彼とわたしと

Open App
9/19/2024, 11:55:02 AM

“時間よ止まれ”

 前の試験期間中、教室で友人と勉強をしていた。そろそろ帰ることになり教室を出ると、なんと大好きな彼が、そこに通りかかったのだ。

 友人は通りかかった先生に「古典わからないんだけど、教えてくれない?!」と話しかけた。そんな急なお願いに、先生はなんと、「良いですよ、今からやりましょう」と言ったのだった。

 試験内容の解説を一通り受け、ひと段落すると友人が唐突に「トイレ行ってくる!」と言った。教室には先生と私の、2人だけ。この絶好のチャンスを逃してはいけないと思い「先生はどんな文章が好きですか?」という無難な質問をした。「人のドロドロした考えが綴られていると、好きです。」優しい声でそう答えてくれる。すきだなぁと思いながら「良いですね、素敵です」と呟いた。すると彼は私に「〇〇さんはどんな作品が好きですか?」と問うてくれた。私の、苗字を覚えていてくれたことが嬉しくて仕方なくて、具体的な内容が出てこず、「そうですね…[ここで何を伝えたいかと言うと]という文章がある作品が好きです。」と答えた。これは事実だ。読みやすいし、無駄な考察をせずに済む。「笑 おもしろいですね」

 みなさんには、この状況の美しさをお分かり頂けるだろうか。彼が私に質問をして、私の言葉に彼が笑ってくれる。好きだとは直接言葉に出せない、いや、言葉にしてしまっては迷惑で伝えられないまま、けれど彼とは作品という軸を通して繋がっていたいという、私の溢れ出る愛情と我儘が。私がここで何を伝えたかったかというと、互いの質問と彼の微笑みが続く時間が、私は愛おしくて仕方なくて、“時間よ止まれ”、ずっと続いていておくれ、と願っていたということだ。

9/17/2024, 11:07:57 PM

待って、今日の私本当に、“花畑”の中のお嬢様みたいで、かわいい。お題のための言葉とかじゃなくて、ほんとにかわいい。読者にはこの可愛さを伝えられなくて申し訳ないけれど、本当に可愛いのだ。これは大好きな彼も見惚れてしまう。いや、けど生徒相手に見惚れたら私たちの未来は無いか。私たちの幸せな未来のために「おもしろい生徒」とだけ認知してもらおう。「賢い生徒」でもいいな。好印象であればなんでも良い。 

 私から彼の印象は、とっても字が小さくて可愛くて、お髭が似合って素敵な大人で、言葉の節々をも素敵で輝いていて、それでいて所々抜けているのが繊細なようで愛おしくて、それでもっとすきなところは…

 私から彼への愛は沢山ある。それも山ほど、ああ、ここでは花ほど、か。“花畑”の花、ひとつひとつに彼のだいすきなところを詰め込めるほど、私の愛は強く深いのだ。

 ♡ = +17

9/16/2024, 11:04:41 PM

“空が泣く”

 空はどうやって泣くのだろう?
   うわーん、ぷぎゃー、?泣く種類が分からない。皆さんもそうなんじゃないかなと思う。やっぱり人間は、ストレス発散として「泣くこと」を追加したほうが良いんじゃないか。派手に感情を表してみるということも、大切なことだと思いますけれどね。

9/15/2024, 2:04:46 PM

”君からのLINE”

  このお題、最近も見た気がする。そんなに運営は私のLINEが待ち遠しいか?確かに欲しいよね、こんなぴちぴちjkのLINE。性格も良くて顔も良い、ちょっとイチャイチャしちゃいたいよね。

       この話の流れで、少しだけ今日の話をしようか。たまに家族で宴会をするのだけれど、今日は初めて、父の高校時代の後輩も来たのだ。ここでは仮に、後輩を瀧水くんと呼ぼう。みんな歳の差が開いているね、という話題になった時、年の差婚の話題に転び、私は瀧水さんに「何歳差までなら結婚できる?」と問われた。40歳差は無理だが、30歳差なら愛せるなと思い「30歳差なら結婚できます、共に生きる時間が短いのは寂しいですが」と返した。すると瀧水さんは「30下のこんなに可愛い子と恋愛できるなんて羨ましすぎるよ。俺と結婚する?」と、冗談混じりに言われた。顔も声も良い瀧水さんだ、こんなことは言い慣れてるんだろう。けれど、それでも私は嬉しかった。冗談かもしれないけれど、可愛い子と認められたのが嬉しかった。それも、大好きな彼と同じような年齢の人に。

               私だって頑張れば、大好きな彼に「14下のこんなに可愛い子と恋愛できるなんて幸せ。俺と結婚してくれないか」と思ってもらえる可能性が出てきたのだから。けどそれは…こんなぴちぴちのjkだ、性格も良くて顔も良い、イチャイチャしたくなっちゃうよね。“彼からのLINE”、今は持ってさえないけど、いつでも待ってるんだからね

9/15/2024, 1:16:43 AM

“命が燃え尽きるまで”

   ずーっと彼の隣に居たい。永遠に彼のことを考えていて、「彼も私のことで頭をいっぱい」にしてくれる。こんな幸福、他にあっただろうか?今の関係では、そんな関係になるなど夢のまた夢だとしても、夢を、見せ続けて欲しい。

        仮に今、「彼が私のことで頭がいっぱい」になるときがあるとしたら、どんなときだろう…?私の成績が急激に下がった時や、彼の担当教科の単位を落とした時だろうか。それとも、先日提出した作文の内容が、先生に対するセクハラだと察せられた時だろうか…。実はこれが、一番濃厚なのだ。夏休みが明けて、やっと彼に会えたのが嬉しかった私は、うっかり先生への恋心を少しだけ、ほんの少しだけチラつかせてしまったのだ。それも、作文という彼の授業を理由にして。これも口頭で説明したわけではなく文章で綴ってしまったので、恐ろしいことに、原文が残ってしまっている。

                恐らく「先生に対するセクハラ」ではなく「生徒が教師に恋をしてしまっているのでは無いか?」という不安だろうけれど、これがバレてしまっては今までの関係も(特に関係性はなく教師と生徒以外0に限りなく近いが)崩れてしまう。この恋心を必死に隠しながら彼のことを好きで居続け、今なら彼にお近付きになれる…!というタイミングが私を招くまで、すなわち、“命が燃え尽きるまで”彼のことで頭をいっぱいにしておかなければならないという、私の、私だけの使命なのだ。

Next