『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりに会う友だちの思い出の中に存在する私がどんな感じだったか分からず距離感が掴めないとき。
林さんと初めてあったのは、留学生事務所から連絡を受けた。
友達の思い出かあ。
親友と呼べる人。意外と少ない。
けど、友達はたくさんいると思ってる。
なんて言うのかな。人生で出会うのは、やはり、職場の友達かな。友達というか、スタッフ。
このスタッフとの仲で、仕事が長続きするか否かが私は決まると思う。新人の時は特に、スタッフ同士の会話に耳をそばだててしまう。上の人がピシッとキツい会社は、スタッフも少し萎縮してる気がするし、一方、スタッフのやりとりが自然だったり、笑い声がある職場は、ただそれだけで、張り詰めていた気持ちが和らぐ。
それでも、長くいると、善人と思えた人の短所も見えてしまう。時に激しい意見を交わす事も。
思い詰めて考える発想は、少し思いこみが入っている分、攻撃性を増す。
悩んで悩んで、もう頭の中は一つの事しか考えられなくなっている自分。
そして、、、行動。
挙句、深い悲しみに追い込まれる。
だから、私には親友が少ない。会社に入って出会うスタッフと言う名の友達。でも、縁あって出会った人達。
大切にしたいと思う気持ちの分だけ、不毛な事も多い。
それでも、その人達と過ごした時間があって現在の自分がある。かけがえのない時間。私と過ごしてくれた人達との大切な思い出。
友だちの思い出
大好きだった友だちを
べつのひとに
取られた
たくさんの写真
友だちの思い出
もう今更ってね
なな🐶
2024年7月6日1664
「友だちの思い出」
友達と思っていたのは私だけで、あなたはそう思っていなかったんだろうか。
思い出せるあなたとの記憶は全部「楽しかった」って心から言えるのは、私だけ?
おそろいにしようってふたりで話し合って決めたクマのキーホルダー、大事に取っておいたのは私だけ?
いつからあなたを傷つけてしまったの?
いつから、私はあなたを苦しませてしまったの?
答えは全て闇のなか。死人に口なし、本当に皮肉。
きっと永遠の別れが来てしまうことは、なんとなく予感していた。でも、死が袂を分つ何某は、私があなたを置いていくんだろうとばかり思っていたのに。……こういう独りよがりがダメだったのか。
謝りたくても謝れない。あなたは私の手の届かないところへ行ってしまった。
私は「大人になる前にそちらへ行く」といろんなモノから予言されている。
だけど、ごめんね。
私、まだ死にたくない。謝りたいけど行きたくない。
「きみが一番あの子の性格を知ってるじゃない。それなら、なおさら最期の言葉は信じちゃだめだよ」
「あの子、きみが一番の親友だって、ちゃんと私にはっきり言ってたもの。喧嘩別れは辛いけど、きみが信じてあげなきゃあの子は永遠に独りぼっちになっちゃうよ」
ねえ、あなたが最期に吐いた「大嫌い」、嘘だと信じていいかな。
親友の最期の言葉を嘘だって決めつけていいかな。
声は届かない。私にも、あなたにも。
それなら私は、あなたはずっと親友だったと信じて、いつかまた胸を張って会いにいくよ。
あなたとの時間は、親友との大切な思い出。
光るスマートフォンの画面が知らせるのは、あの子からの新着メッセージ。“暇しているよ”と送ると、返ってきたのは“今から行く”。
メッセージを終えて早々、インターフォンが鳴った。近所に住む彼女が、この家に来るまでに、さほど時間はかからない。ドアを開けてやるや否や、差し入れの入ったビニール袋を押し付けてきた彼女の目元は、ほんのり赤く色づいている。
ワンルーム内のソファを占拠した彼女は、自分の買ってきた缶チューハイを開け、この家の冷蔵庫内のものを使って作ったつまみを肴に、今日別れたという男の愚痴をひたすら並べる。
「そんなに不満だったら直接言えばよかったのに」
「そんなんできたら苦労せん」
そして彼女は人様のローテーブルに突っ伏して、静かに涙声をこぼす。
「あたしの話聞いてくれんの、あんたくらいやわ」
そりゃ、大事な友達だからね。
胸の痛みに気づかないふりをして、今日も俺は、涙でぐしゃぐしゃの彼女に、タオルを渡してあげるのだ。
友だちの思い出
幼い頃から友だちの女の子とキスをした。
友だちとして最後の思い出だ。
驚いた彼女は僕を突き飛ばした。
それはそうだろう。
彼女は僕のことを『友だち』として。
僕は彼女のことを『女の子』として見ていたのだから。
と若かりし頃の苦い思い出が蘇った。
中途入社してくる新人を紹介されたのは、ついさっきだ。
何となく面影があるなとは思っていたが、
名前を聞くまで確信は持てなかった。
綺麗になったなと思った。
また恋をしてしまいそうだ。
僕の顔をしげしげと眺める彼女を見て、にこりと笑う。
慌てる彼女は、僕との思い出を記憶しているのだろうか。
忘れていたとしても、それは『友だち』としての最後の思い出。
これからは『恋人』としての最初の思い出に塗り替えていけばいい。
友達の思い出
友達との思い出ではなく
友達の思い出(っ ॑꒳ ॑c )ほえ?
友達が思い出語ったことないから何も無い💦
友達にも思い出があるんだろ…
友達との思い出ならあるんだけど
友達と思っても、心の底から友達だと言えない
友達がそもそも居なかった気がする(>︿<。)
友達とただ位置づけてるだけ🤔💭
友達と一方的に思い込んでるだけ(;´・ω・)ウーン・・・
ある日ふと、中学校の友達を思い出した。
顔ではなく、いつも私の前を歩いていた彼女の後ろ姿だ。ショートボブに、白い制服がよく似合っていた。
春に引っ越してきたと思ったら、7月に入ると同時に、何も言わずに引っ越してしまったのだ。
先生は「お家の都合で」としか言わなかったけど、本当にそうなのかはよく分からないままだ。
『心中を図った』
『夜逃げした』
『裏の組織に消された』
露骨な噂はたくさん立ったけど、時間がたつと霧のように消えていった。みんな、友達を忘れたみたいに。
…あれ?
友達の名前…なんだっけ?
いくら考えても思い出せない。
好きな食べ物も、テレビ番組も、家族のことも、全て覚えているのに。その顔と名前だけが、穴でも開いてしまったかのように空っぽだった。
ふと電話帳を開く。ペラペラとページをめくると、いくつかの番号に赤線が引いてあった。
私はその中のひとつに電話をかける。
『おかけになった電話番号は…』
無機質なアナウンスが繰り返されるのみだった。
適当に選んだ番号なのだから当たり前だった。それに当たったとしても、彼女は引っ越したのだから。
私はそれから、毎日電話をかけた。
赤線は無数にあったけれど、ひとつひとつにかけた。
もしかしたら、昔の私が友達の電話番号を聞いていたかもしれない。それでこうやって、書き込んだかもしれない。そんな期待を抱きながら。
経過は、例のアナウンスが大半で、無言電話とたまに誰かが出る事が半分半分。こんなものだろう。
かけている途中で考えた。
もし友達にかかったとして、どうしたいのだろう。
私は何がしたいのだろう。
悪口を庇えなかった事を謝りたい?
中学時代の思い出を語りたい?
なぜ何も言わずに消えたのか、問い詰めたい?
そんな大層なことじゃない気がする。
私はただ、3ヶ月弱だけ友達だった、彼女の名前が聞きたかった。
#友だちの思い出
(あの子たち、どうしてるかなぁ…。)
ふと、そう思うことがある。
小学校が終わった放課後のグラウンド
男子たちがボールを投げ合い、女子たちが縄跳びをしている。
体育の苦手な私たちは、
次の実技テストに向けてバスケットボールの
練習をした。
バスケットゴールを4人でぐるぐると周りながら
共に入れ合い、入ったときには歓声をあげた
当時はあまり意識していなかったが、今思えば
かけがえのない宝のような時間だった。
中学校に入る頃には、そのうち2人がいなくなった。
いわゆる不登校というやつだ。
私が何かしてしまったのではないかと不安になったが、
よくメールをくれるので多分、大丈夫だろう…。
寂しいときもあったが、もう1人の友達と乗り越えられた
高校生になった。
勉強も難しくなっていく
中学校に来ていた1人の友達は
私の高校と近い高校に行き、
不登校になった1人は、通信制の高校に決めたらしい。
ただ、もう1人の友達とは連絡がつかず
少し心配だ。
でも、いつも4人で乗り越えてきたから
何があっても、きっと大丈夫。
大人になってまた会えるその日まで
それぞれの道を歩んでいく。
友達との思い出もまた、私の“ともだち”なのだ。
_________________________
少し自分語りが多くなってしまいました…。
ごめんなさい。
やっぱり友達との思い出を思い返すだけで、
少し心が温まるような気がします(*´꒳`*)
さて、明日7月7日は英語検定三級の二次試験(面接)!
不安で不安で心が折れてしまいそうです…泣
初対面の方と話すのはあまり得意ではないのですが、
よかったと思える結果にできるように頑張ってきます!
ファイトージブン٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ここまで読んでくださった方、
本当にありがとうございました。
友だちの思い出
思い出したいような思い出したくないような。
でも、私は友だちに恵まれてると思ってます。
職場の同期であり、同僚であり、友達の彼女。
彼女には仲の良い人がいて、彼女はその人、救急隊の先生を〝気になる人〟だと言っていた。
二人の会話は柔らかくて、暖かくて、愛らしい。
どちらの見た目も可愛いタイプだから、見ているとほっこりする二人だ。
なんか、会社の裏に呼ばれたぞ。
前も遊びに行く約束をしていたから、変に詮索しない方がいいかな……。
しばらくして、二人が戻ってきた。どことなく、ぎこちなさと顔が赤い気がする。
お互いに手を振って、先生は帰った。
彼女の耳が真っ赤だ。いつもと違ってギクシャクしている。
「どうしたの?」
私が声をかけると、彼女は勢いを付けて振り返った。そして、何か言おうとしつつも、視線を逸らす。
どうしようか悩んでいるみたいだ。
「えっと……」
彼女は私の腕を取り、裏の事務所に連れていく。
「お、おつきあいすることに……なりました」
頬を赤らめつつ、今まで見た中で一番可愛らしい笑顔を見た。
おわり
お題:友だちの思い出
「友だちの思い出」
目を閉じれば色々と思い浮かぶ。
嬉しいことも悲しいことも、楽しいことも悔しいことも。
僕の友達の定義は低いと思う。
『一度話せばどんな人も友達』これが基準だ。
つまり『友達』という言葉の値打ちが低いのだ。
そうすれば、些細な思い出も大いに楽しめる。
裏切られた時に簡単に忘れることもできる。
「あ〜!定期券忘れた!」
忘れたのは私ではなく幼なじみの親友…
「どうしよう〜」と電車内で困惑していた
親友が私にこう言ってきた…
「先に出て定期貸してよ」と…
田舎ののんびりな駅も通学時だけはごった
がえしたので、ドサクサにまぎれて貸して
と頼み込まれた…
16歳の浅はかな計画だった
何だか可哀想になって「いいよ」と私。
最初に走って出て後方にいた親友に柵越し
に手渡した瞬間…
「こら!何やってんだ!」と駅員さんの声
バレないはずがないわけだ…
学校に行き着く前に駅員さんにこっぴどく
お叱りをうけ私の定期券は没収された。
「学校にばれるよね」2人で話し合って
担任に自首を申し出た私たち…
その後、学校でも怒られて反省文を書かされた。
下校時、駅に寄り謝罪をして定期券を返してもらった…その時駅員さんが言った
「何で学校に言ったんだよ」と…
お灸をすえて返すつもりが自ら自白した私たちに苦笑いだった駅員さん…
一日中ずっと謝り続けた私たちであったが
結局は「自業自得」と言う事だ…
「友だちの思い出」として今も鮮明に残っている。
「友達の思い出」
私には友達との思い出がない。
友達は欲しいそう思ったこともある
でも私には友達はいない。
寂しくても辛くても羨ましくても友達はいない。
それでも私は頑張ってる、
渡り廊下でどっちが変かを競って踊っていたあの頃
雨でずぶ濡れになりながら青春ごっこをしたいと
本気で話していた君のことは友達だと思っている。
___________
君が私のことを友達だと思っているか、ましてや何番目に大切とかはどうでも良いんだ。
こちらだけが友達と思っていた
勘違いだった。
本当は嫌いだった
友達なんて思ってなかった。
でも幼い頃は
知り合いではなく友達
それしか知らなかったの。
相手の心をボロボロにしない程度に
上手に嫌い嫌われる
そして都合のいい時だけ
友達なんて刃を振りかざす
知り合い。だけど友達。
–友達の思い出–
「友だちの思い出」
いい思い出、悪い思い出、それぞれいっぱいある。
大切な友だちの思い出。
両方とも大切にしていきたい。
どっちの思い出があるから今の私がいる。
いい思い出は、楽しい気持ちになるし、
悪い思い出は、反省して間違ったことをしないために。
【UNDERTALE二次創作】
パピルス、洗濯カゴを突如ひっくり返し、ドサドサ散らかすと、キッと眉をつりあげ、ソファに向かって、「もー、兄ちゃんまた散らかしてる」と、発した。
その後、しばらく黙ると、自分で散らかした服たちをさらにぐちゃぐちゃに広げて、また立ち上がると「オレさまがいっつもどんだけ苦労してると思ってるのっ」。
今度もまた、黙る。
だが今度は、その場から立ち去ってしまった。
リビングより、ガソゴサものを漁る物音が響く。
そしてすぐ、パピルスはまた別の洗濯カゴを手に持ちやってくると、それを一息に、また地面へ散らばす。
そして今度は、キッチンのほうへ歩くと、がぽっ冷蔵庫を引き開いた。
途端、その引の風によって、塩気の抜けた、ペラペラなポペトチッスプ袋が飛び出してくる。
パピルスは、冷蔵庫の真正面に立っていながら、ポペトチッスプはそれを器用によけ、パピルスの脇をすり抜けると、リビングとキッチンの境目に力無く落ちた。
「……あ」
振り向く。
「……もう!いっつも兄ちゃん言うこと聞かない!
もーっ、そんなじゃ、……えーっと……
え、えらいひとになれない……」
「こう見えてもトントン拍子に出世してるんだぜ?スケルトンはだけに!?」
雪のつもった森の奥、で兄にふった言葉そっくりそのままだった。
苦し紛れにこうなることは、最近のパピルスにはよくあることで、そんなじゃえらいひとになれない、という語を使うのも、これで五度目になる。
パピルスは黙りこくり、ソファへ、ほとんど落っこちるみたいに腰をひっかけた。
「……まだボク、トモダチかな?あのコと……」
雪のつもった森の奥、パズルをけしかけ、兄といっしょにコミュニケーションをとった、
パピルスにとっての、はじめて会ったニンゲン。
パピルスの頭蓋骨には、正真正銘の無表情のみしか刻まれていなかったが、あのコのくどき文句は、一言一句覚えてる。
「シンパイしなくても……あえるぞ、またすぐっ」
顔を引き上げると、目に飛び込んでくる自分で汚した光景たち。パピルスの眼窩はヒクと歪み、頭蓋の中には「もともとシンパイないけど」という、あからさまに似たギャグがよぎる。
「……もともとシンパイないけどっ」
パピルスは、ポソとソファに倒れ込み、膝を抱えた。
ヒザが口元にあたるほどの長い足を、その胸に抱き、パピルスのめはかわらず空洞である。
誰かさん(ず)のせいで泣くという行為に特別意識が生まれ、ストッパーが必要以上にかかり、絶対に泣けないパピルス(こどもっぽいパピルスが泣かないというギャップが良い)。
すごくこどもらしいのに、大人顔負けのイカしたあたまの持ち主、パピルスは魅力的だ。
だがもうだれも、彼のもとへ戻れない。
彼はわたしたちを思い出し、わたしたちは彼のわたしたちの思い出を見る
"友だちの思い出"
当然《あの時》の嫌な思い出だけでは無い。
一時期俺の診察室に入り浸りすぎて『あの人誰?』と、まるで怪談のように噂が立っていた時があった。
業務に支障が出ていないし別にいいかとほっといていたら『あの人ってまさか花家先生の背後霊……』なんて言われだして、さすがに来る頻度減らすように言ったし、他の医師や看護師にはちゃんと説明した。
あのままほっといていたら、間違いなく俺自身や診察室のお祓いをさせられていた。
別にお祓い自体はいいし、むしろして欲しいが、友人が背後霊扱いされ、これ以上大事になって不安にさせたり迷惑をかけるのは居た堪れないから。
日が経った後は笑い話にされたが、ちっとも笑い話じゃない。