達のままで終わりにしたくない』が本心だ。
僕は彼女のことが好きで、あわよくばというより絶対に自分のモノにすると決めている。
だから友達でいたくない。それ以上の関係性を求めている。
でも、どう言ったっけ、どう返したんだっけ。
僕の言葉を聞いて、なんと彼女は返してくれたんだっけ。
そんな疑問を抱えながらいつもの演奏会の為にピアノに向かうと彼女が待っていた。
「やぁ、権力者」
そう言って僕が微笑むと、少し面食らった顔をした後言った。
「……………………バカ」
「……何が」
「………………昨日自分が提案したくせに」
「…………何の、話だい」
「いいよ、君がそうならそれで。思い出すまで悶々としてろ」
酷く不貞腐れた様子で彼女は言った。
顔が赤いような、なんとなく拗ねているような態度の彼女を少し撫でると彼女は言った。
「…………友達のままじゃやだって。好きだって言ったくせに」
「…………………………え!?」
友情
子供の頃に出会ったアイツ
人見知り、気さくな感じじゃなかった。
俺の腕だけを信じ、武器の改良を進めていくうちに友達になった。
子供らしからぬ行動故に離れ離れになったが友情は続いていた
大人になったら別の道に歩いてもお互いを心配するだろう。
どんなに遠く離れていても志は一緒だ。