『不完全な僕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
すみません。
本当は僕、アンドロイドなんです。
戸籍や住所は全部デタラメで、
飲食も
食べること、飲むことは
できますが、
エネルギーにならないので
幻影機能を使っていました。
あなたが人間と間違えるのも
無理はありません。
柔らかい体、
長い黒髪、
僕はどこから見ても普通の少女ですからね。
でも、すみません。
防水機能は無くて、
プールは行けません。
不完全な僕で
申し訳ないです。
気持ち悪いですよね。
アンドロイドと友達なんて。
今後一切接触しないので
ご安心ください。
え?
別にアンドロイドでも構わない?
プールはやめて山でも登ろう?
ありがとうございます。
僕といてくれるんですか。
すごく嬉しいです。
あ、そうだ。
この間お借りした漫画、
とても絵柄が好みでした。
言葉選びがお上手な漫画家さんなのでしょうか。
僕は特に、1番最初の一言が好きです。
"Good Midnight!"
ってやつです。
今度漫画お返ししに行きますね。
山登り楽しみにしてます。
僕のことアンドロイドだと知っても、
人間と同じように扱ってくださり
ありがとうございます。
これからもずっと仲良しでいましょう。
僕は、ツギハギだらけで産まれてきました。
博士曰く、母が破水した時に事故にあったと。今となっては、それが事実かなんて分かりませんが。誰もが恐ろしいと感じる僕の外見は、僕を人間たらしめない要因でした。
博士はそんな僕の身体を大好きだと言います。
他の誰にもない、僕の個性だと。そう言います。
けれど、僕の個性が無くなったら、ツギハギをする必要が無くなったら、博士は僕に飽きるのでしょうか。
そんな不安を抱えています。そしてつい
「博士、僕はツギハギでなくなったら、博士の言っていた個性は消えてしまう。僕は、博士がくれた言葉さえもなくなってしまう気がして、とても怖いのです。どうしたらいいのでしょうか。」
なんて、聞いてしまうのです。僕は、博士のお情けで育てて貰っていて、博士は僕のツギハギが興味深いだけだと言うのに。ただ、それだけの事実が僕の胸を突き刺して、耐えられそうにもない程、悲しみが込み上げてくるのです。心の中の静かな慟哭は、博士には見え透いているのでしょうが、僕は続けます。
「あなたが、僕に興味を示さなくなったら、僕は欠けたままにしか生きられません。誰かが、僕を愛してくれたとしても。僕は、あなたの愛しか求められません。」
そう吐き捨てるように言い切ると、博士は決まってこう言います。
「君の個性も好きだけれど、僕は君という人間が好きなんだ。ただ1人の僕の大切な子供だから。子供を愛さない親がいるかい?それに、君は欠けたままでも素敵さ。不完全な僕が君と出会えたように、不完全な君と欠片を補って生きていきたい人もいるさ。」
そうやって、僕の心を補ってくれる博士は、何もかもを僕にくれる。不完全な僕に。
題:不完全な僕
容姿端麗…
頭脳明晰…
性格も文句ない…
もちろん、お金に困る事もなく
いわゆる……「超完璧な僕」
私はこんな人とはご縁が無いんだけれど
完璧すぎる人って隙がなくて
近寄りがたいオーラを感じてしまう。
自分自身が不完全でダメな所が沢山あるし
だから、色々足りなくて失敗して凹んだり
落ち込んだりしながらも頑張って
生きてる「僕」が痛みもわかるし優しく
成長している気がする…
私自身もきっと共感出来て
一緒にいて楽だと思う…
「不完全な僕」でいいんじゃないかな…
結局は完璧な自分を演じ続ける為には、
本心を押し殺し随分と無理を
しないと続かないだろうし…
だから、平凡で普通が一番いいと感じる
㉙不完全な僕
こんな理不尽な世の中で
僕らは出会った
恋をした
こんな不完全な僕を
完全な君が
愛してくれて
存在してくれるという
事実
不完全な僕は
不格好な僕から声を掛けられる
完全な僕がお待ちだ、と
不透明な僕と不安定な僕に
案内された扉を開けると
不公平な僕と不自由な僕が何やら言い争いをしており
不用意な僕がまあまあ、と割って入る
どうやら不公平な僕が
完全な僕に不満の手紙を渡そうとしたら
不必要だ、と不自由な僕に止められたらしい
不条理を感じた不公平な僕は
なぜか不完全な僕を睨みつけ
不機嫌な表情を浮かべる
僕らは元々
あ、完全な僕らのはずだった
あ、完全な僕らのはずだった
あ、完全な僕らのはずだった
まるでoasisが湧き出た様な不協和音
『不完全な僕』
不完全な僕
完全な僕ってどんな僕なんだろうね。
不完全な僕
喋れない自分
相手のことを気遣えない自分
料理できない
仕事できない
何も断れない
弱い自分がたくさんいるけど
生きてるだけそれが良い
それが1番だよ
家族もいる
家もある
笑ってられる
それが良い
僕はいつも周りに合わせて、
他人の軸で生きてきた。
親の自慢の息子でいるように。
先生も誇れる真面目で優秀な生徒でいられるように。
"いいやつだな"と言われるような友達でいられるように。
そうやって周りが理想としているであろう自分を演じて生きていた。自分の気持ちに蓋をして。
そしたらどんどん本当の自分がわからなくなってきた。
いや、違うな。
自分の気持ちがわからないから他人に合わせていたのかもしれない。
でも、もうそういうのにうんざりしてきて。
ここのところ僕は迷いに迷っている。
どういう人生を歩むべきなのか。
生きることに意味はあるのだろうか。
価値のない僕が生きている意味はあるのだろうか。
こんな僕にできることがあるのだろうか。
別に感傷的になっているわけではない。
ただ実際問題こんな僕に価値などないのだ。
まあ、でも思うのは
結局どれもこれも自分次第だよなってこと。
どう意味づけるかも人それぞれだし。
変わろうと本気で思わないと、変われることはないし。
物事をどう捉えるかによって全然違く見えるしさ。
探り探り生きていけばいいのかもしれない。
今まで完璧を求めていたけど、
不完全なままでいいのかもしれない。
それは諦めてるわけじゃなくて、
とても前向きな意味でね。
そして、きっと完璧だとつまらないのだろう。
少し欠けてるものを欲してしまうのだろう。
人間結局ないものねだりだもんね。
もう少し生きてみることにするよ。
ー不完全な僕
「なんでできないの」
親や先生、会社の上司。
色んな人から言われたこの言葉が
僕の頭をずっとめぐってる。
なぜできないかなんて
僕がいちばん知りたいと思いながら
下を向いていた。
そんなときに幼なじみの彼の言葉だけが
僕を救ってくれた。
「不完全なままでも少しづつ成長できるんだよ」
綺麗事だといえばそうかもしれないけれど
僕の救いになったのは事実だ。
だから僕はこれからも
不完全な僕でいる。
その分成長できるように前を見ようと思う。
中学を卒業するまで、喧嘩ばかりの日々だった。
ある人にそれはよくないぞと指摘されて、言われた通りに生活を改めることにした。
まず、話し方を変えた。粗雑で乱暴だった口調を、丁寧な敬語にすることにした。
敬語自体はよく使うような環境にいたから、これはそんなに難しくなかった。ただ相手によって話し方を変えるのは面倒で、家族以外は後輩だろうと同級生だろうと、みんな敬語で話すことにした。
それと同時に、一人称も変えた。今まで「俺」と言っていたのを、「僕」に変えた。
これは少々難しくて、考え事をしているときの一人称は「俺」のままだから、うっかりそれがそのまま出てしまうこともあった。けれど慣れというのは恐ろしく、1年も経つころには「俺」と口に出すことはなくなっていた。
最後に、眼鏡をかけた。金縁の大きな丸眼鏡。
視力は普通にいいからこんなの邪魔になるだけだけど、意外とオンとオフの切り替えに役立った。それに眼鏡をしてると、「おとなしい」とか「頭いい」とか、周りが勝手にキャラ付けしてくれる。俺はそのキャラ付けに従い、クラスで目立たない地味な生徒として生きることにした。
服装を変え、髪型を変え、全部あの人の言う通りにしてるのに──なぜだろう。
むかしの自分とは様変わりしたはずなのに、どうしても変わった気がしない。
喧嘩をやめて、話し方も見た目も変えたのに、俺はあの人を囲む輪には入れない。
どうして、どうして──俺はあと何を変えればいい?
20240831.NO.39.「不完全な僕」
貴女はしばしば、「不完全な私が許せない」とおっしゃっていましたね。そんな風に考える必要など、どこにもないのですよ。
ええ、人間は皆不完全です。
そもそも、この世に完全なものなどありません。
あの大きな廻り続けるものですら、完全ではありません。
そんなものは、目指すだけ無意味なのです。
貴女は、そのままの貴女でいてください。
貴女の周りの方々は、貴女をお守りしている俺たちは、そのままの貴女を愛しているのです。
視野が狭くて、思い込みが激しくて、泣き虫で、身体の使い方が下手くそで。けれど人を思いやる心があって、人の役に立つのが大好きで、より高みを目指し続ける意志があって。
そういう不完全な貴女は誰より魅力的で、人の心を惹きつけて止みません。
どうか、そのままの貴女を、貴女も愛してあげてくださいね。
不完全な僕達は、いつもなにかを探してる。
不完全こそ完全だと、気づくために探してる。
地方の製鉄所で、危険な作業のためそれなりの給与を貰いながら、単調な仕事の繰り返しを過ごしていた。
上司に刃向かいもしないし、楯突く事もない。向上心は全く無い為、昇進もしない。
けれどいつしか、昭和生まれの自分も年長者になり後輩も増えていた。
最近分かってきた事がある。
どうも、今の子はアニメの声優やYouTube、アイドルなどに「推し」がいるらしい。
「推し」?とは。なかなか身体に染み込んではこない。
分からないが、休憩中にきゃっきゃっと話しをする彼らを見ていると、羨ましくもあった。
そんな矢先に、父親が死んだ。
母は3年前に他界しており、子は俺しかおらず、急遽全ての手続きを自分がしなければならなくなった。
悲しみは感じなかった。
昭和の父親は基本的に碌でも無い。清清したが、後片付けをしなければならない事で、恨みはつのった。
へとへとになりながら、ひとり暮らしのアパートへ戻る。
大声で罵りたかった。叫びたかった。誰かに助けて欲しかった。
暗闇の中、脱力しながらスマホで動画検索し、適当に指をなぞる。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの世界の終わりが流れ、若いチバさんが揺れていた。
…何度も、何度もリピートする。いつしか無意識に涙が流れていた。
射るようにカメラを見るチバユウスケから目が離せなくなっていた。
思い出す。「推し」とはこういう感情だろうか。
題:不完全な僕
不完全な僕を生贄に
将来性のない俺達を召喚!
このモンスターは相手と自分の仕事、彼女、資産を全て無かったことにすることが出来る!
ターンエンドッ
“不完全な僕(私)”
私は気が利くし、育ちの良さから出る言葉の節々と、頭だって悪くない上に、メイクもして別に下の下な顔ではない。完全体とは思えないけれど、不完全ではない。、、自傷行為をしてしまうことや、あと、その…もう、一点を除いて。
そのもう一点とは、14歳も年上の教諭に恋をしてしまったことだ。付き合えないということよりも、彼の「子供たちに教育をする」という職業に対して、邪魔な感情を抱いてしまっていることが大罪なのだ。そして、恋をしてしまったあと気付いたのは、私は彼ほど気が利かないし、そもそも私の言葉が正しく綺麗なのかも不安になる、頭はもっと良くならないと彼の隣に並べないし、大人をよく知ってらっしゃる彼からしたら私はばぶ、つまり赤ちゃんに等しい、ということ。
こんな“不完全な私”を、彼は、…見ていてくださるのだろうか。
ダメなとこほど愛おしい
だから、そのままでいいよ
#不完全な僕
「不完全な僕」
人間、みな不完全なものだと誰かが言った。
僕だって、それには同意する。でも僕は、周りと比べて、あまりに不完全すぎるようだった。
物心ついたときから、自分は人と違っているという意識があった。毎日毎日、周りの人間がなにを考えているのか、想像もつかなくて。親でさえ、完全に安心できる相手ではなかった。孤独というのだとも、知らなかった。
「なあ、廉は好きなひといる?」
小学五年生の頃だっただろうか。下校中、不意に友達の雄太が聞いてきた。
「好きな人?お母さんとか?」
僕がそう答えると、彼は声をおおきくして言った。
「ちげーよ!!女子だよ女子!絶対いんだろ!?」
「いないよ」
本当だった。
「はあ?嘘つくなよ!好きな人教えねーならもう遊んでやんねーぞ!」
そう言うと彼は走っていってしまった。
結局、彼は翌日にはケロッと忘れていたようで、いつものようにドッジボールに誘ってきたのだが。
僕の心には大きなモヤモヤが残ったままだった。
好きな人がいることが普通で、そうでないことは信じてもらえない……。あまつさえ、嘘つきと呼ばれる……。
小学五年生という年齢は、まだ幼く、同時に性を意識しだすタイミングで、彼の発言もそのための若気の至りなのかもしれなかった。しかし、そのときの僕はそれがきっと常識で、普通なのだと受け取ってしまった。
好きな人……。そもそも僕には人を愛するという気持ちがわからなかった。親だって、友達だって、どうせいつか死ぬ、それが当たり前で、悲しむ理由もなくて、それまでの期間を一緒に過ごすだけ……。
これを昔、うっかり親に言ってしまったことがある。親は血相を変えて、なんてこと言うの、人の心はないのとまくし立てた。
それを聞いて、自分のことも、親のことも怖くなった。僕は、一生普通の心は持てないのかもしれない、それを知られてしまったから、親はバケモノでも見るような気持ちで僕に接するようになるかもしれない……。
親は幸い翌日には忘れたようだった。人の忘れるという機能にこれほど感謝したことはない。
これをきっかけに決めた。一生、普通を演じて生きることを。
本音が言えないのは辛い。でも、周りに差別されるのは怖い。もう、決めたことだ。
年月がたち、中学二年生になった。僕はもう、息をするように嘘をつけるようになっていた。それは、幼なじみの葵に対しても、例外ではなかった。
なのにあの日、本音が溢れてしまった。まるで縁ギリギリまで水の入ったコップから一滴の水が垂れるように、自然に。
「俺、人の心がないんだ」
金曜日、学校からの帰り道。深いオレンジに染まった、午後5時の空にポツリと呟いた。
隣を歩いていた葵が振り向く。
「え、どうしたの急に。これがウワサの中二病?」
茶化された。まあ、そんなもんだよな。
「なんてね、廉が上むいてちっちゃい声で話すときは、たいてい本気って知ってるよ。なんで、そう思ったの?」
柔らかい笑みをたたえて、優しく言われた。まるで聖なる光のような西日が彼女をつつんでいた。夕日が目に染みる。
「れ、廉?」
差し出された手にはハンカチ。あれ、泣いてた……?
そう自覚すると、せきを切ったように言葉が溢れ出してきた。
「俺、好きな人とか、わかんねえし、みんなみんな、どうせ死ぬっていったら、人の心がないって、いわれて、、相手へのおもいやりとかも、わかったことねえし、だいいち、ひとを、愛せない、かもしれない……こんな、バケモノ、みてーな、やつっ、嫌だよな……」
後半はもう、しゃくりあげるみたいで、自分でも何を言ってるかわからなくて、ただひとつわかったのは、葵が、真剣な目で、うんうんと、うなずいてくれたことだけだった。
だいぶ落ち着いてから、葵は言った。
「廉が好きな人とか、恋愛とかできないっていうの、おかしくないよ。ほら、同性愛者とか、いろんな恋愛する人がいるじゃん、そんな事言ってきた人がばかなだけだよ、廉は、そのままでいいよ、そのままの廉と、一緒にいたい」
葵の言葉が、ゆるゆると心に入ってくる。一気に喋りすぎて、何も言えなくなった僕の代わりに、葵は話を続けた。
「廉は自分のこと思いやりがないっていうけど……私は廉は優しいと思う。いつか、私が愛犬のたろーを亡くしてずっと泣いてたとき、ずっと隣にいてくれた。その後、いつもみたいに遊ぼうって言ってくれた。今でも覚えてる、大事な思い出」
「それはっ……それは、葵しか遊び相手がいなくて、つまらなかったからで……慰めたいとか、思えてなかったんだよ?そんなやつなんだよ、俺は」
「それでもいい。私は、嬉しかったよ、廉。普通じゃなくても私は好きだよ。私のこんな言葉じゃ、慰めにはならないかもしれないけど」
自信なさげに語尾を濁らせる彼女に思わず食い気味で言った。
「そんなことない!俺も、嬉しかった」
「よかった」
その後は、いつものように、並んで帰った。
ふと気付いた。
人前で泣いたのは、初めてだな……。
普通でなくても、どこか欠けていても。彼女のような人がいるなら、堂々と生きていていいのかもしれない。
夕日がどこか暖かく見えた。
わたくし時期○✕新総裁は
前 記視総裁の考えに載っとり皆様に御約束します
先ず第一の御約束から
平和国家として武器の製造及び輸出は全面禁止します
大手企業から献金は議員一人当たり60億円までとする
消費税は年収10億円以上の納税者に限り2041%徴収する
国民は議員の御車代を献金する義務を設けるまたは儲ける
アレルゲンの添加物混入食品を輸入全面禁止する
芸能人議員を比例配分にカウントしない
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SDG推奨活動にみーちゃんと石原さとみさんを起用する
7の付く日は全国のセブンイレブンの商品を無料にする
11の付く日はローソンを無料にする
みーちゃん可愛い❤️wonderful!!!
不完全な僕
詰襟の窮屈な感覚を残したまま、僕は大人になってしまった。
日々家
不完全な自分に
ため息はでども
どうにも出来ないのが
現状