『バカみたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
これは私が中学生の時、先生に恋をした話です。
先生に恋をするなんてバカみたい。そう思う人も居て当然だと思います。なんなら初めは私もそう思っていました。先生に恋をするなんて漫画やドラマの中だけの話だって。ですがそんな私が先生を好きになりました。
出会いは中学二年生の始業式。もう、一目惚れだったと思います。先生は新人教師で私よりも11歳上の人でした。初めはかっこいいと思っているだけでしたが、どんだけ忙しくても自分より生徒を優先する優しいところ、無茶をしすぎてしまうところ、ドジで可愛いところ、昼休みバスケをしている所、なんでも笑顔でこなす所…先生を知っていく度にどんどん好きになっていました。いけないことだと分かっていましたが、ある日友達とのノリで先生とLINEを交換することになりました。それから私は毎日LINEをしました。何があっても会話が途切れないように、沢山考えて返信しました。ここまで読んでまだバカみたい。夢見てんのかって思う人もいますよね。でも現実におきたのです。私の実体験、先生に恋をした話を元にこれから色々なお題を入れて毎日書きます!興味があったらお気に入り登録お願いします!
ひとつ、晒された首元から束をさらった。
艶々とした髪だ。広葉樹をくぐり抜けた強い陽に照らされているから、反射してキラキラしている。
これが深夜になると夜空に溶けて散らばるのがたまらない。
自分、夜行性なので。夜に紛れるのが、好きなので。
「センパイ、三つ編みほどけてる」
返事はない。木漏れ日が器用に目元を避けて安眠を与えていた。すやすや、ふわふわ、眠りこけているこの人が、情けない顔をしたのを思い出す。
呪われた薬品を被ったとか、曰く付きの骨董品を触っただとか。曖昧な噂を人伝に聞いて、「そんなバカみたいなことある?ま、あんたなら大丈夫でしょ」ってからかいに来たはずだった。
いっとき喋れないだけでなんて顔してるんすか、と笑い飛ばせたらよかったのに。
額に落ちた一本をどけてやる。するとセンパイは微かに眉根を寄せた。
「聞こえてるんすか?」
瞼は上がらない。
あのとき、この人が「何も言わない方がお似合いだろうよ」と、書き記して見せなければよかったのに。
手のひらからこぼれるまま、三つ編みを辿った。根元のほうはまだ形を保っていたけど、毛先は混ざって境目もない。パラパラと戻る先を知らない毛髪は直さないと不格好だ。
直してやってもいい。けど、それならば頼まれたい。
センパイがやれと言うから三つ編みが得意になったんだ。
意味も生き方も知らなかったけど、センパイの言葉でここまでついてきたんだ。
ただ寄り集まっても烏合の衆。独りになればみんな同じだと言ったのはあんたでしょ。
「早く起きてくださいよ」
あんたでもバカみたいなこと考えるんすねェ、って精一杯笑ってやる。
それから今夜は夜食を食べに出よう。美味しいもので腹を満たし、苦しいすべてが闇に溶けて、消えて、ただの一人になって。
あんたを縛るなにもかもがなくなってしまえ。
「いま起きねェと、昼飯なくなりますよ!」
いよいよ、手を出して体を揺すった。すると先ほどよりも眉間に皺が寄り、まつ毛が震える。唸るような声はなくとも、その口が小さく煩いと呟いた気がして、意気込んだ。
さあ、目を開けて。がんじがらめの夢想より、俺とくらい現実と理想を見てよ、センパイ。
昨日まであんなに浮かれていたのに、わざわざ他の人のやり取りを覗いて、他人と比較して、不幸な気持ちになりに行ってる。
不毛な時間。バカみたい。
バカみたい
バカみたいに笑って、バカみたいに泣いて、バカみたい怒って。そんな君が誰よりも幸せそうだった。
今を全力で楽しんで生きて、何をするにも一生懸命で、君はこの世界の誰にも負けないくらいに生きることを楽しんでいた。
そんな君の隣にいるだけで、同じように楽しくなれて、過ごす日々たちがかけがえのないものになった。
きらきらとした星屑みたいな過去と、キラキラとした一瞬一瞬が愛しい今と、まだ見ぬ輝かしい未來をバカみたいに全力で生きるんだ。
田舎の電車は数時間に一本しかない。高校までは自転車で通った。晴れた日も雨の日も。ちらちらと降った雪の日も。
駐輪場から見えるテニスコートであの人は部活に勤しんでいた。朝練って大変そうだなんて時折思ったりして。あわよくば私の視線に気づいてほしいなんて心の中でそわそわしていた。
告白する勇気もないまま迎えた三年はあっという間に駆け抜けて、いま終わりを迎えようとしている。
「ありますように……」
乗り慣れない電車を乗り継いで現地へと急いだ。インターネットでも掲示されるとはいえ、一生の思い出になるのだと思うから遠路はるばる赴いたのだ。
合格発表の掲示板の前には人だかりが見える。嗚咽を漏らす人もいれば淡々とどこかへ電話を掛ける人、大声で喜びを表す人、三者三様とはまさにこのことで、数秒後の自分を想像して、かき消した。
辺りを見渡してみるも彼の姿はここにはない。彼が目指す大学は自分には些か厳しかった。けれど、同じ大学、同じ学部となれば接点のひとつやふたつを持てるかもしれないと淡い希望を抱いた。きっと彼は自宅で合否確認をしているのかもしれない。はやる気持ちを抑えてゆっくりと深呼吸をして掲示板に歩み寄る。
「あっ、……」
あった。声にはならなかった。心の奥底からふつふつと何かが湧き上がるようで、躍動する気持ちを抑えるのに精一杯だった。すぐさま家族に連絡をして、学校への連絡も済ませた。
あとは卒業を待つだけだと胸を撫で下ろした。
翌日学校へ行けば友人とは合否の話で持ちきりだった。やれ受かっただの、二次試験に賭けるだのと思い思いの話を口にした。ただ、彼の姿をなくして。
後日友人から聞いたが、彼は不合格だった。二次試験に挑むかと思いきや、滑り止めで受験した大学へと進学を決めたらしかった。
「バカみたい……」
ぽつりと独りごちる。気持ちがすっと冷めていく。
思い描いていた彼と同じ大学で、同じ学部で、それで同じゼミで、話をすることも増えて、それでどのサークルに入るのかを聞いたりして、サークル仲間と交えてキャンプをしたり……。
「想像って、やっぱり想像なんだなぁ」
自転車のペダルを思いっきり踏み込んで、少し春の陽気を感じさせる風を切った。
バカみたいなことばかり
必死になってやり続けていた
人に指を指されて嘲笑われたり
そんなことしても無駄だと呆れられたり
しまいには見下されて蔑まれたりもしたけれど
バカみたいなことだって
自分がいいと信じて
必死になってやり続けていったから
いま予想もしていなかったような
多大なる喝采と賞賛が
溢れんばかりに聞こえてくる
【バカみたい】
バカみたい
諦められない私。
「振らなければよかった」そう思って貰えるように
あぁ、もうっ!!!
そうよ、気が付いたときには遅かったのよ
あの人の言動ひとつひとつに
いちいち一喜一憂してバカみたい
こんなにもわたしの心が揺さぶられるなんて
ほんと、、、
バカみたいに好きになったじゃない!
バカみたいに
はしゃいで
バカみたいに
遊んで
バカみたいに
たくさんの思い出を作って
そして大人になって
話せたらいいね
(ボロン)
桜のつぼみも膨らみ
明るい春の空気が
街を包み始めるこの時期
河川敷を散歩していると
毎年この時期に現れる
『例の』おじさんに
まさか私が遭遇するとは
思っても見なかった。
「最低!」
完全無防備の
生まれた姿のおじさんに
軽蔑の眼差しを送りつけ
走り去っていく少女を
おじさんはただじっと
見送っていた
生暖かい空気が
股の下を流れていく
「バカみたいだな」と
男は笑った。
彼女を救うには
こうするしか方法がなかった
まさか記憶を消したのに、彼女が
この場所に来るとは思わなかった。
ここは彼女と初めて出会った
思い出の河川敷なのだ。
もう、時間がない。
今から私は
地球人に恋をした罪で
宇宙連邦から処刑をされるのだ。
彼女を爆発に巻き込む訳にはいかなかった。
眩い光が体を包んでいく。時間だ。
もう、逃げられない。
「ありがとう。ナツキ。
最期に会うことができて良かった」
目を閉じる
彼女と過ごした
楽しかった日々がゆっくりと
胸を通り抜けていった----。
桜の花をぼんやりと眺めて
少女は佇んでいた
なにか大切な事を
忘れてしまった気がするのだが…。
それがなにかが、ずっと思い出せずにいる。
思い出すものといえば……。
あの日出会った
変質者のおじさん
未だに捕まっていないらしい。
あんな粗末な物を見せて
何が楽しいのやら
「ほんと、バカみたい」
彼女は呟いた。
それは今の私。
「できる訳ないでしょ」「身の程を知らなきゃ」「このくらいやらなきゃ」
周囲に認めらられるため、我慢に我慢を重ねていく。
やりたかったことを我慢し、やりたくないことをやる。
周囲からこれもこれもと押し付けられ、やりたくないことはどんどん増えていく。
好きな人にはアプローチできず、歳だけとって、親や世間体のために、別に好きでもない人と結婚する。
子どもの世話と会社を行き来する日々。
休みの日も習い事や試合。PTA。休日出勤。
嬉しさとは、幸せとは、もうわからなくなってしまった。
最初は、「馬鹿にされないために」「一人前になるために」我慢を始めたはずだったのに。
やりたいことをなにもせずに、ただ苦しい日を送るだけ。
愚かにならないため、馬鹿にならないため、「間違えないため」にやってきたと思ったのに。
むしろ、バカになるべきであったか。
下手でもやりたいことをやるべきだったし、身の程を知らなくても好きな人には近づくべきであった。
ほら、歌でも言っている。
「命短し、恋せよ乙女。
明日の月日はないものを。」
馬鹿にならないようにして、人生そのものを雑務でつぶす。
まさに、馬鹿みたい。
春分の日がすぎ、どことなく日が長くなってきた。夕方五時を過ぎているのにまだ明るい。
いつも彼がきているラーメン屋。器や小物が写真と同じで、たまに窓際の席から写っていた景色もまさにこれだ。やっと見つけた。
彼はたまに自撮り写真も撮っていたので、顔は把握している。後は彼が入店するであろう時間まで張り込みをすれば、彼に会える。完璧。
やっとSNSで恋をした見知らぬ男性に会える、そう思っただけで胸が弾んだ。
「別に迎えに来なくてよかったのに~」
「この子がパパを迎えに行くって聞かないから」
「早くパパに見せたいものがあるの! 急いで帰ろ~!」
親子連れとすれ違った。ツインテールの可愛い女の子とショートカットなスレンダーママにスーツ姿のパパ。絵に描いたような理想なご家族だ。
--ちょっと待って、今のパパ
私は目を見開いた。すれ違った瞬間に、振り返る。
どこからどうみても、あの私の恋い焦がれていた彼である。
でも「パパ」と呼ばれていた。彼女がいるでなく、この人は妻子持ちだったのか。
なのにこの男は複数の女性にSNS上で声をかけていた。きっと最近音沙汰がなくなったのは、奥さんにでもバレたから……?
私は口の端が緩んだ。
「……バカみたい」
パパの耳にそれが届いたのか、パパは私に目をやった。目があった。切れ長でやはり惚れてしまいそうになる。
あぁ、今の私は一体どんな顔をしているのだろう。
「パパ~?」
「あ、うん。なんでもない、行こうか」
手を繋いで家路を辿る一家。
それを私は、どんどん暗くなっていく夕方の空のように眺めていた。
もう闇夜はすぐそこまで近づいていた。
【バカみたい】
※【Love you】の続き
憧れた世界があった。
挑戦したい夢があった。
けれど、現実はそうはいかなかった。
憧れた世界は厳しくて、挑戦したい夢は絵空事で。
いつだって言い訳ばかりで、努力もしないで、諦めてきた。
ーーーそれを、後悔したとしても、繰り返すことも解っていた。
「しないで言うのは狡い。してみたらいい」
そんな、励ましにもならない言葉ばかりを受けてきた。
……それがどれだけ図星で、情けないことかも、解らないなりに理解していた。
どの世界も、脚光を浴びるのはほんの一握り。
それ以外は、どれだけ才能があろうが、努力をしようが、挑戦しようが、ふるい落とされる。
例えば時の流れ、時代背景、運を味方に付けたところで、その時に自分がいなければ意味がない。
才能? あればあるほど良いに決まってる。
努力? したところで埋まらない差はどうしたってあるでしょ。
挑戦? し続けた人がどうなったかなんて、知っているでしょうに。
”嫉妬するのは努力しないくせに、嫉妬した相手に勝ちたいんだよ”
そんな言葉も納得できる反面、どうあっても勝てない相手がいることも事実だと嘆いたり。
ーーー本当、”バカみたい”だ。
そんなつまらないことの為に、好きな相手さえ妬ましくて、羨ましくて、悔しくて、どうしようもないんだから。
バカみたい
COME ON!
DAY BREAK
夜明けを広い
生きるために夢に燃えた
keep on my heart
沈黙だけが優しかった
俺を信じろ熱い思いで
風を切って太陽見つけてやる
ルーズに並ぶ人間の影で
ひとりバカを見たさ…
それでも俺
好きな歌です
努力して踏ん張って踏ん張って
リハビリ中の日々
追い込んで越える!明日へ越える!…
結果思うように少しもならず…
そう思ってしまう状態で
聴いた歌です
矢沢永吉さんの歌声に
長期リハビリ中に涙して
明日を夢見て眠りについた歌です😅(笑)
リハビリ時期の早朝寝起き…
あさぼらけ 救われました…上柳昌彦さんありがとう✨
沈黙にも…
饒舌にも…
ありがとう🍀
バカみたいと思いながら
バカみたいと言いながら
バカみたいと笑いながら
バカみたいに笑いながら
バカみたいに生きていく
「バカみたい」
まだ生きている
気付いたら生きていた
どこまで続くのか分からない
そんな泥まみれの道を
まだ走っている
息が切れても止まれない
何度も止めようとして失敗して
まだ生きてしまっている
バカみたい。
こんなことに一生懸命になって。
はぁ。
ホントバカみたい。
ある日友達だと思っていた子に
「バカみたいwww」
そう言われて目が覚めた。
そういえば、昔に私はいじめられていたのだ。
なんで?
なんで忘れてたの?
過去の私。
なんでこんなやつの言葉を信じてしまったの?
「あのときはほんとにごめん。
ホントに悪く思ってるから。
友達になってくれない…かな、」
こんな言葉信じなきゃよかったんだ。
なんで、こんなやつに
大切な時間を割いていたんだろう。
最初から
信じなければよかったのに。
こんなふうに思うから。
学校に通えなくなったんだ。
そうだ
わたしは悪くない
あいつが悪いんだ
あいつが全部。
悪いんだ。
なんで
こう思っても
涙が溢れてくるんだろう。
くそっ。
どうすればいいんだよ。
お題:バカみたい
バカみたい、そう思う事が俺は多々ある
くだらない馬鹿馬鹿しい1人で居るともっと
好きな人が他の人と話していると嫉妬してしまう
親友が他の人と話していると嫉妬してしまう
こんな感情バカみたい
分かっている、分かっているのにッ…
何故だろう腹の奥底から沸々と何かドロドロしたモノが込み上げてくる
嗚呼、嫌だ嫌だバカみたいだ
こんな感情…
感情なんてバカみたいなモノが無ければこんな思いする事無かったのに
感情なんて消してしまいたい
そうすれば
哀しみも憎しみも嫉妬心も憤りも痛みすら感じる事ないのに
喜びも、………
ホントの自分感情なんて無いあるのは
偽りの自分の感情だ……
仮面を付けていつの間にか付けてた仮面が取れなくなって
仮面の下のホント感情を見失って
……バカみたいだな
呆れる程のバカだ俺は
【バカみたい】
ただいま〜っ!ねぇ聞いてよ!今日部活でミナコが顧問のモノマネしてて〜、私達がそれで爆笑してる時に顧問が後ろのドアからガラガラって扉開けてきて、ウチらはそれに気付いてるワケ、でもミナコはそれに全く気づかないで顧問のモノマネ続けててさ、ウチらもこれはやばい。って思った訳。でも敢えて止めずにいたら顧問がミナコの肩トントンってして、『ちょっとお話があります。』って言って連行されたの!笑ヤバくない?
てか、アンタ昔からそーいう話好きだったっしょ?だからさ、もっかい笑ってくれないかな、?
私はもうこの世には居ない優しい笑顔をした彼氏の写真に向かって、今日あった出来事をつらつらと話した。話終われば鼻の奥がツン、となって次に目から暖かい何かが零れ落ちてきた。
“バカみたい”
2人の愛を育んでいたのは私だけで
いつのまにかひとりぼっちになってた
時間やお金をかけて
君に好かれる人になりたかった
あの努力はもう無駄になってしまったの?
貴方を愛していた私がバカみたい。