『友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
(友情)
Today was a bad day.
fin.🥲
〈お題:友情〉ー評価:???
上を見上げれば、空が青い。
青い空は雲を浮かべて遠くの方では静かな雨をしとしとと降らせている。
見上げた空は青いのに、遠くの空は薄暗い。
環状。
コントローラーのタップ音が微かに聞こえてくる。水の入った綺麗なコップが濁るのは集中した証であるが、それだけ危うい未来につながっている。ゲームへの熱量で目眩を起こさなければ良いが。
あからさまな嘘を語った一人の人間が、一つの結論を出した。
友達という立場を利用したその手腕は驚くに値しない。連絡の頻度は天気予報が外れるよりずっと少ない。
解像度が上がると、少しずつ消えてなくなるその心情に細波が立つ。
どうやら根はきっと優しいのでしょう。
鱗状。
大地に雨風が降り積もると、大地を流体する砂粒がたくさんの人を運んで支えている。様々を讃えるその有り様はとても真似する事はできない。干ばつに喘ぐことが無ければよいが。
素晴らしい出来栄えに心が震える。
という語りを最後に私は夢を見る。
拾うのが人か。
拾われるのが人か。
友情は友に情が湧いた時にこそ発揮される。
友とは、比較的仲の良い知り合いである。
友に情が湧いて初めて、他人事では居られないのだ。自分ごとの様に友の人生に歩み寄る。
それが友情というモノだと俺は思う。
おまえさんが、自分の人生と思っているそれは友情出演する俺の人生が少し乗っかっているのだと知って欲しい。それが傍迷惑と感じるならば、おまえさんが俺に対して情を持ち合わせていない証拠なのかもしれない。
友であっても、友情がないのは何ら不思議なことではないのだから。
だからこそ、友情は「素晴らしい」。
友情
友情について考えると何だか難しく思う
社会人になってからは学生時代の友人と
連絡を取り合う機会は減ってきて
現在は年に1、2回程しか連絡を取らなくなった
ただ元気にしてるかどうかを確認して
お互いに安心し合っているだけの仲
それだけでも友情なのかな?
でも大切に思っている人に友情はあって
こうして今まで長い付き合いができてるような
気がする
これから先もずっとこの関係を大切にしていこうと思っている
欲しい商品の探索、仕事の愚痴、推しのグッズに歓喜
女なんて投げ捨てたふざけ合い
急にハモる謎の単語
店出りゃ空見て、「「うわ、もう外真っ暗じゃん」」
お互い雑な扱いなのに、それが何より心地良い
適当な性格にしてくれて、ありがとう
ちゃらんぽらんにしてくれて、ありがとう
肩の力を抜く生き方を教えてくれて、ありがとう
私と出会ってくれて、ありがとう
友情
『友情』
私にはいつも一緒な3人の友達がいる。いつも4人でいわゆるイツメンだ。
小中一緒で、小学校ではほとんど話すことがなかった。中学校の部活が偶然一緒で仲良くなっただけ。私の前に急に現れて、いつしか大切な存在となった。そしてきっと高校生になってバラバラになってもこの思い出と思いは変わらない。
その人達はいつも私を笑わせてくれた。いつもふざけ合って、馬鹿なことで笑って、でもそんな何気ない日々が楽しくて楽しくて。私が素で話せる大切な人達だった。「青春」ほんとにそんな言葉がピッタリだ。
でもずっと続く訳では無い。
私の中では一回壊れてしまっていた。この4人でいるのがいつしか辛くなっていた。いつでも強気なあなたたちは私に合わなかったのかな。毎日毎日悩んで、気楽そうなあなた達が羨ましくて。でも嫌いという感情を必死に隠している自分がいた。私が悪いのかな。考えすぎなのかな。
でも私は今でも一緒にいます。笑い合うことができています。
友情は壊れることもあるけど、きっと私の友情はまだ壊れていません。今私の中であなた達が大切な存在なことに変わりはないから。
あの時「全員で絶対高校合格してまた一緒に遊ぼうね」そう言ってくれて。ありがとう。
その言葉を胸に私は今受験勉強に励んでいます。
ありがとう。私に大切な存在を、大切な時間を。
友情
俺とお前は腐れ縁
幼稚園時代からずっと一緒
性格も好みも全然違うけれど
不思議と俺たちはずっと一緒だった
当然家も近い俺とお前
お互いの家を行き来して
家族もみんな俺たちのことを知って
たまに一緒にご飯を食べたり
内向的でゲームばっかやってる俺と
運動神経が良くて人気者のお前
当然つるんでる友達は違って
あんまり頻繁に遊ばなくなった
だけど社会人になった俺たちは
たまに一緒に飲みに行ったりしている
お互い他に誘うほどの相手がいないのか
これが本当の友情というものなのか
小さい時ともだちなんてたくさんいた。
全然知らない子をおにごっこにさそったりした。何も気にせず遊べた。今になって、あのころより大人っぽく成長したはず。それなのに今は全然友達なんていないし、遊びに行くのすらためらってしまう。自分から誘うなんて出来ない。結局独り。こんな自分は本当に大人に近づけたのだろうか。今の自分と遊んでくれる友達(?)とか存在するのだろうか。信じられるのはあの頃の親友たちだけだ。親友たちといっても五人だけど。また会いたいからせめて生きていて欲しいな。
友情
友情
今日から、友達だね…
そんな始まりでは無いけれど、友達の友達みたいな感じで、よそよそしいスタートだったよね…人見知りの激しい私は、なかなか溶け込めなくて、何時も、皆んなの後ろから、黙って、愛想笑いしているだけ…そんな私に、少しづつ語りかけてくれたね…本当は、嬉しくて、ありがとうって、伝えたいのに、上手く喋れなくて、小さく頷くだけで…それが、いつの間にか、誰よりも仲良しになれたね…そして、まだ言えないけれど、友達以上の気持ちが、芽生えて来てるよ…
草原に寝そべる。
辺りには何も無く、麗らかな風が年中吹く。
今日は、晴天。
ここでは、公爵家の当主でも、王の従兄弟でも、富豪でも無い、
ありのままの自分で居られる。
ここでは、華美に着飾らなくても、厳しい作法を徹底しなくても良い。
ここだけは、自分の好きな格好、自分の好きな姿勢で居られる。
そよ風が私の頬を優しく触れ、草花は私を癒やしてくれる。
いつも通り、私は草原に寝そべり、顔に軽い読み物を乗せる。
ものの数十秒で、顔に乗せた軽い読み物は浮き上がった。
いや、持ち上げられたのだ。
眩しくて、私は目を細める。
「よぉ。」
低い青年の声がした。私は、この声の主を知っていた。
「王よ、何をするのですか。」
「ここでは、王と呼ぶな。休暇くらい、王の冠を取らせろ。」
「分かったよ、ルイ。」
「おっ、やっと俺の名前を呼んだな。それで良い。
従兄弟のおまえくらい、俺の名前を呼んでくれ。」
「で、何しに来たの?」
「ランチ出来たってさ。」
「メインは?」
「チキンのステーキ。」
「了解。じゃあ、食べようかな。」
私は、起き上がる。
「カミーユ、おまえいい加減、偏食治せよ。」
「うるさいなー、治そうと思って治るもんじゃ無いんだよ。」
私は立ち上がり、ルイと一緒に別荘に戻った。
友情
友情…?うーん、そうだなぁ…
ずけずけ言いたい放題に言ってくるし、馬鹿にはするし、悪口なんて日常茶飯事。
でもそれでいて。僕の事を一番に心配してくれて、好みをほぼ全部把握していてくれて、沢山話しを聞いてくれる。
そんなあの子との関係は、間違いなく友情と言えると思うのだ。
友達を作ることは少し怖い。
大切なものは壊れたとき、私に大きな傷を残すから。
それを知ってるからこそ、避けてきた。
でも、それでも、
私のことを好きだと言ってくれる人がいた。
失ったら苦しいよ。辛いよ。今だってすごく怖い。
でも、そこまで言ってくれたなら、、
私は絶対守りたい。傷つけたくない。
【No. 10 友情】
友情と恋心なんてものは、
マグカップとドーナツのようなものなのですよ。
友情
それは簡単に壊せるもの
けれど簡単に構築できないもの
簡単ではない事は
自分だけではどうにもできない事
独りで友情は築けない
あっさり生まれる友情
なんとか頑張って手に入れた友情
気づかない内に薄れていく友情
いつの間にか愛情に変化していく友情
もしも友情が目に見えるものならば
きっと糸のようなものだと私は思う
細い
太い
長い
短い
どんな糸がどんな物と繋がって見えるのだろうか
もしかしたら人間以外にも繋がっているのかもしれない
糸と糸が繋がった日がわかるのならば
その日を誕生日のように祝いたい
たくさんいる人や物の中から
私を選んで繋いでくれたのだから
私はとある普通の高校に通う学生だ。名前はよくある苗字のよくある名前。ただ名前については今時なのかもしれない。ちょっと綺麗な漢字で書いて中性的な読み方をする、そんな名前。ちなみに特別可愛い訳でも美人でもない、至って普通の見た目だ。その辺り期待していた人がいたら謝る。え?期待はしてない?知ってたよ。
いけないいけない、油断していたら無意識に自語りをしてしまった、これだから私は。私のことはどうでもいいんだ、私のことは。
私の席の横で繰り広げられていることが気になって仕方がない。
現在は授業中。世界史の時間だ。
中世ヨーロッパの情勢について先生が教科書を片手に延々と淡々と説明しながら黒板へチョークを走らせている。国名や人物名や歴史の単語が次々と先生の口からチョークの文字から飛び出してくる。知らぬ存ぜぬ内容なのか、教室は静かであるものの、誰かのあくびが時折聞こえてくる。
大半の生徒には苦痛の範囲ではあろう。ちなみに私は世界史は好きな方だ。しかも今習っているところなんかは特に好きな範囲だ。国名や人物名が聞こえてくる度に笑みが溢れそうになる。最も本気で笑うものなら、根暗女の烙印を瞬時に押されてしまうのは目に見えているので、内心の範囲で何とか堪える。こういう時ばかりはオタクで良かったなと心から思う。授業が実質推し活になるとか学生としてもオタクとしても役得でしかない。
…と、思っていた側で横の席のイケメン二人(私が心の中で勝手にそう思っている)が授業中にこっそり身を寄せ合ってこそこそ何かをしているのだ。横目で一瞬だけ、ちらりと見てみると、どうやら週刊誌を教科書に隠しながらぴたりとくっついて読んでいるらしい。二人が仲が良いのはクラス皆が知っているが、それにしても距離感は近いと思う。気軽に肩を組んだり、くすぐり合ったり…陽キャって皆こんな感じなのか。小学校から図書室が友達の私には分かりませんが、とりあえず目の保養にはなりますありがとうございますって感じだ。
しかしこうなると最大の問題が発生してくる。
推しの授業を聞きながら推しの二人をどう観察するのか、それが問題だ。
目も耳もどころか、五感が忙しくなる授業になりそうだ。
【友情】
作品No.115【2024/07/24 テーマ:友情】
友情なんてなかったよ
あんたのことなんて
保育園に通ってたときから
ほんとは嫌いだったんだから
一人乗りのブランコ
隣が空いてても
私が乗ったばかりでも
催促してきたよね
五年の空白をあけてひさしぶりに
同じ空間で過ごすことになった
あの頃だって そう
あんたと話してたのだって
お互いに話しやすい人がいなかった
きっと それだけのことなんだよ
あんたが立候補した所為で
運動会のエイサーのチョンダラー決め
ひっどい空気になったの
わかってる?
空気読むの苦手な私が
珍しく空気読んだんだから
ほんと感謝してほしいくらい
お笑い芸人のギャグやるとこも
私の家までついてくるとこも
帰宅を促しても帰らないとこも
あんたといるのが
ほんとにいやだった
あんたとセット扱いしてくる
周りの人間はもっといやだった
それ以上に
あんたのこと思い出してしまう
私はもっともっといやだ
縁を繋ぎ直して
五年連続同じ空間で過ごした
学生時代
その縁が消えかけた
今ならわかるよ
あのとき
縁を繋ぎ直さなきゃよかったんだね
こんなにもどす黒い感情
持ち続けたくなんてなかったよ
【友情】
友情と言うと、特別な感情と思っていた。
調べてみると友人との間の人間関係間の感情、思いやりのことらしい。
自分には感じたことのないものと思っていたが、
シンプルな感情で良いみたいだ。
友情とは、もっと情熱があり、けして裏切らない堅固なものと勝手に思っていたのだが、自分で美化していたみたいだ。
ちょっと恥ずかしい。
友人と呼べる人は少なからずいる。
最近は会っていなかったが、明日あたり連絡してみようか。
声をかけるのは少し怖いが、その辺は友情が何とかしてくれると期待しよう。
「こちらが友情の実になります。」
僕は最近ふと見つけた "おかしな駄菓子屋" に来ていた。
駄菓子屋だとかいいながら完全に大人仕様。
店のふつうあるべき場所にはお菓子なんて一つも飾られていない。
小さな空間の奥に横長のカウンターがあって、その手前には椅子が一脚、カウンターの上、両サイドには某お菓子メーカーの◯◯の実のようなものが並んでいる。それだけ。
僕がこの店に入ってきょろきょろしていると、
カウンターの向こうから、眼鏡をかけ、耳の尖った青白く、吸血鬼か悪魔のような顔の男が声をかけた。
「何をお探しで?」
だから僕はなんとなく入ったことから、そのうちに世間話みたいに友達がいないなんてことまで話していた。
そして出されたのがこれである。
見た目はやっぱり◯◯の実。
容器を振るとジャラジャラと音がする。
「これをあなたから友達になりたい方に直に一粒渡して飲ませれば、仲のよい友達のように扱われるようになります。
効果は3日間です。
相性が悪いとよくないですからね。それくらいがいいでしょう。
関係を続けたければまた一粒飲ませればいいのです。」
「すごいですね………。」
ちょっと信じられないような思いで話を聞いていた。
「他にも愛情の実や、暑っ苦しい友情の心の友実、体が膨らんで浮き上がる風船の実なんかもございます。」
「へー………。
………ところで、僕はどうやってこれを相手に飲ませるんでしょう。
それができる時点で、なんか…そこそこの距離感ですよね………。」
「………………。」
どうやら僕はこんなすごいものがあってもぼっち確定みたいです。
「友情」
今日のお題。友情。
友情なんて儚い言葉を言わなければいいのに、願ってしまうのは希望を捨て切れていないからだろうか?
恋なら甘いショートケーキ。青春ならほろ苦いチョコレートケーキ。コメディは不思議なクリームパイ。サスペンスならモンブラン。
ホラーならティラミス。…友情なら、葛餅の黒蜜かけかなあ…
友情
最近、陰で友達に
「ウザイ」「ブス」
なんてことを言われた。
陰で悪口を言う奴なんて友達じゃないと思ったから、自分の心の中で縁を切った。
私は気が弱く、「友達やめよう」なんて言えなかったから
「もう関わらないようにしよう、これから話しかけられたら無視するんだ」と決意しただけだけど…
翌日、陰で私の悪口を言っていた友達から
「よっ!」と話しかけられた
「てかさ―――」
そこから友達の話がはじまったけど、私は無視できなかった
「まじでさあ―――」
「がちわかる笑」
「でさ―――」
あれ、なんで陰で私の悪口言ってた奴と仲良く喋ってんだろ
ま、いっか!楽しいし
これが私の思う私と友達の友情です。
気が弱く、嫌なことは嫌と言えない自分にも、悪口を言う友達にも腹が立ちます。
でも、内気な私だからこんなに悪口を言われてしまうのかなとも考えます。
#1
今日初めてこのアプリを入れました。
文章構成とか苦手だしまだ中一なので語彙力も無いので読まれるのは少し恥ずかしいです…
キッッツイお題だなぁ。
正直私には友達がいない。
気軽にご飯に誘える人も、くだらない話を笑い合う人も、恋愛相談できる人もいない。
過去にはいたが大体が私の我儘な都合により壊れた。
昔の友のことをたまには思い出すけど、
身勝手な幼い自分も同時に思い出し苦い顔をして終わる。
お題【友情】