二人ぼっち』の作文集

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二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/21/2023, 12:55:46 PM

【二人ぼっち】
君と話したくて
夜遅くに電話した
今日だけは君と、君だけと
二人ぼっち

3/21/2023, 12:55:29 PM

(私の生きてる理由って、なんなんだろう)

そんな思考に支配される時、
決まってこの世には、自分ひとりしか
存在していないような気分になる。

窓の外を眺めれば、
ぎゅうぎゅう詰めに建てられた
住宅達には明かりがともり、
いつも渋滞しているあの道路には
今日も真っ赤なテールランプが並び、
時折、人の声さえ聞こえるのに。

「なに?また考え事?」

甘く優しく耳障りの良い音が、私の耳をくすぐる。
同時に恐ろしい程 強い力で抱きすくめられた。
私を捕らえるこの両腕は、
鉛のように重く、鎖のように固い。

「なにも考える必要ないでしょ、僕がいれば」

私を一人ぼっちの世界におとしたのは、この人だ。

「これからもずっと、ふたりっきりだね」

私はまた、窓の外を眺める。
私以外が存在する世界に救いを求めて。


▼ふたりぼっち

3/21/2023, 12:53:08 PM

[二人ぼっち]

 ひとりぼっちの 教室/丘の上 で
 夕日を見てる 僕/私

 夥しい 机/十字架 の山を背にして
 黒板/ウィンドウ を確認する。

「君は今、何をしてますか?」
「夕日を見てるよ」

 今日も 送る/届いた 中身が揃いのメッセージ。
 座標も同じはずなのに、決して見えない君はきっと。
 ふたり揃って、ひとりぼっちなのだろう。

3/21/2023, 12:50:00 PM

「ひっぐえっぐ」
山の中、一人泣いていた。
空に届くほどの杉木に見下ろされ、
足は赤く腫れていた。

森に響くのは木々を揺らす風の音か、鳥の声くらい、慣れ親しんだものは何処にもない。

遂には涙も枯れて、木陰に身体を休め、下を向いて考えた。

このまま誰も来ないんじゃないか、熊に食べられてしまうんじゃないか
思わず声が漏れた。

「かあちゃん…」

ぱりぱりぱり
音がした。

顔をあげた先には
黄色に一本線を引いたような眼、
毛むくじゃらで土だらけの体の猫が、
睨みつけていた。

「何だよ…」

「あっちいけよ」
小石を拾い上げ、ひょいと投げた。

石は猫の横を通り抜けて、転がって、
驚いたように猫は走っていった。

顔を膝に埋める。
ぱりぱり

あいつだ。見上げると、
今度は見せつけるようにトカゲを咥え、
立っていた。トカゲはじたばたと
待つであろう未来から、逃れようと抵抗していた。

「お前の自慢は俺にはわからないよ」
「ほっといてくれ」

猫はふんと鼻を鳴らして、トカゲの身体に牙をかけた。その身体はだらりと垂れて、動かなくなった。

猫はポトリとそれを落とした。
思わず、目をそらす。

「いらねぇよ」

猫はすぐに平らげた。

「おれはそうなんだ、一人で山行って、大丈夫だって、でも迷って、ここにきたんだ」

猫は興味なさげに、舌を伸ばし、
体を舐めている。

「おまえ、道知らないか」

猫はその辺にいた蝶を掴み、またむしゃむしゃとしている。

「おまえも独りぼっちなのか」

猫はその辺の草を噛みちぎっては捨てている。

ここまで無視されると、流石に腹が立ってくる。それに猫の癖に鳴きもしない。

ちょっと考え、近くの草を手に掴み、猫じゃらしみたいに振ってみる。

猫が振り向いた。

きた!抜き足差し足、慎重に近づいて

ばちん…!

枝毛のような虫が潰され、動きを止めた。
猫は満足そうに頬張った。

こいつ、俺をいないものみたいにあつかって、なんなんだ。
それからムキになって色々した。

触れようとして、するりと避けられ、
丸みのある石を投げてみたり、
昆虫を餌に誘ってみたり、

その度、その度、猫は別のことをした。
でも、そこから離れようとしなかった。

流石に疲れ、気を引くのを諦めた頃には、空はオレンジに染まって、ひぐらしが鳴いていた。

そして、すっかり忘れていた自分の境遇を思い出し、またなんだか心細くなった。

木に寄りかかると、
猫は勝ち誇ったように目の前に立ち、手を舐めた。

「おまえには負けたよ」

「ひとりでも、何でもできるんだなおまえは、本当にすごいよ」

猫は何か気づいたのか、
じっとこっちを見つめてくる。
その瞳は大きく、本当はなにをみてるのかもわからない。

けれど、何だか寂しそうな感じがした。

突然、猫が駆け出し、森に消えていった。

落ち葉の音におーいと聞こえた。

抑えてたものがあふれ、必死に返事した。
走って、母へ抱きついて、
情けなくおいおい泣いた。

こつんと頭を叩かれ、ぎゅっと抱きしめられながら戻るとき、
どこからかにゃあと聞こえた気がした。

【ふたりぼっち】

3/21/2023, 12:47:49 PM

言葉で支え

温もりで安心を

どんな時も

支え合い

生きてきた

あなたと


二人だけなら

いまよりも

幸せに

なれたのかも

たくさんの

愛よりも

あなたと

愛し合える

ただ

それだけが

望みだった

3/21/2023, 12:40:58 PM

ふたりぼっち

東京は寂しいでしょ 偏見だけど

人数は関係ないの

心が離れていたら一人と同じ

だって自分の瞳には誰も写っていないんだから

お互いを意識し合える関係がないと周りに何人
人がいたって

あなたは独りだよ
                       完

3/21/2023, 12:36:34 PM

二人ぼっち

この世界で二人ぼっちだったら、、
君と僕の二人ぼっちだったら、、

君を否定する人なんていなかった。
「死にたい」、「価値がない」だなんて、
君に言わせる人なんていなかった。

君は幸せになって当たり前なのに、、
誰かのせいで君が不幸になってゆく、

『二人ぼっち』

3/21/2023, 12:36:14 PM

二人ぼっち
私ともう一人の私
私達は
二人ぼっち (一人)
みんなが見る顔は
心配させない顔
見ない顔は、
苦しんで悩んでる顔
だから私達は
二人ぼっち

その中に誰かが入ることは、
出来ないかも

3/21/2023, 12:33:50 PM

二人ぼっち


君と私。
二人ぼっちだ。
いっそのこと一人ぼっちの方がよかったな。

3/21/2023, 12:32:25 PM

帰り道の相合傘、夜更けのドライブ
ラインのトークルーム
二人ぼっちの間をこだまする、秘密の言葉

3/21/2023, 12:30:33 PM

ジリリリリ――

目覚まし時計の音を鬱陶しく思いながら、むくりと体を起こす。
時計の針は朝9時を指している――今日は日曜だ。
ベッドから下ろした足から冷気が伝わってくるが、さして気にも留めず窓に向かい、カーテンを開けた。
薄暗い部屋に一気に光が入り込み、思わず目を細める。
――雪だ。


都心から1時間程車を走らせると、山の麓に古い家々が立ち並ぶ田舎道が続く。
そのうちの一軒家。車を停め、カラカラに干上がった池のある庭を通り、玄関の引き戸を開けた。

「来たよ」

靴を脱いでスリッパに履き替え、リビングを通って左手にある部屋へ入る。

お土産に持ってきたお菓子を差し出した。
「今日すごく寒くって、ここまで来るの大変だったよ」

「お母さんは仕事のつき合いで来れないんだって。
――私しか来れなくてごめんね、ばあちゃん」

時々車が近くを通る音のみがする静かな空間。
あたたかな陽光が差し込む畳部屋の一角、目が合う。

柔らかに笑う祖母は、記憶の中の彼女と変わらないーーよく撮れている写真だ。

大好きな祖母の命日。

線香の香りを感じながら安らかでありますようにと祈る。

幼い頃から行事の度にこの家で時を過ごしてきた。
夏には、空が暗くなりはじめる時間から酒やジュースを持ち寄り、庭で肉やら野菜やらを焼いて花火を楽しんだ。
冬には身を寄せ合い鍋を囲って、たあいもない話に花を咲かせた。
今は主なき古ぼけた家で――――ただ思いを馳せる。


「二人ぼっち」

3/21/2023, 12:26:20 PM

1年前の夏、彼は死んだ。

斜陽が差し込み、多くの人が交ざり合う今日まで、私の中の彼は生きていた。

知らせは突然だった。

「あの子ね、亡くなっちゃった。」

詳しい理由はわからないが、自殺だったらしい。

彼の親友が言うのだ。間違いないだろう。

年末、彼のお墓参りに行くことになった。

汗の滲むような日差しが眠ったと思えば、人々の心の隙にまで土足で入ってくるような冷たさが襲う。

明日を終わらせた君のことを知らずに過ごしてきた1年は、彼にとってどれほど孤独だっただろう。

そして、明日の来ない君のことを思う人が、君の選択の故に増えたことを、君はどう思うのだろう。

私は知らない。君の選択の訳を。

でもこれで分かるだろう。もう君はひとりぼっちじゃない。

3/21/2023, 12:23:02 PM

『二人ぼっち』
夕暮れのベンチで僕達は考えていた。静かで人の気配も感じない蝉の声が響く寂しい公園。気まずい雰囲気の中で僕は口を開いた。
「そろそろ帰ろうか?」
僕の言葉に彼女は答える
「まだ座っておこう」
二人きりのベンチ、二人きりの公園、ここには二人しかいない。二人はずっとこのままで良いと思った。しかし、時間は止まらない。もうすぐ二人だけの時間は終わる。悲しいけれど僕は言う。
「そろそろ帰らないと」
僕の言葉に彼女は答える
「まだここに座っていたい」
それを聞いた僕は、キスをして彼女から逃げるように走り、公園が見えなくなると大声で泣いた。

3/21/2023, 12:19:49 PM

こんな寂しい夜には
君とのメッセージが心を安らげてくれたね
あの日あの時
君はきっと私を思ってくれていたのかな
2人ぼっちの世界の中で

3/21/2023, 12:18:26 PM

1人は寂しいよね
1人ぼっちってすんごく寂しい
世界がどうでも良くなってしまうくらいに
どうしてもあなたを求めてしまうから
どうか私と
2人ぼっちの世界で生きませんか?

3/21/2023, 12:16:16 PM

二人だけの世界があってもいいじゃない。
 誰にも邪魔されない、二人だけの世界が。
 それがたとえ、孤独を感じるものであった
 としても。
 そばにいてほしいんだよ。

              「二人ぼっち」

3/21/2023, 12:12:35 PM

放課後の教室で二人きり
 窓辺から差し込む夕日のオレンジ色が
 お互いの姿を眩しく照らす

 帰らないの? と私が問えば
 帰りたくない と貴方は返す

 そっか 私と同じだね と笑って言えば
 このまま時間が止まればいいのに なんて
 素敵な台詞を 言ってくれる

 ああ そうだね
 私と貴方 この二人だけの世界
 ずっと続けばいいのにね なんて

 叶わない願望を口にするつもりはないけれど

 時々訪れる 
 二人ぼっちだけのこの空間が
 
 私は好き



【二人ぼっち】

3/21/2023, 12:06:14 PM

孤独な夜に 抱き合った夜を今でも覚えてる
ふたりは傷ついていたね とても
若すぎたふたりだから ゙今゙しか見えてなくて
何もできずに 泣いていた
それでも精一杯 生きていたね

心が壊れてしまわぬように 二人強く抱き合った
泣いて泣いて眠りについた
あの日二人は優しい夢を見た

何度も同じ 毎日の中で 生きる意味探してた
ふたりは孤独だったね まるで 迷子の子猫のように
夜になればふたり 震えながら 泣いていた
それでも精一杯 生きていたね

心が壊れてしまわぬように 二人強く抱き合った
泣いて泣いて眠りについた
ほんの一時(ひととき)の幸せを見つけた

もっと 側に 居たくて
私には 貴方が 必要で
貴方にも 私が 必要だった
いつか 私たちにも きっと
幸せは来るのかな…



ふたりぼっち

3/21/2023, 12:00:45 PM

貴方と私
貴方 みんなに注目される
私 1人にされる

貴方 恋愛できない
私 恋愛できる

貴方 皆に愛される
私 愛されない

貴方 行きたい場所に行けない
私 行きたい時に行きたい場所に行ける

貴方と私は似てないようで似ている
貴方は、皆が好き
私は貴方が好き
''二人ぼっち''
Mii🌙💜🖤💜🌙___。

3/21/2023, 12:00:40 PM

先程地球に向かって落ちてきた、巨大な惑星。私た

ち側からすると隕石、かな。それにより、この星の

ほとんどがえぐり取られ、生命体は死に、自然は崩

れた。家は何も無かったかのように消し飛んだし、

両親も死んだ。でも、私は生き残った。最初は絶望

もしたし、ひとりぼっちに泣きそうになったけど、

どこか楽観的で、何とかなるだろうって。これから

怒られることも無いんだ、勉強もしなくていいんだ

って、思ってた。私以外に生き残った人を探すため

に、知ってる場所をとりあえず訪れてみることにし

た。 学校、ほぼ全壊。 ショッピングモール、半壊、

友人宅、消し飛んだらしく、なかった。建物はほ

とんど壊れていてそして、悲しいくらい静かで、人

は、いなかった。もう、心も体もくたくたで、何も

分かりたくなかった。そして、最後に県を一つ跨い

だ遊園地に着いた。こんなに歩いてたんだ、って少

し自分に関心した。遊園地もほとんど壊れててもう

使い物にならなそう。本当に誰もいなかったな、な

んて思ってたら、声がした。瓦礫の下から、微かに

「助けてください」って。あぁひとりぼっちじゃな

かった。私以外の生き残り。なんて、心底安心して

しまった。

【二人ぼっち】

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