『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ずっと、進むべき道を探していた。
それが光の中にあるのか、
闇の中にあるのか。
どちらかわからずに、もがき続けていた。
だけど、ある時気がついたんだ。
どちらかを選ばずとも、進める道があることに。
困難が多いかもしれない。
途中で心が折れてしまうかもしれない。
それでも、これはきっと、
自分にしか歩めない道だから。
だから、踏み出すことを決めた。
光と闇の狭間で、
どちらも抱えて、進んでいく。
それが、夜明けに続く道であると信じて。
「光と闇の狭間」
自分にとって不運な事が起こると、
「今はそういう年回りなんだ、いい時はまた巡ってくる」なんて自分に言い聞かせる。
自分にラッキー
君は太陽のようにまぶしい光を放ち、
君は何も映さずひたすら黒く闇に染まっている。
そんな君の「狭間」はどんなものだろうか。
きっと、暗闇をそっと照らす月のようであろう。
そう君を思いを巡らす私は、君に映る兎である。
光と闇の狭間で
なんか昔のRPGで聞いたことのある言葉だ。絶対聞いたことあるはずだけど具体的な作品名が出てこないな。
でもなんとなくFFとかそのあたりな感じはする。ドラクエとかでもありそうな気がする。というか昔のRPG だったら大抵の作品で出てきてそう。
光といえば結構前に加重アイマスクってのを買った。遮光カーテンとか使ってるけどどうしても隙間から光がもれちゃうんだよな。
その光が気になる時があってアイマスクを買うことにした。いろいろ検討を重ねて選ばれたのが加重アイマスクになる。
買う決め手になったのはこの加重アイマスクを好きな人は重い毛布が好きみたいな感じの説明だったかな。
加重アイマスクを買う前から重い毛布は愛用しててこれがかなりお気に入り。そんな重い毛布と関連される商品なら大丈夫だろうと思って買った。
結果として加重アイマスクは結構いい感じ。目にほどよい重さがあって俺好みだった。つけると当たり前だけど真っ暗になるからよく寝れる、気がする。
【光と闇の狭間で】
すごく書きたいんですが今は無理そうです
また書けそうな時にゆるゆると続けていけたらと思っております
狭間、ということは『光は見えている』
希望があるということかもしれません
真っ暗闇ではない分、余計に葛藤しそうです
『光と闇の狭間で』
あぁ、またやってしまった……
いけないと分かっている。また帰ったらルームメイトの夏美に説教されるんだろう。
私の隣で眠るのは見知らぬ男だ。白い肌にカールした茶色の髪、彫りの深い目元に高い鼻。髭も生えているし、分厚い胸板には薄っすら胸毛が生えている。ハーフか欧米系の人のようだ。彼の下半身は布団に隠れて見えないが上半身は裸。そして私は布団の感触を考えても全裸だ。
「んん〜」
男が起きたようだ。
全く記憶にないけど、たぶん私はこの男とやったんだろう。一応聞いてみる? いや、その必要はないか。
「おはよう」
「Grazie per una serata meravigliosa」
「……」
グラッチェ? イタリア語だろうか? ってことはこの色素の薄いイケメンはイタリア人? 言葉も通じない人と一夜を共にしたのは初めてだった。
「あ、ゴメンゴメン、ユミはニホンジンだったね。Mmm……なんて言うんだっけ? あ、サイコウ! ユミ、昨夜はサイコウだったよ!」
名前も知らないイタリア人と思われる男は私を抱きしめて、嬉しそうに頬や口にキスをしてきた。さすが情熱の国イタリア。
──最高か……
見知らぬ人に言われても、少しも私の感情は動かない。それにしてもちゃんと日本語を話せる人でよかった。されるがままキスをして、胸毛って意外と柔らかいんだな、なんて考えていた。
こんなことは初めてではない。私はお酒を飲むと楽しくなって止められなくなってしまう。いつも一杯だけと、少し体が温かくなる程度でやめておこうと思うんだけど、気づくとこうして知らない男の隣で裸で寝ている。
ルームメイトの夏美曰く、私は酒が進むと男の人に甘えたくなるらしい。自分ではそんなつもりはないし、その頃になると記憶は飛んでいるから自覚はない。
ルームメイトの夏美と一緒に飲むときはいい。夏美がストッパーになってくれるし、酩酊しても夏美が連れ帰ってくれるから。しかし夏美がいないときはダメだ。こうして男の隣で起きて、朝帰りすると夏美に短くない説教をされることになる。
「ユミ、キレイだ。アナタが欲しい」
「え? あ……」
この名前も知らない男に、朝から抱かれることになった。昨夜のことは記憶にないけど、今はシラフだ。シラフの状態で見知らぬ男に抱かれるなど──と思ったけど、彼が情熱的にキレイだとか、カワイイとか、愛シテルとか言ってくれるから、満更でもない気分になっていった。
私だって愛されたい。誰でもいいわけじゃないけど、私ってちょろいのかな? こんな言葉は彼にとって挨拶みたいなものかもしれない。
それでも嬉しかった。
この男に落ちたら、私の未来は光り輝くのか、それとも闇が広がっているのか。私はこの男のことを何も知らない。名前すら知らない。
「ユミ、昨日みたいに『エミリオ愛シテル』って言って」
この人、エミリオって名前なんだ? 綺麗な名前。それにしても私は会ったばかりの人に愛してるなんて言ったのか……
「エミリオ愛してる」
「Contento、嬉しい。カワイイね、ユミ、愛シテル」
名前しか知らないけど、優しい温もりの中で、少しだけ希望が見えた気がした。
結局私は夏美に怒られなかった。エミリオが家まで送ってくれて、夏美に挨拶までしてくれたからだ。ただしエミリオがいなくなると問いただされた。
「ちょっと優美、エミリオ様といつの間に仲良くなったのよ? しかも結婚するとかどうなってんの?」
結婚は私も知らない。さっき夏美の前で急に「結婚するゼンテイのオツキアイ」なんて彼が言ったからだ。それよりエミリオ様?
「夏美、エミリオのこと知ってるの?」
「はぁ? 知ってるでしょ」
夏美に聞いてみると、エミリオは大学のイタリア語の教授の助手だった。まさか大学関係者だったなんて……
「でも大丈夫なの? エミリオ様、来年イタリアに帰るとか言ってた気がするんだけど」
帰る? そうか、彼はイタリア人で私は日本人。ずっと日本にいるとは限らないんだ。まさかついてこいとか言われるんだろうか?
夏美はイタリア語を取っているけど、私はイタリア語なんて全然分からない。
三月には卒業するし、一緒に来いと言われたら行けなくはないけど、海外でなんて暮らしていける気がしない。
彼の温もりの中に確かに希望の光が見えた気がしたけど、今は不安の真っ暗な闇が私を覆い尽くそうとしている。
愛してるなんて言ったのは失敗だったかもしれない。付き合うって話もないままに結婚なんて話が出たけど、私に国際結婚なんてできるの?
光と闇が混在したエミリオという男。いや、彼が光や闇ではなく、私の気持ちが光と闇なんだ。
「夏美、イタリア語、教えてくれない?」
私は闇を払拭すべく、光の中へ一歩足を踏み出した。
(完)
…ふざけんなよ。ふざけんな!
俺たちが求めてたのは”こんな結果”じゃないだろう?!
俺たちはただ、ただ…笑って欲しかった。今まで出会って来た人たちに、別れて来たものたちに、これから出会うだろう全てに、ただ、笑っていて欲しかっただけ。
ただ、いつでも隣に居てくれたお前たちに、笑っていて欲しかっただけ…。
朝日が昇り教会の鐘の音と共に毎日が始まる。人々は畑を耕し汗を流す。月夜に祈り、大地の恵みに感謝をする。そうして眠りにつく。
何の変哲もない明日を迎えて、俺たちは方々旅をする。そうしてたどり着いた街で宿を取り、滅茶苦茶な曲を奏でるアイツに合わせてオッサンは下手な即興曲を披露する。それをヤジ混じりに笑うお前がいて、壁に寄りかかってアンタは呆れた顔で笑うんだ。
俺が、俺たちが求めてたのはそんな…変わり映えのない日常だった。そうだろう?
富とか名声だとか、そんなもの求めちゃいなかったんだ。この際感謝の言葉だって要らない。
それなのに、どうして…—?
強過ぎた光は世界を飲み込んだ。闇夜は光で塗り替えられて、やがて人々は夜空を忘れた。
光の均衡を崩したかの英雄は、いずれこの世界の人々から謗りを受けることになるだろう。
誰かが言った。「希望は絶望に、光は闇に負けることなどないのだ」と。なら問いたい。光に闇が負けてしまったらどうなるのだ?と。
血濡れて転がる仲間たちを見て思う。嗚呼、これが俺が望んだことだったのか?と。
光を失った瞳はまるで紛い物の様に虚空を見つめている。忌々しいほどに光に溢れた空が、黒鉛のようなその目を煌めかせた。
—こんなの負け戦だ。
それでもいかなくてはいけない。この世界の人々を”救う”為には、道はコレしか残されていないのだから。
俺は首元に武器を当てがう。幾度と無く悪を切り裂いて来た自慢の一品。それが今は仲間たちの血潮で濡れている。
覚悟を決めて力を込める。痛みよりも先に身体に漲るのは、新たな決意だ。
—救ってみせる。必ず…!
たとえこの先に困難が襲い掛かろうとも。受け入れ難い現実が待ち受けていようとも。たとえ、この先の世界ですら極悪人になろうとも。
次元の狭間で俺は腹を括る。俺たちの世界に”闇”を連れて帰る為に。
≪光と闇の狭間で≫
光と闇の狭間で
左は“光” 狭間 右は“闇”
“狭間”そんな中にいつも自分はいる。
気が付けば何時も此処に居る。
さっきまでは別の場所にいたのにって、思うことが多いんだ。
こういう場所に行く時は『喧嘩』『論争』『戦争』
って感じになると此処にいるんだ。
何故かは自分でもわかる。
だって…『中立』にいるから。
夕飯前仏壇で拝むようになりまたお供え物のお菓子を今日買ってきて供えました♪ある意味慌ただしい日々でした💦
光と闇の狭間で
くっきりと別れている
でも、光の方から近付くと
闇が手を伸ばして捕まえようとする
あいまいな自分は
どちらにも憧れ
どちらも嫌悪する
光と闇の狭間で
過去のわたしは
鏡に映し出される
光は
恋♡に輝いた自分
闇は
心はひどく冷たい自分
まるでわたしは
二重人格の性格を持つペルソナ
外見では
良いように振る舞い
内見では
嫌味とか酷いことを
はっきりという
光と闇の悪魔
ひとは
表の顔
裏の顔がある
嫌なひと以外でも
たとえ
仲がよいひと
信頼しているひとさえも
不満があれば
ただ
心の中に留めるだけ
言葉にはしない
しかしながら
闇は人生の中で
必ず訪れるもの
闇に潜むものは
手ごわいものばかりで
なかなか祓うことができない
魔法を使っても
しぶとすぎて
倒すことができない
それには
闇の弱点するのは
唯一の光だけ
わたしは
天使から
いつか光を受け取り
心の中に潜む
闇を消し去って
希望満ちた人生になりたい
光は
とても温かいね
優しい気持ちになる
光を胸に
これからも
幸せな人生を歩めるのなら
張り付いた仮面を外すと
爆発したように感情が溢れ出る
まるで人が変わったかのように
光と闇の狭間で
もがいてる。
それがたぶん、9歳。
がんばれ、負けるな!
母ちゃんももがいてるよ。
君はひとりじゃない。
光と闇の狭間で
父さんが古道具屋で古いタンスを買ってきた。そのタンスを見て母さんは呆れていたが、私も父さんと同じで凄く気になるタンスだった。父さんの部屋に置かれたタンスの引き出しを開けると中には、ちりめんのウサギが置かれていた。そのウサギは片方の目が取れ、両方の耳が破れ中の綿が出ていて、余りにも可愛そうだった。
ちりめんウサギを自分の部屋に持ち帰り、取れてしまった目に同じようなボタンをつけ、耳も縫いなおした。
その日の夜、ちりめんウサギの夢を見た。そうだこれは夢だ。
「私の顔をなおしてくれてありがとう。私は光と闇の狭間で未来の番人をしている者だ。」
未来の番人?
あのちりめんのウサギだ。面白い夢。
「人の未来は魂の行き先できまる。魂が光の世界に行けば、その人の人生は成功に彩られ、闇の世界に行けば、息をするのも苦しいほどの暗く辛い人生となる。
狭間の世界は人の未来を降り分ける世界で、その降り分けをしているのが私たち番人だ。」
光の世界と闇の世界なんで聞いたことがない。やっぱり夢だ。
「光と闇の世界だけでなく、他にも世界はある。年中風が吹き時代の先端を生きる人となる風の世界、雨が多くジメジメとした森の世界などたくさんの世界がある。しかし、1番幸せなのは光の世界だ。お前には特別に光の世界に行くチケットをやろう。」
どうして?
「私をあの狭く暗い場所から私を救い出してくれたからさ。そのお礼だ。そのチケットがあれば光の世界行きの列車に乗れる。光の世界は幸せが約束されている世界だ。」
でも光の世界に行ったら、ここでの生活ができなくなるの?私は父さんと母さんとここで暮らしたい。
「それぞれの世界に行くのは魂だけ。生活は何も変わらない。ただ、魂が光の世界に行けば、生活も豊かになり、やること全てが成功するのさ。お前も光の世界を望むだろう。」
私たち家族は決して裕福ではないけれど、笑い声の絶えない母さんと気弱だけど優しい父さんがいる穏やかな家庭だ。自然溢れるこの村でこのまま生活していきたい。
「私の本当の未来の世界はどこですか?」
「本当の世界?あー。お前は自然と共に生きる土の世界だよ。土の世界で畑を耕し生きていく。そんな世界さ。さあどうする。」
会社を辞めて就農した父さんを手伝い、高校を卒業してからさまざまな野菜を作り出荷している。これかもそんな生活が続く。
「光の世界には行きません。私はこのままで幸せです。」
「そうか。お前が決めたことだ構わないよ。ただ、1つだけ約束をしょう。自分の選択したことを後悔をしないように生きなさい。破れば全てを失うことになる。気をつけなさい。」
そこで目が覚めた。ちりめんウサギとなんか話した気がするがあまり覚えていないけど、なんかリアルな夢だった。
それからも、なぜかちりめんウサギは私の側にあった。結婚して子供が産まれ、夫も作物を作っていたのでそれを手伝う私と一緒に生活しているようであった。
その年は例年になく長雨が続き、雨が終われば暑い夏となった。作物は育ちが悪くほとんどダメになってしまった。夫はいつもイライラして私や子供にあたることが増え喧嘩ばかりだ。
「お前!あのウサギの言う光の世界とやらに行け!そうすれば金持ちになれるだろ。」
私がちりめんウサギの招待を断ってしまったことが間違いだったのか。
でもあれは夢だ。でもでも、あの時もし光の世界に行くと言えば、私たちの生活は違っていたのだろうか。
急に辺りが暗くなり、目の前にちりめんウサギが立っていた。
「お前は後悔しているのか。あの時の選択を変えたいか。」
後悔…。
父さんと母さんとの穏やかな生活。今は喧嘩ばかりだけど、働き者の夫との結婚、そして出産。子供との優しい生活。お金では買えな物ばかりだ。これから生活が苦しくても仲良く楽しく生きていければいい。
「後悔していません。私は私の人生を私の足で歩いています。これからもそれは変わりません。」
「そうか。ならば良い。何か正しいかなどないのだから。」
それから夫とは離婚を決めた。今は私が畑を耕し作物も作っている。裕福ではないけど近所の農家さんに助けてもらいながら子供と2人楽しく生活している。
狭間の世界の番人ってなんだろう?今でもよく分からないけれど、私はこれからも自分で選択しで生きていく。ただそれだけ。
黒いカラスに餌をあげていたご婦人
それを白い目で見た通りすがりの人
同じ場所にいる心の住処が違うだけ
どちらも良いも悪いもないけれども
胸がぎゅうっと痛くなったそれだけ
いつもと変わらない朝のこと陽光が
眩しかった私はサングラスをかけた
光と闇の間で
光と闇の間で僕は生きる。
今日も、逃れることの出来ない現実に目を向けて
光と闇の間で一生懸命生きる
限りある命のために
【光と闇の狭間で】
どちらが本当の自分か?
そんなの どちらも本当の自分だよ
皆の目にうつる自分も本当の自分で
1人になった時に現れる感情を持ってるのも本当の自分
決して二重人格とか
裏表だとか思う必要も無い
ずっと1つの思考・感情でいる人なんて存在しないよ
思い、悩むから現実に生きる人なんだしね
疲れるよ?
そうでしょ?
こうやって今日も切り替えて頑張る
もう一度だけあの頃に帰れないだろうか。
そんなことをふと思ってしまう。楽しかったあの頃に。もう一度だけ、そうもう一度だけ。
そう思ったところで戻れないことは分かりきっているのだけれど。
昼下がりの下校中、ひとりだったからだろうか。つい、そんなことを考えてしまう。今日は面談週間で午前授業だけだった。いつも一緒に帰っていた友だちたちは、軒並み面談だの講習だので一緒の下校はできなかった。
別に、今の高校に入学したことを悔やんではいない、いない、はず。部活は好きだった。仲間たちも弓道も、好きだったし楽しかった。私の高校生活の九割九分は部活でできてると言っても過言ではない。部活以外の学校生活はクソだった。もはや汚点である。部活が、部活だけが唯一の美点だ。今の高校に入ってなければ、あの楽しい部活の日々や、仲間たちとのささやかな日常も無いと思うと悔やめない。
でもなあ、それを鑑みても中学校のほうが楽しかったんだよなあ。そう思う私がいる。しょうもない会話して、バカみたいに笑って。なんも考えなくても良かった、気を遣わなくていい友達が居て。程度の低い話をしてもノッてくれて。アホみたいだけど、それがいい。きっと、私の心の年齢が合っていないんだろうな今の高校と。すべてを曝け出せる友達なんて高校には居なくて、メイクだのファッションだの私の知らない世界の話をする友だちが居て。どうして気を遣わずに側にいれるだろうか。もう、疲れてしまった。「うん」と返事をしたら「こ」って付けてくる友達に会いたい。
昼下がりの下校中、ひとりで昔の友達に想いを馳せる。受験が終わったら、あいつらとどこか行こうか。ただのファミレスでもいい。なかなか会えなかった3年間を埋めるみたいに笑いあいたい。
少し西側に傾いたお天道様が、私の暗かった心をちょっとだけ照らした。
お題『光と闇の狭間で』
目覚ましが鳴った。まだ時刻は朝の五時。
正直、昨日あまり寝れてないからもう一度眠りにつきたいと思う。だけど、二度寝をして遅刻してしまったトラウマが僕にはある。
このまま起きてしまおうか。でも、起きて朝食を食べたとて、仕事が始まるまでの時間をどうやって潰そうかとも思う。
光と闇の狭間で僕の意識が揺れて、結局眠気に負けてしまった。
光と闇の狭間で出会った。
貴方は、誰?
誰も知らない道の
大丈夫な気持ち。
反響音で耳が痛くなる。
夜祭りの感覚。
楽しいようなしんどいような、
貴方は、誰?
誰も知らない本の主人公。
変な気持ち。
付属の本を取り外し、
周りの顔を伺った。
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