『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつもみたいな感じでなく、今日は雑談のような形で
m( ─﹏─)m
今日は七夕。
皆さんは織姫と彦星の話を、知っていますよね。
一年に一度だけ会えるカップル
なんだかロマンチックで、少し憧れがあります。
とは言っても恋人すらいない私なのですが。
あなたは一年に一回じゃ足りない!と思いますか?
それとも、年に一回も会えるんだからいいじゃん。と思いますか?
織姫と彦星の気持ちになって考えると、やはり私は一年に一回じゃ足りないです。
織姫と彦星じゃなくても、恋人ができたらきっとそう思います。
私の独占欲が強いだけですか?でも、どちらにしよ恋人と会えないのはつらいです。
(そもそも恋人がいないので、わかりませんが。。。)
もう付き合った、ということで満足してしまうものでしょうか?
それとも、いざ付き合うと少し愛情が冷める、なんてことあるのでしょうか?
未経験の身からすると、なにもわかりません、、、
ですが仮に 仮に恋人ができたとして、そして一年に一回しか会えないとして。
耐えられるでしょうか?
挨拶すら許されない、触れ合うなんてもってのほか
私じゃ耐えられません。
そう思うと織姫と彦星はすごいですね。満足なんかしてないかもしれないけれど、約束を破りもせず、きっちり決まりを守っている。
今頃天の川で2人の時間を過ごしているところでしょう。100年後とかはもしかして、2人の間に子ができるかもしれませんね笑
毎年この時期になると、本格的に夏が来たなぁと思う
もう昔ほどはしゃぐことは出来ないけど
まだ自分は短冊を書こうと思えるし、笹に飾る折り紙を折ることが出来る
まだ、夜空に夏の大三角を探せるし、雨の匂いがする夜風を美しいと思える
ああどうか、来年も再来年もこの平凡な幸せが続きますように
ある所にナナホシテントウがいました。
そのナナホシの背中まるでは北斗七星の様に美しい模様でした。
周りの虫達からは
「なんだか夜空の模様みたいで素敵ね。」
と言われ嬉し恥ずかしのナナホシでした。
ある日の事、ナナホシはもう一匹のナナホシに出会いました。
そのナナホシの背中はまるで天の川のような素敵な模様でした。
「君の背中もまるで星空みたいだね。」
「そうかな、ちょっと恥ずかしいよ。君の背中もまるで夜空の星みたいだね。」
「みんなからよくそう言われるよ。」
二匹はすぐに仲良くなりました。
七夕の夜の事でした。
ナナホシは夜空を見上げこう言いました。
「僕達もあのお星様みたいになれるかな。」
「なれっこないよ。お星様は遠く高い所にあるんだから。」
「そうかな。空を目指していけばなれるかもしれないよ。」
そう言ってナナホシは空に向かって飛び立ちました。
もう一匹のナナホシもやれやれと言わんばかりに一緒に飛び立ちました。
どれ位飛んだのでしょうか。ナナホシ達は、少し疲れてきました。
「まだまだお星様は遠いね。」
「そうだね。」
「でもだんだんと近づいてきているよ。
さっきよりお星様の輝きが大きくなってきているもん。」
更に飛び始めてから時間が経ちナナホシ達は疲れてきました。
「まだ着かないのかな。お星様に着くのって大変だね。」
「きっと辿り着くさ。」
そしてとうとう疲れ切ったナナホシ達。
「もう限界。僕、もう下に降りて寝るね。」
「わかったよ。僕ももうそろそろ降りるよ。」
そう言ってナナホシ達はお星様になる事を諦めて地上へと降りて行きました。
「お星様にはなれなかったけどとても夜空は綺麗だったね。」
「そうだね。普段あまり夜に飛行する事がなかったから気づかなかったよ。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」
ナナホシ達はそれぞれの寝床へと戻りました。
その夜、ナナホシ達は夢の中でお星様になった夢を見ました。
お互いに星を見せ合うナナホシ達。
この夢がずっと続けばいいのにと思いました。
目が覚めるとナナホシ達は空の上にいました。
「そっか、僕達夢の通りにお星様になってしまったんだね。」
空に輝く北斗七星と天の川となったナナホシ達は毎年この季節が来る事を楽しみにしました。
「七星七夕物語」
七夕
「はい、じゃあ一人一つずつ願い事書いてー」
担任の先生にそう言われて配られた短冊。
何を書こう
決まらないまま時間だけが過ぎていく。
周りの人達はちらほらでき始めてる。
蝉の忙しない声が、はやくしろ、なんて急かしているようで、でも手に持つシャーペンは一向に動かない。
いよいよ焦ってしまう。
結局願い事らしい願い事が思いつかず、1週間後に控える体育祭について、優勝できますように。
たったの一言。それだけしか書けなかった
_____体育祭の結果は準優勝だった。6ブロック中の2位だから、まぁ上出来。
特に目標もなく、これでいっか、だけで書いた願い事に未練も執着もなかった。
今考えても思う、冷めているな、って
なんだかんだで高校2年になった夏、今度は何を書こう
今度はすぐにシャーペンを持つ手が動いた。
____〇〇大学に合格できますように。____
なんでだろう、あの時あんなにも書けなかったのに今はこんなにすらすら書ける。
もしかして、あの時準優勝だったのが実は悔しかったのかな?(笑)
今度の願い事は、未練を残さないように沢山勉強して、それでいて勉強に執着しよう。
今度は冷めてなんかいない。
2024/7/7
「七夕」
サマーバレンタインには彦星様も。
織姫様に向日葵の花束を渡すのかしら。
「七夕って、星合とも言うんだ」
鵲の橋が架かる七夕の夜空
私たちには見えないし聞こえないけれど、
15光年を越え、
私はあなたに巡り会う
それはまるで、星が合うよう ?
お題 七夕
七夕
織姫様と彦星様は1年に1度しか会えない。
普通の人なら、二人のことをとても哀れに思うだろう。
好き同士なのに年1しか会えないなんて拷問ではないか、と。
しかし私はそうは思わない。
2人は十二分に幸せだと思う。
なぜなら2人は両想いで、お互いがお互いを好いていることを知っているから。
好きな人がいても、その人に恋人がいて、自分には振り向く素振りも見せてもらえないことのほうが哀れである。
「あーーー、親友が欲しいよお。」
なんでも吐き出せて、馬鹿なことを言い合えて、真剣に相談もできる友達がほしい。
そんな一心で始めた、SNSのアプリ。
つぶやきを見て、「あ、この人と気が合いそう」と思ったらフォローしてみる。
最初は頑張って話しかけていたけれど、
頑張るのに疲れてしまったから、
必然的に向こうから話しかけてくれた人とだけ仲良くしていた。
人を選んでフォローしたとはいえ、
何も考えず気を使わずにポンポンと話すのは難しい。
出会ってまもないから当たり前のことなのか?
どんな話もできるような仲になるには、
リアルでは半年はかかるが、
やはりネットでも長時間かかるものなのだろうか。
私は今すぐにでも親友がほしいのに。。。
なかなか親友ができず、苦しい思いを抱えていた。
そんな中、1人例外がいた。
ある日の夕方、一件のメッセージが届いた。
「このアプリの使い方よくわかってないけど、
仲良くしよう」
どうやら異性の大学生のようだ。
なんて返せばいいんだろう?
良い答えが思いつかない。
と、いうか、思ったことをすぐ言えるようにならないと、親友なんてできなくない?
だって本音で話せないんだから。
やっぱ今思ったことをシンプルに言おう。
「このアプリの使い方よくわかってないけど、
仲良くしよう」
「しよう!」
よし。これでいい…はず。
その日は、しばらく経っても返信は来なかった。
仲良くしよう!から話広げるの難しいよな。。。
返事の仕方ミスったか?
でも、それしか思いつかなかったし。。。
色々考えを巡らすのも疲れるしな。
結局返事が来たのは、次の日の夜中だった。
「仲良くしようとは言っても何から話せば良いのか。。。」
あらま。私もおんなじこと思ってたよ。
んー、なんて返そうか。
「んー、じゃあどうして話しかけてくれたの?」
「話し相手が欲しくて。」
「だよねー、私も何でも話せる友達欲しくて始めたもん。なかなか本音を言い合える人っていないよね。」
「本音って言ってもさー、汚いっていうかどす黒い本音は言いにくいじゃん、やっぱり。周り見てると、みんな本音ぽんぽん言ってるのほんと羨ましい。」
「あーー!!わかるーー!!」
驚くほど話があった。
人付き合いが苦手なところ、性格悪いところ、
性格直したいけどなかなか直せていないところ、
このまま社会でたら生きていけないと思っているところ。
笑いのツボもぴったり合っているし、
考え方や感じ方も似ている。
何よりすごく優しい。
私の相談にも真剣に乗ってくれた。
こんなに面白くて人間くさくて良い人なのに、
友達が1人しかいないんだとか。
不思議だ。
私達は気づくと、1時間近く話し込んでいた。
次の日も、その次の日も。
他愛もない話で盛り上がったり、
急に政治や生き方についてシリアスに語り合ったり、色々な話をした。
気づけば、私はこの人と話すのが毎日の楽しみになっていた。
こんなに気が合う人が世の中にいたんだ。
信じられない気持ちと同時に、とてもわくわくしていた。
いつかリアルでも会えたらいいな。
そして、その日も会話を楽しんでいると、
私の飼っている犬の話になった。
「飼い始めたきっかけとかは?」
「友達に勧められて。
じゃあペットショップ行ってみるかーって行ってみたらすごく可愛い子がいて。勢い良く契約した。」
「へえ。そうなんだ。
そういえば、恋人も今年からトイプー飼い始めてさ。可愛いんだよ。」
「へぇ、いいよね、トイプー。可愛いよね。」
平然と会話を続けたが、頭の中は困惑しっぱなしだった。
え、恋人いたの?
友達は1人なのに?
突然のことで頭がショートしている。
恋人がいる事実を受け入れられない。
恋人がいたことにも驚いたが、
何よりもそのことにショックを受けている自分に驚いた。
とりあえず恋人のことには触れずに話を続けたが、
飼い犬の会話が終わって別の話になっても
ネッ友に恋人がいたという事実が頭から離れなかった。
その日のメッセージのやり取りが終わって、
お風呂に入って、布団の中に入ってもなお、
恋人がいた衝撃が頭から離れない。
「まあ、そうだよね。あんなに良い人だもん。
恋人いない方がおかしいじゃんね。」
必死に自分に言い聞かせるが、脳が言うことを聞かなかった。
「あーーー、恋人、いたのかあ。ショックだなあ。」
そのとき、初めて気づいた。
私は、あの人のことが好きだったんだ。
恋人がいる事実を受け入れたくないと思っているのは、
あの人が好きだったからか。
そうか、私好きだったのか。
でも……あの人とは付き合えないだろう。
あんなに良い人と付き合える人だもん、恋人も良い人に決まってる。
それに、あんなに良い恋人と別れようとなんて思うはずもない。
ああ。悲しいな。
実は初恋だったんだけどな。
本気で好きになったの初めてだったんだけどなあ。
なんでだろうなあ。
なんで、なんで恋人がいるんだろうなあ。。。
好きな人に振り向いてもらえる可能性が低いって、
叶わぬ恋って、こんなに辛いものだったんだなあ。。。
知らなかったなあ。。。
今日は七夕
1年に一度あなたに逢えるね
天の川で待ってる
大切なあなたへ
“七夕”
それは
年に一度だけ織姫様と彦星様が
会うことを許された日。
無事に二人は会うことが出来ただろうか。
夜空を見上げながらふと思う。
もしもそんな話が現実にあるならば
あの時自ら手を離した
もう今は何処にいるかもわからない
わたしの心に住み着いて離れない
小悪魔な彼に会わせて欲しい。
#七夕
「今日は晴れましたね」
恋人が窓際に立って、空を見上げる。
俺は彼女に寄り添って同じ方向を向いた。
「本当だね。あ、短冊書く?」
「あ、書きます」
自宅に小さな七夕飾りを用意してあり、短冊を彼女に渡した。
俺も短冊にペンを走らせる。
「そう言えば、晴れて欲しくなかったの?」
「え?」
彼女も短冊に書いていた手を止めて、俺を見つめる。
ほんの少し、寂しそうな顔をしてから短冊を書き進めた。視線を短冊に向けたまま返答してくれた。
「楽しくないというか……一年に一度しか会えないなら、二人っきりにしてあげたいなって……」
ああ、なるほど。
確かになと、考えてしまう。
恋人と一年に一度しか会えないんだから、誰にも邪魔されたくないよな。
そんなふうに考えていると、俺の手の上に彼女の手が添えられた。
「私は一年に一度なんて嫌ですよ?」
挑戦的に見えるけれど、その奥に寂しさの色が見える。
俺は立ち上がって彼女を抱き寄せた。
「俺だって嫌だよ。ずっとそばにいてね」
おわり
お題:七夕
『願い事』
あなたを思う心に
耐え忍ぶ心が
負けませんように
#七夕
今日は七夕。織姫と彦星が年に一度逢瀬をする、とても素敵な日。でも、私にとっては素敵な日にはならなかった。何故って?さっき彼に振られたの。浮気されてたんだって。「君が1番だ。」「君以上の女性はいない。」って言ってたのに。「君は遊びだったんだ。」って。酷いでしょう?でも、仕方がないのかもしれない。私は仕事が忙しくてあまり遊べなかったし、そういう雰囲気になっても、怖くて受け入れきれなかったから。だから、別れ話もすぐに受け入れたの。今日は七夕だし、短冊に願いを書くことにした。内容は「楽しく幸せに暮らせますように」本当は彼氏も欲しいし、もっといい女になりたい。でも、1番は幸せに暮らすこと。星に願ってみてもいいかなって思ったの。今年は少し雲がかかってるけど、晴れてはいるし、きっと織姫と彦星は出会えたでしょう。幸せに過ごしてるといいな。
スーパーで買い物をしたら短冊が飾られていた
主に子供が書いたのだろう
◯◯が欲しい
◯◯ができますように
◯◯ちゃんとずっと仲良しでいられますように
どれも無邪気で可愛らしい
全部の願い事が叶いますようにと心の中で呟きながら、スーパーをあとにする
街中を歩いていると、所々で笹が飾られているのを見かけた。そうか、七夕か、と思いながら私は彼に聞いてみた。
「ねぇ、何か願い事ってある?」
「あぁ、そういえば今日は七夕でしたっけ?何も考えてませんでした」
「だよね〜、大人になってからこういう行事とかやらなくなったし」
そんな話をしながらショッピングモールに入ると、やはりここでも笹が飾られていた。買い物客が書いていったのか、色とりどりの短冊が掛けられている。少し近づいてみると、ケーキ屋さんになりたい、と
幼い子どもが書いたであろう願いや、恋人が欲しいといった恋愛の願いなどが書いてあった。
「あ〜、願い事思いついたけれど、見られたくないから心に留めとくわ」
「奇遇ですね、俺も思いつきましたが恥ずかしいのでやめときます」
それから夜になり、晴れた空の下で星を眺めていた。今日はいい天気だし、彦星と織姫も会えているんだろうなと思いを馳せながら、彼の方を見た。
「今日のお昼に言ってた、あなたの願い事分かったかも」
「俺もですね。貴方の願い事はきっと俺と同じだと思います」
「それならせーので言おうか」
二人きりだけの静かな空の下で、私がせーの、と声を掛けると、ずっと一緒に居られますように、という二つの声が重なった。
テーマ「七夕」
小学生の時、七夕には
祖父が裏庭から笹をとってきて、短冊を書いていた
正直、短冊の願いが叶うかどうかは二の次で、
笹の葉飾りを作って結びつけるのが楽しかった
四季の催しを大切にしていた祖父のおかげで
自然と行事に親しむ習慣があり
貴重な体験ができていたんだなとありがたく思う。
昔話に思いをめぐらせてたら、
ニュースで、今日天の川が見られるという地域に
入っていることを知り、ベランダに出てみた。
残念。街頭の灯りが思いのほか明るくて厳しそう。
ただ、晴れてる七夕の夜は珍しいね
織姫と彦星の再会を祝して、私は麦茶で乾杯
96:七夕
七夕の日には、何か特別な事をするのだろうか。
数日前から、七夕の日の夕食は、何か七夕らしい物を作ろうかとぼんやり考えていたものの、時間になっても妙案が思い浮かばず、結局いつもと変わらない夕食となった。
イベント好きの家族が特別な何かをしたいと言うので、二人で外に出て、1つだけ見えた赤い星に、短い時間お祈りをした。
夏の夜の匂いがする風が心地よい、七夕の夜に。
"人を笑顔にする声優になりたい"
小学校5年生のころ、
短冊にそう書いたのを今でも覚えてる。
ある声優に憧れて私もこうなりたいって思った。
けれど21歳になる今年、
私は公務員になってた。
「公務員になるとかさすがやね。」
なんて親戚に言われても嬉しくなかった。
今でもあのころを思い出す。
"七夕の願いは叶わないのかな"
そう思ったこともあった。
でも、やっぱり今年も願う。
いつか人を笑顔にしたい
あなたは今年どんなことを願いましたか?
一年に一度逢えるかどうか。
一万年の寿命があったらどうだろうか。
毎年あの人に逢えるように。
祈り、願う。
久しぶりにあってがっかりされないように。
次に逢えるまで思いが揺るがないように。
磨きに磨きをかけた自分で逢えるように。
そして今年逢えなくても次の年まで思い続けるのだ。
今年の七夕の空は晴れている。
ふたりはどんな話をするのだろうか。
一年に一度だけしか逢えないなんて、私には耐えられない
一日、貴方の声が聞けないだけで
気寂しくて、心が荒んでしまうのに
---二作目---
「短冊に書くとしたら、何を書く?」
気になって、隣の彼に聞いてみた
すると彼はこっちを向いて
「僕の願いはもう叶ってるから、
...だが、強いて言うなら、__の願いが叶えば良いなっと思う」
っと言うものだから
「私もだよ」
なんて、手を繋ぎながら返してみたり
#七夕
351作目
一周年記念まで...あと13日
【七夕】
なんて書こうかな。
年に一度しか会えないとしても
あなたの特別になりたかった
だからね
私は
あの人の織姫様になり…なれますように