初恋の日』の作文集

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初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/7/2024, 5:59:28 PM

その日1日ずっとドキドキして
ずっと気になってソワソワして過ごしてたなって思う

その人のことがずっと気になって…
でも声をかけることは出来なくて…

遠くからずっと見つめるだけ

見てるだけで満足だった…
見てるだけで嬉しかった…

それが恋だと今ではわかるけど…

当時は幼くて分からなかった自分…初々しいわねぇ

5/7/2024, 5:47:10 PM

もう何年前のことでしょうか。わたくしは横須賀にあるカフェーコリウスでお給仕の仕事をしておりました。小さなお店ではございましたけれど、窓からは格好良く横須賀港が見えて海軍学校の生徒の方などもよくいらしておりました。
 丁度今のような時分でございます。シトシトと長雨が続いて店も閑散としていましたので、もうお客も来ないだろうから今日は閉めようか、などと店長が言っていた時です。カランとベルが鳴って店に一人の青年が入ってまいりました。
 ゴム引きコートからはポタポタと雫を落として髪もぺたんと潰れておりましたのに、すっと通った鼻梁と理知的な瞳がハッとするほど美しかったのを覚えております。青年は「ヤア開いてるかい?」とわたくしに訊ねてきました。ですが十五、六の娘だったわたくしはすっかり上がってしまって顔を真っ赤にしたまま一言も喋れなくなってしまったのです。そんなわたくしを責めもせず、青年は珈琲を一杯注文して窓辺の席でゆっくりゆっくり飲んでから、帰ってゆきました。
 その日以来、青年は度々店にやって来ました。初めは熱い顔をお盆で隠すばかりだったわたくしも、次第に青年の気さくな態度に絆されて普通のようにお話しできるようになりました。それでも青年は気障なところがありましたから、わたくしはしょっちゅうドギマギさせられておりました。
 ある日など、隠れた桜の名所を知っているから今度の春には見せて差し上げましょうと申し上げたら、君の案内なら桜もさぞ綺麗に見えるだろうねと歯の浮くようなことをさらりと言ってのけたのです。こういうとき、わたくしは決まってお返事に困ってあたふたとみっともない姿を晒しておりましたのに、青年はニコニコとそんなわたくしを眺めているのでした。
 しかし桜が咲くよりも少し早く、その青年はぱたりと来なくなってしまいまいました。おそらく彼は海軍学校の生徒で、三月を境にご卒業だったのでしょう。そのすぐ後、わたくしの方でも実家に呼び戻されてしまったので横須賀からは離れてしまいました。
 呆気ない少女時代のお話でございます。それでも、桜の季節になる度にこのことが思い出されるのです。

お題 「初恋の日」

5/7/2024, 5:38:42 PM

あの頃は恋とか愛とか解らなかった。

ただ、「話してて楽しい」「もっと一緒にいたい」とは思っていた。

小学生の時に片思いしてた1つ歳上のあの人。
中学生の時のクラスメイトのアイツ。
どっちが初恋なんだろ…?

妙に緊張して意識しちゃってたアイツがそうなのかな?
おんなじジャンルの音楽が好きでクラスで孤立していた私にも普通に接してくれた。
何かと気にかけてくれて、タイミング合ったら途中まで一緒に帰ったりして。

学校は嫌いだったけど何気に青春してたんだなって今になれば思う。
アイツがいなかったら不登校になってたと思うくらいには憂鬱な学校生活だった。

もう会えないけれど、どこかで誰かと幸せな家庭を築いてそうな気がする。
多感な時期を一緒に過ごせて良かったし、いつも笑顔で気さくに話しかけてくれてありがとね。

告白こそしなかったけれど、「好き」だったよ。

5/7/2024, 5:24:08 PM

初恋の日


音楽好きのキミと
音楽嫌いのわたし

知り合ったきっかけも音楽で
キミと一緒だと毎日楽しかった
キミとずっと一緒に居たかった

音楽嫌いなわたしは素直じゃなくて
最後まで好きだと言えずに終わった初恋だった

5/7/2024, 5:17:40 PM

そう、あれは中学2年生の時唾液を使った実験が授業で行われている時だった。

男女二人ずつのグループで構成され、最低二つの唾液を試験管に確保しなければならなかった。
他のグループでは暗黙の了解かのように、男どもが率先して唾液を出していた。

けれど自分は唾液を試験管に出すと言う行為に前向きではなかったしどこか恥ずかしかった。

しかしグループのもう一人の男はサラッと試験管に唾液をだして、あとは眼前の試験管に自分の唾液を出すだけだった。
このままでは男が廃れる。

口の中で唾を捻出し、試験管に目掛けて唾をはいた。

が、しかし試験管の小さい穴を俺の唾液はわずかに外れて目も当てられないことになった。

透明の液が試験管を持つ指にわずかにつたっていく。

こんなに無惨なことがあるか。
何もできずただ立ち尽くしていたその時だった!

同じグループの女子Aが「私がやる〜」っと唾まみれの試験管を素手で掴み。スムーズに唾液を中に吐き出していた。


その姿を見た時その瞬間、心臓が激しく揺れ動くのがわかった。

これが、恋か……。

今でもその子のことは鮮明に覚えている。

少し茶髪の女の子。とても明るくて陸上部で友達も多くてこんな俺とも仲良くしてくれたあの子は今何をしているのだろうか。

5/7/2024, 5:12:01 PM

〈初恋の日〉
 「女は常に、今が初恋」なのだという。
 …いや、経験の浅い私が語っても、特段面白くはないか。
 では一つ。こんな時間から貴方の頭を抱えさせる、小汚い私の恋愛談を提供させていただきたい。
 前提として、私には収集癖がある。
 当時お付き合いしていた子の、抜けた髪、切った爪を小瓶に詰めた。食べかけの食物、使用済みちり紙、未洗濯の衣服等を専用に買った冷蔵冷凍庫で保管した。盗撮写真を額に飾り、祭壇まで置いた恋人崇拝の隠し部屋があった。
 ここには記せない物も揃えたものだ。当然本人には秘密にしていたが。
 金も時間も愛も惜しまず捧げはしたが、別れの際は淡白なもので、汚物を捨てる感覚で隠し部屋を掃除した。
 その時から今でも、その部屋は伽藍堂だ。
 今や彼らとの記憶はほぼ残っていない、愛してはいたつもりだった。
 そんな顔しないで。昔の話ですから。

 ところで。
 私の初恋相手、次は貴方なんです。

5/7/2024, 5:06:00 PM

初恋の日


私の初恋は小学5年の時
隣の席に座った子

なんとなく心惹かれた。
話をして楽しかった。。

けれど席替えで離れで
しまい、
話もしなくなった。

淡い初恋でした。

今どうしているかな?
会ってみたい。

いやいや会わないのが
お互いのためね、、、、、

5/7/2024, 4:57:07 PM

36252日と8時間12分前。

白くてフニャフニャしたアナタの手に触れた時、私のボディの何処かに衝撃が走りました。

直後に目の前の御主人様に報告し、点検をしてもらいました。

が、特に異常は見当たらず「今日は乾燥してるからかも」という御主人様の言葉に「そういうものなのだ」と、自分を納得させることにしたのです。



 嗚呼、御主人様、これが初恋なんですね。

寝台の上に投げ出されたシワだらけのアナタの手に触れる。

途端に走った衝撃に私は、どうしたら良いのか分からなくなった。

アナタはもう居ない、アナタの為のこの私も、もうすぐ廃棄されるだろう。

その際には私の内部記録の一切を消去される筈だ。

アナタとの思い出も、アナタへの思いも、御主人様のことも、全て消えてしまう。

それは嫌だ、これは私のもの、私の宝物。

残すことが出来ないのなら。

アナタと共に。

――ただのAIロボットでしかない私ですが、どうかアナタと同じ所へ逝けますように――。

テーマ「初恋の日」

5/7/2024, 4:55:57 PM

【初恋の日】

鼓動が高まり、全身の熱が顔に集中する感覚。
不安とも嬉しさとも捉えられない感情。
何もかもが初めての体験。

思い出して、何故か口角が上がってしまった。
眠れない。

窓際に立ち、夜空を眺める。

輝く星、黒い雲、少し欠けた月、いつもより綺麗に見える。

初めて恋を知った日。
夜空に映したあの人の顔。

胸の奥にしまったままの言葉を、夜空に向けてささやいた。

5/7/2024, 4:55:26 PM

:初恋の日

しらないせかい、つれていってくれた。

ずっとあたまがいたくて、ずっとめをつむってばかりで、くらくておもいせかいから、まぶしいみちなるくうかんへつれていってくれた。

ふわふわまほうのじゅうたんにのって、みつのようなあまいけむりがじゅうまんして、ぎらぎらかがやくうちゅうへとんで、まーぶる、まーぶる、せかいがはでにいろづいて、うえへしたへみぎへひだりへぜんしんがみょんみょんのびてゆがんでいって、いろんなほうへはじけてひろがる、あたまがじゆうになっていく。

ときのながれがおそくって、べつのくうかんにいるみたい、とけいのはりがぼやけてて、すすまない。ああ! えいえんがここにある! ずっとこのままみをまかせ、いろんなせかいへ、ずっと、ずっと、とばしとばされ。

ほしのなかへとびこんで、カンカンカン、へいこうかんかくなくなって、このさきつづくどこまでも、あるいてあるいてヒュウヒュウヒュウ。からだのかんかくなくなって、うまくうごかなくなって、それがなんだかへんてこで、ここちいい。

あおいつららがつらぬいた。ちかちかひかってしろとんで、すっぱいにおい。しろくなって、ちゃいろくなって、くろくなって、黒くなって、黒く、重く、臭く、頭がかち割れる、胃が回る、喉が熱い、痛い、気持ち悪い。どこか、どこか、どこかへはやく。

てさぐりでさがすはつこいのひ、またしらないせかいへつれていって。

5/7/2024, 4:47:07 PM

初恋の日

五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は
恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸を離れない

夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて
名前さえ呼べなくて とらわれた心見つめていたよ
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
風に舞った花びらが 水面を乱すように
愛という字書いてみては ふるえてた あのころ
浅い夢だから 胸を離れない…

胸を離れない…

ザァー

静かにレコードの回転は終わっていた。

机に突っ伏して その歌声を聴いているようないないような、そんな1983年の午後17歳は、この歌の世界にいた。

その頃は女子より男子の方が純な気がした。

ちょっと焦らすような
それでいて、イライラするような感じ

なんか、なんかボケてる彼は冗談しか言わなくて、変な悪戯を仕掛けて来て、しょうもなくて笑いながら自転車のペダルを踏んだ。

それでも、何故か突然
真顔になったり、腕を引っ張ったり
肝心なところで、男の子だったり女の子だったりな二人だった。

いつも、光と影の中でじゃれあって
悩みも相談して いつの間にか
なにかに傷ついていた、そんなとこよく似ていた二人だった。

そのうち、互いに世界が広がり
レストランのバイトのように
人も入れ替わり

人混みに押されて
傘の波は離れて行った。

次に誰か好きになっても
恋も2度目なら
少しは上手に 甘い囁きに応えたい
なんて 上手なこと言えなくて

いつも、あんなにピュアに恋することを教えてくれた貴方には叶わないわ。

1番綺麗な風に 貴方と吹かれていたから。

とかなんとか言って
セピア色の写真を見つめている。

短ランにボンタンの貴方の横には、三原順子になりたかった十七歳のわたし…

いつか何処かで会っても変わらないでねって変わらなきゃ駄目なんだから。

それが、生きるってこと、写真の中の貴方は変わらないけど、私は変わったわ。

もう、会える自信が無いかも知れない。

私だと気づいてくれるかしらね、優しい時が互いに流れて、30ウン年ぶりの再会に心躍る

週末は同窓会、同窓会は初恋の日🌷 


2024年5月7日

心幸

5/7/2024, 4:45:49 PM

お題:初恋の日


同じクラス、同じ班、隣りの席。
なんとなく話したら趣味があって、面白くて楽しくて、
もっともっと、キミとお話しがしたい。

頬袋にごはんを隠してるリスみたいな
ぷっくりした頬が可愛い。
わたしより身長小さいってからかってみる。
成長中だって。
ほんとかな?でも、とっても可愛い。
ぷにぷに柔らかそうな手、ちょっと触ってみたい。
もっともっと、キミを知りたい。

誰にでも分け隔てのないキミがちょっぴり眩しい。
目でキミを、耳でキミを探してる。
もっともっと、キミを探したい。

5/7/2024, 4:43:12 PM

彼に出会ったあの日から、全ての景色が今までと違って見えた。退屈な灰色をした毎日に、たくさんの色が入った。キラキラと輝いて見えた。それからはとにかく努力しようと思った。まず、自分で決めたことはできるだけ毎日続けるようにした。筋トレでも、日記でも、なんでも。とにかく、できるだけ自分が飽きない、嫌にならない、そんなようなやり方を探して続けるようにした。それから、知識を増やすようにした。知識を得ることは元から嫌いではなかった。まぁ、勉強は嫌いだけれど。でも、自分の知らないことを知っていくことは好きだし、文化の違いを知ることも好きだった。だからこそ、なおのこと力を入れた。
それでもきっと、まだ彼には届かないから。これからも努力は続けていかなければならないけれど、進んだ先に見える景色が変わっていくのなら続けてみるのもいいかもしれないと思った。

テーマ:初恋の日

5/7/2024, 4:42:09 PM

初恋の日

転校してきたばかりのボクに
一緒に帰ろう?
ここに抜け道があるんだよと

満面の笑みで
駆け寄ってきたキミ

たんぽぽを踏んじゃって
ごめんねと
涙ぐむキミの優しさと

早く来ないと置いていくよ?

少し意地悪な笑顔にボクは
恋をしたんだ。

5/7/2024, 4:35:07 PM

僕は、恋を、しました。
とても、綺麗な恋だと、思ってます。
あの子は、まだ話したこともないけど、その目は素敵です。真っ黒な瞳孔です。
そこから、僕の身長くらいの手が出てきて、僕を力強く強く握って、引っ張って、痛めつけて。その目の中の僕の双眸が焼いた魚みたいに死んでいる、そんな妄想をしてると、夜が明けます。そんなことが、よくありました。
僕は、彼女が大好きです。いま、中学一年生で、秋もそろそろ終わります やめてよ。
もうそろそろ、僕も彼女も、二年生になります。二年生になったら何をしようね。
僕は、彼女と話したことはありません。だから、彼女の声を知りません。彼女は、学校でも、家でも、誰かと話すことはあまりないので、知らないんです。
いつもぼうっとしていて、頬杖をつきながら、子供が、灰色のクレオンだけで書いた空みたいな窓の中とか、机の上の隙間の中の消しカスとか、配られた用紙の女性の皺とか、そういったものを眺めています。
彼女は、あまり人らしくないです。 心配だよ
食事もあまりとらないし、不眠症だし、まだひとり遊びだってしません。彼女は、見とれるほど艶のある黒髪で、サラサラと風になびきます。僕よりも背が小さいです。彼女はどこか幻想的でまるで、現  いる   いるよ
昨日、彼女に初めて話しかけました。声を聞くことは無かったです。なんにもはなしてくれなかったのです。彼女は、寡黙で素敵です。
彼女は、今、僕をじっと見て、怯えてます。なんで? 怖いのかしら。顔をマッサージしたし、髭も剃れてるはず。ちょっと傷がついたけど、大丈夫だよ。心配なんてしないで、いいよ。
この部屋は、白くて四角い、豆腐の中みたいな部屋です。その中の僕と少女の目の中には、同じ暗くて、後ろめたいものがあると思います。
怖がらないで、僕は、仲間だから おねがい

――――××統合病院に入院された、三十代男性の手記より、抜粋

5/7/2024, 4:31:41 PM

小5の時隣の席だった貴方
あまり話せなかったし席替えしてからは関わることもなかった。
中学に上がり同じクラスになったが君は不登校になってしまった。
今はどんなことをしているのか確かめる術は無いけど幸せでいて欲しい。

5/7/2024, 4:24:34 PM

初恋の日


お前の墓に花を手向けるのが、
いつの間にか、俺の日課になっていた。
 
お前の墓の前で、
俺は、お前に語り掛ける。
嬉しい事だけじゃない。
辛い事も、悲しい事も、
全てお前に、ぶち撒ける。

お前が居なければ、
俺はきっと、野垂れ死んで居ただろう。
お前が居たから、今の俺があるんだ。

いつもお前に手向ける花は、
決して華やかなものばかりじゃない。
それでも。
お前の誕生日、お前の命日、
そして、俺とお前が出逢った日は、
少しだけ華やかな花を手向ける。

俺がお前と出逢った日。
それは、
俺の…初恋の日、だから。

5/7/2024, 4:23:22 PM

初恋の日なんて

もう、覚えてないや

あんなにキラキラして見えた恋。

今はドロドロと重たいイメージだ。

私を愛して。

愛する力を失ってしまった
私を助けて。
               初恋の日

5/7/2024, 4:22:59 PM

「初恋の日」

僕の初恋は、幼稚園の頃だったと思う。
多分あの頃が一番純粋で、直感で人を好きになれた時期だったと思う。
小学校、中学校、高校と、好きの種類が変わっていって、だんだんと複雑になっていく。
もう一度、あの頃のような単純で、新鮮で、色鮮やかな恋をしてみたいな。

5/7/2024, 4:07:49 PM

「初恋の日」

午前中降った雨のせいで
街中の水滴が輝いてる午後

冬の優しい日差しがあの子に光を注ぐ
それは虹の始まりのように輝いて
私は眩しくて目を細めたんだ

胸の高鳴りは今でもおさまらない
それは恋が始まった日

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