伝えたい』の作文集

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伝えたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/13/2024, 9:24:54 AM

あなたに伝えたかった。
 大好きだって。

 貴方に伝えたかったんだ。
 大っ嫌いだって。

 でも、伝えられないんだ。
 あなたは、私の嫌いなあいつが好きだったから。
 貴方は、私の大好きな彼が好きだったんだから。
 両思いなら、仕方ない。
 けど、許せない。

 みんな、許せない。
 私を残した彼も。
 私を惨めにしたあんたも。
 そして、本当の気持ちを伝えられない私も。
 みんなみんな、大っ嫌いだ。

 でも、2人には伝えたいんだ。
 せめてもの報い。
 『ふたりとも、お幸せに』って。

2/13/2024, 9:20:10 AM

「伝えたい」
僕は相手が何を伝えたいのかよくわかない
空気が読めないってよく言われる。
何かをずっと聞いていると泣き始める女子は大嫌いだ。相手にきずいてもらおうっていうのが違うんだ。
自分ですべて伝えればいいのに。

何で気づいてくれないの?
こんなにアピールしてるのに、
告白の前のアピールでしょ!

なぁーんて伝えたいことを伝えられない
曇りのくもくんとお日様の日光ちゃんが
バカバカしいことを思ってる。

貴方も誰かに伝えられないことがあるなら
伝えといた方がいいかもね
くもくんと日光ちゃんみたいにならないように

2/13/2024, 9:18:07 AM

伝えたい
あの時出会ったあなたにいつか大好きとありがとうを伝えたい

2/13/2024, 9:10:00 AM

明日私の息子はこの家を出て行く。
自分のやりたいことをやり続けるために、もっと高いレベルでやるために、遠い異国の地へ旅立つのだ。

息子には小さい頃から伝えたいことがたくさんあった。
それは洋服の着方だったり、お箸の使い方であったり、あいさつの仕方だったり。
はたまた、気分が落ち込んだ時の乗り越え方だったり、思考が堂々巡りをしている時の視野の広げ方だったり。
それから、掛け算の仕方やどうして大政奉還が行われたのかだったりもした。
そしてそれ以上に、私がどれだけあなたを愛しているのかをたくさんたくさん伝えてきたつもりだ。

でも、私たち家族に悲しい出来事が起こって、私はあなたに何かを伝える力が薄れてしまった。
それどころかあなたを傷つける言葉を伝えてしまった。
そこから今まで積み上げてきたものが、愛情だったり、生き抜く知恵だったり、が根底から壊れてしまって私の言葉はあなたに伝わらなくなってしまった。
悲しく、もどかしい日々が続く中でいつのまにかあなたは、自分の力で立ち直って生き抜く力を手に入れていた。
子どもは親の想像を超える、とは昔から言われていることだけれど、実際自分の身に起こると本当に奇跡の様だと思う。
そんなあなたを誇りに思う。

そんな息子が今日旅立つ。
あんなに小さかったあなたは、自分の力で世界の様々なことを習得していた。
私があなたに伝えられることはもう何もないのだろうか。

「お母さん、あなたがいつもおかえりといってらっしゃいを言ってくれるから俺は安心してどこにでも行けるんだよ」

そうか。
私が息子に伝えられることはまだあった。
いってらっしゃいとおかえりを伝え続けるよ。
あなたがこの世界を軽やかに過ごせるよう祈りを込めて。

2/13/2024, 8:59:09 AM

私に至ってはとにもかくにも思ったことを次から次へその通りに口に出す性分でして、ホントは何重にも紙を巻いて話すことを覚えねばとあたふたするわけだけれどもね。
ほらそーこーしてるうちに、またそげなことを性懲りも無く言ってもーたワケだわよ。ほんと何度嘆いたこったろうね。

彼は、静かに、ゆっくりと、語る。
あまりにゆっくりなので聞き取れず、何遍も同じところを聞き返す。

あ、の、ね。

私にとっては多弁な奴こそが正義で、言葉を持たない奴というのは心を持たないのと同義であった。

あ、の、ね。

彼は、静かに、ゆっくりと、語る。
あまりにゆっくりなので癪に触って、彼の言葉を私の強い言葉たちで遮る。

口下手な奴というのは、よからぬことを考えていると、自己弁護の言葉を繰り出そうと焦っていると、私は解釈する。

あ、の、ね。

私のための言葉でなければ、彼の言葉は意味を持たない。同じ国の言語を共にしているはずなのに、どうしてこうも埒が開かないのだろう。苛々を通り越してついに落胆する。

あ、の、ね。

それでもなお、
彼は、静かに、ゆっくりと、語る。
背丈に合わない言葉を手繰る私を諭すように。
あなたがかつて教えてくれたのだよ、と口の端を結んだまま持ち上げて。

伝えるということは、聴くことなのだと。
受け取ったよ、と返すことなのだと。

彼は、静かに、ゆっくりと、語る。


お題:伝えたい

2/13/2024, 8:52:36 AM

地下の奥深くから(テーマ:伝えたい)


 地下の奥深く。

 危険な危険な毒が埋まっている。

 この毒は、消えるのに最低10万年必要だ。
 毒の名は放射性廃棄物という。

 10万年後。
 果たして人類はまだ生きているだろうか。

 10万年前は、ちょうど、現代人であるホモ・サピエンスがアフリカを出て世界各地に広がったとされる時期だ。
 当然、文明というべきものが積み上がる前の時代だ。

 10万年かけて人類は増えて増えて、戦って戦って、科学を発展させて、今の時代まで来た。
 しかし、この時代に作った毒の処理は、今まで人類が猿から今日までかかったのと同じくらいの時間がかかるのだ。

 人類は、これを地面に埋めようとしているが、10万年という時間は、大きな地震・津波・地殻変動・火山噴火などの多くの自然災害が起きるに十分な時間である。

 また、例えば、現代の科学・知識がすべて失われ、一から文明が構築されるにも十分な時間である。

 このため、10万年以上後においても有害な毒物を、生き物に触れさせないためには、なんとしても、この危険性を伝え、近づかせないようにしないといけない。



 ある研究室で、一人の博士と助手が話をしている。
 博士は、この10万年プロジェクトに席を連ねていたが、別に放射線の専門家ではない。

 あまり乗り気ではなかった。先の未来過ぎて伝わらないと思ったのだ。
 半ば投げやりに、助手に聞いてみる。
「どうすればいいと思う?」
「ドクロマークじゃだめですか?」
「ドクロが通じるか分からないよ。そもそもドクロって人間の頭蓋骨なので。10万年経ったら人間の文化じゃないかもしれないし。ナメクジとか。」
「手塚先生ですか?」
「そう。学生の時、図書室で読んだ。」
「じゃあ、壁画に、だんだん溶けていく生き物の絵を描くとか。」
「それは伝わるかもしれないな。」
「お、ありですか」
「でも、逆に先の絵を知りたがって深入りするかもしれない。」
「じゃあ、もう溶けた鉄とかで埋めてしまうというのは。物理的に。」
「鉄が欲しくて掘り出すかもしれない。」
「水で水没させてしまう。」
「潜られるだろ。それなら埋めた方が良いい。」
「毒蛇を繁殖させる」
「10万年も繁殖しつづけるかな」
「じゃあ、いっそ毒ガスを発生する土地にしてしまう。体調を崩す生き物が発生すると、近寄らないでしょう。」
「10万年後も発生している毒ガスってなんだよ。」
「・・・放射性物質とか」
「いや、それを触れさせないために、埋めるっていう話でしょ。」
「比較的小規模に生き物を殺す放射性物質を浅い部分に埋めておくんです。同胞が死ぬことで、危険性を訴えるんです。」
「壁画の奥はそれか。」

 人類は、何のために、これを伝えたいのか。

 伝えるしかない。
 劇物を作ってしまった人類には、同じく生きているはずの未来の同胞を殺したくはないのだから。

 仮に、同法は人間でなかったとしても、知的生命体として、同じ知的生命体を殺したいと思ってなどいないから。

「じゃあ、DNA配列の使用しないところに文字列で組み込んでおくとか、どうですか。」
「ある程度文化が発展していることが前提のメッセージだな。まあ、壁画・埋蔵・弱い放射線とやっていけば、ある程度文明が発達して、読んでくれるかな。」

 ああ、なんということか。危険を伝えるために、未来の無実の知的生命体を何人か殺すことを前提としたメッセージを送ろうとしている。

 これに、何の意味があるのか。

 助手が手を叩く。
「あれだ。我が国の文化を使うんですよ。」
「何だよ。我が国の文化って。」
「マンガですよ、マンガ。クールジャパン」
 博士は肩を落とした。一人で考えるよりマシかと思ったが、どうもこの助手は畑違いの問題には趣味を突っ込むらしい。
「10万年後の知的生命体がマンガ、読めるか?そもそも吹き出しになんて書くんだよ。根本的な話として、どこに書くんだ?石版か?」
 頭を捻る助手。
「・・・吹き出しは使いません。無文字です。コマ割りもなしです。順番に読めるかもわかりませんし。そして書くのは壁です。壁画にするんです。1コマを1部屋にして、2部屋使って描くんです。このままでは死ぬぞって。」
 博士はピンときていないが、助手は乗り気のようだった。『知り合いの同人作家に声をかけてみます』とか言っている。

「10万年後まで残すんだぞ。同人作家の絵でいいのかよ。それこそ手塚先生並みの人に頼んだほうがいいんじゃないか。」
「そんな有名人に頼んだら、ファンが見に来ちゃうかもしれないじゃないですか。」
 博士は乗り気ではなかったが、他に案がなかったので、次の会議で意見を求められたら言うか、くらいに思っていた。

(どうせ、最終処分場は世界各地にできるんだ。一つくらいそういうところがあってもいいんだろう。)



 時は流れて8万年後。

 人類の文化は終焉し、砂漠となった大地に再び植物が茂り、別の文化が栄える。
 もしかすると、その文化は人類の次ではなく、次の次とか、次の次の次とかかもしれない。

 その生物は、かつて「イルカ」と呼ばれていた哺乳類であった。
 進化に進化を重ねて適応した者が繁栄した。
 海から大地に上がり、ひれと尾びれ手足になった。道具を使い、家を作り、職業によって人が分かれ、いくつもの街ができ、それをまとめる国ができた。
 文化という物を積み上げ始めた段階だが、その数はすでに相当数に膨れ上がっていた。

 イルカは超音波を発して反響から物の位置や大きさを知ることができるエコーロケーション能力というものを持っているため、狩猟や危機回避に有用であったのだ。

 そして、幸か不幸か、文明というものを積み上げるために必然であったか、それがイルカであったときには退化していた視力が、陸上に上がってからは強化されていた。

 近くのものは超音波で正確に、遠くのものは視力によって判別した。



 この時代、過去の文明が使っていた金属の塊を探して世界中を掘り起こされていたが、その無数のグループのうち一つが、地下深くへ続く道を掘り当てた。

 掘り当てた者たちはそのまま奥に入ったが、何人かが原因不明の体調不良で倒れたため、国にその報告をした結果、危険に対する専門家が調査することになった。


 その洞窟に入ることになったのは、冒険家と呼ばれる職業のイルカ人だった。

 読んで字のごとく、危険を冒す職業だ。
 危ないかもしれない場所、よくわからない場所に率先して入っていき、成果を持ち帰る。

 当たれば名誉も得られるが、死亡率の高い職業。


 そこへ入った冒険家は、それなりに場数を踏んだ熟練の冒険家だ。

 ランプとロープと食料、(現代とは比較にならないが)空気が入ったマスクなどを用意して、中に入っていく。



 奥の大きな部屋に入り、照明を使って周囲を見たのは偶然だ。

 イルカ人類はエコーロケーション能力で部屋の形状くらいはわかるのだ。
 無理に光源が必要な訳では無い。

 しかし、その偶然が壁の絵を発見した。
 壁一面に描かれた鮮やかな絵。

「これは素晴らしい。古代文明の遺産か?」

 光が当たらなかったからだろう。色鮮やかな絵が大きく描かれていた。黄色い肌に頭に毛が生えているが、足で歩行し、手に何かを持っている。
 巣を作り、家族で何かを食べている。笑顔で溢れた街の絵。

 しかし、その部屋には絵以外にはなにもない。
 冒険家は奥の部屋に進んだ。



「ひっ」

 冒険家は、次の部屋に入ると思わず超音波を出してしまった。(人間で言うと鳥肌が立つような仕草だ)

 先の明るく温かな絵から、一転して暗く冷たい色。
 肌色は紫色になり、毛は抜け、家の中でも外でも、その生き物は横たわっていた。一見して、死んでいるように見える。

 そして、その絵の中央には、この洞窟と思しき穴から、何かが持ち出されているように見えた。

「これは・・・警告か。」

 警告。
 そうとしか思えなかった。

 その冒険家は、暫く2つの部屋の絵を見ていたが、黙って帰ることにした。
 自分が帰っても、次のやつが来るだけだとも思ったが、この絵はどうも病気を表しているように見えたのだ。

(この生き物の体は、毛が抜ける以外には破損していない。それなのに、家の中でも外でも人が倒れている。つまり、病気の元が、この奥にあるのだ。)

 冒険家は、家族や知り合いに声をかけ、この地から遠く離れようと決心した。

 ちょうど、都合がいいことに奥の部屋には当時の地図のようなものもあった。今と異なる大地もあるように見えたが、大まかな位置はわかる。
 印がついている部分が、きっと同じような場所なんだろう。

(つまり、これらの印のどこにも近づかなければいいんだ。)



 その後、逃げ帰ったことで、この冒険家の名声は地に落ちた。
 彼の主張した世界各地の危険地帯についても一笑に付されたが、一部のイルカ人は引っ越しの参考にしていた。

 そして、次の冒険家も次の次の冒険家も帰ってこなかった。
 成果が出ないので国の調査隊が入り、何人ものイルカ人が原因不明の体調不良で死んでいく中、奥にある見慣れない金属の1本にロープを結びつけて地下深くから地上へ持ち出してしまった。

 その街は放射性廃棄物で全滅し、その後、その地域は死の街として近寄らないようになった。

 イルカ人が放射性廃棄物を理解するまで、まだ数百年は必要な時代だった。


 今回の事案は、個人一人一人には伝わったが、それを指示する指導者の意思を変えるには至らなかった。


 伝えるというのは、かように難しいのである。

2/13/2024, 8:44:52 AM

私は恋人の卓也と一緒に、マンションの屋上に来ていた。
 理由は逢引き――ではなく、星空を見に来た。
 『なんだ逢引きじゃないか』と思われるかもしれないが、そんなロマンチックなものではない。

 私たちは双眼鏡を手に、宇宙人を探している。
 『宇宙人なんていない』とおっしゃる方もいるだろうが、残念ながら存在する。
 でも誰も信じないので、毎晩こうして証拠探しをしている。
 けれど基本的に何かが見つかることは無いし、あっても流れ星くらいなもの。
 それでもこの時間は楽しい。
 きっと卓也と一緒にいるからだろう。

「何かあった?」
 私は卓也に尋ねる。
「ダメだな。なにも無い」
「まあ、気長にやるしかないね。少し休もう」
「そうだな」
 卓也は双眼鏡を覗くのをやめて、私の近くに座る。

「はい、お茶。なんと宇宙人のテクノロジーで熱々のまま!」
「何言ってるんだよ。魔法瓶に入れてただけだろ」
「バレたか」

 卓也とお茶を飲みながら、星空を見上げる。
「ねえ、宇宙人に会ったらどうしたい?」
「あれ言ったことなかったっけ?」
「聞いたけど、もう一回聞きたい」
「仕方ないな」
 卓也は手に持ったお茶をすする。

「会ったら伝えたいことがあるんだ。
 地球の文化、自然とか、地球のいいところをたくさん知ってもらう。
 それで宇宙人が住んでいる星の事もたくさん聞きたいんだ」
「夢があるね」
「多分だけど、宇宙人って地球に興味があると思うんだ。
 アニメとかゲームとか、面白いものがたくさんあるしね」
「それは私も保証するよ。絶対に気に入る」
「そうだろ。
 よし、体も暖まったし、宇宙人探しを再開するか」
 そう言って卓也は双眼鏡を手にして、星空を見上げる。
 だけどそんな卓也を見て、私はため息をつく。

 実は私は卓也に秘密にしていることがある。
 彼の夢に叶えるために伝えなければいけないこと。
 でも話せないこと。
 それは私が宇宙人だということ。

 『自分が宇宙人ということを地球人に教える』
 それは宇宙条約で禁止されている。
 破ったら厳罰で、知った地球人も記憶を消されてしまう。
 『地球はまだまだ未開だ』と言って、頭の固いお偉いさんによって決められたのだ。
 でも地球は宇宙を渡る技術が無いだけで、素晴らしい文化があると思っている。
 卓也の言ったように、アニメやゲームは素晴らしい。
 ぜひとも故郷の星の人々にも堪能して欲しいくらいだ。

 他の宇宙人もそう思っているようで、撤回運動が展開されていると聞いたことがある。
 でもお偉いさんは頑なに拒否しているそうだ。
 何がそんなに怖いのだろうか。
 地球のこと、もっと知ればそんな事は思わなくなるのに……
 私が卓也の求めているものだって分かったら、どんな顔をするのだろう。

 いつかあなたに伝えたい。
 あなたの夢は叶っているって。

 いつかあなたに話したい。
 私の故郷の星の文化、自然やいいところをたくさん。

 そして最後に伝えたい。
 あなたを心の底から愛してるって。

2/13/2024, 8:42:53 AM

お題「伝えたい」

朝から腹立たしいことがあり
午後も、そして夕方にもそんなことが起こった
些細なことかもしれないがいちいち腹立たしいのだ

私は我慢しなければならないし
笑って納めなければならない立場なので
どうにかして怒りを静めたいものだ

ここで「学ぶ」ということを伝えよう
私はどう言われたかったのか
私ならどう言っていたのか
私はどう頼まれたかったのか
私ならどう頼んでいたか

そうして私は豊かになる

とは言えやっぱり腹立たしい

2/13/2024, 8:36:19 AM

この世には今、死にたいなって思う人がいると思う。
だから、私はそんな人に伝えたい。
ホントにそれでいいの?人生は1度きりなのに……。
って。
でも、私は死にたいなって思ってる人の気持ちは分からないから、なんて声をかければいいか分かんない。
でも、誰か1人は君の味方だよ、って。うちは君の味方だって言いたい。これを言ったことでその人に響くかは知らないよ?でも、少しでも支える言葉になってれば良いな。

2/13/2024, 8:35:51 AM

「こんな日」



穏やかな2月の少し日が伸びた午後の空
深呼吸してふらっと出かける
目的のないありきたりな時のなかで
ありのまま見渡す景色

人の集まる交差点
影を描く高層ビル
歩道の端に咲いてる花
自転車で横切る学生

裏路地の隙間に忍んでみる
驚いて後ずさる野良猫
ビルの隙間から見える日の光
自然と脚が向かう先には
豆の香りのするカフェ

鈴の音のドアを開き窓際に座る
外を眺めて温かなコーヒーを一口飲んで
冷えた身体に小さな幸せを染み込ませ
なんでもないこんな日を愛おしく想う

空っぽだった始まりに
些細な色を加えながら作られた日
お店を出て仰いだ空は赤に染まり
雲に向かって飛び去る鳥の群れ

川沿いを歩く帰り道
ボールを蹴ってハシャグ子供たちの声
冷たい風を感じながら遠く見渡す
不意に鳴るスマホの音

メールに既読をつけて歩き出す
近くの公園によって暇をつぶして
誰も居ないベンチに座り星を見る
2月の夜の澄んだ空気は綺麗で
胸をしめつける

ありきたりな時のなかで
ありのまま触れたこんな日を
空っぽだった始まりに
些細な色を加えながら
なんでもないこんな日を愛おしく想う
こんな日がずっと続いたらいいと想う

2/13/2024, 8:29:23 AM

伝えたい。

かつて大嫌いだったあんたに。

友達になれて良かったって。

どんどん行動するあたしと、とことんマイペースなあんた。

しょっちゅう対立してたけど、どれも楽しい思い出になった。

辛い時、苦しい時、一番に慰めてくれたのはあんただった。

そばに寄り添ってくれた。

引っ越しまであと一週間。

なかなか素直に伝えられないあたし。

あんたが知ったら、いつものゆるい表情はどうなっちゃうんだろうね……

〜伝えたい〜

2/13/2024, 8:27:54 AM

伝えたい
隣の席のサッカーが好きな男の子に好きって伝えたい。
毎日辛いって伝えたい。
信じてって伝えたい。
みんなと同じにしないでって伝えたい。
私にとって君は友達なんかじゃない、好きな人って伝えたい。


架空の話である。
なぜなら非リアだから。

2/13/2024, 8:26:36 AM

「貴方が好きな私は本当の私ではないですよ。」
これが僕の告白に対する君の答えだった。君が必要以上に虚勢を張って、誰かを演じているのは知ってる。
でも、君が演じている誰かも間違いなく君なんだ。
あの作り笑顔の奥にも君は居るはずなんだ。
「どんな君でも好きだよ。」
なんて無責任なことは言わない。
「ありのままの君が好き」
とも言えない。だって君が隠してしまうから。きっと、僕は本当の君のことなんて何も知らないから。

僕が好意を伝える度、君は苦しそうに笑う。まるで自分にはその言葉を受け取る権利が無いとでも言うように。

いつかは僕の気持ちが伝わる日が来るといいなって思ってる。それまでは絶対諦めないからね。

2/13/2024, 8:09:03 AM

【伝えたい】

姑に伝えたい
今までさんざん私に言ってきたこと
そのまんまの言葉で伝えたい。

自分が言ったことなんて
姑はきっと忘れているだろう。
そして言うだろう。
「そんな言われたことをいつまで覚えているの?」と

今は耳が遠くなり何かを伝えようにもバカでかい声でやっと伝わるくらい
そんな姑に声で伝えようとすれば、こっちが疲弊する。

だったら紙に書いて伝えようか?
いや残したのでは後味が悪い。
やっぱり声のように消えてなくなる方が良い。

世の中、言ったもん勝ちなのだ
人の心を傷つけても人格を攻撃しても
言いたいことを言った方がストレスもなく長生きできるのだ、と92歳の姑を見て思う。
言われた時すかさず思いの丈を言い返し伝えなければ敗けなのだ。
言われても言い返せず、伝えたくても我慢しストレスだけをためていく
それは敗者を意味するのだろう。

それならせめてマスクの中で言いたいことを言おう。
マスクの中で口を動かしてもわからないだろうし、仮に何を言ってるの?と言われたら説明するふりして今までの不満を言ってやろう。
聞こえない、と言われても呟くように言ってやろう。
どうせ聞こえないのだから…
もし聞こえたらラッキーくらいの気持ちで(笑)

伝わらなくても私のストレスは少し減るかもしれない

2/13/2024, 8:06:19 AM

私が生きていること、貴方の安否を心配していること‥戦地の貴方に伝えたい。
(国境を越えた友情)

2/13/2024, 8:03:49 AM

伝えたい
なかなか 物事って
伝わらない
だから 本を読む
勉強をする
ドラマだって見てみる

一番 伝えたいこと
「好き」
ただ それだけ

2/13/2024, 7:58:31 AM

伝えたい

彼と私
うまくいっているようで、実はそうでもなく
二度程、揉めている
彼が言った言葉が私のわだかまりとなった

一度目のわだかまりは会って話そうと思っていたんだけど、
話しの流れで話す事になってしまった
その話しの流れから、
二度目のわだかまりに発展

一度目はそんな揉める事もなかったけど、
二度目は揉めた

彼曰くそんな大袈裟な意味ではなかったらしいのだけど、
私の中では毎日マグマのようにフツフツ、フツフツとドロドロした感情が膨れあがっていった

もう会わずに言うだけ言おうか…
会ってから言おうか…
そんな事ばかり考えてた

結局、
また彼のある一言からぶぁーと溢れるマグマをぶつける事になってしまった…
嫌われるー!でも言わないと…
言い出すと止まらないし、涙は止まらないし…
こんな熱い感情私にまだあったんだなぁと驚いた

彼が言った事撤回すると言えば、
私が言ったからって撤回するな‼︎
自分の意思で言って‼︎
あー言えばこー言う状態…
もう呆れて何も言えない、
もう付き合っていけないと思われてもおかしくないくらい、
言いまくった

少し呆れてたとは思うけど笑
彼は辛抱強く聞いて、自分の気持ちも話してくれた
朝の7時くらいまで続いた

不安にさせた自分が悪い、
彼は何度この言葉を言っただろう…
こんな私と付き合えるのは、
やっぱり彼しかいないだろうな

2/13/2024, 7:51:18 AM

伝えたいから書く。

伝えたくないなら書かない。


結局そんなもんじゃない?








題 伝えたい
著 塵芥 詩歌

2/13/2024, 7:43:35 AM

私にだって、伝えたい事はあるけれど。
 じっと閉じ籠もる、貝の気分。
 迂闊なコトバで失敗多いし。

2/13/2024, 7:42:49 AM

伝えたい

私はあなたのそばに行くことはできない
いや、行こうとすれば行けるんだけど
すぐにはなかなか厳しかったり
今すぐただちにそばに行って隣に座ったり、肩を抱いたりしたくても
現実的には不可能で
行動力のなさを不甲斐なく思います

私はあなたのそばに居たい
あなたのそばに行きたい
そして隣に座って肩を抱いて
なんとかして心に寄り添いたい
そう強く思っています
そのことを知っていて下さい
この同じ空の下、地球という星の上に、そういう人間がいることを

(すぐには会えない所にいる君へ)
(そして、災害や戦争、世の中のままならなさなどに苦しんでいるあなたへ)

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