『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
‘’1日あって話したら欲張りになって
また会いたくなるのね”
今日は5,6時間一緒にいたの
そのうち2時間は勉強して
後は雑談したよね
楽しかった
なんの動物がすきだとか
MBTIの話したり
趣味の話、ギターの話もしたね
ずっと笑ってた
ワードセンスが好きなの
マスク無しの顔
初めてあんなにちゃんと見た
正直、タイプじゃない
でもすき
叶わない恋だけど陰ながらすきだよ
貴方が塾講師をやめる時
その時はこの気持ち伝えるね
貴方の妹よりも
年下な私からの好意なんて
迷惑だったらごめんね
でも許して
仕方の無いことだから
#貴方と私
あの入道雲はいつ消えてしまうのだろう。
そんな感覚で雲を見るようになったのは、最近のこと。
朝会話する母親。
散歩道で出会うおじいさん。
そして、見上げた空にあった入道雲。
全部全部、いつかはいなくなってしまうのだと思い、心がきゅうと泣く。
小さい頃から分かっていたはずだった。
昨日までお話していたひぃじいちゃんのお葬式に参加したこともあるし、仲良くしていた友達の名前を新聞で見かけたこともあった。
幼稚園児の癖に、大人ぶって読んでいた新聞で「また遊ぼう」と約束をして手を振りあった友達の名前を見つけてしまった時。
たくさんの鶴を折って、その子の写真の前に置いた時。
その頃は、「死んでしまう」ということが分からなかったから、涙も出なかったけれど。
小学生になってから、可愛がっていたハムスターが冷たくなって動かなくなったのを見て、初めて「死ぬ」ということを理解した。
理解してしまった。
「死ぬ」のは悲しいことなんだと。
それからほんの少しだけ「死」が怖くなった。
でも、その時の私は「自分もいつか死んでしまうんだ」と受け入れることができた。
「死」を実感したことなどなかったから。
途中
『入道雲』
「入道雲」
口内ではじけるパチパチキャンディー。
わたあめの見た目とは違って夏雲は刺激的だ。
たまには明るいときにと思って
暑い夏の朝に外に出た
空は好きだから空を見ながら歩いていた
入道雲だっけ、
そんな名前のやつが
夏の空にいちばんあっていると思う
きれいで好き
そんなただのなんてことのない日
入道雲
激しくぶつかり合って、弾けた水は流れ落ちた。
溜まった君の気持ちも弾けて流れでる?
そしてまた穏やかに私に微笑んでくれる?
遠い空の君があまりにも大きくて、私の心に電気が走る。早く帰ろう!
そう、次はピカピカの弾ける笑顔が待っている。
入道雲
守らないといけない
私を傷つける全てのものから
警戒して、排除して、潰さないと
もう苦い思いをしなくて済むように
空にあがった入道雲
美しい見た目なのに、醜い雨を孕んでいる
ああ、急に
雨が降ってきた
入道雲
綿菓子のように
ふわふわとしてるのに
侮れないね…
急に雷雨や大雨
が降る…
不安定な存在…
それが
入道雲さんなんだね
でも
入道雲さんがいてくれて
ありがとう
「入道雲」
空を見た。青空に、入道雲。
夏が本番だと僕は思う。
『入道雲』
これはさ、一見綺麗なんだけど…
雷や雨を運んでくる奴だ
たまに雲は
色々な形に見えるよね?
でもさ、見る人によって、違う角度によって
違うものに見える
人と似ているね
一見、綺麗な人でも心が荒んでいる人
みんなの雷や雨を運ぶ人
見る人の価値観によって違う人に見えるし
人によって、態度を変える人も…
良いように態度を変えるならいいけどさ
外面が良い人が1番厄介
こういう人は家庭ではクズの場合が殆どだ
父も夫もそうだった
外でいい顔した分、家庭で吐き出す
大迷惑だよ
心を許してるから?って言いたいの?
違うね!
「親しき仲にも礼儀あり」って昔から言うじゃん
その通りでさ
大切な人にはちゃんと感謝すること
大切だと言うこと
これを忘れたら終わりだ…
だからほら、
終わったじゃん?親子関係
だからほら、
夫婦関係も崩壊し
家政婦状態、子弟関係じゃん?
「ごめんね」と「ありがとう」
この2つさえ言えたら
人間関係なんて、なんとかなるんだよ?
だから…私はね
人より多く反省もするし、謝ることを忘れない
人より多く感謝もするし、大切なことを伝える
言ってもわからない人は…
自分で変わる気がないから治らないの
私が生きている間に…
出来ることは限られているかもしれないけれど
私が…それらをすることで
誰かを変えることが出来たらいいな♡って
最近想うんだ♡
雲はいつも同じ形ではない
人もどんどん変化していけたら
ずーっと先の未来は、
みんな今よりもっと幸せに暮らせてるかな?
そうなるように…
私が…できる限り頑張ってみる!
みんなもさ
変わりたいなら変われるんだよ!
いつになっても何歳になっても
遅いことなんてないの★
『入道雲』のようにもこもこ膨らんだ
痛みや悲しみを雷に変えて、吐き出したらさ
また形を変えて流れていこうよ!
そして虹になって…
キレイだねって言われたら嬉しいよね♡
生きていた時の俺は、全く学がありませんでした。
字が読めないのは当然として、知らない言葉も多かった。
夏の夕暮れに聞こえるもの悲しい鳴き声の虫は、ひぐらし。
夏の青空にそびえるように高く立つ雲は、入道雲。
俺にそんなことを教えてくれる人は誰もなく、俺は名前のないものに囲まれた狭い世界で生きていました。
俺が、もっともっと早く貴女に出会えていたら、貴女は俺にたくさんのことを教え、いろいろなことを手ほどきしてくださったでしょうか。
動物や植物や、自然のものの名前。
字の読み方、書き方。
人を思いやること。
人を愛すること。
ああ。
貴女ともっと、同じ時間を生きたかった。
入道雲を見ると心が踊る。でかいじゃん?んで、その後ゴツイ雨と雷降るじゃん?ヤバいよね。雷雲とかいうんだよね?湿気がブワッて上がって出来るとかなんとか。夏に良く見られるらしい。山みたいだよね。ほんと雲ってよりかは山に見える。まじでカッコよくて好き。羊雲とか可愛い雲もあるけどやっぱ真っ白なのに大雨降る入道雲が一番だよね。雨で外出れないのはちょっと辛いし、雷も本当はあんまり好きじゃないけどカッコよさには敵わないじゃん?デカいっていいね。ほんと単純で楽しいわ。
『入道雲』🧡
さっきまで平穏だったのに。
急に悪くなる。
突然訪れるから
なんの対策もできなくて。
自分でも
どうしていいかわからない。
"入道雲"
──うわぁ、日差し強っ……。
午前十時を少し過ぎた頃、ふと処置室を見ると、爛々とした陽光が室内を差していた。丁度ベッドの上にかかっている光がある。
幸い今はまだ患者はいない。少しベッドの位置をずらそうと、ベッドに近付く。
近付いて窓の外を見やると、遠くの空に白く大きな入道雲が立ち上っていた。
「立派なもんだなぁ」
──こっちに来なきゃいいけど……。
錠を降ろし窓を少し開けて、風向きを確認する。
入道雲は別名【積雷雲】。入道雲の下は激しい雷雨に見舞われているという事。
だが夏と言うには、まだ少し早い。現に今見えている入道雲は小さいサイズ。雨は降っていてもそこまで激しくは無いはず。雷の可能性は少ない。
掌を窓の外に出し、風を感じ取る。微風の為すぐには分からなかったが、こちらに向いていない事は分かって、一先ず安心と胸を撫で下ろす。
──念の為バスタオル用意するか。
身を翻し処置室を出ると、備品室から患者用のバスタオルを八枚程抱え診察室に戻った。
「入道雲」
もくもく高く広がって
大きくなった入道雲に
飛行機が吸い込まれていくみたいに
にこにこ優しく微笑んだ
貴方の広くて大きな背中に
すーっと吸い込まれてしまいました…
入道雲
もくもくと青空を覆う入道雲
空にたなびいて 筋を作ったり
綿菓子みたいにふわふわと浮かんでる。
あの雲をベッドにして眠ったら
深い眠りに付けるのになあと思いながら
芝生の上に寝転んで居た。
そうしていつの間にか暖かい日差しを
子守唄代わりにして眠って居た。
夢の中でもふわふわの入道雲をベッドにして眠りに付いていた。
やったあ!夢が叶ったと夢の中の自分が
寝言で呟いて居た。
題名 あの子は私の入道雲
入道雲の日私はあの子と一緒に過ごした
入道雲が雨を降らすように
あの子は私の入道雲だ
だって…
こんな叶わぬ恋
あの子は女の子
私も女の子
もし、
あの子と私が愛し合っていても
世間が私達を拒むから…
もう2人で一緒に逃げてしまいたい
あぁなんで好きな人を愛しただけなのに…
どうして…
どうして世間は私を気味悪がって
批判して傷付けるのだろう
あぁこんな狂った世界壊してしまいたい
あの子が私に言った
「どんなに世間に拒まれようと私は貴方の味方だから…だからもう大丈夫だよ、もう独りじゃ無いよ」
あぁなんで君はこんなにも優しくて、
暖かいんだろう
あれ、なんか嬉しいなぁ
涙が出てくる
あぁこんな狂った世界にも
こんな暖かい人は居るんだなぁ(泣)
みーん、みんみんみんみん。
じじじじじ。
暑い。暑すぎる。なんなんだこの暑さは。
ここには扇風機すら無いのか。
団扇で仰ぎながら家で仕事をしていると
外では複数人のやんちゃ坊主共が騒いでいた。
「今日は森に虫取りに行こうぜ。」
「いいよー。あ、でも入道雲だし、早めに帰らないと雨が降っちゃうよ。」
「大丈夫、大丈夫。それまでに帰ればいいんだから。」
そんなぎゃーぎゃー騒いでいる声を聞きながら仕事を続けていた。
数時間後
おや?例の入道雲が来たか?
だいぶ外が暗がってきた。
そろそろ土砂降り始める頃だろう。
そういえばあのやんちゃ坊主共はちゃんと帰ったんだろうか。
気になり丁度近隣にやんちゃ坊主の一人の家があったので親御さんのところへ行った。
聞いてみたところまだ帰宅してないという。
なんか悪い予感がする。胸騒ぎがして今朝森に向かうと言ってたのでその森に向かった。
何もなければいいが。
森の外れに数人の子どもがいた。
だがやはり様子がおかしい。
「おい、やんちゃ坊主共。もうすぐ土砂降るぞ。
一体どうしたんだ。」
「あっ、おっちゃんあのね。」
「いや、言わないで俺たちだけで探し出そう。」
「無理だよ。こんな広い森の中で探すなんて。」
「で、どうしたんだ。はっきり言え、はっきりと。」
「ちっ、しょうがねぇな。おっちゃんあのな、仲間の一人が行方不明なんだ。森を出るまで一緒にいたはずだったんだけどな。急に消えちまったんだよ。」
「消えた?」
嫌な予感が当たったかもしれない。
この森の奥には社がありそこは昔から「何か」を祀っていた。いや、正確には治めていたと言ってもいいかもしれない。
「お前らは急いで家に帰っとけ。親が心配する。
もう一人の子はなんとか見つけ出すから心配するな。」
「えっ、俺たちも探すよ。」
「いいから帰れ、じゃ無いと土砂降るぞ。」
「はーい」
素直に帰ってよろしい。
さて自分がやるべき事は社に向かう事だ。
恐らくそこにその子どもと元凶がいるはずだ。
社に着くとそこは草が生え荒れ放題になっていてとても普段から管理されているとは思われない様な容態だった。
いる。
奴は絶対いる。
「おい、ここに子どもが来ただろう。お前には勿体ないものだ。返してもらう。」
社の中から微かな声が聞こえた。
それと同時にばんっと社の扉が勢いよく開いた。
奴、マガツカミだ。
こいつはいわゆる祟り神で、この付近の土地にかつて災いをもたらしここの社で治められていた。
だが最近ここは見た通り手入れがされてない。結界が弱まっていた結果出てきたのだろう。
「もう一度言う。その子どもを離せ。でなければ、消す。」
マガツカミと呼ばれたその存在は何も言わなかった。いや、直接頭に語りかけてきた。
「ほう、貴様の様な小僧如きに我に指図するとは良い度胸よのう」
「うるさい。とにかく子どもを返しやがれ。」
「ふむ、戯れのつもりで連れてきたのだがその様子だと返さねばなるまいな。」
こいつは俺の力量を理解しているようだ。
穏便に済ますつもりだろう。
「まぁよい、この小坊主には灸を据えておけ。我が領域に入ってくるなり、我の持ち物を奪い始めたからな。」
「わかった。後でちゃんと言っておく。」
俺はそう言って森からその子どもを連れ出した。
奴は、追いかけてこなかった。
「うーん。」
気がついた様だ。
「あれ?確か社に行ってそこで大量の甲虫と鍬形を見つけて取ってたはずなんだけど。」
「あのなぁ、人のとこで勝手に虫取りとかするなよ。神様にでも怒られたんだろ?どうせ。」
そう言って家に送り自宅に戻った。
途端に土砂降り出した。
また今後も同じような厄介事が起きなければいいけどな。
「とある森の社の話」
高く高く、空高く
上を見上げれば空に伸びる、真っ白なわたあめ
あれが嵐を運んでくるなんて、最初は信じられなかった
今でもたまに疑うくらいだ
そんなだから、君を信じられなかったのかな
そんなだから、君は僕を捨てたのかな
空に浮かぶ、大きなわたあめ
それは僕に、嵐を運ぶ
まるで僕を、責め立てるように
入道雲
自室の窓から見る入道雲。
教室の窓から見る入道雲。
電車の窓から見る入道雲。
全部同じ「入道雲」という一般名詞なのに、脳裏に浮かぶ情景は全部違う。
部屋から見る入道雲はどんなのだろう、朝1番に窓から空を見上げているのか、あるいは夏休みに勉強をしながら見ているのか、アイスクリームを頬張りながら見ているのか。
教室から見る入道雲はどんなのだろう、授業中にふと空を見るのか、休み時間に友達と外を見ているのか、お弁当を食べなら見ているのか。
車窓から見る入道雲はどんなのだろう、夕陽に照らされほんのり色付いているのか、もしかしたら、想いを寄せている人と隣に座って、でもお互いに話を切り出せなくて、無言のまま外を見ているのか。
同じ「入道雲」なのに、こんなにも違う。だから私は日本語が好きだ。
2024/6/29
入道雲に夏を気付かされる。
ついこないだ年が明けて新年度迎えたばかりなのに、もう。
週末までに提出しないといけないファイル。
月末までにやらなきゃいけないタスク。
なにやってるんだろ、毎日。
仕事で日々忙殺されているうちに歳を重ねていくんだわ。
そんな事を悲観しながら、明日の為に早く寝る。
おやすみなさい。