『二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
決して一人にしては行けない
二人で人生を支え合おう
これからもよろしく友よ
悲しいと思わないで欲しい。
保育園でバスで帰るとあまりの田舎で
迎えに降りる人も来る人も少なかった。
唯一迎えに来てくれてたのはおばあちゃんで
それ以外は全くなくて。。
2人で赤とんぼや夕焼け小焼け歌いながら、
盆踊りの歌歌いながら、たくさん歌って
帰ったよね。
2人だけだからとっても絆が深まった。
でもおばあちゃんいない日もあって……
連絡不足という誰かからの嫌がらせで。
20時お風呂を幼稚園の自分が沸かせて
1人で入り大節間で寝ていた。
ご飯もなく、そういう日は
他の兄弟は親族の家でいつも
美味しくご飯を食べて帰っていた。
悔しくなるから何食べたか聞けなかった。
ほぼおばあちゃんが旅行に行ったり夜集まって
ご飯の日だった。
おばあちゃんは伝えていたのに。。
知っててあの人は嫌がらせをした。
辛かったけどおばあちゃんとの時間は本当に安心で
大好きで匂いも覚えている。
自分もおばあちゃんみたいな人になれますように。
天国でも見守っていてね。
2人だけの時間永遠に感謝と教えとして
心に残しておくね。
また出会えたら夕焼け小焼け、歌おうね。
ひとりでいると、すべてがおなじようにみえる。それはあなたが一色しかもっていないから。たくさんのひとといるといろとろどりな世界も一色しかなかったらなんだか味気ない。もしあなたが赤を持っていたとき、わたしが青を持っていたらむらさきができる。白だったら桃色ができるし黄色だったら橙色ができる。ほら、味気ない世界もたった一色増えるだけでかがやいてみえるでしょう。ひとりぼっちのせかいもがふたりぼっちになるだけで色鮮やかなせかいに変わってしまう。
旦那といちゃいちゃしながら
いろいろな人を批判して
いろいろなことに文句をつけていたら
仲良くしてくれる人が居なくなった
当然の結果ですね
寂しく感じる反面いいきっかけにもなり
自分が心から仲良くできる人たちと関係を作る礎になりました
心の解放感を味わってしまうと
息苦しさに気づきやすくなりますね
休息時間は心を許せる人と過ごしたいものです
私には、ユウカちゃんだけいればそれでいい。
暗い夜道、街灯もぽつぽつしかない暗闇を、手を繋いで歩く。
あたりには誰もいない。田舎とまではいかないが、都会でもない中途半端な町だ。
「辛くなったら連絡いれてよ~」
ユウカちゃんは困ったように声をかける。
「付き合ってすぐの人にそんなことしたらめいわ……」
「迷惑なんかじゃない!」
私の言葉を遮り、手を強く握る。
「私達、付き合ってるんだから、楽しいことだけじゃなくて、辛い時も一緒に乗り越えなきゃ! 恋人同士でしょ?」
ユウカちゃんの熱弁に私は面食らった。
「それとも……やっぱり、恋人、じゃ、やだ……?」
恐る恐る伺う私の大切な恋人。
私は首を横に降った。
親が親としてあり得ない扱いをしてきても、友達にいじめられていても、この人がいれば無敵な気がする。
私とユウカちゃんの二人ぼっちの世界でいいのに。他の人なんて、誰もいらない。
手を繋ぎながら、私は月を見上げた。
【二人ぼっち】
※【泣かないよ】の続き
いかないで、置いていかないで
会いたかった、声が聞きたいよ、また抱きしめて欲しかった
また話を聞いて笑って、そうしてまたあの坂を一緒に下ろう
何回でも、あなたを救いたかった。
僕の記憶の中、ずっとふたりぼっち。
ふたりぼっちだと感じたときに
その力は試される
きみが発するものを僕は理解し
僕が発するものをきみは理解する
何年も一緒いたら
いつかそんな日が来て
何もかも通じ合えたら
きっとつまらない
きみと一緒にいる意味が
分からなくなるかもしれない
だからこのままでいいよ
今夜も僕は寝る前に
きみにおやつあげるから
真夜中に叩き起こさないで猫
明日の朝は早いんだ
いいじゃありませんか
ふたりぼっち
いずれひとりぼっちになるし
そんなに遠くない未来
それ迄ふたりぼっちを満喫するべし
其れも大切な時間だから
勿体なーい
もし
砂漠
宇宙
深海の中で
二人だけになったら
必要な酸素、水分
すべて私から
奪っていってね
おねがいね。
「二人ぼっち」
二人ぼっちのこの世界で、
永遠に踊りましょう?
大学落ちた。春から浪人生です。
努力してきたつもりだったけど結果が伴わないのなら努力したとは言えないね。だけどせっかくもらえた猶予期間。学力は当たり前だけどスキルも人間力も底上げして魅力しかない人間になって第一志望受かる。絶対負けない。
受験は団体戦だとか色々言うけど結局は自分と、もう1人の自分との鬩ぎ合いでしかないんだよね。
今年も周りの熱い応援を躱しながら二人ぼっちで頑張ろうね~
二人ぼっち
朝起きる。
その部屋はとても簡素。
リノリウムの白い床に、小さなベッドに、それから日記帳。
日記帳には、僕の生まれてからの日々が書き記されている。
「ねぇ、知ってる?」
__なんだい?
「今日は僕の誕生日なんだ」
__あぁ、知ってるとも。今日は僕の誕生日さ。
「ハッピーバースデー、「僕」」
__ハッピーバースデー、僕。
「私は「僕」。」
__僕は「私」。
いつか出られるその日まで、二人(?)ぼっち。
独りは寂しい。
寄り添ってくれる人がいないから。
三人以上はたまに仲間はずれにされるから、
あまり好きじゃない。
僕たちは、親友なのか、友達なのかあまりはっきりしてはいないが、
一緒にいると安心する。
そんな関係だった。
僕たちは周りに嫌われているのか、
もしくは周りに溶け込めてないのか、
いつのまにか、友達も親友もいなかったし、
いない存在、みたいにされていた。
初めて会ったとき、
一目見て思った。
(僕たちは、似たもの同士なんだ)
このとき、初めて寂しさが埋まった気がした。
僕たちはいつのまにかそばにいて、
いつのまにか寄り添いあっていた。
誰もいない場所で、とても静かなところで、
声さえ出さず、静かに寄り添った。
寒さも暖かさも、たった二人で分け合った。
そして、静かに笑い合った。
『二人ぼっち』
果ての見えぬ砂漠に二人ぼっちだったら、どうだろうか。
星の王子さまの話ができるね。
星の王子さまの話がきけるね。
陸地の見えぬ海原に二人ぼっちだったら、どうだろうか。
あの爺さんの話ができるね。
あの爺さんの話がきけるね。
何にも見えぬ吹雪の最中の穴蔵で二人ぼっちだったら、
どうだろうか。
歩く地蔵様の話ができるね。
歩く地蔵様の話がきけるね。
もし、君とふたりぼっちになったら、
僕は君に依存してしまう。
ただ、それがこわいんだ。
「例えばこの世界で私とゆいちゃんの2人だけだったとするじゃん」
「ほう」
…なんかものすごい世界観の話が始まったな。
「その時ゆいちゃんはさ、私と一緒で嬉しい?それとも、2人しかいなくて悲しい?」
「…初めは多分、親とか好きな人がいなくて悲しいけど、瑠璃がいるなら、まあいっかってなると思う」
「そっか!」
「えぇ、何。怖いんだけど」
瑠璃は満面の笑みを浮かべるだけで、それ以上何も言わなかった。まるでもう自分のことは必要ではないかのように。
ー翌日。
「…は?」
いなかった。瑠璃が、いなかった。ただ一人、ぽつんと私だけがこの世界に取り残された。
「瑠璃っ」
探し回るしかなかった。昨日の最後に見た瑠璃の嬉しそうな顔を忘れられない。もう一度、会いたい。たった一人の私の大親友に。会いたい。
「…え?」
坂本瑠璃之墓
瑠璃を、探して走り回っている時目に飛び込んできたお墓の文字。ありえない、きっと同姓同名の…。いや…待て。記憶がなだれ込んでくる。忘れていた記憶が。思い出したくなくて、認めたくなくて記憶の隅の隅に追いやっていた記憶が。
「…っじゃあ、昨日までいた瑠璃は?まさか、幽霊??」
(ゆいちゃんが、私がいたらいいって言ってくれたから。私の目を見て、言ってくれたから。)
「ぁ…」
私は、親友が死んだことを受け入れられなくてずっと架空の瑠璃と話していたんだ。だから、私は、私たちは。今までずっと、二人ぼっちだっんだ。
#二人ぼっち
2人ぼっち
あなたとわたし
鏡のよう…
どちらも大切
あなたがいないと
わたしは抜け殻なの…
2人でわたしなの
そばにいて…
大切なの
二人ぼっち
そんな世界に
行きたい?
私とあなたしかいない世界
きっと色褪せてる
息を吸う
息を吐く
今ある私の人生を精一杯に生きなきゃ
僕はこれが運命なんだと思う
君と会えたのは偶然なんかじゃないって思う
2人で過ごした夏の日も
風邪をひいて笑いあったあの日も
全て決まっていたことだ
だからこれは
由々しき事態である
君が僕を置いていくのは
許されないはずだ
僕は考えた
神様に抗った君はいけない子だよね、と
君のためを思って
僕は君と永遠を過ごす
例え世界が2人しかいなくなっても
それもまた
運命だったということだ
愛しているよ
愛しい君
《ふたりぼっち》
#6
『人は良い所に埋まりたがる』とは言ったものだが、こんな辺鄙な場所を選ぶなんて、この世には私達しかいないのかもな。
お題 二人ぼっち