“不完全な僕(私)”
私は気が利くし、育ちの良さから出る言葉の節々と、頭だって悪くない上に、メイクもして別に下の下な顔ではない。完全体とは思えないけれど、不完全ではない。、、自傷行為をしてしまうことや、あと、その…もう、一点を除いて。
そのもう一点とは、14歳も年上の教諭に恋をしてしまったことだ。付き合えないということよりも、彼の「子供たちに教育をする」という職業に対して、邪魔な感情を抱いてしまっていることが大罪なのだ。そして、恋をしてしまったあと気付いたのは、私は彼ほど気が利かないし、そもそも私の言葉が正しく綺麗なのかも不安になる、頭はもっと良くならないと彼の隣に並べないし、大人をよく知ってらっしゃる彼からしたら私はばぶ、つまり赤ちゃんに等しい、ということ。
こんな“不完全な私”を、彼は、…見ていてくださるのだろうか。
8/31/2024, 11:08:33 AM