『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
かぼちゃ…158円
…38円
人参…198円
じゃがいも…298円
トマト…88円
バナナ…188円
ナス…178円
ルー・・・278円
チーズ…198円
ポテトチップス…98円
カラームーチョ…108円
蒲焼さん太郎…14円
(りんご)…198円
いちご…498円
みかん…498円
「地獄カレー10辛、ブートジョロキアマシマシで」
「……お客さん、それは」
「できませんか?」
「食べきれない場合、食べ残し料金を頂きますが」
「知ってます」
優しくしないでください。
【お題:優しくしないで】
「優しくしないで」
君の言葉には優しさがない
冷たい言葉が宙を舞う
私の心を傷つける
優しくしないで
愛のような暖かさはどこに?
君の視線は冷たくて
私を見つめない
優しくしないで
優しさの欠けらを探しても
見つからない
君の心は閉ざされてる
優しくしないで
何もかもが苦しくなる
君の無関心が
私を窒息させる
優しくしないで
でも私はもう耐えられない
優しさのない世界で
私は生きていけない
優しくしないで
死にたくて 消えたくて 居なくなりたい この 世の中 。
" 我慢 " ばかりで 。 キャラ付けした 自分に 縛られて
意味のわからず 生きていく 。
理由なんて ないくせに 生きてて 楽しいなんて
思ったことも ないくせに
楽しいふり 、 嬉しいふり 、 .. w
何回も何回も嘘をつき続けて
愛されているのも辛くなってきて 。
.. もう 、 わからないんです
息苦しい 。
「『何』に対する失恋か、失恋に至る『前』を書くのか失恋したその『後』を書くのか。いっそ失恋『した際に役立つかも知れない情報』でも公開するのか。今回もアレンジ要素豊富よな。ありがてぇ」
まぁぶっちゃけ俺ぼっちなので。恋とはちょっと縁遠いので。某所在住物書きは自慢でも自虐でもない、フラットなため息を吐き、長考に天井を見上げた。
チラリ見たのは己の財布。じっと見つめ、息を吐く。
「福沢諭吉に熱烈ラブコール送ってるが、物価高でフられ続けて全然貯まりゃしねぇ、ってのはベタ?」
――――――
星の数だけ「優しい」があり、「優しさ」があり、その受け取り方も多々あろうかと思います。
苦しい人に寄り添い言葉に耳を傾けるだけの優しさもあれば、傷ついた人の声を代わりに叫んでやるのも、心の冷え切ってしまった人をあっちこっちに連れ回して、強制的に温め直してやるのもあるでしょう。
これからご紹介するのは昔々の失恋話。
人間嫌いで寂しがり屋だった捻くれ者の、若気の至りなおはなしです。
「珍しいな。こんな時間に会うとは」
年号がまだ平成だった頃の都内某所。宇曽野という男がおりまして、捻くれ者の親友でありました。
捻くれ者は、今は合法的に改姓して藤森という名字ですが、当時は旧姓で、附子山といいました。
「何かあったのか。俺が聞いても構わん話か」
それは日付が変わって間もない時間帯。場所は自宅近所の深夜営業対応カフェ。
大きなキャリートランクと一緒に、頼んだコーヒーに口もつけず、額に組んだ手を当て深くうつむく附子山を、宇曽野は見つけて、相席しました。
「宇曽野」
泣き出しそうな声で、附子山がぽつり聞きます。
「お前も裏で、私を指さして、笑っているのか」
ただ事じゃない。宇曽野はすぐ気付きました。
どうやら重傷のようです。致命傷かもしれません。
「そう疑った経緯は?」
ひとまず、話を聞こう。宇曽野はテーブルの上の冷えきったコーヒーを一気にゴクリ飲み干して、同じものを2個、頼み直しました。
「分からなくなった」
「何が。俺が?」
「お前も。加元さんも。皆。みんな」
「『加元』ってあいつか。お前に一目惚れして、お前自身も惚れた初恋の。どうした」
「本心を見つけたんだ。呟きの、別アカウントを。
私に笑顔をくれた、『好き』と言ってくれた裏で、正反対の呟きをしていた。……『頭おかしい』だとさ」
「そうか」
「『地雷』って、なんだ。『解釈違い』って何に対する解釈だ。どうして、本心では嫌いなのに、私を好きな演技などするんだ」
「そうだな」
「もう、疲れた。もう恋などしない。もう……人の心など、良心など信じない。人間など……」
「疲れたか。だろうな」
要するに、失恋か。
新しく届いた、湯気たつコーヒーに口をつけて、宇曽野は理解しました。どうやら附子山は、この真面目で根の優しい雪国出身者は、遅い初恋の相手に心をズッタズタのボロッボロにされてしまったようです。
きっとアパートも職場も全部「清算」して、トランクひとつで区を越えて、夜逃げしてきたのでしょう。
「新しい部屋は?もう決めてあるのか?」
やめろ。優しくするな。
宇曽野の気遣いの申し出に、附子山は小さな小さな、悲しい声で懇願します。あんまり心の傷が深過ぎて、あんまり魂の炎症が酷過ぎて、優しさを「優しさ」として受け取ることができないのです。
失恋が相当響いたのでしょう。少し触れば、すぐ割れ砕けそうな気配でした。
「苦しいなら、一度ウチに寄れ。温かいメシと飲み物と、話し相手くらいは出してやれる」
優しくするな。優しいふりをするな。
附子山は泣きそうな震え声で、そう繰り返しました。
その後なんやかんやあって、捻くれ者は新しい職場と新しい部屋で再スタートをきり、後輩とカラフルアイスティーだのカラフルマカロンだの食ったり飲んだりなんかして、そこそこ穏やかな失恋後ライフを送ることになるのですが、
その辺に関しては、過去投稿分参照ということで。
おしまい、おしまい。
カンカンカン、と踏切が鳴り、電車がホームに入ってくる。
私は立ち上がって、白線の前に立ち、開いた扉の中に入った。
発進した電車の揺れに転ばないよう、手すりにつかまって、車窓を眺める。
よく見る街並みや、田植えの終えた田園風景が過ぎ去った。
優しくしないで
優しくしないでほしい
人生は厳しいのだから優しくしてもらう必要なんてない
その代わり私もあなたに厳しくさせてもらうよ
一番やめて欲しいことは他人には厳しく自分には甘いあなた
もう優しくなんてしないよ
「好きです…」
勇気を振り絞った一世一代の告白。
そんな告白に彼は眉を垂らした。
「え、それ本気で言ってんの?」
小さく頷く。
と、彼は悲しそうに笑った。
「そっか」
まるで嘘であってほしかったかのように。
あぁ、これ振られるんだよなぁ。
考えたら急に悲しくなってきて下を向く。
本当、馬鹿だな、私。
これからも関わってくいくのに、気まずくなっちゃったじゃん。
「何で?」
「え?」
「何で俺なの?」
「…気遣ってくれる所とかを好きになったの」
「俺等、幼馴染じゃん?どうして今…」
「何となく分かってたの、だけど認めたくな無いっていうか…意地はって先延ばしにしてきた。でも、認めざるおえなくなった。きっかけは夏休み。アンタと親友が二人で出掛けるって話聞いてモヤッとした。アンタ達の関係に妬いた」
「…知ってたの?俺達が付き合ってるって。俺は勿論、沙矢(さや)にも黙っとくよう言っといたんだけどな」
「気づくよ、そりゃあ。だから、これは私が満足する為の告白。沙矢にも告白するって言っといた。もうこれでおしまい。アンタは私を振ってこれからもなにも無かったように生きていく。私達の関係は変わらない。けどアンタには沙矢がいる」
涙が出てきた。
やがてその涙は私の頬をつたい地面に落ちる。
「だから!だから!!………だから、もう、これ以上優しくしないで…」
こんな告白、こいつには、海(かい)には重すぎるかもしれない。
海は何時だって優しかった。
格好良かった。
護ってくれた。
寄り添ってくれた。
慰めてくれた。
だから、こんなときだって私に優しくする。
寄り添ってくれる。
私の目の前には海のハンカチがあった。
汚れ一つ無い真っ白なハンカチ。
まるで、海の心みたい。
海はもう私の頭を撫でてはくれない。
ずるいなぁ。
沙矢が、羨ましい。
いや、違うの。
沙矢は努力した。
意地をはってた私とは違う。
純粋で、汚したくなるほど綺麗な心は海と同じ。
だから惹かれた。
そんな彼女が好きだった。
一番の親友だった。
だったら喜ばなくちゃ。
努力は結ばれた。
無事に付き合った。
良いことでしょ?
私は彼女を嫌いになれない。
それは、海も同じ。
あぁ~あ。
私はきっと地獄に堕ちる。
親友の幸せを喜べないなんて、私の心は汚れているの?
だから、海とも付き合えないの?
それとも、最初から私と海の糸は繋がってはいなかったの?
誰かに切られたんじゃなくて?
それならなんで?
私は海を好きになったの?
この気持ちは恋心じゃ無かったの?
そもそも、この好意は海にじゃなかった?
じゃあ、一体誰に向けたものだっていうの?
沙矢?
どうして、そんなのあんまりじゃない?
じゃあ、私の運命の糸は最初から何処にも繋がっていなかったの?
ずるいと思ったのは、紗矢にじゃなくて、海ってこと?
叶わない恋なんてしたくなかった。
それじゃあ、今抱いているこの嫌悪感は、海に対して?
恋敵に優しくされたくなかったの?
「どうして、優しくしちゃいけないの?」
「…………私は!アンタなんかに!慰められたくない!」
「え、ごめ」
「そうやって!謝らないでよ。とにかく、もうこれ以上優しくしないで」
後ろも見ずに歩き出す。
どんな顔をしているだろうか。
それとも、私の言葉なんかじゃ心には響かないのだろうか。
これからはどんな顔で会えば良い?
分からない。
今もなお止めどなく溢れてくる涙の止め方を知りたい。
今日が初めて、優しさを気持ち悪く感じた日だった。
ー優しくしないでー
【優しくしないで】
あなたに優しくされるたびに
私は踊らされてばかり
あなたに私はどう写っているのかしら?
きっと道化師にでも写っているんでしょう?
でも今度は
私があなたを踊らせる番だから
お題:優しくしないで
たま〜に誰かから優しくされると、その人に対して
(え…死期でも近いんか…?)
(…何か企んでる…?)
と大変失礼に疑心暗鬼になってしまうので、私には特に優しくとかはしないでいいです笑。
でも、優しさってなんだろうね?
もうそこから分からなくなってる件。
私さ〜言ってなかったんだけどさー。。
少しの間。
もう20年来の私の親友。昔も今も明るい笑顔は何も変わってないように見える。
ただ時の流れと共に彼女なりの経年劣化、いや経年美かもしれない。独特な雰囲気を漂わせている。
昔も今も変わらず私の大好きな友達だ。
フッと決心したような目をこちらに向け淡々と話し始めた。
私さ〜旦那とセックスレスなんだよね〜
親友は氷の溶けきったアイスコーヒーを1口喉に流し込む。
えっ。いつから??
咄嗟にでた。
そして私の中に親友のご主人が即座に思い出される。
恰幅のいい陽気な男。
いつも親友と出かけたり飲みに行ったり仲睦まじい夫婦だなとずっと思っていた。
2人のセックス事情までは考えたこともなかったが。。
う〜ん。もう10年はたつかな。何かさ〜愛されてないとか女として見られてないってこと誰にも話せなくてさ。。恥ずかしいとか惨めとか色んな気持ちがあったんだと思う。
再びアイスコーヒーに目を向け中身が入ってないことを確認してストローで溶けた氷をつつく。
でもなんか今日あんたの顔みてたら急に話せる気がしたんだよね。。
なるほど。。てかさ〜うちもなんだよね笑
私もスーッと胸が軽くなったような気がしてなんのてらいもなく言葉が出た。
親友は少し驚いた表情をみせた。
ええっ。あんなに仲良しなのに?いつも2人でお出かけしたり飲みいったりしてるじゃん!!
私は吹きだしてしまった。
私もあんたからセックスレスて言われた時同じこと思った!あんなに仲良しなのにって!
そして私も同じ理由で誰にも話せなかったんだよ今まで。
そう伝えた。
2人で笑った。
それはもう面白いとかそういうことではなくて。
世界中に突然誰もいなくなって、たった1人になってどうしようどうしようってパニクってる時に親友が不意に現れた。例えるならばそれくらいの安心感にも似た気持ちだったのかもしれない。
女として見てもらえないのつらくなかった??
親友はもう言葉を選ぶ様子はみられない。
心の声を吐き出そうとしているように見えた。
辛かった〜。初めの数年がほんとにやばかったな〜
旦那に殺意すらあったもん。
私ももう言葉を選ぶつもりはなかった。
それこそネットで検索しまくってさ〜どうしたら解決するんだろ?てそればかり考えてた。
話し合った方がいいとかその話はしてはいけないとか下着を変えろとかマッサージから始めろとかね。。
一気にまくしたてる。
親友は少し前のめりになりながら。
わかる!!私もそうだった。あれがいいと言われたらそれを試して失敗して。。それの繰り返しだったな〜でもなーんにも効果はなくてさ笑
お金出してセックスレス解消サロンみたいなのに入ったこともあるんだけど結局は精神科に夫婦カウンセリングいけって。そこでやめたわ〜
ふふっと笑いながら話す親友。
私もうんうん力強く頷いた。
まさかこんな所に同士がいたなんて思ってなかった。
私がかわいかったりさ〜胸がもっとおっきかったり、若ければこんなことにはならなかったのかなー
旦那に言われたんだよね。おまえだからできないんだよって。。ガツガツすんなよって。
胸が締め付けられるかと思った。
私も全く同じようなことを言われていた。
眠い、今日は疲れてる、休みの前の日じゃないと。。散々言い訳を告げられてきて、挙げ句の果てに言われた一言。
私の心を殺した呪文。
辛かったよね。めちゃくちゃわかる。。
そういうと泣けてきた。
私だけ辛いと思っていた。
そうではなかった。親友もこの辛さを抱えていたのだ。
親友も涙を浮かべていた。
あんたも私もさ、悪くないよ。
そんでついでに旦那も悪くない。
飲みたくもないもんとか食べたくもないもん無理矢理飲み食いさせられたくないだけで。。
泣き笑いする親友の笑顔は昔と変わってないようでやはりどこか昔と違う。
まあ確かに無理矢理、食べたくもないもん口に突っ込まれて飲み込めって言われたら恐怖よね。
私も笑ってしまった。
下手に慰めてこない。
そして誰のことも悪く言わない。
私は親友のそういうところにずっと救われてきた。
昔も今も。
うんうん。そんなことされたらトラウマなるわ。
確かにね。
話したいことも聞きたいことも本当はもっとたくさんあったはずなのに。
私達はもう何から話せばいいのか何を聞けばいいのかよくわからなかった。
離婚するの?
沈黙の後、唐突に出た質問はそれだった。
きっと私が1番悩んでるところ。そこが自分でも思いがけず不意に出てきた気がした。
質問した瞬間に自分の気持ちがわからなくなった。
自分こそそこを悩んでいるんだと確信した。
期待を込めた目で親友を見つめる。
親友は目を伏せてうーんと何やら困り顔をしている。
離婚。。離婚かぁ。。
たださ、1つ言えることはさ。
強がりとかではなくて本心なんだけどね。
もう私も今更、旦那とセックスする気になれない。
て、いうか旦那とセックスする自分が想像つかないんだよね。。
共感しかなかった。
私もまさに同じだったから。
悩んだのは初めの数年。
そのうちにないことが当たり前になっていき、旦那とのセックスは私の中で想像すらできない異次元のモノとなってしまった。
だからさセックスレスだからって離婚する必要はないのかなて私は思ったかな。いま!この瞬間にね!
親友は少し晴れ晴れとした顔をしているように見えた。
あんたいい質問してくれたわー。
親友はスッキリした笑顔を見せて残っていた氷を口に含んだ。
確かに。確かにそうだね。
私も残りのアイスコーヒーを口に含む。
離婚はパワー使うからさー。
借金あるわけじゃなし、浮気してるわけでもなし!
バツイチの親友はそう語った。
確かに。彼女の1度目の結婚は壮絶なものでそれに準じて離婚までのストーリーも壮絶だった。
この話はまたどこかで話せたらと思う。親友の許可が取れたら。。
私達は店を出た。
駅まで歩き、じゃあまたね。
そう言って歩き出した親友。
昔より少し丸くなった背中がどんどん見えなくなる。人混みに紛れて。
何も解決してない。
状況は変わっていない。
でも心の中は広く晴れ渡り清々しい気持ちでいっぱいだった。
今日、親友に会えてよかった。
本当に心からそう思えた。
⚠️ワンクッション⚠️
・BL・腐です。
・マッシュルの二次創作です。
・パチョマク🍥🎈です。
・文変
解説?
どっちもお互いのこと好き。
パチョは神格者戦後のマックス先輩を人として、恋愛対象として、好きになった。
マックス先輩はあんなことされたけど今は良い奴だしなーから毎日観察されてて不意にカルパッチョなら良いかも的な感情にィッ!!
これぞまさしく純粋な恋愛。
パチョマク🍥🎈
最近の僕の趣味はマックス先輩の観察だ。
「カルパッチョ、また俺の観察か〜?」
ほわっと明るい雰囲気を纏って先輩は微笑んだ。
どうやらバレたらしい。
それほど仲良くもない僕と愛想良く接してくれる。
僕は少し間を置いて返事した。
『うん、先輩身体もう痛くないの、?』
少し気まずくなりながらも、神格者戦で傷つけてしまった身体のことを聞いた。
「ん?俺の事心配してくれるのかー!カルパッチョはいい後輩だなー」
あんな大怪我させたのになんてお人好しなんだ、
「カルパッチョこそ頭大丈夫か、?ラケットで殴られたって聞いたけど、」
『僕はいいんだよ、先輩にあんなことしたんだから』
「でもなー人に暴力したからって傷ついていい人なんていないからなー」
カルパッチョにはそのお人好し思考が意味不明だった。
「ちょっとおいで!」
手をブンブンさせておいでおいでしてきたマックス先輩
言う通りに目の前に行くと屈んでと言われたので
屈むパチョ
急に頭を撫でられて、
「痛かったな〜、早く治りますように」
ってよしよしされた。フリーズした。
10秒ほどフリーズし、気が済んだのか
よしよしをやめた先輩。恥ずかしさと尊さと色々交わって愛おしすぎて立って先輩の腰に腕をまわした。
いわゆるハグ。
照れ照れした顔でカルパッチョが
『先輩それだめ、』
少し反省した様子でマックス先輩が
「す、すまん、嫌だったか、?」
って言うもんだからパチョHPゼロに
ぼふっって先輩の方に顔埋めて充電するパチョでした。
なんか俺たち距離感バグってね?から始まる
両片思いラブストーリーーーーーーー
あとがき
なんか文がごたごたになっちゃった、
パチョマクっていいよな会でしたーー
文ストはおだいに合う!ってカプがいたらすっごい描きたい!ここまで見てくれてありがとうございました!
それじゃーばいねーーー
うごわより
『優しくしないで』
今まで調子こいてた罰が当たったのか、それともこうなるように出来ていたのか、お金も部下もオトコも居場所もすべて失ってしまった。都会デビューとして振る舞っていたすべてが否定されたように感じて、気づけばもう帰るまいと思っていた故郷の最寄り駅に降り立っていた。
駅からタクシーに揺られて辺鄙な町へと辿り着き、田植えの準備をする人たちからじろじろと伺う視線を感じながら実家の前まで歩いてきたけど、扉に手が掛からない。けれどひとりでに引き戸は開けられ、中から出てきたのは母だった。野良着に日除けの付いたつばの広い帽子を被って、農作業へと出かける格好をしていた。
「おかえり」
何も言わない私の手から少ない荷物を引き取って家の中へと戻る母。かつてひどいことを言ってこの家と町を出たはずだけど、何がそんなに嫌だったのか、何を言って飛び出したのかも覚えていない。いつの間にか戻ってきた母が私の傍で手を取っていて、どうしてだか涙が出る。
「小さい頃と泣き方が変わんないわね」
優しくしないでと言いたかったけど、喉が詰まって言葉が出ない。本当はずっと、誰かに優しくされたかった。
中学の時観た、劇場版『銀河鉄道999』の挿入歌に「やさしくしないで」というのがあった。
これは、『999』を軸にして、実は松本零士ワールド全開の映画だったので、当時のファンは大喜びした。どこがと言うより、全編ずっと面白かったのだが、
「やさしくしないで」は、リューズという、酒場の歌手(美しい女性)がギター抱えて歌うのだが、
西部劇と、昭和の新宿ゴールデン街を足したようなディープな雰囲気の暗い酒場で、藤圭子(宇多田ヒカルの母)みたいに歌うのだ。
私はこの曲がとても気に入って、シングルレコードを買ったくらいである。言っておくが、私はレコードなんか滅多に買わない男だったのだ。
歌詞が素晴らしかった、
特に2番、
🎶何が欲しいと 言うの
私 それとも愛
疲れ果てた 心には
やさしくしないで させないで
誰でも昔ばなし ひとつやふたつ
大事そうに 語るけれど
それで どうなるの 🎶
映画では、もう酒場に朽ち果ててしまったような客やホステス達が、
リューズの歌にみんな涙している。
機械の身体で永遠の命を手に入れて居るのに、みんなが遠い昔を思い出し、泣かずには居られなくなるのだ。
リューズは、敵の機械伯爵の愛人という設定だが、そんなの関係なくいわゆる大人の「イイ女」なのである。
こんなのを見て、当時14か15歳の少年が胸打たれたのである。その歳で既に私は老成していたのか?
いや、もちろん違う。けれど、良い詩は、幼い者にもだいたい全てが伝わってしまうのである。
この頃ちょうど、漢詩を習っていて、
王翰の「涼州の詩」も読んでいた。
葡萄美酒夜光杯 (ブドウの酒を、月に輝くこの杯で飲もう)
欲飮琵琶馬上催 ( 馬上で鳴らす琵琶の音につられ、つい飲みすぎて)
醉臥沙場君莫笑 (酔うて砂の上に寝転がっていても、 君よ、どうか笑うなよ)
古來征戰幾人回 (昔から、大勢の人が戦いに赴いた、でもそこから、幾人も帰っては来れないのだ)
これもやっぱり理解出来た。
理解できるだろうと考えるから学校でも教えたのだろうが、
まあ、分からない人には分からないかも知れないが、
分かる人には分かるのである、子供だとしても。
>疲れ果てた 心には
やさしくしないで させないで
ああ、そうなんだな。
こんな私に優しくしないで、
勘違いしちゃうでしょ。
それとも貴方は、
それを狙っているのかしら?
だったら、
踊らされてみるのも悪くはないのかも。
その代わり、私だって、
貴方を振り回してあげるんだから。
「 」
は?
いや、そもそも
「おーい。おまたせー…って!え!どうしたの?!」
「よ。めずらしく早いね。これ?濡れてんだよ。」
「ちょ、ちょっとまって…ハンカチ、ティッシュ…」
「ああこれ水じゃなくてレモネードだから触ったらベタつくよ。気にしないで。」
「そんなわけにいかない!はい!とりあえず頭と顔を拭いて早く行こ。シャワー貸してもらおうよ。」
「…わかった。ありがと。あのさ、聞いてほしい。」
僕には付き合っている人がいるわけで。その人は特別。
それ以外の人間はそれ以上でもそれ以下でもない。
だから普通にしているだけ。
なのにさあの女ときたらこんなことぬかしやがって。
そして僕はこうなった。訳わかんないんだけど。
「…期待させないで、とか?」
「言ったよ。恋人いるって。」
「えと、ええと…。」
「聞いてほしかっただけだよ。別に何か言ってほしいわけじゃないから。」
「ええ…じゃあ、あの…スマホ無事で良かったね…。」
「まあね。」
「いや、その前に熱いコーヒーとかじゃなくて良かったね…やけどしたら大変、だし…。」
「そうだね。」
こいつ、うーんうーんってずっと悩んでる。無い頭をひねって僕を慰めようとしてくれてる。いいよ。いらない。
「僕は優しくされたい。いろんな人に。」
「…うん。私も。」
「あの女。たとえば僕が冷たくしたところで満足するの。しないだろ。それはそれでキレるんだろうな。」
「…うん。」
「あーあ。体冷えてきた。早くシャワー借りたい。」
「さっきあなたのハニーに連絡したから。すぐシャワー使えるって。あ、寒いなら私の上着着る?」
「嫌だよそんな派手で馬鹿みたいな服。お前ぐらいしか似合わないよ。」
「人が親切で言ってるのに!もー!」
僕は君に優しくしたつもりはないけど。
勝手な妄想で悲劇のヒロインになって楽しい?
君さ、自分のこと大好きだね。幸せそうでなにより。
優しくしないで
「ごめんね」は優しさじゃないよ。
「優しくない」って苦しむのは優しいからなんだよ。
「優しいね」って言わないから、そんな顔しないで。
優しさってなんだかわかったんだよ。
きっとそれは、どうしようもない愛なんだ。
愛するかどうか以前に、
もう存在してしまっている愛なんだと思う。
だから、「優しくしないで」なんて言われても、
無理だよ。僕だってどうしようもないんだ。
大切にさせてください。
1話を見ていない方は1話から!!
創作)2話 優しくしないで!
-翌日---
(職員室前)
八木千尋:お、相田さん、帰るとこだよね、職員室に用事?
相田:はい、提出物……
千尋:行きづらい?一緒に行こっか!
相田:あ、すいません、ありがとうございます!
千尋:失礼します!3年2組八木です
相田:失礼、します、1年1組相田です、えーと……
千尋:そのプリントって数学だよね
相田:そ、そうです…
千尋:岡先生と浦田先生いらっしゃいますかー?
岡:はーい、ちょっと待ってねー、ほら浦田先生行きますよ
浦田:え、呼ばれてました?すいません…
岡:はい、おまたせ!あら、相田さんも一緒ー?どしたの?
相田:これ、あの、提出の…
岡:はーい、ありがとうねー!あら、ちゃんと書けてるじゃないー!いつも不安そうだったから心配してたけど大丈夫ね!
相田:あ、ありがとうございます!
千尋:あっ、浦田先生、これ!
浦田:え、ノート提出明日までだよ?出しちゃっていいの?明日でもいいんだよ?
千尋:今日でも良いんですよね?
浦田:いや、それは勿論だけど…、え?!めっちゃ書けてるじゃん!!これなら全然心配しないよー、ありがとうねー
千尋:ありがとうございます、では失礼しましたー!
岡・浦田:気をつけてねー
相田:あの、副会長!!あんまり優しくしないで下さい!困るっていうか……
千尋:え??
相田:その優しさは会長に!!見てて幸せなんで…
千尋:でも、生徒も大切だから……うん、会長にはもっと優しくするよ!!
--翌翌翌日--
1年生A:私はこの人推しです!
千尋:えー、その人も良いよねー!!声可愛いしね!2推しだよ!
1年生A:え!マジですか、また語りましょう!!
千尋:うん!!楽しそう!
相田:ふ、副会長!!前優しくしないでって言ってすいません
千尋:相田さん!全然いいよー!あ、会長に優しくしたら「あんまり優しくしないで欲しい」って会長にも言われちゃった……
相田:マジ…ですか…、あの!私が優しくしないでって言ったのは、副会長が優しくて、あと可愛くて皆好きになってて、まずいかなって思って…
副会長:そっか、でもそれだけの為に冷たくするのはおかしいから!てか、惚れられるほど優しく無い気がするけど……まぁ、そういう事で!!ちょっと行かないとだから、またね!!
相田:はい!!また!!!
相田:もしかして会長って……
「その髪型素敵だね」
知ってる。
「その服、似合ってる」
知ってる。
「差し入れありがとう。これ僕が好きなお店のスイーツなんだ。覚えててくれたんだね」
当たり前でしょ。
だって今の私の全ては、あんたに近づくために用意したものだもの。
父を害し、その影響で母を再起不能に陥らせたこいつに仇なすため、いつだって好機を狙ってる。
やろうと思えば差し入れに毒だって盛れるし、ナイフで刺すことだってできる。
いっそ捕まったって良い。
けれどこいつに近づいてから、ナイフを握る手が緩んでしまうことが増えた。
こいつが気に入るメイク、服装、仕草……何でも好きなものを把握してそれを実行してるだけであって、褒められるのは想定内だった。
それなのに褒められる度、嬉しそうに目を細められる度にどこか喜んでいる自分がいた。
最近では、本当にこの優男がやったことなのか疑問が頭をもたげている。
その度に馬鹿げた思考を追いやる。
確実にこの男なのだ。
例えナイフを持とうとする決意の手を、優しく取られたとしても。
……もう少し、こいつの意図を探ってやろう。
*********
今日も彼女は可愛らしい。
僕に笑顔を振りまくその裏で、戸惑いながらナイフを握っているのはわかっている。
彼女を手に入れるのに障害となる、彼女の両親を排除して正解だった。
想定外だったのは、彼女が僕が思うより積極的だったこと。
そして、僕に近づくためだけに自分を捨てて、毎日僕の好きなことだけをしてくれること。
彼女の願いなら、仇を討たせてあげてもいいんだけど、優しくする度に決意の手が緩み、葛藤する彼女を見ているのはとても楽しい。
あとどれだけ堕とせるだろう。
できるなら、もう僕なしでいられなくなるまで。
「取る手を振り解くまでの間」
⊕優しくしないで
優しくしないで
「優しくしないで」そんな台詞を俺の前で
吐いて泣き崩れる女に俺はムッと腹を立てた。
だったら人前で泣くなよ その時点で
気に掛けて欲しいって言ってる様なもん
だろうが!!
全くムカつく女だ!!俺がお前の幼馴染み
だからって 都合の良い時だけ体良く俺を
使いやがって!!
自業自得だろう 俺があいつは
やめとけと散々注意したにも関わらず
「あの人はそんな人じゃ無い」だの
一点張りだったくせに....
結果やっぱり捨てられてんじゃん
そんなに目を腫らして 傷だらけになって
バカみたいに「あの人は悪く無い」なんて
言い張ってまだあいつを庇ってる
もういい加減にしろ!!
俺はとうとう堪忍袋の緒が切れて
拳を机に叩きつけた。
すると幼馴染みのその女は、大きな音に
吃驚したのか目を丸くして涙を止めた。
「なっ...」と一音を出して俺を見上げる。
俺は、がばっとそいつの肩に自分の手を
置いた。
そいつは、びくっと体を震わせて俺に
殴られるとでも思ったのか ぎゅっと目を
瞑る。
俺は、そいつの耳元に唇を寄せて囁いた。
「お前の望み通りにしてやるよ!!」
と俺の囁きに意味が分からないと言う様に
小首を傾げる幼馴染み
お前の唯一である俺と言う安全地帯
どんなに惨めな状況になっても
散々な目に遭っても俺と言う安全地帯が
ある限りこいつは、また同じ事を繰り返す
だろう... だったら逃げ場を無くしてやる
俺は、幼馴染みを俺の部屋から無理矢理
追い出し鍵を掛けた。
ドアの外でも泣き崩れるものなら
警察を呼ぼうと覚悟まで決めて
幸いそいつは泣き崩れる事はなかった
足音が遠ざかりそいつが踵を返し帰った事を確認すると俺は決意した。
そうして俺は、何も告げずあいつの前から
姿を消した。
電話も拒否しラインやメールもブロックして完全にあいつに干渉するのを辞めた。
俺がいなくなったあいつがどうなったか
知らない またしょうも無い男に入れ込み
泣いているか 下手をしたら世の中の
無情さに耐えられなくなって命を絶って
居るかもしれない
けど俺には関係無い 悪いけど罪悪感も
湧かない。
寧ろ恨まれて 俺にお門違いの憎しみを
持って俺に復讐しに殺しに来た方が....
反抗する気概があったんだと見直すかも
しれない
何時だって俺はあいつにとって都合の
良い安全地帯だった。
しかしそれも もうお終いだ
俺を恨むなら勝手に恨め
殺したいなら殺しにくれば良い
お前の感情の捌け口になるのは
何時だって俺だった。
安全地帯になって優しく守るのはもう辞めだ これからのお前の人生がどうなろうと
俺には知ったこっちゃ無いし
興味も無い
それにお前が言ったんだぜ
優しくしないでってな....
これからはせいぜい蚊帳の外の人間で
居させて貰う
お前が俺を見つけ出して会いに来た時
殺意を向けられるのを楽しみにしてな
泣きながら俺に凶器を向けるお前の顔を
見ながら死んで堕ちてってやるよ
お前と一緒にな.....