『二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ある日の就業後、俺はふと感慨にふけった。
「ああ、今日も疲れた。あの人はどうしてるかな、いっこ上の同郷の先輩」
県外派遣で仕事し始めた時、初めて会った地元の先輩。仕事はキツかったけど、彼がいてくれたお陰で、色々な視野が増えた。
気さくで優しかった。でも、俺がカミングアウトしてからは、もう・・・10数年やり取りはしていない。
カミングアウトした当時も、
「そうか、ありがとう。お前の気持ちはありがたいよ」
と言ってくれたのが、今でも尊い。まぁ・・・報われなかったんだけども、俺は、もし再び会うことが出来たら・・・
だから、先輩に会うに恥じない男になっていたい。
だから、想像の中の二人ぼっちだ。
【二人ぼっち】
【二人ぼっち】
この空間には僕と君しかいない。
すぐ手が届きそうな距離に座っている。
手を繋ぎたいなとドキドキしているのは僕だけか。
君は次に歌う曲を探すのに夢中だ。
君の歌声を聴くのも楽しみだが、もっとドキドキな事を想像してしまう我が儘な僕。
その間に君はマイクを持ち、音楽に乗りながら楽しそうに歌っている。
合いの手を入れながら君の歌声を聴く。今はその姿だけで満足だ。
そう、僕たちは今、カラオケルームに二人ぼっちだ。
今日は
君が作る君の新たな物語の始まりの日です
主人公はキミですキミ自身です!
ホントに…
いろんな事があったね
何から話せば良いのか?
わからないくらい…
そんだけ多くの事があったね
ホントにいろいろとね
キミがあの日…
近畿地方に向けてヒッチハイカーになった日
あの日キミが…
はじめて好きなアーティストについて話してくれた日
あの夜に…
キミがはじめて運転する姿を見かけた日
俺の辛い時に…
愛くるしい笑顔を沢山くれた日々
あの暑い日に…
嬉しかった…キミと俺の出会いの日…
どうか今ある自分が幸せと思うなら
それを当たり前と思わずに大切にしてほしい
もし幸せと思えてないなら…
これからゆっくり自分を信じて探して下さい
キミなら大丈夫だよ
あの愛くるしい笑顔は清閑な男になるまで成長したし
その笑顔は身体の動かなくなった俺に希望をくれたんだよ
キミの成長と共に俺の存在が邪魔にならないかと…
不安な時もあったけど…
キミは穏やかな優しい人に成長してくれた!
伯父さんは嬉しいです!嬉しかったんです!
ほんとは俺の知らないとこで…
何かしらあっただろうによぉ……(泣)
謝るとその笑顔に申し訳ないから謝らないから…
だからよ…代わりに…感謝を言うよ!
生まれてきてくれてありがとう
伯父さんの身体が動くまで待っててくれてありがとう
立派な男になってくれてありがとう
優しい大人になってくれてありがとう
キミ自身を大切にしてくれてありがとう
何処にいても何者になろうと味方だから忘れるな
その笑顔で楽しんで此からのキミを謳歌して下さい
卒業おめでとう
伯父さんより
……
時には…
想い出行きの
ガイドブックにまかせて
あの頃と言う名の駅で降りて
昔通りを歩く
何時も風景には
時の名残りが少し…
あるいは…
もしもだ…なんて…
あの人は嫌ったけど…
時を逆上るチケットが有れば
欲しい時がある…
主人公 さだまさし
“二人ぼっち”
前まで、寂しくて、孤独な日々を過ごしていた。
いつも退屈で、誰も私になんかに話しかけることはない。
でも、そんな中、彼は私に声をかけてくれた。
大して可愛くもないのに。
学校で、ボーッとしていると、彼はいつも、
「やっほー!今日はどんな話をしようか?」
と、私に話しかけてくる。
私は、いつの間にか、彼と話す時間が、楽しみになっていた。
今でもそうだ。彼と話すのはとても楽しい。
そんな彼となら、一人でいる寂しさや恋しさを共有していけると思った。
だから、分かり合える彼とずっと一緒に居たい。
二人ぼっち
1人ぼっちは楽だよね。
二人でいる時に苦しいなんて、そんな辛いことあったら嫌だな。
そういう時に二人なのに「ぼっち」となるのかな。
ぼっちって寂しいイメージだもん。
私が自分自身を信じて愛して満たしていれば、1人でも「ぼっち」じゃないと思う。
そんな考えもあっていいはず。
二人ぼっち
窓も無いこの暗い部屋には、私と貴方の二人だけ。
私は貴方の寝顔を見つめている。
ずっとずっと。
貴方は、私の夢を見てくれているのでしょうか?
幼い日の暖かな思い出の中に居るのでしょうか?
それとも…。
眠りに就く貴方に、私はそっと語り掛けた。
答えは返っては来ない。
然程広くない部屋の中に、私の声が虚しく響くだけ。
それでも、私は貴方に語り掛けた。
誰も訪れることのない、この牢獄にも似た場所で。
貴方は眠り続けている。
ずっとずっと。
貴方が居れば、他は何も要らない。
この部屋の中が私の全て。
貴方と私…二人ぼっち。
私と貴方が陽の光の下で過ごしていたのは、
もう余りに遠い日の事。
太陽の眩しさも、星の煌めきも、月の満ち欠けも。
風の涼しさも、土の温もりも、炎の激しさも。
最早、遠い日の記憶になっていた。
私は貴方の隣で、貴方の目覚めを待っている。
何時訪れるとも知れないその時を待っている。
ずっとずっと。
「ふたりぼっち」
白い朝
ひとりより ふたりのほうが寂しいなんて
毎日一人の私に、
話しかけてくれる女の子がいた。
そんな彼女と
今日は一緒に帰っている。
途中、
コンビニでアイスを購入し
夕日の浮かぶ海が良く見える場所に行った。
ここは、彼女の「避難所」だそうだ。
彼女は、家に帰ると両親がいつも喧嘩していて
同じ空間にいるのも嫌なのだと打ち明けてくれた。
いつも明るい彼女に
そんな悩みがあるとは思わなかった。
「だから学校でも、いつもどこか
一人な感じがしてたんだー」
「でも𓏸𓏸ちゃんに出会って
この人ならって思ったの」
「私、あなたを選んだの
''この人といれば、一人ぼっちじゃなくて
二人ぼっちでいられるかも''ってね笑」
そう言って笑う彼女を見ていると、
私も自然と笑顔になった。
''二人ぼっち''
案外、いいんじゃない?笑
『二人ぼっち』
謎の空間に閉じ込められた
悪役令嬢とメインヒロイン。
『××しないと出られない部屋』
扉の上に掲げられた看板には
そう書かれてあった。
びくともしない扉を前に悪戦苦闘する
悪役令嬢と、はしゃいだ様子で部屋中を
探索して回るメインヒロイン。
「ねえ、きてきて!おっきなお風呂があるよ!」
彼女に手を引かれて行った先には新品のように
綺麗なバスルームがあった。
ここはキッチンやトイレまでもが設備されており、
キッチンには野菜や果物、パンやチーズや卵、
保存用の肉に魚、調味料や香辛料が置いてあった。
「ここで暮らせそうだね!」
声を弾ませて話す彼女に悪役令嬢は頭を抱えた。
それから彼女達は、用意してあった食材でごはんを
作って食べたり、一緒に泡風呂に入ったりした。
キングサイズのベッドの上で横になる二人。
(セバスチャンはどうしてるかしら…。
私が突然いなくなって、きっと心配してますわ)
隣でメインヒロインがモゾモゾと動いている。
「あら、あなたまだ起きていらしたの」
「えへへ、なんだか楽しくて」
「楽しい?」
「うん。友達の家にお泊まりしに来てるみたいで」
「呑気ですわね~。一生ここから
出られなかったらどうしますの?」
短い沈黙のあと、彼女が囁いた。
「あのさ、さっき看板に書かれてた事
試してみない?」
悪役令嬢はその言葉を聞いて飛び上がった。
「あなた、本気で言ってます?」
「うん、……貴女とならわたし、
してみたいなって思ってたの」
くっ、私が男性ならば
イチコロで参っていた事でしょう。
ですが、彼女がそうおっしゃるのならば、
私も覚悟を決めねばなりません。
「お、お覚悟はよろしくて……?」
「はい……」
悪役令嬢は彼女の顎をクイッと持ち上げ、
青い瞳を見つめた。
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目の前でお父様がラーメンを啜っている。
「な、なんですのっ?!」
状況がわからず、悪役令嬢は辺りを見回した。
先程までいた部屋も、メインヒロインの姿も
どこにも見当たらない。
「今まで見ていた光景は?」
「ここは、深層心理で強く意識する相手を
映し出す空間。つまりお前はずっと
幻と対話しておったのだ」
「なっ?!ま、幻……?」
「左様。それに気付かぬとは、まだまだ
修行が足りていないようだな。我が娘よ」
父から告げられた真実に打ちひしがられ、
その場に蹲る悪役令嬢。
深層心理で強く意識する相手を映し出す……。
彼女が?まさか!ありえない!
……いえ、ありえますわ。
きっと私の悪役令嬢としての血が、細胞レベルで
メインヒロインを憎み、妬み、嫌悪しているのだ。
そうに違いない。
悪役令嬢は心の中で、
メインヒロインに対して闘志を燃やした。
待っていなさい、あなたを倒すのはこの私です。
こんなに沢山の人がいるのに、私の事を知っているのは君ただ一人。
こんなに人で溢れているのに、私の目に映るのはお前だけ。
都会の雑踏。すれ違う人の群れはみんなモノクロで、耳に入る音も意味を成さないノイズでしかない。
砂漠に一人でいるのと大して変わらないようなこの街で、ただ一人色彩を、意味のある音を、私にもたらしてくれる人。
灰色の海を一人で漂うようにして街をさまよっていた私に、眩い色彩と意味を成す声をもたらした男。
「会いたかった」
同時に呟いた言葉の奥に、隠された意図はきっと正反対なのだろう。
でも、それでも。
君が。
お前が。
きっと私の生きる意味になる。
END
「二人ぼっち」
『二人ぼっち』
─ ひとりぼっちの「ぼっち」を二人で使うなんて、なんかずるいよ。「ぼっち」はひとりぼっちのものだもん!ずるいよずるいよ。 ─
と、ひとりぼっちが駄々をこねてます。
なぜなら、二人ぼっちは、寂しさも心細さもないからです。ひとりぼっちが一人で抱えるものの中には、二人になったとたん消えるものもあります。
ひとりぼっちはいつも一人で抱えているのですから、せめて「ぼっち」は返してあげましょう。
二人のぼっち。
出会って
惹かれて
くっついて
今ではもう二人ぼっち。
【二人ぼっち】
2人ぼっち
1人ぼっちは孤独
でも2人なら孤独じゃない
嫌な時、愚痴を言い合い
悲しい時、気持ちを共有し
嬉しい時、一緒に喜び合える
今、孤独を感じる
この孤独を共感し合える友が欲しい
【二人ぼっち】
独りより、ふたりが良い。
二人ぼっちなら、なお良い。
あなたを誰かに掠め盗られるくらいなら、
ふたりっきりが良い。
そんな女々しさも、あなたは吹き飛ばす様に笑うので、つられて笑ってしまう。
似た者同士の二人は、世界で二人ぼっちになっても、きっと変わらず二人ぼっちで過ごすのだろう。
二人ぼっち
月明かりに照らされる公園のベンチ、手を温める缶コーヒー。
ぼんやり映し出される影が二つ。
手を伸ばせば君が居る。君だけは居てくれる。
眩しさなんてない世界でも心が満ち足りていた。
日々家
「二人ぼっち」
荒廃した平野を二人の旅人が歩いている。
一人は気ままな詩人で、もう一人は寡黙な音楽家である。聞き役は枯れ木と獰猛な野鳥だけ。砂煙の道を二人の音色が満たしていく。
ひたすら赤茶色な景色の先に詩人が青色をみつけた。海である。潮の香りの空気を世にも美しい歌が震わせている。海の上空には鮮やかな摩天楼が浮かんでいた。
我慢できないというように、音楽家がギターを奏でる。だが、歌は止まり摩天楼も失せた。
所詮は幻。二人はまた、二人だけの音楽を響かせ始めた。
(終)
あーあ、もう戻れないよ。もう、2人以外に誰もいないや。このまま死んじゃうのかな、2人ぼっちで。
まぁ、君は笑うんだろうね。
「一人ぼっちよりマシだ」って。
‐ふたりぼっち‐
♯16
隣にキミがいる
ボクたちは微笑み合う
いつも見慣れた風景でも
「新しい土地だ!」と言い
いつも作ってる料理も
「食べたことない味!とても美味しい!」と言い
家で寛ぐときは
「今日もとても楽しかった」
という毎日
ボクはとても嬉しい
キミの記憶が1日しか保たないようにして
あまりお腹が空かないようにしてでも
ボクはキミといたかった
周りは荒れ果てていて
食料もあまり育たなくなって
世界に
2人しか
キミとボクしかいないのだから
まず初めに二人ぼっちの意味をここでは、この世界に二人だけ。としておこう。
貴方はこの世界で自分ももう1人のたった2人になるなら誰を選ぶ?
もちろん、そのもう1人は、身近な人でも有名な芸能人でも2次元でも過去の人間でもいい。自分が好きな人を選べばいい。
私はね、今、お付き合いしている大切な人を選ぶ。理由は単純。好きだから。
もちろん、家族も友人も大切だし、好きな芸能人や偉人、キャラクターだっている。
でもね、今、お付き合いしている大切な人は、出会えたことが奇跡なんだって思える。私が生まれていなければ出会えることができなかった。
つまりね、今、お付き合いしている大切な人と二人ぼっちになれるということは、もう家族は存在しているの。
この世界にいないとしても、私が生まれてきているなら家族は必ずいるはずだから。
私が今、お付き合いしている大切な人とはあまり関わりがなかったの。小さい頃から仲がいいわけでも知り合いでもなかった。偶然に偶然が重なっただけ。
今から、私がお付き合いしている大切な人のことを彼と呼ぶね。
彼とは小学校の時にほんの少しに面識があるだけだったの。他校だったし、2人とも覚えてないくらいにほんの少し。
中学生になってから、彼の中学の人数が少ないから私の中学と合併したの。2年生の時に。
その時は何も感情はないし、真面目そうな人だなと思っていただけだった。クラスも違ったし。
中学3年になってから、少しずつ興味が湧いてきたの。彼がね、刃物が好きって言っていたから。私はその当時、刀やナイフが好きだったから、同じ刃物が好きという理由でだんだん目で追うようになった。
中学3年の三学期に、同じ掃除分担場所になったの。トイレね。ほんとにその時はとても嬉しかったな。
少しでも彼と話したくて腕に水瓶座の形で針を打ったり。少し積極的に話しかけたりね。
そして高校生になってから同じ高校に入ったの。本当に偶然。私は学力がないから、その学校を選んで、彼は学びたいことがあったからその高校を選んだ。ほんとに偶然だった。
入試の日に、体育館前で見つけた時には、とても安心した。彼はね、本を読んでいたの。すごい真面目だなって思った記憶がある。
入試も無事終わり面接も終わり、無事に2人とも高校に合格できたよ。
朝、同じ電車に乗れることがとても嬉しかった。何より、学校に行く理由にもなってた。
そして一緒に学校に、歩いていくうちに、付き合ってる感がでていたの。でもね、彼は言ったの。好きだけど恋愛感情としての好きでは無いって。辛かったよ
でも、何故か分からないけれど、付き合ったの。本当に。嬉しかったけれど、何故か当時の私は振ってしまった。別れようって言ってしまった。ほんとに後悔している。
本当に振った理由が今でも分からない。本当に分からない。嫌いになったわけでも、付き合うことが嫌になったわけでもない。
でもね、この振ったことによって私はもう心身共にボロボロになってしまったの。自業自得なのに。
別れた後に、彼に、私の事どう思っているのか聞いてみたことがあったの。彼はね、どうとも思ってないって言ったの。
当時の私は、好きじゃないんだ、嫌いなんだって捉えてしまったのだけれど、今思えば、彼なりの優しさなんだなと思う。
彼は私と別れてから、別の女の人と付き合ったそう。幸せそうなら良かったけれど、本当に辛かった。
彼を見る度に一緒にいる女の人が憎いと思ってしまった。いつ、何をしていても彼のことばっかり考えてしまった。
花火大会の日も花火より彼のことを見ていた。本当にそれだけ好きだった。
そして彼が付き合ってる女の人と別れたと風の噂で聞いた時、嬉しいと思ってしまった。最低だ。
そしてしばらく経ち、私は彼に連絡をとることにした。諦めきれないというか、気持ちを伝えないと後悔しそうだったから。今でも忘れない。電車の中で。
そうしてまた付き合うことが出来た。ほんとに嬉しかった。泣きたいぐらい嬉しかった。
しかし待ち受けていたのは元カノの存在でした。私の友達のひとりをAさんと、元カノのことは元カノとさせてもらう。
私の友達Aさんは、元カノと元々は別に仲がいいとかじゃなかった。だから特に何も考えていなかった。
ある時私がAさんと帰っている時に、元カノがたまたま一緒に帰ることになった。別に元カノだから。と油断していた。
元カノは、彼と、付き合っている時に起こったことや、過ごしたことを、ペラペラと語り出てくるのだ。
一緒に帰った。とかならまだいいが、一緒にお泊まりした時のことや、電話をしている時のことを聞かされるのが本当に辛かった。
逃げることは出来なかった。Aさんがいたから。友達のAさんを失いたくないと思っていたから。
そして少しづつAさんと距離をとるようにして、Aさんと元カノとの関わりを減らした。まだ友達ではいたけれど。
そしてしばらく経って、修学旅行に行くことになった。最終日のユニバは、Aさんと私で回る予定だった。
ジェットコースターに乗りたくて2人で並んでいた。その時に元カノからAさんに一緒に回りたいと連絡がきた。
私は本当は嫌だったけれど断ることが出来なかった。怖かったから。
だから、私は1人で回ると言ったら、Aさんは、グループで回らないといけないからと言ってきた。
元カノは、他の友達と一緒にこっちに来て元カノだけ合流した。なぜ元カノはグループで回らなくて良いのに私はダメなのか不思議に思った。
元々、Aさんと私はカチューシャを買わない予定でいた。しかし、元カノが来てから、Aさんと元カノでカチューシャを買っていた。私も、買わないかと聞かれた。
しかし2人が手に取っているのはお揃いのカチューシャだった。
私がひとつ選んだところで仲間はずれになるわけだし、買っても買わなくても変わらないと思った。別に仲も良くないし。
私は彼女たち2人の後を追うように歩いた。彼女たちは2人で自撮りを始めた。
あとから、私に、どこか行きたいところある?と聞かれた。私はないよと答えた。
あるよ。と答えた結果がもう目に見えていたから。怖かったから。トイレも行きたいといえなかった。
そしてミニオンのエリアに着いた時だった。2人乗りのアトラクションがあり、2人はそれに対してグイグイ行った。私は着いてったが途中でやめた。
私が必然的に乗らないようになってしまった。乗りたかった。乗りたいといえなかった。何より後ろの人が2人だったから。私が抜けないといけなかった。
アトラクションが終わって2人が戻ってきた時に、何か、おまたせ。とかあれば良いと思ったのだが一言もなかった。本当に何も無かった。
元カノは、ユニバの入口の近くで、彼がいる集団を見つけた。彼に普通に近づいた。不快でしか無かった。元カノは振られた側なのだから。
それからというもの。私はAさんとほぼ関わることはしないようにした。Aさんは私のテストの点数を見ようとしてきたり、勝手に見たりしてくる。嫌だ。
なんか元カノと、Aさんの愚痴になってしまった…
だからこそ、今、お付き合いしている大切な彼のことをとても大切に思える。私が守るというか、私が守る。
彼を二度と手放したくないし、辛い思いもしたくない。
彼がいない世界なんて存在価値もないと思っている。それだけ大切な人。
二人ぼっちになるなら彼しかいないと思った。
貴方には大切な人はいますか?もしいるなら、ほんとに大切にして尊重して、手放さないでください。
いないとしても、できた時には、心から尊重して、手を握って上げてください。
きっといい未来になります。後悔のない人生を送れるようにしましょう。
どうか大切に。
最後まできのこ派として戦ったおまえだけが友 小三の春
題-二人ぼっち