まず初めに二人ぼっちの意味をここでは、この世界に二人だけ。としておこう。
貴方はこの世界で自分ももう1人のたった2人になるなら誰を選ぶ?
もちろん、そのもう1人は、身近な人でも有名な芸能人でも2次元でも過去の人間でもいい。自分が好きな人を選べばいい。
私はね、今、お付き合いしている大切な人を選ぶ。理由は単純。好きだから。
もちろん、家族も友人も大切だし、好きな芸能人や偉人、キャラクターだっている。
でもね、今、お付き合いしている大切な人は、出会えたことが奇跡なんだって思える。私が生まれていなければ出会えることができなかった。
つまりね、今、お付き合いしている大切な人と二人ぼっちになれるということは、もう家族は存在しているの。
この世界にいないとしても、私が生まれてきているなら家族は必ずいるはずだから。
私が今、お付き合いしている大切な人とはあまり関わりがなかったの。小さい頃から仲がいいわけでも知り合いでもなかった。偶然に偶然が重なっただけ。
今から、私がお付き合いしている大切な人のことを彼と呼ぶね。
彼とは小学校の時にほんの少しに面識があるだけだったの。他校だったし、2人とも覚えてないくらいにほんの少し。
中学生になってから、彼の中学の人数が少ないから私の中学と合併したの。2年生の時に。
その時は何も感情はないし、真面目そうな人だなと思っていただけだった。クラスも違ったし。
中学3年になってから、少しずつ興味が湧いてきたの。彼がね、刃物が好きって言っていたから。私はその当時、刀やナイフが好きだったから、同じ刃物が好きという理由でだんだん目で追うようになった。
中学3年の三学期に、同じ掃除分担場所になったの。トイレね。ほんとにその時はとても嬉しかったな。
少しでも彼と話したくて腕に水瓶座の形で針を打ったり。少し積極的に話しかけたりね。
そして高校生になってから同じ高校に入ったの。本当に偶然。私は学力がないから、その学校を選んで、彼は学びたいことがあったからその高校を選んだ。ほんとに偶然だった。
入試の日に、体育館前で見つけた時には、とても安心した。彼はね、本を読んでいたの。すごい真面目だなって思った記憶がある。
入試も無事終わり面接も終わり、無事に2人とも高校に合格できたよ。
朝、同じ電車に乗れることがとても嬉しかった。何より、学校に行く理由にもなってた。
そして一緒に学校に、歩いていくうちに、付き合ってる感がでていたの。でもね、彼は言ったの。好きだけど恋愛感情としての好きでは無いって。辛かったよ
でも、何故か分からないけれど、付き合ったの。本当に。嬉しかったけれど、何故か当時の私は振ってしまった。別れようって言ってしまった。ほんとに後悔している。
本当に振った理由が今でも分からない。本当に分からない。嫌いになったわけでも、付き合うことが嫌になったわけでもない。
でもね、この振ったことによって私はもう心身共にボロボロになってしまったの。自業自得なのに。
別れた後に、彼に、私の事どう思っているのか聞いてみたことがあったの。彼はね、どうとも思ってないって言ったの。
当時の私は、好きじゃないんだ、嫌いなんだって捉えてしまったのだけれど、今思えば、彼なりの優しさなんだなと思う。
彼は私と別れてから、別の女の人と付き合ったそう。幸せそうなら良かったけれど、本当に辛かった。
彼を見る度に一緒にいる女の人が憎いと思ってしまった。いつ、何をしていても彼のことばっかり考えてしまった。
花火大会の日も花火より彼のことを見ていた。本当にそれだけ好きだった。
そして彼が付き合ってる女の人と別れたと風の噂で聞いた時、嬉しいと思ってしまった。最低だ。
そしてしばらく経ち、私は彼に連絡をとることにした。諦めきれないというか、気持ちを伝えないと後悔しそうだったから。今でも忘れない。電車の中で。
そうしてまた付き合うことが出来た。ほんとに嬉しかった。泣きたいぐらい嬉しかった。
しかし待ち受けていたのは元カノの存在でした。私の友達のひとりをAさんと、元カノのことは元カノとさせてもらう。
私の友達Aさんは、元カノと元々は別に仲がいいとかじゃなかった。だから特に何も考えていなかった。
ある時私がAさんと帰っている時に、元カノがたまたま一緒に帰ることになった。別に元カノだから。と油断していた。
元カノは、彼と、付き合っている時に起こったことや、過ごしたことを、ペラペラと語り出てくるのだ。
一緒に帰った。とかならまだいいが、一緒にお泊まりした時のことや、電話をしている時のことを聞かされるのが本当に辛かった。
逃げることは出来なかった。Aさんがいたから。友達のAさんを失いたくないと思っていたから。
そして少しづつAさんと距離をとるようにして、Aさんと元カノとの関わりを減らした。まだ友達ではいたけれど。
そしてしばらく経って、修学旅行に行くことになった。最終日のユニバは、Aさんと私で回る予定だった。
ジェットコースターに乗りたくて2人で並んでいた。その時に元カノからAさんに一緒に回りたいと連絡がきた。
私は本当は嫌だったけれど断ることが出来なかった。怖かったから。
だから、私は1人で回ると言ったら、Aさんは、グループで回らないといけないからと言ってきた。
元カノは、他の友達と一緒にこっちに来て元カノだけ合流した。なぜ元カノはグループで回らなくて良いのに私はダメなのか不思議に思った。
元々、Aさんと私はカチューシャを買わない予定でいた。しかし、元カノが来てから、Aさんと元カノでカチューシャを買っていた。私も、買わないかと聞かれた。
しかし2人が手に取っているのはお揃いのカチューシャだった。
私がひとつ選んだところで仲間はずれになるわけだし、買っても買わなくても変わらないと思った。別に仲も良くないし。
私は彼女たち2人の後を追うように歩いた。彼女たちは2人で自撮りを始めた。
あとから、私に、どこか行きたいところある?と聞かれた。私はないよと答えた。
あるよ。と答えた結果がもう目に見えていたから。怖かったから。トイレも行きたいといえなかった。
そしてミニオンのエリアに着いた時だった。2人乗りのアトラクションがあり、2人はそれに対してグイグイ行った。私は着いてったが途中でやめた。
私が必然的に乗らないようになってしまった。乗りたかった。乗りたいといえなかった。何より後ろの人が2人だったから。私が抜けないといけなかった。
アトラクションが終わって2人が戻ってきた時に、何か、おまたせ。とかあれば良いと思ったのだが一言もなかった。本当に何も無かった。
元カノは、ユニバの入口の近くで、彼がいる集団を見つけた。彼に普通に近づいた。不快でしか無かった。元カノは振られた側なのだから。
それからというもの。私はAさんとほぼ関わることはしないようにした。Aさんは私のテストの点数を見ようとしてきたり、勝手に見たりしてくる。嫌だ。
なんか元カノと、Aさんの愚痴になってしまった…
だからこそ、今、お付き合いしている大切な彼のことをとても大切に思える。私が守るというか、私が守る。
彼を二度と手放したくないし、辛い思いもしたくない。
彼がいない世界なんて存在価値もないと思っている。それだけ大切な人。
二人ぼっちになるなら彼しかいないと思った。
貴方には大切な人はいますか?もしいるなら、ほんとに大切にして尊重して、手放さないでください。
いないとしても、できた時には、心から尊重して、手を握って上げてください。
きっといい未来になります。後悔のない人生を送れるようにしましょう。
どうか大切に。
3/21/2024, 11:44:40 AM