『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『冬は一緒に雪かきだ!!』
親父は毎回俺に言う。
その度に俺は、
『え〜、、またかよ〜』
と嫌そうに言う。
それが我が家の秋になると言うセリフ。
でもそのセリフももう聞けない。
そのセリフを聞けたうちに、
喜んで雪かきをやっとけば良かった。
だけど、素直に喜んでやるのも違う気がする。
とにかく、そのセリフをまた聞きたい。
亡くなった親父に毎年秋になると言っている。
#『冬は一緒に』
No.9
#冬は一緒に
足元を白く染める
空からのプレゼント
頬を赤く染めて
夕陽に微笑むキミの横顔
キラキラをくれた
冷えた指先に優しさをともして
冬は一緒に
春を待ちながら
そろそろ雪が積もりだす。スキー場の開く季節。雪山の小さな宿が私の実家。少しずつスキー好きが集まりだす。特にうちの小さな宿にはスキー部の大学生が特に多い。ちょこちょこと両親の手伝いをしているとなんとなく顔も覚えてくる。
高校から帰るとすでに客が来ていた。
「あ、今年もよろしくね!」
大きな荷物を抱えて手続きをしている青年が振り返った。今年で4年目、大学1年生から毎年来てくれている。
「また来たんですね」
興味のないふりをする。本心はどうせバレている。
「じゃあ夜ご飯楽しみにしてるね」
ひらひらと手を振って部屋に消えていく。彼女がいるのは知っている。冬の間だけは私のもので。
「冬は一緒にココアを飲もう♪」
ポップな字体が踊る側には、絵本の挿絵に出てきそうな白熊と、(兄妹なのか、お友達同士なのか)男の子と女の子が仲良くココアを飲んでいるイラストが添えられている。
暖色でまとめられた柔らかい色調は、見ているこちらまでポカポカと温かくなってくる。
スーパーの特設コーナーに掲げられたポスターだ。
ポスターの下には、商品のココアがずらりと並んでいる。
この特設コーナーは、一企業によるプロモーションではなく、スーパー独自のもののようだ。
見たこともないメーカーから有名企業、海外のものまである。
目新しい海外製のものも気になるが、ここはやっぱりコレだろう。
幼い頃からお世話になっているメーカーのココアを一袋取って、買い物かごへ入れる。
後でマシュマロも買わなくては。
ココアにマシュマロは欠かせない。
少し濃い目に入れたココアにたっぷりとマシュマロを浮かべるのが、自分流のココアの飲み方だ。
ココアにゆるりと溶けてクリームのようになったマシュマロをスプーンでそっと掬う。口に含めば、嘘のように滑らかな食感が広がり、口の中も心も、ふんわりととろける。ココアをひと啜りすれば、ココアの甘さとマシュマロが至福のハーモニーを奏でる。
マシュマロ入りココアとは、飲み物でありながら、スイーツにもなり得る魔法の食べ物だ。
…想像するだけで食べたくなってきた。
しかし、ココアというのは、このポスターにもあるように、絵本やファンシーな雰囲気のものと合うのは何故なのだろう。
ちょっと、ココアで言葉を導いてみよう。
甘い。温かい。ほっこり。まったり。優しい。
牧歌的。平和。幸せ。
…。
…ココアって、子供向けとか言われてしまうけれど。もしかして、人生に必要なものを、兼ね添えている?
世界の真理にふれてしまったような気がして戸惑っていると、買い物かごに入ったココアと目があった。
何の変哲もないココアが、えっへんと胸を張っているように見えた。
#冬は一緒に
冬は一緒に炬燵で暖まろう。
蜜柑を天板に乗せて、近くにお茶の準備をして、炬燵のスイッチを入れる。
暖かいなぁ
一緒に居たいと初めて思った…
一緒に居れたら今年の冬は…
MAX 一緒に…
ミータン!! シータン!! 未来予報❤️❤️❤️
僕の名前は シータン!
君の名前は ミータン!
ふたり合わせて幸せだ!!
君と僕とで幸せだ!!
大きな幸から
小さな幸まで
小さなものから大きなものまで…
何も深い意味はありません
惚れてるだけです🐱
人を選ぶ内容
ハアハア、ミコちゃんはいきをする。
くりくり、ふたつのめ。
ピコピコ、ふたつのみみ。
まにょまにょ、ほっぺた。
ミコちゃんはわらった。
「かわいいね、なんさい?」
ミコちゃんのおかあさんはミコちゃんの手をさっとつつんで、ミコちゃんのよくわからないうちに、おかあさんはミコちゃんの手でなにかつくって、そしたらおねえさんは「よんさい!」とゆってわらった。
ミコちゃんのおかあさんもクスクス。
肩を揺らすと、ミコちゃんの鼻はプスーッと赤くなって、「ママーッ!!」叫び、涙も出ないうちに泣き声を上げた。
可愛く結われた髪の毛を撫でると、ツルツル、サラサラ。さすがに毛根も強く多少指が引っかかっても一本すら抜けなかった。
「ミコちゃん、ミコちゃん。ミコちゃん。遊園地、すき?」
ミコちゃんは更に泣いた。
ミコちゃんはゆめ。
ゆめってなに?ミコちゃんのおかあさんは、ミコちゃんのおはなしをゆめってときどきいう。
すぴーすぴーしてるときに、みるものだよ。おとうさんはいった。
でも、すぴーすぴーってなに?
ミコちゃんはなに?をたくさんしってるよ。
「ミコちゃんだよね」
ミコちゃんはもうふからでて、おじさんのおかおをみた。
ミコちゃんのお母さんは買い物へ出ていた。
もうすぐ戻るかもしれない。
「ミコちゃん、行こう。行こう」
「ギャーッ!」
「ほら、こちょこちょ〜」
ミコちゃんは笑ってくれたが、泣いている。
ほんとに嫌がってる笑い方だった。
ミコちゃんを抱えて、とりあえず、毛布と、そこに落ちてたぬいぐるみも一緒にミコちゃんを抱き上げる。
「痛いよ痛い痛い。痛い」
ミコちゃんは耳を引っ張ったり、首をひっかいたり、とにかく暴れた。
小さいとは言っても、力の加減を知らないので……いや、うーん。ほんとの痛みを知らないから、これくらいの子から出る抵抗は、とても痛い。
ミコちゃんはぬいぐるみいや。
ミコちゃんはおにんぎょうがすき。
ぬいぐるみはやだ。
おかあさん、どこだろう。このひとだれだろう。ミコちゃん、ぬいぐるみいやなんだよっておかあさんがゆってー!
窓からミコちゃんを連れ出した。
鍵がかかっていなかったので、侵入は簡単だった。
ミコちゃんはすぐ帰すつもり。
ちょっと遊びたいだけ。大晦日を越すまではとりあえず一緒にいたい。
ミコちゃんをトランクにいれた。
ごめんなさい。
冬は一緒に
冬は一緒に
窓の外は大粒の雪
暖炉に火を灯していても
底冷えする部屋に手がかじかむ
「今日はさむいねー」
カップをふたつ手に持った君が
暖炉の前を陣取る僕のとなりに腰掛ける
受け取ったカップが暖かい
中身はホットミルクのようだ
はふはふしながら
カップに口をつける
蜂蜜が入っているらしいミルクが
寒くて強張った身体に染み渡る
「眠れないの?」
「さむくてね」
お互いに同じ理由で起きてきてしまったらしい
「じゃあ」
言いかけて急に恥ずかしくなって
言葉を止める
でも、君には伝わっていたらしい
「いいよ、一緒に寝よ」
ミルクを飲み干して
暖炉の炎を消す
そしてふたり
並んで寝室に向かう
こんな寒い冬は
一緒にいるほうが暖かい
急に寒くなったなー。
カイロ、持ってくればよかった。
そんなことを思いながら、俺は大学に向かう。
「ふぁーあ、おはよぉ…」
横からふにゃりとした、眠そうな声が聞こえてきた。
「ああ、おはよう、あまね。」
ふわふわしたミルクティー色の髪をわしゃわしゃと撫でてやると、ふへへ、と嬉しそうに笑った。
「もうすぐクリスマスだねぇ。」
と、あまねが白い息を吐きながら諦めたような声で言った。
「ああ、そうだな。」
「はあ、いいよな、お前は。どうせ今年も彼女と過ごすんだろ?」
「ああ。」
「いーなー俺も彼女ほしー…」
「あまね顔は可愛いんだからすぐできるだろ。」
「顔はってなんだよ!てゆうかそれ、彼女いない歴=年齢のやつに言う??それで付き合えるならもうとっくに彼女いるはずじゃん…」
「…まあ、頑張れ。」
そんな他愛ない話をしている間に大学の教室に着いた。
「一限は…歴史か。」
「うわ、ほんとじゃん!うげー。」
あまねが嫌そうな声をあげると、教授が入ってきた。
「…おやすみ。」
「寝るな寝るな。また全員に寝起き晒すことになるぞ」
「いーもん。」
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そんなこんなで一日が過ぎ、家に帰る。
…クリスマス。
「もう、そんな時期か…」
俺はつい頬が緩んだ。
「早く会いたいなあ。」
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クリスマスの夜。
俺は外にある冷凍室から大きな白い棺を取りだした。
冬にしか会えないのは誤算だったなあ。
そう思いながらそれを部屋の床に丁寧に置き、蓋を開ける。
中には俺の彼女が入っている。
真っ白な肌。
そのまわりに咲き乱れる無数の真っ赤な薔薇。
まるで、おとぎ話に出てくる白雪姫のように綺麗だ。
ただし、それは救われなかった白雪姫。
俺という魔法使いに二度ととけない魔法をかけられてしまった。
死ぬまで大切にするよ。
勿論、死んだ後も。
彼女の真っ白いひんやりとした頬を触りながら呟いた。
「ずっと一緒にいようね。」
2023/12.18 冬は一緒に
「冬は一緒に」
冬は一緒にイルミネーション
冬は一緒にお鍋
冬は一緒にお風呂
冬は一緒におこた
冬は一緒にアイスクリーム
そうだった、あなたは甘いものが苦手だった。
だから、冬は一緒にあたたかいお茶を飲もう。
冬は一緒に_。
明けない夜はないというけれど
眠れないまま明けてしまった夜に絶望したことはあるか
泣きたい時に
眠れない夜に
明日が来るのが怖いあなたに
夜が明けても
冬を越しても
ずっと、ずっと
寒い所が苦手な君と、一緒にこたつに入りたいな。
気まぐれさんだから、難しいかも知れないけれど
折角なら、膝の上に乗って欲しいかも。
膝に乗った時に体を撫でてあげると、嬉しそうに目を細める姿がすっごく可愛らしいから
また見たいと思うんだよね。
よし!そうと決まれば、...まずはこたつを出すところから始めようか...
---二作目---
少しだけくっついて、一緒にぬくぬく暖まりたい。
いつもは照れ臭くて自分からは出来ないハグも、思い切ってやってみようかな。
そうやって、寒い冬の一時を、幸せで満たしたいと思うのだ。
#冬は一緒に
153作目
冬は一緒に、夏はばらばらに。春は裂けて、秋は沈む。
眩しい空。雪。積雪、降雪。凍った道路。
白い息、早く落ちる陽。
枯れ木にブーツ。解けて寒い。誰だってそうだ。
液、フワフワな地面、積もった白、溶け入る赤。
ピンクの椿。
ピンクの椿。
青い空!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
⛰🗻🌋 噴火がいい出来事なのはある? 冬は好きですか?
ヤマNO↑knowOH!倉。
国語の授業で習った。
空が綺麗だ。
見てみてよ。
寒いが惨めではない。
物事は人に悪いか良いか、どうでもいいか。
星を観察するのはよく分からないけど、できたら楽しいと思う。
寝て良い? そばにいてくれたらな。
「冬は一緒にいよう」
ジャックは言った。まるで薆の暦だ。
薆? 違うな。💗
影響とは恐ろしい。死とは? 死ぬことだぴょ〜ん。
俺は頭がいい。頭がいいから文が書けるぜ
ゲエテにだって誓える 斜陽。読みなよ
私はバカだ。
みんなの言うようにバカだった。
今、自覚しました。
全て大丈夫だから。
冬は一緒だ。寄り添うのが冬だ。冬は変わらない。冬は忍び込みをしないし残り香でもない。
冬は真っ白で、そばにいる。
おやすみ。早く寝るのはいいことな気がする。
朝が楽しみなうちは。
風呂入んなきゃ。おやすみ。お前に言ってるんだからな。
オマエダー。オマエ。夢に出てやる。
風呂入っていい? だめ? 仕方ねえな
親に怒られんだよ
あなたがいない世界なんて、棺桶の中で死を待つものだ
微妙。
おやすみ。元気か?
A.よかったよ。
B.元気だしなって。
おやすみ。
冬は一緒にいよう
切ねえからな
話を聞いて。
面白い話があったんだ。別にないけど
今考えるね。
待たせたね
思いつかない。
風呂入ってくるわ。
話がしたい。
あなたの名前が知りたいよ。
知ってる
「まだかな……」
可愛らしい雪がはらはらと降る外で、私は体をふるわせて友を待っていた。
私の後ろには、巨大なクリスマスツリーがある。まだクリスマスではないものの、商店街の真ん中であるここは、色んなお店でセールをやっていて、人が沢山集まっている。
そんな商店街の近くには、新幹線の駅がある。もうそろそろ、駅に着くとついさっき友から連絡が来た。
「にしても、久しぶりだなぁ」
夏、絶対に遊びに行くねと言っていた彼女だが、結局バイトやら大学やら発表会やらで忙しそうで、会うことは出来なかった。
でも、そんな彼女を見兼ねたのか、彼女の恩師が、2週間ほどの冬休みをくれたとのこと。
そして、彼女は私に嬉しそうに
「冬は一緒だね!」
と言ってくれた。
「……冬は、一緒に」
鍋をつついたり、家でゴロゴロしたり……あ、久しぶりに一緒にゲームもしたいなぁ。そうだ、鍋は彼女の好きなおでんにしよう。きっと、喜んでくれる。
私は、きっと寒さで強ばってた顔を、ゆっくりと緩めた。
「あー 寒い 炬燵ぬくぬく最高」
「炬燵入りながら食べるアイスも最高ですな」
「ん? アイスって残り一個じゃなかった?」
「早い者勝ちです」
「おまっ 私が最後に取っといたヤツじゃねぇか!!」
「そんなこと言って忘れ去られる位なら私のお腹に入れるのが有意義ですよ」
「アイスには消費期限は無いんだよこのやろう!!」
「へー そうなんですか。 じゃあ教えてくれたお礼に半分どうぞ」
「もう半分もねぇじゃねぇか」
「気付くのが遅いのが悪い」
冬は一緒に、やはり鍋でしょう。
ほうれん草と豚肉の常夜鍋が好物ですが、最近知ったレシピもお気に入りです。
市販の白だしをうすめた汁を鍋で煮立て、自分で刻んでもいいのですが、スーパーで売っている千切りキャベツを投入し、薄切り豚肉をのせます。
豚肉の色が変わったらキャベツを巻いてそのまま食べてもよし、ポン酢醤油につけて食べてもよし、シンプルだけど美味です。
柚子胡椒や新潟名物のかんずりという唐辛子の調味料で味変しても楽しめます。
材料が少ないと手間いらずですしね。
もちろん一人鍋も好きです。
『冬は一緒に』
冬は、、ストーブと一緒にいたい!笑
冬は寒いからストーブはもう神様の様。
学校でもストーブは取り合い。
冬は家族といたい!ってかこうとしたけど
「私の心だとストーブだな」と思いました笑
「冬は一緒に」
殊の外 冷えた空気は 軽やかで
明けない夜を 君と願った
/お題「冬は一緒に」より
一緒に
一緒になんだってしたい。
でも、遠い存在だから
話すこともほとんど出来ない。
もう少ししたら
すれ違うこともできなくなってしまう…。
最後に
握手だけでもしたい。
冬は一緒に
温まりませんか?
私の隣にいてほしいです
"冬は一緒に"