雪花

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昔から人間関係の構築に人一倍苦手意識があった
中々上手く感情をだして会話をするのも
嬉しい、楽しいを共有し合うのも
本音で語って怒ったり、泣いたりし合うのも
そんな『青春』みたいものに苦手意識があった
そう。いつの間にか知らないうちに
自分の中で『友情』と『青春』がイコールになってた
だから学生の時にはほんのひと握りの人間としか関わりもなく
連絡先を自分からたずねて新しい輪を作るなんてこともしなかった

でもそのほんのひと握りの関係も社会人になれば
脆く、崩れて中々再構築できない砂のお城だった
そして社会人になってからの出会いは友情とはまた違う『何か』
数年経った今でもその『何か』がなんなのかわかっていない

でもきっとそれもまた違うかたちの『友情』なのだと
歳を重ねてもその違うかたちの『友情』は必要なのだと
ふとした瞬間に痛感し、感激し
その関係性を持ってくれた人たちに感謝する

今も『青春』に繋がる『友情』は苦手だ
でも『友情』の中にも色々な種類があって
それは歳を重ねてれば重ねるほど変化し
『私』を象るものとなる
少しだけ大人になった今、
『友情』は『私という人間を構築し象るものとして必要な栄養』と思うようになった

7/24/2024, 3:52:33 PM