『優越感、劣等感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
意味の無いことばかりだ
生きる意味などない。
人の運命とは
考えれば考えれほど不毛なのだ
価値観など人それぞれが作り出した偶像
優越感、劣等感も思い込みではないか
著名人でも劣等感が強いひと
一般人でも自尊心を高く持つ人いる。
行き過ぎはどちらも良くない
しかし、自尊心がある人の方がかっこいい
理想的である
世の中暗い人には誰もついてこない
今から敵と戦う時に
誰が意思の弱いリーダーについて行くだろうか
拳を高く上げ、自信満々にただ安心できる人を望んでいる
優越、劣等すべて思い込みであるなら
自信はなくてもいい
演技でいい
必ず自信満々であることがいつか人がついていく
人を導ける人になる
ついて行きたい人を目指しなさい。
『優越感、劣等感』
貴方に嬉しいことを言われて
優越感にひたって
実際に行動できない自分に
劣等感に襲われる。
SIDE:A
ワタシの名前はアリア。ノルウェージャ
ンフォレストキャットの女の子。見て、
豊かで艷やかなこの毛並、柔らかくしな
やかなこのしっぽ、金色に輝くこの瞳。
どこを取っても一級品よね。我が下僕は
いつもワタシを褒めちぎりながらブラシ
をかけてくれるの。ワタシを撫でながら
至福のひと時を過ごしている下僕を見る
のは、たまらない優越感よね。
時折、窓の外を通り過ぎていくノラネコ
を見かけるけど、いつもこちらを羨まし
そうに見てくるのよ。
残念、ここはワタシだけの楽園よ!
SIDE:B
オレの名前はボス。その名の通り、この
辺り一帯のボスだ。見てくれ、眼光鋭い
この青い瞳、鍛え上げられ引き締まった
この体、誰よりも高く遠く跳び誰よりも
速く走れるこの脚力。どこを取っても完
璧よな。たくさんの慕ってくれる仲間た
ちと日夜パトロールに勤しんでいる。平
和な街を維持出来ているっていうのは、
やっぱり優越感だよな。
最近建ったあの家の横を通り過ぎる度、
羨ましそうにこっちを見てるイエネコと
目が合う。
残念、この自由はオレたちのもんだぜ!
―――ネコとネコ
#10【優越感、劣等感】
優越感というのは、生きていれば誰でも経験するもので。劣等感というのもまた然り。
私も、その感情を味わったことが何度もある。
が、どうにも目の前の男はそんな様々な感情を持たないようだった。
「優越感…ですか。」
黒いコートを身にまとった男が無表情に私の言葉を復唱する。窓の外からの日光が夕焼けのオレンジ色に染まり始める時間帯。学校の長い廊下に二人の足音だけが響いていた。
「…そういうものは、私よりも弟の方がよく理解していると思いますが。」
「それは、劣等感もという意味ですか。」
「えぇ。」
淡々と、感情を感じられない抑揚のない声が耳に届く。心の底から思い、悪意の込められていない言葉は私の心に不快感を残した。なんとも言えない複雑な心境になるのだ。言葉に表すことは出来ないが、この冷めた態度が鼻につくような不快さを醸し出す。
泥のような光の入らない瞳が廊下の向こう側からこちらに向き、息を飲む。
真冬の氷のように冷たい視線。何を考えているのか分からない無表情がとてつもない威圧感を放っている。
何か、気に障ることをしただろうか。
まさか心の声が聞こえるわけでもあるまい。
ドクドクと緊張で早くなりつつある鼓動を抑え込むように胸の前に手を置くと、意を決して聞いてみることにした。このまま見つめられていたら怖さで震えてしまいそうだったから。そんな情けない姿をこの人の前で見せるのは気が引ける。
「何か。気に障りましたか。」
「いえ、弟と交流があるのですね。」
形の良い口がゆっくりと開き、紡いだ言葉を聞いて私は拍子抜けしてしまう。まさか、弟に興味があったとは。オレンジ色の光は、角度のせいで男にまで届かない。その少し不気味に感じる光の具合に、失言をしてはいけないと言われているような気分になる。
「グラサン先輩とはよく図書室でお世話になります。」
「グラサン…サングラスのことでしょうか。……そうですか。あの子にもちゃんとした後輩が…。」
少しだけ、ほんの少しだけ私に向いていた瞳が柔らかく熱を持った。
それは私を通して弟に向けられているものだろうとは理解しているが、端正な顔立ちにこれは目に毒だ。
そっと目を顔から彼のネクタイへと移して、先輩がこの場にいればよかったのにと思った。
先輩は私が一年の頃から面倒を見てくれているが、時折思い詰めたように言うのだ。
『俺は兄貴より劣ってるからな。あの人は俺に興味も示さないだろうよ。』
そして誤魔化すように、なんてな!と笑うと無理やり頭を撫でてくる。きっと顔を見られたくないからだろうけどいつもバレバレだ。彼は必ず悲しそうに顔を歪ませている。それがずっと私の目に焼き付いているのだ。
目の前に佇む先輩の兄は、僅かに柔らかくなった瞳のまま私に手を伸ばす。なんだろうと静かに手の動きを見ていると、頭の上で止まってから遠慮がちに手のひらが乗せられた。
「弟をよろしくお願いします。」
先輩と同じように、しかし少しだけ低い体温の手のひらが私の頭を撫でて直ぐに離れた。どうやら先輩の兄は学校の理事長室に用があったようでその部屋の前に到着したからだ。
「では。」
彼は今までのことが嘘のように瞬き一つで冷たい瞳に戻ったあと、私に背を向けて歩き出す。静かに遠ざかる後ろ姿に、私はただ
「先輩とお兄さんって、同じことするんだね。」
と誰もいない廊下で、手のひらが触れていた頭を自身で撫でながら呟いた。あの兄弟が容姿以外も似ている所があるというのは、私しか知らない情報ではないだろうか。そう思うと手に汗を握るようだった最初の時間も、誰とも張り合うことの無い優越感からチャラにできてしまうのだった。
【優越感、劣等感】
『優越感、劣等感』
ときに私は思う。人を作るのは優越感なのではないかと。今回の事件も、人をこの手で屠るというこの上ない【優越感】が世間を賑わす殺人鬼を形成していたのだから。
「…もう一度聞く。なぜ六人も殺した。」
「【優越感】だよ。何回も言わせるな。六つの、尊い命があの時は俺の腕の中にあるんだ。そいつを踊らせておくも、捻り潰してぐっちゃぐちゃにするのも俺次第。この気持ちよさが分からねぇかなあ。他のやつには一生かかってもできない経験だぜ。」
この手の狂人は何人も見てきた。正直こういうやつは嫌いじゃない、むしろ好きな部類だ。だが、法の番人として裁かなければならない。
「その気持ちよさを味わったことでお前の人生は終わったわけだが、後悔はないのか。」
「あると思うか?ここは日本、死刑はこの十数年執行されていない。終身刑だろうと無期懲役だろうと獄にぶち込まれるだけ。あんなことをしたあとに無料で住処と飯が貰えるんだ。こんなうまい話はない。」
「そうか。」ドサッ
私は100ページほどもあろうファイルを取り出した。
「あ?なんだよこれ。解決事件簿?」ペラッ
「警視庁が解決できていなかった事件、且つ私が解決した事件をまとめたものだ。」
「…おい。なんで」
『優越感、劣等感』
「努力が足りないから何時まで経ってもそんな暮らしなんだ。
怠惰な奴らだぜ」
「……運が悪かったんじゃね?」
「そんな訳ないだろ。
今の世の中は平等社会だよ」
「ふーん」
「運が良いだけで俺達よりも贅沢な暮らしを
してるんだ。
羨ましい奴らだぜ」
「……いっぱい努力したんじゃね?」
「そんな訳ないだろ。
今の世の中は格差社会だよ」
「ふーん」
「何で俺は努力してるのに報われないんだ」
「運が悪いくせに努力が足りないからだろ」
『優越感、劣等感』
この感情がなければ、生きるのがどれほど楽か。
でもこの感情がなければ、恐らく楽しみもない。
毎日この感情に左右され、落ち込んだり喜んだり。
だがそれが人間なんだろう。
この感情がなければ、それはロボットに近い。
人間だからこその感情なんだ。
だから。
どんなに劣等感を抱いても。
優越感に浸っていても。
人間を楽しめていれば、それでいい。
「優越感、劣等感」#1
優越感、劣等感での浮き沈み
共に他者に依存しすぎた末のもの
自分の価値を見失っている状態
己を認め己と向き合うことで
自分の立ち位置、価値がわかるもんぞや
穴のあいたコップに
どれだけ水を注いでも
満たされるわけがない
優越感と劣等感に
それほど差があるようには思えない
1件のLINE
あまり
好きではないです
孤独になるほうが
いいです
優越感に浸る一瞬。
劣等感に潰される毎日。
人と比べて勝手に落ち込んでる私。
理想像に近づくための覚悟が足りないのは分かってる。
刻々と過ぎる時間。
小学生の頃、冬休みの課題の中に
書き初めを提出するというものがあった
僕は書道に精通している祖母の家に丸2日通い
何十枚という数の「富士山」を書き
これならいいだろう、と太鼓判を押してもらった
1枚を手に家に帰った
母はそれを見るなり酷い顔をした
名前の書き方がおかしいから書き直せ、と
気付けば目の前にはもう見飽きた
習字セットが広げられていた
僕はひどく疲れていたので気力もなく
ぼうっと硯の上で筆を遊ばせていると
突然母に殴られた
その後泣きながら書いた1枚は
特選に選ばれ、県から賞状を貰った
母は自分が殴ったからとれたのだと笑っていた
当時の僕はクラスから浮いていたので
陰で何かを言われた気がしたが
そんなのどうでも良かった
あんな紙屑燃えてしまえ、と思った
優越感なんてものはどこにも無かった
今でも時折この出来事を思い出す
多分もう消えることはない
僕の中の黒点の一つ
ひどく睨んでくる黒点の一つ
何か物事を成し遂げた時には
『やりきった』
という優越感と
『僕なんかで良かったのだろうか』
という劣等感が同時につきまとう
『優越感』と『劣等感』は
僕の中では表裏一体だ
勝てるわけない。
勝てるものなんて、ひとつもない。
知っている。分かっている。
なのにどうして、負けているはずがないなんて思うんだろう。
こんな自意識、要らない。
「優越感は知らねぇ。劣等感はバンバン出てくるわ」
文章を組みながら、某所在住物書きが呟いた。
自分より短く、しかし読みやすい、あるいは面白い文章。ためになる豆知識。もしくは自分より長いのに、自分より読みやすく引き込まれる物語。
それらの投稿が、物書きには劣等感であり、目標であり加速剤であった。
「ちなみに類似のお題としては、3月26日に『ないものねだり』があったわ。隣の芝生は青く見える、みたいなネタ書いたな」
劣等感が「無いものねだり」なら、優越感は何だ。物書きはしばらく考え、答えは何も出なかった。
「にしても飯ネタこれで3連チャンだわ。頭固いのもバチクソ劣等感よな……」
――――――
職場からグルチャのメッセが届いた。
祝日、来週月曜の東京の、最高気温が38℃予想で、翌日火曜も36℃予想。
暑さに弱いとか、暑さを感じづらい年齢層とかのひとは、来週無理せずにリモートワークを活用するように。とのこと。
ブラックに限りなく近いグレー企業の私達にしては良心的な通達だ、と思ってたら、別グループの方で、噂好きな隣部署の垂古見さんから早速タレコミが。
『昨日無理して出てきた総務課の課長と課長補佐が揃って帰宅後ダウンしちゃったんだって』
あっ(察し) はい(熱中症マジ注意)
「上」が倒れちゃったから、「下」が倒れた時より至極真っ当な采配したんですね。
ふぁっきん(訳:下っ端も大事にしてください)
「先輩どうする?来週もリモート申請する?」
「ん?うん」
「来週もエアコンとランチ、たかりに来て良い?ちゃんと代金半分出すから」
「うん」
都内某所某アパート。防音防振対応の静かな部屋。
電気代節約と、作業効率アップのために、おとといから職場の先輩宅にまかない付きでご厄介になってる。
今は今週3回目のまかないランチ中。
防災非常食を兼ねたレトルトの白がゆと、フリーズドライのクリームオニオンポタージュを使った、チーズリゾットをご馳走になってる。
半熟卵とゼロ糖質パスタに見立てた糸こんは、セルフで入れ放題だ。
味が付いていないから、色々アレンジできるのさ。
先輩がおかゆをコトコト温めながら教えてくれた。
白がゆに、ミネストローネと卵をブチ込めばオムライス風。卵スープなら卵雑炊。サバ缶だのレトルトだのを混ぜるだけなら火も電気も要らない。
便利なものさ。先輩はそう付け足した。
良いな私料理の引き出し少ないもん(劣等感)
でもそんな先輩の料理シェアしてもらえるの、きっと長い付き合いの私と、先輩の親友の宇曽野主任くらいだもん(優越感)
先輩マジ先輩(いっそオカン)
「先輩どしたの。私ばっかり見てるよ」
「気に障ったか。すまない。失礼した」
「違うって。どしたのって」
「なにも。ただ……美味そうに食ってくれるなと」
「ふーん」
オニオンクリームパスタならぬ、オニオンクリーム糸こんを、ちゅるちゅる。
罪悪感から解き放たれてちょっと幸福に食べる私を、そこそこ穏やかな目で見る先輩。
「お前こそ、どうした。そんなに私を見て」
「先輩糸こん追加よろ」
「話をはぐらかすな」
多分、先輩のこんな顔知ってるのも、私と宇曽野主任くらいなんだろうな。
誰に対して、でもないけど、なんか優越感の湧き出てきた私は、追加の糸こんをちゅるちゅる、ちょっと幸福にたいらげた。
想いを寄せているあの人とは幼い頃から一緒にいて、その分話すこともたくさんあったのに…
あったはずなのに………
私の方があの人のことを知っているはずなのに、後から来たあの子に取られた気がして仕方がないんだよ…
人間、生きてるから劣等感なんか生まれるんだ。
ってことは死んだら優越感に浸れるのかしら。
『私の努力』
私はいつだって1番だった。
勉強も、運動も、容姿も、性格も。
いつだって褒められてきた。
勉強も必死にやった。
難関大学に合格出来たくらいよ。
天才じゃないから、他の人よりたくさん勉強した。
運動だってたくさん頑張った。
バスケもバレーも、女子のなかで1番上手だった。
運動だって、元は苦手だったけれど小学生の頃から放課後ほとんど毎日ランニングして基礎体力をつけた。
容姿だって小さな頃から恵まれて、お母さんに似て可愛い子だって言われ続けてきた。
実際、何人に告白されたか覚えていられないほどは告白された。
でも天然のままじゃない。美容に気を遣った。毎日筋トレをした。自分が可愛くなるための努力を怠ったりしなかった。
私のこの黒い感情を表に出さず、笑顔で
誰に対しても変わらぬ態度だった。
色んな人から性格もよくて顔も良い人に初めて出会ったと言われた。
でも私は、性格だけはダメだった。
取り繕うことは上手く出来ても、性格だけは嘘をついている。私の中の黒い感情は、嫉妬、羨望、優劣感、劣等感で渦巻いていた。
小さな頃からたくさん褒められた。
努力をしてきた。だから、努力をしない人が嫌いだった。試してみようともしないでいる人がどうしようもなく苦手だった。
なのに、今ここで、私が所属する会社で1番愛されているのはどんくさくて化粧っけもあんまりない少しぽよんとした可愛らしい女の子だ。
本当に性格が良いとはこの子のようなことを言うのだと劣等感に苛まれる。
私の性格が本当は表に出ているようなものではないことは私が1番よく知っている。本音と建前も見分けがつく。私がそうだから。
でもこの子は、全て本心から出る言葉。そしてその言葉がとても綺麗だ。
だから私は、ただ嫉妬を、羨みを表に出さないように必死になるのだ。
なんて話を、あるときその子にしたら
「そう思える人は、本当にとても優しいものなんですよ。それに勉強も運動も、見た目だってこんなに努力しているのがそもそも凄いんですよ。
…あと、本当に性格が悪い人は心のなかで思っていることはおろか、普段の言動もとげとげしいの。でも貴方はとても優しくて、とげとげしさなんて感じない。本当に優しいんですよ」
そう言ってくれた。
お題:《優劣感、劣等感》
『E』、私を仮にそう云おう。
仮に、私と対になる者を『W』と呼ぼう。
Wは、Eとは多くが異なる人だった。性別は勿論、価値観も異なる。Eとは異なり、Wは人を愛すことも愛されることも知っている人だった。
EとWの決定的な違いは、仕事への考え方だった。
Eは、何よりも依頼主からの指示に従順で忠実だった。Wは、何よりも独善的で、依頼主からの指示を平然と無視した。
Eは忠実さと従順さで、此の地位を掴んだ。しかし、Wは己の技力のみで、此の地位を掴んだ。
其れが…其の紛れもない事実が…Eには、辛かった。なによりも、残酷で…不平等な現実だった。Eには、運命に抗い、戦う知恵も…考える事さえ、無かった。
竹のように靭やかなで、蓮華のように泥の中でも咲く花のように生きる、W…貴方のように成りたかった。
『生き方は、人…其々、ふたつとして同じ人が居ないように、ふたつとして同じ生き方は存在しない。だから、己の生き方を恥じる事は無い。』
此の言葉を貴方から聞いた時、私は膝から崩れた…視界がぼやけ、涙が溢れて、溢れて、止まらなかった。
今迄、何度も…呪い続け、縛り続け、否定し続けた生き方が報われたように思えた。
優越感も劣等感も、どちらも苦手だ。
どっちかを思えば、反対にもう一つも感じてしまうから。
テストの点数が良かった、他の人が遊んでいる時に沢山頑張ったから。そんな周りを見下してしまう考えの自分が嫌になる。
自分は誰の役にも立てていないことに嫌になる。けれど、きっとあの人よりは誰かのためになってるはずだ。
キリがない。
自分より上の人がいる。その人達は自分よりずっとずっと努力してきた人達。そう分かっているはずなのに、距離を分からされる度に心が荒れる。
どうしても自分より下に人がいるとしたくて、勝手によく知らない人へその役目を押し付ける。
優越感が無いと、他人への劣等感でどうにかなりそうになる。けれど、優越感に浸る対象にされたその人も、自分よりずっと立派な人なのだ。
家の中。
今日は何もしなかった。ずっとスマホとパソコンをみているだけ。気がついたら夜だった。
外から聞こえる笑い声。そんな風に自分は誰かを遊びに誘う勇気もない。
家の外。
あの人かわいいな。あの人かっこいいな。あの人の服装好きだな。凄く綺麗な髪の毛だな。髪型オシャレだな。笑顔で話している、幸せそう。
下手くそな化粧。見れば見るほどダサく感じる服装。髪の毛がボサボサで何度も整える。どの髪型も似合わない。人と話す時、緊張して早口になる。言葉が詰まる。ああ、失敗してしまったな。
毎日、優越感と劣等感のジェットコースターだ。
このジェットコースターから降りれたら、どんなに楽になれるだろう。
ジェットコースターのスピードを落とす方法は教えられても、誰も降りる方法は教えてくれない。