『三日月』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
こんばんは!初めまして、私は歌歩ちゃんの中の人格の1人、桃恵(ももえ)です!今日は何を書こうか少し迷ってるけど、学校のことについてでも書こうかなと思ってるよ。学校は正直あんまり楽しくないけど、私の好きな友達とかとたくさん話すことができるからそこは嬉しい!友達ができるって本当にいいことだと思ってるし、毎日が楽しくなるんだよ!確かに人それぞれだけど、でもほとんどのみんなはそう思ってるって思うの。友達とか親友とかそういうのって絶対大切だし作っておいて損はないんじゃないかな〜って思ってるよ。話は変わるけど、私の好きな教科についてでも話そうかな〜。私の好きな科目は、国語だよ。数学も理科も英語も社会もあんまりよくわからなくて好きじゃないけど国語は大好き、っていうか1番できる自信がある科目だから好きなのかも。やっぱり「楽しくできる」っていうのは大切だし、私のモットーである「勉強は楽しくやる」っていうのに1番当てはまってる教科が国語。確かに、勉強のほとんどは難しくて嫌になっちゃう部分もあるけど国語だけはとても楽しくやれてる。そのほかの暗記科目も少しできるかも。面白い覚え方を作り出してくれた天才の皆様方のおかげで私たちは今も楽しく暗記できてるし勉強できてる。色々な語呂合わせとか面白い覚え方を作り出してくれた天才の方々には頭が上がりません。色々な勉強法で勉強を少しでも楽しくできているのはこういう面白い覚え方だったりどうやったら頭に入るのか研究(?)してくださった人たちのおかげだと思ってるから本当にすごいな〜っていつも思っているよ。桃恵は勉強は嫌いだけどこうやってたくさんの覚え方があることを知ってそれで勉強を少しでも頑張ろうと思ったよ!!
よし、たくさん書いたと思うし今日はここまで。読んでくださった皆さん、ありがとうございました。誤字とかあったらすみません。
『三日月』
夜の窓辺で
爪を切る
拡げた紙に
沢山の
三日月
三日月
朝6時頃、暖気で温めた車に乗って出勤をする。田舎でもかなり山の方なので朝は山を下るという感覚で何も通らない静かな道を流れていく。フロントガラスに映る電線もビルも何も被らない遠くて広い空は、すごく気持ちが良い。
白から徐々に青に変わる途中の空にぽつんと浮かぶのは真っ白な三日月。寒い時期、真っ暗な夜になっても山に隠れて見えない月は朝になると西の山々の上に現れる。
今日は三日月、というには細すぎるか?新月の前かあとかは分からないが薄い青と溶け合うようなコントラストがお気に入りだった。
よく見る黄色い月じゃなくて真っ白の月は、太陽が登る前の早朝にしか見られない。もう少し寒くなってくると同じ色の月は見えなくなる。この時期のこの時間だけの三日月を楽しんで、静かな朝を堪能して、1日を初めていく。
「今夜は月が綺麗だよ」
届いたメッセージに空を見上げた
ではなくて… えっ?
「月が綺麗ですね」って!?
きたーー!きた、きたモテ期到来!?
こっ…これは、つまりアレ? 俗にいう口説き文句っ!?
返し、返しは…
(手が届かないからこそ綺麗なんです)
って、一度、ソデにするセリフ言ってみたいよ…
おっと、危ない
ここは素直に
(今なら手を伸ばせば届くかも)
うーん? もう、王道に
♥死んでもいいわ♥
で返そうかな?
そんな今夜は 私の好きな三日月からの妄想だけど、ね。
三日月
最終便までの空き時間、私は1人で展望デッキから飛行機を眺めていた。離陸する飛行機の向こうに見える三日月がとても美しかった。あの人も同じ景色を見ていたら、一緒に感動できたのにと思った。
「三日月の日の夢は必ず悪夢なんだって」
昔から、そう、言い伝えられていた。
何か黒い影みたいなものがこちらへ来いと手招きする。言葉に誘われそのまま私は歩く。
「…ねえ、たとえ悪夢でもいいから、私に夢を見させてくれない?」
唐突な言葉で驚く黒い影は数秒止まって、返事もないまままた歩き続けた。
「できれば死んだあの人と会わせて欲しい」
少し躊躇ったような、拒否するような態度を示してから少し経ち、了承したと頷く。
「…あなた、本当に悪夢なんて見せるの?
ほんとはそういう商売して、此処に来てもらいたいんじゃないの?」
決してそれはない、と強く横に振る黒い影。
「…そ。でもこれだけは言っとく。
………ありがとう。」
三日月と言う名の小さな島、その主に。
_2024.1.9.「三日月」
pkmn。
高いビルとビルの隙間から、三日月がのぞいている。ふう子は眉間にシワを寄せて三日月をしばらく見つめていたが、諦めて視線をそらした。
「ダメだわ」
不機嫌そうにふう子がぼやいた。
「どうしたの?」
ふう子の隣にいた、みくもは首をかしげた。するとふう子は口を尖らせて答えた。
「視力が落ちたのよ。だからか三日月が三つも折り重なってぼやけて見えるの。前はこんなことなかったのに」
みくもはくすっと笑った。
「良いじゃない。私なんてメガネとったら三日月がどこにあるのかすら、わかんなくなっちゃうよ」
細めのお月様
三日月
何か好き
尖ってる
セーラームーン
白っぽく見える
お題『三日月』
主様、4歳の頃のこと。
その日はやたらと庭に出たがるので日焼け止めクリームを塗って差し上げれば、ぴょんぴょんぴょん、と裏庭に駆けていく。アモンがいて、お手伝いをしたい、主様にそんなことさせられないっす! という攻防戦をきっと繰り広げることだろう。
近頃の主様は、誰かのお手伝いをしたいお年頃らしい。昨日はナックの隣で主様専用帳簿を作ってもらい、数字を書く手伝いをしていた。その前の日はルカスさんのところで口に入っても安全な染料で着色した水を使い、化学変化について手伝っていらっしゃった。
さてさて、アモンのところでは何をお手伝いしているのだろうか。
様子を伺いに俺もそっと裏庭に行ってみた。
てっきりジョウロに汲んだ水を薔薇にあげているのかと思っていたら、どうやら違うらしい。地面に敷かれたストールの上にぺたんと座った主様はアモンとムーの3人で額を突き合わせて何やら手を動かしている。
「主様、何をなさっているのですか?」
「フェネスにプレゼント」
「え! 俺に……ですか?」
そこでようやく俺の存在に気づいたらしい。
おそらくは作業に夢中でついうっかり口から言葉がこぼれ落ちたのだろう。みるみるうちに目に涙を溜めて、それがまた悔しかったらしく袖でゴシゴシ擦った。
「あーあ、主様。そんなに擦ると顔が土まみれになってせっかくの美人が台無しっすよ。それに……」
アモンはそう言うとじっとりとした視線を寄越して、ヘラっと笑う。
「あ、主様、俺なんかにプレゼントだなんて、そんな……でも嬉しいです。それで、そのプレゼントとは……?」
「っく、ひっく、アモンのおてつだいでつくった、はなかんむり。フェネスに似合うといいなって」
そうか。アモンがよく花冠を作っては主様や他の執事たちに配り歩いているから、その手伝いをしようと思ったのか……。
「さぁ、主様。あとは端と端を繋げれば完成でよ……ほら、できました」
ムーの手作業を観察しながら最後まで作り終えた花冠は、花びらもかなり落ちているしフレームも歪だ。
「主様、こんなに素敵なプレゼントを、俺なんかがいただいていいのでしょうか?」
主様は何やら少し考えて、花冠と俺を見比べた。それから俺にしゃがむようにおっしゃると、それを俺の頭に乗せてくださる。
「俺に……似合いますか?」
それからさらに少し考えて、
「こんどはもっとじょうずにつくるから、まってて」
とおっしゃったが、ムーとアモンは、
「主様! 初めてなのにすごいですよ」
「またいつでもお手伝いに来てくださいね。俺は大歓迎っすから」
口々にそう言っている。
「俺にはこれも十分過ぎるほどもったいないのに……えぇ、次も楽しみに待っています」
俺の言葉に、主様はニコニコと笑い始めた。そう、まるで闇の中に降った雨空に浮かんだ三日月のように。
俺はその日一日を主様からのプレゼントの花冠をつけて過ごし、その後はそれをドライフラワーにした。
夜が笑う
夜の間だけ
欠けたように見える
うさぎのいない衛星は
時々顔を出して
うすら微笑む
空が笑う貴重な姿は
幸運をもたらすようで
その笑顔を
分けてくれたら良いのにね
–三日月–
「三日月」
あなたとわたし
いつまで経っても
愛の形は欠けたまま
満月は永遠に望めないの?
今夜も見上げれば
三日月
「三日月」
日によって月は変わっていく
満月…… 満面の笑みで微笑みかけても
三日月に近づくと 笑みが消えてくる
何かを隠すように……時折分からなくなる
月は黙ったまま
何も教えてはくれない
見つめていると……何となくわかるのょ!
不安を隠してるのもバレバレょ!
そんな事気にしなくても良いのに
したい事 思いっきりやりなょ!
三日月を待ってないで
三日月なんか気にしないで
思った事を好きなように……
誰も怒らないからさ
沢山の月の顔を見るようになったのは最近
本当に穏やかな月の顔
窓から見る月は綺麗
月には引力が有る
沢山の魔法で幻の世界を魅せてくれる
それは海と月の沢山の物語が有るのょ
満月より半月より……三日月が1番怖い
海に聴いて…… 風が 波が 全て教えてくれるから
海に行けばわかる事
三日月の物語……
三日月
昔、子供が長く入院していて面会の帰り道、1人で車を運転しながら「絢香の三日月」をガンガンにかけて大声で歌いながら帰ったなー
歌い終わらないと遠回りしながら歌ってた…
遠距離恋愛の歌だけど…
「頑張っているからねって 強くなるからねって」が心に響いた!
月がきれいに
みえると
なんだか
嬉しい
三日月のよる
_月明かり_
重たい闇の夜空から、
一筋の光が差した
見上げるとそこには
三日月が光っていた
雲の隙間から溢れ出した、
三日月の微かな光だった
春の気を閉じ込めたような
暖かで柔らかな光だった
私を包み込み、救い出すかの
ような、優しさだった
それはたぶん、満月では
再現しきれない
欠けたものにしか出せない、
失うことの美しさだった
2024.1.9
#三日月
三日月
あの日、彼は飛び立った。
月夜の真下で、大空に。
世間はこう言う。
「苦しいことがあったなら、言えばよかったのに…」
「可哀想…」
「人が心配しているのがわかっているのか?…」
彼は返す。
「言えなかったからだよ、偽善者が…。」
「可哀想だと思うなら助けろよ…。」
「心配なんて、ただの期待だよ…。」
私は言う。
「最初から何も無かったら良かったのに…」
「天国はどんな所かな…?」
「もし、貴方と共に死ねたら…!」
彼は返す。
「君と僕だけいれば良かったんだ…」
「君と、一緒に行きたかったよ…?」
「僕がまだ、生きる気力があったら…!」
もう彼は戻ってこない。
あの透き通った瞳も。
優しく暖かい声も。
細く白い身体も。
もし、私に出来ることがあれば、何でもやります。
どうか、神様!
あの三日月のように、彼を楽にしてください…!
「どうか、神様!」
「あの子が楽になれますように…!」
儚い三日月の下。
たった二人の声が重なった。
まんまるより明るくなくて、
まんまるより小さくて、
まんまりより何となく特別な気がする。
欠けていて、足りてなくて、満たされない。
空を見上げて見つけた時、
まんまるよりも嬉しくなる。
何となくだけど、確かに特別。
【三日月】
「今日は月が綺麗ですね。」
紺色の空に浮かぶ三日月を見上げながら、君はそう言った。
細くて今にも消えてしまいそうなのに、見えない月の縁に確かにしがみついている明るい弧。その儚くも力強い姿に胸を打たれる。そう伝えた。
「見えないから綺麗なんです。」
君はそう答えた。
三日月の夜、月はその縁の一部分しか姿を見せてくれない。未知の領域が多いからこそ、無限の可能性を秘めている。だから、三日月は想像力を掻き立てる。
君の言葉の意味を自分なりに解釈してみたけれど、君のことは何もわからなかった。だから、もっと君のことを知りたいと思った。
今日は、三日月が綺麗だった。
遠い君へ
Theme :三日月
星々の中に沈んだ三日月。
それを見る度に、俺は誰も傷つけなくて済むという安堵と、この三日月もいずれ美しく輝く満月になることへの恐怖を覚える。
あと2週間もすれば、あの三日月は星の光をも呑み込んでしまう満月になることだろう。星の光だけでなく、俺の人としての理性さえ呑み込んでしまう。
俺は獣の本能に溺れ、誰彼構わず人を襲って傷つけてしまうだろう。
人狼の呪われた本能に逆らうことはできない。
俺は誰も傷つけたくない。ただ静かに穏やかに人として暮らしたいだけだ。
だが、満月はそれを許してはくれない。
許してくれるのは、月も浮かばない夜の闇とこの儚い三日月だけだ。
神様、どうかこれ以上、俺に誰も傷つけさせないでください。
何度目かわからない祈りを三日月に捧げる。
俺の願いは星々に遮られ、きっと三日月に届くことはないのだろう。
それでも俺は祈り続ける。呪われた運命から解放されるその日まで、ずっと。
三日月
西洋と東洋では月の意味が異なる。
西洋では月は畏怖の対象。満月は恐怖そのもの。
何故なら悪魔と密接に関係あるから
月は怖いのだ。
では、東洋ではどうか。
反対なのである。
月は愛するものであるのだ。だから東洋の者は
月を愛し、敬意を贈る。東洋は満月を
愛し、あこがれを抱くのである。
昔「 月が綺麗ですね」と書いて、I love you
貴女を愛していますと翻訳した有名な著名作家が
いた。
では、三日月を見つつ「月が綺麗ですね」
と言うとどうなるのだろうか。
欠けた月の時に
「貴女を愛してます」
とは、私は言えない。