『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつもの道 少しの間だけイヤホンを外して
何の変哲もない景色に集中する
喧騒などつゆ知らぬ青空の下
ひんやりとした風が髪を撫ぜる
目立ったものもない閑静な住宅街にて
何台か通り過ぎる車の音と
自分の足音だけが響く
少し肺が痛くなっても気にしない
冷たい空気を思いっきり吸って吐く
よし これで今日も頑張れる
また前を向き直して 進み始めた冬晴れの朝
空が青く澄んでいる。
刺すような冷たい空気が頬を撫でる。
吐き出した白い息が寒空へ上っていく。
気持ちの良い冬晴れ。
駅前で君を待つ。
少しして、改札から君が出てきた。
すぐさま私を見つけると、手を上げながらこちらに駆け寄ってくる。
「行こうか」
好きな場所へ、二人で。この空の下どこまでも。
『冬晴れ』
冬晴れ。窓の外見ながら、君に会いたいなって思ってる。窓開けて、新鮮な空気吸い込んで、君の好きな曲でも聴こうってヘッドホンを手に取った。
冬晴れ
透きとおる空
水色の空
ビルの合間の空
緑が残る公園の空
新しい世界に案内してくれそうで
吸い込まれそうで
太陽と一緒に
つかの間でもいい
見ていたい 冬晴れの空
冬晴れ、いい天気だ。
雲一つない青い空。
こんな空を見上げると祖母の葬儀を思い出す。
火葬場で親戚から離れて一人で空を見ていた。
あの日もこんな空だったな。
今年で十七回忌。
来週、故人を偲ぶ会にお呼ばれしている。
晴れるといいな。
(冬晴れ)
冬の冷たい空が好き。何も見えない快晴。
とても遠く、手を広げて待ってくれている。
なんだかあたたかい。
今日は風もなく比較的過ごしやすい。気温もわりと高めなのだろう。道の反対側の塀の上で猫が日向ぼっこしている。穏やかな日だなあ。こんな日は、何故か無性に洗濯をしたくなる。洋服からタオルから寝具から、乾きにくいものを避けつつ目に入るものを洗濯機に放り込んでお気に入りの柔軟剤を入れた。洗濯が終わるまで数十分、さて何をしようか。とりあえず、お湯を沸かしてハーブティーでも淹れよう。昨日の残りのラスクを摘みながら読書といこうか。すごく贅沢な時間の使い方だ。陽の光を窓から浴びていると自然とまどろんでくる。
ああ。
こんな穏やかな状態のまま君に会いにゆけたらいいのに。雲の少ない澄んだ空が今、君の居る場所。いい天気だね、冬なのを忘れるくらい暖かくて心地が良いよ。
去年までは2人だったのに、今年の冬は1人だった。寂しいのはずっと変わらないよ、そりゃそうさ。君のいない世界なんて滅んでしまえ、って、ついこないだまで考えてたくらいだから。
こうして1人になって、君の有り難さを激しく痛感して、僕の無力さを嘆いて、怒りは自分だけでなく第三者に向けられて、目に映るもの全てを憎んで呪って、そりゃあもう僕は荒れに荒れたんだ。そんな、負の感情を盛大に出しきって暴れまくってそれでも残ったものは何も無かったよ。しいて言うなら、失った人は戻らないんだっていう事実だけか。
色々あって、僕は1人でもこうして生きてるけど。もう、怒るの疲れちゃったからやめてみた。そしたら不思議と身体は軽くなった。今日みたいに空の青さに気付けるほどに回復した。もちろん全快にはなってないけど、最近はようやく身の回りにも目を向けられるようになってきたよ。だいぶ苦労したけどね。きっとここまでの経緯を君もこの空の上から見ていてくれたんだろうか。僕らしくなかっただろう?ダサくて醜くてどうしようもない奴だっただろう?きっと心配しただろう。君は優しい人だから。ごめんね、もう大丈夫。いや、大丈夫ではないけれど、少なくともあの最悪な時からは抜けられた。
だから君もこれからは穏やかにそっちで過ごしてほしい。いずれ僕も会いにゆくから。その時は笑顔で出迎え頼むよ。
願わくば、また君と再会する日はこんな冬晴れの日がいいな。
こんな寒いのに天気が味方になった!
今日は大会だった、結果はイマイチだけど
とても暖かかった!!
唇が乾燥してわれちゃった〜水飴売ってるかしら
水飴がない〜蜂蜜持ってたかな〜
ない〜
椿油持ってくればよかった
にぎやかな彼女にはひび割れた唇が似合わないと思った
買ってやろう
高い高いし
余計なお世話だったかははは
師範の唇も割れてます
ははは
お題「冬晴れ」
今日は曇天
母を連れてバーゲン目当てで街に出る
そうでもしないと歩かなくなった母
歩く姿も、歩く速度も随分と変わった
母は何も買わなかったが、私に靴を買ってくれた
憧れていたワラビー
早速、週明けから履こう
母は喜んでいる私を見て満足しているだろう
また次も一緒にブラブラ出来ることを楽しみにして欲しい
1月にしては珍しく暖かいと感じられる今日、日差しに誘われるようにサンダルをつっかけてベランダへと出る。
時折吹く風に冬特有の冷たさは含まれるものの、降り注ぐ日の温かさのお陰で寒さを感じることは無かった。
築数十年になるボロアパートの手すりは雨風に晒されてペンキだけがあちこちで薄く捲れ上がってボロボロになっている。だが前の住人もその前の住人もこうして眼前の景色を眺めていたのだろう。一部分だけ薄皮のようなペンキが剥がれ落ちていて、そこへ体重をかけて凭れかかると鉄のつるりとした感触とひやりとした温度がスウェット越しに伝わってきた。
「そこでなにやってるの」
どれだけそうしていたのか、不意に下からかけられた声に視線を落とすと今日は会う予定のなかった想い人がそこにいた。
「急にくるとか珍しいじゃん」
はっきりと問いかけの返事をしない自分の声に喜色が混じっているのがよくわかる。そんな俺の声色に、想い人は少しバツが悪そうな、少し不貞腐れたような顔をする。
「天気良くて散歩出たらたまたま着いただけ」
「ふーん、たまたま…ねぇ」
揶揄したつもりでは無いがそう取られたのか、さっきよりもその表情と「悪い?」の声がより一層不機嫌さを増す。
……まぁ、それも本当に怒っているわけじゃなくて照れ隠しなのは知っているんだけど。
たまたまにしては手土産に近所の和菓子屋の袋を手にしているし、なにより付き合いの長さでなんとなく、微妙な表情の違いとか素直に会いに来たとなかなか言えないその性格をわかっている。
「寄ってくだろ?なんか入れてやるから上がってこいよ」
小さく聞こえる「ん、」の返事を聞くと部屋へ入り、キッチンでやかんに火をかけたところで、軋んだ戸の音と遠慮がちなお邪魔しますの声と共に響く。
今日の冬晴れのような穏やかな時間の始まりを期待して、寒さに顔をほんのりと赤く染めた人を迎え入れた。
外の空気は寒いけど、太陽が出ると少し暖かい。
田舎育ちの私は空気が澄んでる気がするꉂ🤣𐤔
遠くの富士山も綺麗に見えるし🗻
雪は滅多に降らないけどね!
やわらかな日差しがあれば
どこへでも歩いてゆける気がする今日
【冬晴れ】
myDream⭐✨
私は、大好きな作家の先生に夢をみて下さい(≧∇≦)bと、言われたことがあります、(以前、書きましたネ゙🙏)
今年は、辰年🐲私は、いとはんだから、確実を求めるクセがあるん〜。
大好きな、ネバーエンディングストーリーのような物語や夢を描きたいな〜💞
プレッシャーや負荷に、負けそうになる時もあります。
昨日、ヘルパーさんと図書館に行った時に、冬のプールって書いてあり、うわあ~ーー(*´∀`*)と、思った。
また、暖かくなったらプールに行きたいな〜(*˘︶˘*).。.:*♡💛🎶
お正月に油断していたら、ちょっと太ったかもですぴえん🥺
でも、大好きなめいちゃんがクリスマス🎅のユーチューブでピザポテト🍟を食べていた(*^^*)🎿
私も、大好きなめいちゃんが食べていたピザポテト🍟を食べたくなった(*^^*)🎶超〜、美味しかった〜(*˘︶˘*).。.:*♡
昨日は、お父さんとマクドナルドへ帰りに行き、白ぶどうのジュースと、ソフトクリーム🍦わ買ったもらい食べました(*´∀`*)美味しかったな〜(*˘︶˘*).。.:*♡
お父さんが、一口ちょうだいと、言ったが❌ダメ🙅です、でも、自分、お父さんは、楽しそうに笑っていた。
私は、手洗いうがいエタノールに、徹底しています。だから、誰であろうとも上げない❢
冬晴れの呑気な、私(*^^*)🎶冬なのに、夏の食べ物が美味しいなんて、いとをかし☺
太ったら、カワイイ洋服が合わないというのは、自負していま〜す💦
囲碁の先生が、言わられていたな〜🤔
『あんずちゃんは、確実主義で、面白みのない囲碁だね〜🤔』と、(*^^*)🎶笑うしか勝たん(笑)
いとはんだから、どうしても石橋を叩いて渡るという性格なの(*^^*)🎶
😯!!、だから、囲碁の先生は、『海を見て下さい』かも。ネ゙(*^^*)🎶
でも、、あの時の私より、今の私の方がちょっとは、夢をみれるようになったかも(´∀`*)ウフフ🌸🌸🌸🌸🌸🌸
ドラゴンボールの一年だから、私らしい絵空事を描こう〜_φ(・_・時々、運動ね(*^^*)🎶
ファルコンに、夢の翼という風をもらいつつ(*^^*)🎶色々なことを、私らしく、前を向いて💐エブリィタイム💐💐💐💐💐🎶
終わり
『冬晴れ』
窓からは冬には思えないほどの暖かな日差し。こたつに潜っている足は当然ぽかぽか。お気に入りのハーゲンダッツを食べながらお気に入りの小説を寝転びながら読む。
多分、僕は世界で一番平和で贅沢な時間を過ごしている。
______やまとゆう
冬晴れ
今日もお出かけしよう
新しいことを発見するために
「凍て晴れ、風花、……冬日和、………寒凪……」
いてばれ、かざばな、ふゆびより、かんなぎ。
冬晴れって4種類あんねんな。某所在住物書きはネット検索を辿りながら、そもそもの「冬晴れ」を理解しようと努力した。
凍てつく寒さの快晴、青空の中の雪、穏やかな晴天、それから無風。共通しているのは、冬であることと、空が青いことくらい。書き手の想像力に多くが委ねられる題目と言えよう。
「……『凍てつく寒さ』ってどこまで?」
物書きはスマホ閲覧の指を止める。
最低気温3℃予報の東京は凍て晴れか、冬日和か。
――――――
まず、昨日の仕事終了間際のハナシ。
私の職場の先輩が、雪国出身なんだけど、
他の仲間とか上司とか同様、一緒に「当然のごとく」残業してて、もうすぐ今日係長から押し付けられた分が終わるって頃に、なんか実家からDMが来てた。
しれっと流れ作業でスマホ見て、なんでもない風にスワイプしてって、
『は?』
数秒、指が止まったと思ったら、小さく驚きの声を上げて二度見三度見。
先輩の驚き方が尋常じゃなかったから、首と体を伸ばして私も画面を見てみたら、
表示されてたのは、バチクソ綺麗な青空。たくさんの木が生えてる山。それから一面に広がる田んぼ。
所々に見える白は、きっと雪。
冬晴れだ。まるで、奥多摩のちょっと開けた絶景みたいな、つまりきっと先輩の故郷の風景だった。
『雪キレイ』
単純に感想呟いたら、
『ゆきがない』
先輩が呆然と私に返してきた。
『1月なのに、雪が、無い……』
『あるじゃん』
『違う。これでは晩秋か初冬だ』
『ナンデ?』
『雪が、無い。積もっていない』
そのまま、金曜日の先輩は始終唖然。
バチクソに衝撃を食らった様子で、帰ってった。
そこからの今日。土曜日の昼。
「『今年は暖冬だから、春来る前にちょっと戻ってきたら』、だとさ」
先輩は正月明けの某オープンテラスなカフェで、コーヒーと一緒にアップルパイ食べてた。
膝の上には、リードとハーネスと、「エキノコックス・狂犬病対策済」の木札を付けた子狐。ひいきにしてるお茶っ葉屋さんから、どうやら看板狐の散歩をまた頼まれたみたい。
きっと報酬はちょっと高めのティーバッグセットだ。
「例年なら、もっと寒くて、雪が積もっていて、今頃は公園の池が雪原になっている時期だ」
ほら、このとおり。
先輩はそう言って、勝手に相席してタルトタタンセットとか頼んじゃってる私にスマホを見せてくれた。
表示されてたのは、昨晩のとは別ジャンルの冬晴れ。
青と白だ。他にはほとんど色が無い。
雪かぶった森の木々、ちょっと遠くの吊り橋、
何かウサギかタヌキか、それこそキツネかもしれないけど、ともかく手前から奥に続いてる足跡。
それから、白。無人の雪景色。
きっと、都会の騒音の全部から完全に離れて、何の音もしてないだろう、静かな白がそこにあった。
「誰もいない」
「そうだな」
「バチクソ晴れてる」
「凍て晴れだ。あるいは寒凪かな」
「『冬晴れって2種類あんねん』みたい」
「あと2個くらいは追加できる。
で?この何も無い、地元の誰も来ないような冬の公園を、お前間近で見て、体験したいんだって?」
「見たい。行きたい」
物好きだな。本当に。
呆れてるんだか、別にそうでもないんだか、先輩は穏やかにため息を吐いて、コーヒーをひとくち。
私に見せた画像を、自分でも見返してる。
この中に珍しいものとか、気を引くものとかは、何も無いだろうって。でもその景色をすごく好いて、誇りに思ってる目だ。
「連れてってよ」
先輩の膝の上で昼寝してる子狐を、私の膝上にのっけ直して、撫で撫でしながら言った。
「先輩の故郷、連れてって」
子狐ちゃんだか、子狐くんだか知らないけど、ともかく一瞬ビクッて驚いて、私のことクリクリおめめで見てたけど、
数秒ですぐ電池切れて、コテン、目を閉じちゃった。
こんな冬晴れの日。
ドライブがしたくなる。
今年はまだ雪も少ないし、まるで晩秋の道を走ってるよう。
これから大雪になるから、その前にいっぱい走っておかないと。
今日は
窓の向こう側がとってもきれい!
そうして鍵を外して思いっきり開け放った。
そして
爽やかな空気を吸い込もうとして―
「さっむ。」
晴れてる日はやっぱり寒いんだよ、うん。
『冬晴れ』
抜けるように青い空の高いところに風がよく吹いて凧がぐんぐんと揚がっていく。小さな軍手をはめて糸を操り、空を見つめている息子の横顔のなんとりりしいことか。ほっぺたは赤く、口はちょっと開いていて、瞳がとてつもなく輝いている。無我夢中を体現したようなこの姿は後世に残すべきだ。スマートフォンのカメラがいつものようにフル稼働して画像フォルダは画面いっぱいに息子のサムネイルで埋め尽くされる。けれどスマートフォンを降ろした瞬間にパパ!と呼びかけられたときの、自分の眼にしか映らなかった笑顔のかわいさたるや、言葉には言い尽くせない。筆舌にも尽くしがたい。逃したシャッターチャンスを悔やんで見上げた空はとてもとても青かった。