『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ルール/2023.04.25
自分を縛るルールが存在する
そのルールは自分の命綱になったり、
自分の首を締めたりする
私は、今
後者に片足を突っ込んでいる
※三次元(くじらのひとの黒迷さん)注意
※BLではありません
『言いたい事はなんでも言い合う』
小杉と組む前のコンビでは、これが出来ずにお互い限界が訪れた。ボヤの内に消せば大火事にはならない。
このルールがあっても仕事をセーブしたい事を言えないくて、結局大火事にしてしまったのは数年前の事……。
『先に結婚した方が三千万円払う』
コンビ結成後間もなく、結婚したらこいつ芸人に見切りを付けそうだと猜疑が生まれた。
たぶん小杉が俺を頭のおかしい奴だと思い始めたのはここからだ。
結婚しても辞めそうな気配はなかったから、結局うやむやになった。
『収録後は楽屋で反省会』
これをやってると話すと、だいたいの芸人は驚く。お前らもやれとは勧めない、けどこれが俺らのやり方。
MCの番組ではほとんど行う。あの時の言葉選びはもう少しなにかあったんじゃないか、ゲストをもっと目立たせる事が出来たんじゃないか。そんな事を話し合う。
『小ボケ・中ボケ・大ボケの流れを守る』
芸人としての基礎。あいつは全然守らない。お前はNSCでなにを学んだんや。
『月一は漫才の舞台に立つ』
あの大火事の後、『漫才というしっかりした基盤と還る場所があれば、テレビでも恐れず喋って行ける』と小杉に話した。小杉は納得してくれて、なんとか消火は果たされた。
それ以来、月一でNGKでの舞台をマネージャーに頼んで入れて貰っている。
トリを任せて貰うという夢は叶ったが、看板を背負うにはまだまだ足りない。でも、ネタ中のボケやツッコミではなく、登場時の歓声が一番デカかった俺らはもう居ない。
『一生コンビ』
一緒に漫才してくれよ。一生そのアホ面、側で見せながらな。
(おわり)
#ルール
あの先輩、最後のチェック工程って本当に必要なんすか
作業効率悪い気が
前回その工程サボって、取引先からクレームが来たんだよ
そうだったんっすか
誰かがやらかせば、それだけ後のルールが増えるんだよ
厳しいっすね
誰でも失敗やミスはするから、そいつをカバーするためにも、ルールが必要なんだよ
了解です先輩
ところでなんで今日休んだんすか?
ズル休みだ
…明日は来てくださいよ先輩
自分で課すもの
他人が課したもの
全部守り通したいのに
溢れて綻んでなにか
間違いを起こす
経緯は汲み取られず
すべて良し悪しで決まるなら
わたしはここから逃げ出したい
ルール
まぁ、守らなくてもいいさ。……ただし、それなりのペナルティはあるけどね。
『ルール』
テレビを見ていたら天才の話しが流れてきた。
リクルートを作った江副浩正さんだ。
彼から学ぶためにアマゾンの社長も働いてたそうだ。
日本にアマゾンができたのかもしれない。
江副浩正さんは作ろうとしてたそうだ。
彼は最後にルールを破って捕まった。
たらればの話しだが彼を捕まえて良かったのだろうか。
日本の経済からしたら損失だ。
ただ、なるようになったのだろう。
そう思うしか自分にはなかった。
ある古い書物の一節にて。
全て赤色の街並みの国。政府は国全土に名札を付けるルールを作った。
このルールを守らない者は厳しい罰が与えられる。
だが、当然付ける事を忘れてしまったり、失くしたり、拒むものが出てしまう。
その対処として1回目は6日の地下への監禁。
それ以上忘れたものに対しては想像を超える対処が施される。それは先程の厳しい罰と同じだ。
1番重いのは、拒む者だ。
この国を人は「極楽園」とよぶ。
ー オリジナル小説・ドゥコ作中の書物ノン・ドゥカ・ドゥコから ー
ルールといえばなんだろう。身近なルールで気になっていること。特にないな。
そうなると書くことがないぞ。毎日代わり映えのない日々ですからな。ぼーっとしてるだけで一日が終わってるからな。
ダイエットもあすけんを続けてるけど痩せられないんだわ。どうにも食べちゃうんだよな。己の食欲が憎い。
なにか時間を忘れて熱中できるものがあれば低カロリーで健康的な食事で平気になるんだけどやることないから食事しか楽しみがない。
そうなると美味しくて高カロリーなもの食べちゃうし空腹を我慢できなくて食べ過ぎちゃうんだよな。
まぁダイエットは食事量を自然に減らせるまでこのままでいいかな。なんかもうなにもかもがどうでもいいし。
お花とミツバチ
綺麗な花にはミツバチたちが寄ってきて
美味しい蜜を吸い上げる
可愛い子には男の子が寄ってきて
お近づきになりたがる
いつのまにかできあがった
自然界の暗黙のルール
大して可愛くもなく綺麗でもない
そんなわたしにこのルールは通用しない
ならばいっそ変えてやろう
顔もスタイルも敵わない
ならば内面から溢れ出る
わたしのフェロモンに寄ってこい
とびっきりの美味しい蜜を育てるから
わたしのルールに従って
ミツバチたちよ、集まりなさい
#ルール
ルールは守らなければならないけれど、
ルールを破った時の罰則は、
その行為の度合いによって変化する。
ルールは一つ。
罰則はグラデーション。
ひとつ、「おはよう」と「おやすみ」は必ず言うこと
ふたつ、ごはんはなるべく一緒に食べること
みっつ、隠しごとはしないこと(サプライズは除く)
同棲をする前に決めた三つのルール。
多くなく、縛りすぎず、緩すぎず。
僕たちらしい、三つのルール。
まさか半年で破られることになるなんて。
毎日言えるおやすみは、あの日おはようを言えなかった僕への罰なのかな。
/『ルール』
【ルール】
髪を染めてはいけませんとか
眉を整えてはいけませんとか
化粧をしてはいけませんとか
与えられたルールに従って生きてきたのに
大人になればそれを当たり前にできないと馬鹿にされて
ルールを守らなかった人たちが上手に生きてる。
子どもの頃にルールを守り続けたばっかりに
今はダサい女の扱いを受けて
女としての幸せを手に入れられていない。
こんな酷い話がある?
わたしは至って真面目な人間だ。
毎朝、目覚ましのベルが鳴るきっちり五分前に目を覚まし、ナイトテーブルの上に置いてある水を飲む。そして、洗顔から始まり、朝食等々、いつもと同じように朝支度を終え、決まって右足から家を出る。社会に出て以来、ほんの数年に過ぎないが、わたしはいつだって規則正しく生活することを旨としている。いつか持つであろう家庭を円滑に運営するための予行演習というわけだ。
これまで繰り返されて来たのと同じ朝を歩き、百歩きっかりで横断歩道まで辿り着く。だか、どうしたことだろうか――昨日と同じ今日であれば、目の前の信号が赤であることなど有り得ないはずだ。不意の出来事に、わたしは少しばかりの動揺を感じ、そんな自分の心を覆い隠すように、深く呼吸し、自分の身体を撫でてみる。五分、十分と経過して、一向変わる気配のない信号機。わたしはいつだって繰り返される今日を生きてきた。そしてこれからもそうやって生きていくに違いないと思っていた。いや、そうやって生きていかなければいけないのだ。規則は絶対だ。すべて規則が人生を主宰すべきなのだ――苛立ち焦るわたしの眼にはただ赤い光だけが見え、それすらも次第にぼやけていく――
――あれからどれだけの歳月が経ったのか、わたしには分からない。依然としてあの忌まわしき赤い光がわたしを睥睨している。交差点に座り込んでいたわたしの処へ、黒い服を着た人びとがやって来る。何か会釈などして挨拶しているようだった。それから、手早くわたしの身体を持ち上げると、箱の中へ詰め込む。人びとは何か悲しげに言葉を交わしている。わたしの眼には焼き付いたあの赤い光だけが揺れている――燃えるような赤――そして、幼い女の子の声が言うのだ――「おじいちゃん、焼かれちゃうの?」
わたしは至って真面目な人間だった。
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お題:ルール
破る、破らない、破る、迷うことの贅沢さ、贅沢さと思う傲慢さ、どの立場で考えれば良い?と考える呑気さ。ループ。ただ空を見あげる。
「ルール」
ルール……
ルーレット……
トマト……と…とり
り…リンゴ…ゴリラ…ラッパ…パン!
あっ、ん がついちゃった~
しりとりのルール違反で負けた!
『ルールとはやぶるために在る』
親は我が子を守るためルールを守れという
無垢な子供は素直にそれを受け止める
結局ルールを守って助かった命はなかったのだけど
なんと教えるべきか…
ほんとうに規律とは自分の首を締める
#ルールな
ルール
櫻坂のカップリングしか思いつかないけど、そういえばあれクールだった.なんか最近歌にすごく救われてる。乃木坂も櫻坂もなんか沁みる。私にとって一番身近なのは校則だとおもう。校則チェックのためにわざわざ大人が何人も玄関まで出迎えてくる.地毛が明るいため、ちょくちょく引っ掛かっていたけど最近はあまり捕まらなくなった.先生たちは面白いが、ルールは別にあってもいいと思う.趣がある。大学生のオールラウンドサークルはオールラウンドと謳いながら、春は新歓夏は合宿秋は…なんだ、芋掘り?冬はスキーと型にハマったことしかしない。ある程度枠組みがあった方がいい.漫画も映画も然るべきフレームがある.小説のフレームってなんだろう。漫画のコマのようなものも画面もない.舞台もない。あえていうなら、カーテンだろうけど見てる側からするとそれって意識するものなのか?多分ないような気がする。評論文で窓を設けることによって自然の広がりを感じるみたいなの読んだ.確かにただ、広がっているより隠れていた方が感じる。まさかぶったぎれているとは思わないし.
ある2人の話であること。出来れば男女の視点を交互に書き出せると良い。心理描写は細かく、背景と動作も読み手にイメージしやすいように書くこと。説明ばかりでは飽きさせてしまう。分かりやすい表現も必要、例えを使ってより身近に感じさせられれば上出来。これを『ルール』にしよう。100日続けられたら何か変わるだろうか。続けた先にどんな結果が待っているのか、今から期待に胸を踊らせている。
「落とし物?」
拾い上げた手帳の持ち主を探そうと表紙を広げて、つらつらと何かについて『ルール』が書いてあり私は目が離せなかった。人の手帳を覗くのは誉められた行為じゃないけど持ち主に関する情報が必要で、年季が入ったこれを探してるに違いない。白いノートを読み進めていく。
1日目『寒さが身に沁みて』、n日目『枯葉』、『特別な夜』…
ネタ帳らしく題名が書かれてそのあとに文章が始まっている。懐かしさを感じる気がするのはよく見るテーマだからだろうか。「」(鉤括弧)があるから物語。ルールにあった2人の会話だと思う。パラパラとめくり続けて
『何もいらない』、『雫』…
断片的に目に飛び込んでくる文に変な胸騒ぎがする。決定的なのは『特別な存在』これは私の人形のことだ。まるでその日を間近に観察していたかのように、他のページも私と彼が体験してきたことが記されて…
「なに、これ…」
ページの日にちは98日目に差し迫っていた。頭の中で警鐘がけたたましく鳴る。
この先は、この先は見てはいけない。
そう頭が命令しているのに手はページから離れず98日目。
『ルール』は私がこれを見つけてしまう話だった。
そのあとはよく覚えていない。
#010 『神様のマイルール』
意地悪な姉役に飽きたんで次は違う仕事がしたいと言ったら、神様に盛大にため息を吐かれた。
いわく、最近はそういう要望がやたらと多いらしい。
「役割を変えるのはいいけどねぇ。じゃ、言ってごらんよ、要望を。なるべく細かく」
「えええ。それ考えるの、神様の仕事じゃん」
「変えてほしいんでしょお。んじゃせめて、どう変えたいのか言ってくれなきゃ。じゃないとこっちのカロリーが高すぎてさぁ。栄養補給しようとするでしょ、そしたら余分なものばっかり取り込んじゃって……」
「あぁ! それで最近、そんなにまんまる」
神様が手に持ってたお菓子の箱が飛んできた。
「とにかく! 変わりたいなら最低限の方向性は示せって言いたいとこだけど、要望まとめんのもだるい時だってあるんだから」
どこからか取り出したペンでこちらを指し、それからメモ帳をぺしぺし叩く。
「まぁ、いいや。迷いすぎたらまずは原点に戻れってね。ってことで、あんた次は薄幸の美少女役ね」
脇ほど単なる舞台装置の方が楽なんだけどなぁ、なんてぼやきながら。
突然スリムになった神様は、鼻歌を歌いながらペンを走らせていた。
《了》
お題/ルール
2023.04.25 こどー
ルール
最近、血液検査の結果が、悪くなってきた。
中性脂肪と血糖の数値が悪い。
これはまずいと、ライスを食べる量を減らすことにした。
特に10時以降はライスを口にしないと決めた。
でも、目の前に出されると食べてしまう。
なんて気持ちが弱いんだろう。
決めたことなのに。
ルールはやぷるためにある。
よく言ったものだ。