『ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
哀しい結末でも、その先に何か救いがある映画や小説がいいな。
そう書きながら「カッコーの巣の上で」という古い映画を思い出した。初めて観た時、終盤、主人公が死んでしまう場面が衝撃的で、思わず声を出してしまった。
#ハッピーエンド
つらい境遇の主人公が、
困難を乗り越えて幸せな結末を迎える。
…小さい頃、何度も読んで憧れたおとぎ話。
でも、私はもう気づいてしまった。
現実はそう上手くいかない。
でも、それでも、
私はこの先でハッピーエンドを迎えられるって
信じたい。
信じられないけれど,信じたいな。
ハッピーエンド
<登場人物>
カナエ:高校生(腐)女子。
アイザワ:大学生男子、カナエの家庭教師。
「……うん。合ってる、よく出来ました。よし、じゃあ今日は、ここまでかな。なにか質問はありますか?」
「アイザワ先生、身長は何センチですかー?」
「175センチでーす、ってカナエさん、そうじゃなくて勉強の、」
「そっちはないから、いっかなーと思ったの! そういえばこの前も、バッタリ会っちゃったよねー。またキシダさんと二人で、並んでこっちに歩いてきて……キシダさんの身長は、何センチですかー?」
「アイツは確か185、って……」
(アイザワ’s heart)
──カナエちゃんやっぱり、キシダ狙い?
キシダの身長知りたくて、俺のから聞くとか……。
フフッ、ちょっとカワイイじゃん?
(カナエ’s heart)
──よしよしよしよし、よーし。
それぞれのプロフィール、充実してきたぁ!
ふんふん、10センチ差か、なるほど……。
「そっかー、うん。先生ってばキシダさんのこと、軽く見上げてたもんねー」
「っ、そりゃ……そうなるよ、アイツのほうがデカいんだから」
「え、あれ。先生背低いの、気にしてた?」
「いや、そういうわけじゃないし。でも175はそんなに低くないよね?」
「うん。そんなに低くないよ?」
(アイザワ’s heart)
──んん? なんか、ニヤニヤしてる……?
や、そりゃ……ちょっとだけ、気にはしてたけども!
ってかカナエちゃん、それ見抜いて俺をディスりたかっただけ、だったりする?
(カナエ’s heart)
──ちょっ、やだ、先生ってば!
ナニソレ、もう……かーわーいーーー!!
うんうん、気にしてたんだよねっ、キシダさんとの差にちょっとイラって、「そのうち追いついてやるからなっ」とか、ゆっちゃう? ゆっちゃってるのっ? ハァ尊いわー……こんなの、筆が進んじゃうから……。
先生、待ってて! 二人のこと、私……『ハッピーエンド』迎えるまで、ちゃーんと書くから、ねっ?
(ご興味ある方は『My Heart』もどうぞー)
前回投稿分からの続き物。
「ここ」ではないどこか、別の世界に、世界線管理局なる厨二ふぁんたじー組織がありまして、
いろんな世界から人間だの、獣人だのドラゴンだの宇宙タコだの、いろんなのが仕事に来ております。
前回投稿文では、都内某所の稲荷神社から、局に修行にきておる稲荷子狐が、
砂糖をサッサッサ、さっさっさと、
いろんな局員の私物にぶちまけて、ひと騒動。
最終的に和解して、謝罪して、
ハッピーエンドで終わりました。
で、
今回のお題の回収役は、その砂糖事件で自家製ポッカlもとい、レモン果汁を、
砂糖たっぷりのレモン砂糖水に変えられた、
管理局経理部の、万年コタツムリさん。
ビジネスネームを、スフィンクスといいました。
「ああ……ああ、俺様の、レモン水が」
お砂糖ドッサリでどうしよう。
スフィンクスはその日も経理部の、窓際のコタツでぬくぬくしながら、
子狐によってシロップ同然に砂糖を入れられてしまった自家製レモン水を、まじまじ見ておりました。
「良いカンジにサッパリで、ツナスパゲッティーにも、チーズピザにも、
何にでもピッタリだった、レモン水が」
レモン果汁と砂糖をフュージョンさせた張本人、張本狐はといえば、
スフィンクスの大親友、収蔵部のドワーフホトお嬢さんと一緒に、絵本を読んで言葉の勉強中。
「おべんと!おべんと!」
「お弁当の中身は、なーにかなぁ?」
「おにく!」
「お肉と〜?」
「おにくとおにく、とおにく」
あーあー、あーあー。
その「お肉」だって、バターと塩コショウで焼き上げたやつに、
この酸味さわやかなレモン水をちょいと落とせば、
それはそれはもう、それは、素晴らしいのに。
スフィンクスはジト目で子狐を見て、
そして、ため息など吐いています。
「スフィちゃん、ご機嫌ナナメ〜」
「だってよ、せっかくの俺様の調味料が、砂糖まみれだぜ。何に使えば良いんだよ、ジャムか?」
「うーん。しかたないなぁ」
コレと〜、アレと〜、ソレとそれー。
ドワーフホトお嬢さんがポンポンポン、タブレットにタップしますと、
数分も数分、十分かかってないほどの迅速さで、
自他ともに認める専属執事、法務部のカモがスッとんできまして、
ドワーフホトが注文したもの、数量、種類を全部ぜんぶ、セッティングしてしまいました。
「小鍋と冷却器と、炭酸水?」
「スフィちゃんレモンピール出して〜」
砂糖ドッサリになったレモン果汁水に、細かく刻んだレモンの皮をチョチョっと入れて、
煮詰めて煮詰めてコトコトことこと。
ドワーフホトのお嬢さんは、400ml+αもあったレモン果汁を、とろーり琥珀色のレモンシロップにしてしまうと、
そのシロップを炭酸水で割って、甘酸っぱいレモンスカッシュにしてしまいました。
「これでよぉし」
「ほほぅ、こりゃ良い!」
レモンスカッシュを気に入ったスフィンクスは、1杯2杯、たちどころに3杯も堪能しました。
「たまにピールが苦味を出すのが良い」
「いっぱい作れたから、明日も飲めるね〜」
キツネも!キツネも、のみたい!
カシャカシャカシャ!コンコン子狐も爪を鳴らして大興奮です。
「コンちゃんは、こっち飲もうね」
「やだ!やだ!キツネものむ、おねーちゃんとおなじの、のむ!キツネこっちのみt
やっぱりそっちでいい。」
「はい、どーぞ〜」
くぴくぴ、ごくごく!
子狐もスフィンクスも、ドワーフホトも大満足!
ハッピーエンドで終わりましたとさ。
ハッピーエンド
夢で会うあなたは笑顔で
私たちは上手くやっている
だから夢なんだけど
別れてから随分と時が経った
あなたは元気にしているかしら
夢では若いままだけど
今はどんな風に年をとっただろう
そんなことを考えるようになった
のは年老いた自分を鏡で見てるから
また会うことはないけれど
夢ではハッピーエンド
それが歳月ってことかな
2人で桜を見上げるくらい
できたら良かったな
若い2人のままで
何をもってしてハッピーエンドとするのか、それはきっと人によってそれぞれ違うのだろうと思う。
または、起き得る全ての出来事一つ一つによって。
さらにその答えは一つ限りではない。
私にとってあの出来事は、今思えばハッピーエンドだったのだと思う。互いにとってそうであったのなら、とは、ただ願うばかりであるけれど。
もちろん当時の私にとってはバッドエンドである。
時が経ち、渦中から一歩二歩離れることができたなら、外から見たその渦の景色はいくらか違うものに見えるのである。
それは己の未熟さであったり、物事には然るべき時があるのだということであったり、何よりも、そこには確かな幸せが存在していたということが。
それはそうと、側から見るとバッドエンドでも、当事者にとってはハッピーエンドであるような物語には、メリーバッドエンドという名が付くと言う。
当の本人が幸せならばハッピーエンドと呼んだら良いじゃないかとも思うのだけれども、まあそんな単純なものではないらしい。
さて。
では私の物語にはなんと名前を付けようか。
今の心境からすれば明らかにバッドエンドではない。
メリーバッドエンドと呼ぶほどのものでもない。
ではやはり。
私の中だけでそっと、ハッピーエンドの物語として語り継いでいくとしよう。
ハッピーエンド
僕はバッドエンドが好きだ。
どんな物語も最後にはすべてが消えてなくなればいいと思っている。
だから僕は今日もそんな作品と出会うために映画館へ行く。
映画館の席に着いて、館内が暗くなり、扉が閉められる。
その瞬間にいつも恐怖を感じる。
もしもこの恐怖心がこの館内にいる人たちと共有されたのならば。
ここで映画を見ている人たちはみんな、映画なんて見てられない状態になるだろう。
それはまさしくバッドエンドではないだろうか。
しかし、ここにいる人たちはみんなハッピーエンドを求めて来ているのではないのか。
そんな人達に僕の自分勝手なバッドエンドを押し付けるのは『不遜』である。
自分の人生も、ハッピーエンドだったら良いなっ。
毎日を、ハッピーエンドで終える習慣も良いかもしれない。
終わりよければ全て良し
自分の最後こそは
ハッピーエンドで終わりたい
ところにより雨。
青い瞳の来客編10
屋根上生活3日目、午前1時40分。
トルコ猫は屋根の上で丸くなっている。
あぁ〜、腹減った…。
喉が渇いた…。
ここに来てから何も飲み食いしていない。
俺はこのまま飢え死にするのかな…。
トルコ猫は死を覚悟した。
その時、ガシャ−ン!カツ、カツ、カツ、カツ、と騒音がした。
ヤ、ヤバい!
トルコ猫は身の危険を感じて屋根裏に隠れた。
そっと覗くと、あの男の上半身が見えた。
「やっぱりこっちには来ないか!仕方ない、これでも食べて元気出しな!必ず助けてやるから安心しろ!」
僕はトルコ猫を励まし、水と鯖の切り身が入った皿を置いた。
そして、脚立から降りて撤収した。
水と魚だ!ありがてえ!!
トルコ猫はがっついた。
3日ぶりの食事は美味かった。
屋根上生活9日目の夕方、土砂降りの雨が降った。
僕は部屋でYouTubeを見ながら、猫の生態を調べていた。
その時、動物の悲鳴が外から上がった。
うん!?奴か?屋根で雨をしのげる場所はないのか?猫は体が濡れて体温が下がると命取りになる。
まだ不十分だが、今夜計画を実行するか…。
残念だが時間がない…。
僕は決意した。
その日の深夜1時44分。
小雨になったので、毎日の給餌をした。
明日の朝、雨が止むから逃がしてやる!
今の内に腹ごしらえしておきな!
僕とトルコ猫は屋根で目が合ったのでそう語りかけた。
その日の早朝6時30分。
雨は止んだ。
僕は屋根付きの駐車場の左端に置いてある2連はしごを持った。
2連はしごの長さは4mで2人で持つ事が推奨されている。
だから、長くて重い!
この近くに支配人の車が駐車しており、危うく2連はしごが接触しそうになった。
危ない!危ない!気をつけよう。
僕は2連はしごを倉庫の右端の壁に掛けた。
2連はしごは屋根より1m程突き出てる。
これなら地上に降りられる。
トルコ猫はこれを絶対に見ている。
行動するに違いない。
僕はホテルに戻る事にした。
その時、屋根にいるトルコ猫と視線が合った。
達者でな!落ち着いたら、また、遊びに来い!
ただ、倉庫の屋根には2度と登るなよ!じゃあな!
僕はトルコ猫に別れの挨拶をして仕事に戻った。
続く。
今回の給餌は猫の延命の為です。
ご理解の程、宜しくお願い致します。
【ハッピーエンド】
あの子がオレの元に帰ってきた。
「離れてごめん
あたし、やっぱりあなたしかいないの」
そう言ってオレを抱きしめた。
「…おかえり 気にしてないよ
戻ってくるとずっと信じていたから」
オレは優しく包み込んだ。
「オレ、旦那と離婚したんだ
だからこれから君と一緒に住めるよ」
「本当に?」
「ああ、オレ達の地元で一緒に暮らそう」
オレと初元カノは
一緒に過ごして、家庭を築いて
何不自由なく 楽しく暮らそう。
オレと君だけ…ずっと…幸せに…
…それがオレのハッピーエンドだ。
"ハッピーエンド"
人によって解釈は分かれるし、個人の幸せは当人で決めるものでしかないんだろうけど。
悲劇だ、バッドエンドだとよく言われる話でも、
愛され惜しまれながら痛みのない終わりを迎えられる結末は正直憧れちゃうな。
ハッピーエンド
物語の終わりには
いつも
小さな光が待っている。
涙でにじんだページも
迷いで折れた角も
そっと撫でるように
未来の風がめくっていく。
たどり着いた場所は
思っていたほど眩しくなくて
けれど
心に触れるあたたかさが
確かにそこにある。
誰かの手を取ることでも
大きな夢を叶えることでもなく
ただ
「ここまで来られたね」と
自分に微笑む瞬間。
それがきっと
私のハッピーエンド。
眞白あげは
はっぴーえんどってなんだろう。
どうなればはっぴーえんどなの?
いい大学入ること?お金持ちになる?
結婚して子供を産む?おいしいものを
いっぱい食べる?けどそれはそれぞれの
価値観によるもの。私の、あなたの価値観は
いったいどんなもの?説明できるように
なって、それに向かう自覚を持てばそれは
きっと、
ハッピーエンド
書く気が起きないのでまたの機会に。
テーマ:ハッピーエンド
ーーー
P.S.
書けてなかったテーマ書きました!
テーマ『夢が醒める前に』『二人ぼっち』
読んでいただけると嬉しいです!
『もっと読みたい』の数が500突破しました!
ありがとうございます!
ハッピーエンド
誰かが微かに呼吸する音が聞こえる。
私の目の前には眠ったように目を閉じたまま横たわった人。
まるで時が止まったように美しく眠っているようだった。
声をかければ今にでも目を覚ましてくれる気がした。
だけど首筋へ手を伸ばしても脈拍がない。
「死んでいる。」呟いてもその言葉は煙のように浮かび上がっては夢のように霧散してしまった。
この人を見つめ続けて何年経ったのか。
あなたの顔にはいつの間にか刻まれた皺も増えて、知らないことが減ったような落ち着いた雰囲気があった。
永久に枯れぬ花のようなあなた。
薬指に嵌められた小さな指輪が始まりを
あなたの姿が終わりを造りあげていた。
そうか。あなたはもういない。
私はあなたを失ったんだ。
目の前に肉体があってもあなたはもう目覚めない。
あなたは幸せに溢れて遠くへ行ったのならそれでいい。
涙を流してあなたを私の内で留めておく。
私は悲しみに暮れるだけ。
あなたのハッピーエンドと僕のハッピーエンドは交わらない
僕が望んだあなたが主体のハッピーエンド。
「おはよー!」
「…」
まただ、無視された。
2日前から無視される。今日は僕の誕生日だ。
「あのさ!昨日のテレビ見た?」
「…」
何か嫌われることをしただろうか。
授業が終わり帰宅時間になった。
誰にも祝ってもらいなかった。
帰る瞬間。クラッカーが鳴る
「ハッピーバースデー!」
「ごめんね〜!無視して!みんなで無視するってドッキリ」
なんだ、そうだったのかびっくりした
「今日はさ?誕生日でしょ?ご飯食べに行こ」
「うん!」
あ〜やっぱり僕は愛されてるな!誕生日楽しい!
拙い文章ですが、皆さんは誕生日まじかに無視されるドッキリを仕組まれて主人公のように喜べますか?当人たちにとってはハッピーエンドでも、傍から見ればということもあります。
人って、怖いですね
「ところで」
「ところで?」
「ここのところの世の中の反動だろうか」
「なにがー?」
「いや、お題の話だけどね。現実のネタに絡んでしまうと面倒だろうなと」
「あー、メタなやつ」
「しかし、たとえば海の話のネタだったのに、津波の災害が起きたらやはりそのネタは使いにくいだろうからね」
「あー、連想しちゃうのか」
「この前の英語のお題もそういった意味があるかもしれない」
「無いかもしれない」
「そうだね。お題もなかなか難しそうだけど、今ならAIに候補とか出させるのもありだろうね」
「なるほどー。確かに」
「あ、またオチを忘れた」
「それはそれで無難エンド?」
お題『ハッピーエンド』
『ハッピーエンド』
🟫はーっはっはー!!
いっちょ上がりーー!!
🟡待てヴィラン!
クソ…!間に合わなかった……!
🟫遅かったな!ブレイヴマン!
屍で良ければくれてやるぜ?
🟡くっ…!すまない…
遅くなったばかりに……!
……お前を…倒す!
🟫っは!!
俺はまだまだやることが山積みでな!
さっさとずらかるぜ?
真剣勝負は仲間内だけでやってな!
🟡逃がすか!
瞬間充電…!ダブルライトニング!
🟫ぐばばばばばばばば!!??
あ、あが…!……ぐ…
―――ふっ!(しゅた!)
🟡なっ!?待て!
あいつ…動けるのか……!
🟫ふっ……はは…、あばよ!!
🟡くそ…!必ず探し出す!
―――――――――
――――――
―――
雨天 山奥……
🟡―――ここだったか
🟫……よぉ、
流石にここは露骨だったか?
🟡……いや、例え小屋でも
こんな場所と術式、普通ならバレない
🟫だろ?
んで、なんだ?
フィニッシュを仕掛けに来たか?
🟡………その気持ちは大いにあるが
今回だけは…ただの挨拶だ
🟫っへ、人殺しを見逃すたぁ
お前も面倒になったか?色々と
🟡……この言い回しも何回目だろうな
🟫―――ま、
俺は割と気に入ってるぜ?
―――「あいつだった」かい?
🟡……ああ
🟫しかしまぁ、皮肉なもんだなぁ
🟡………
🟫今回俺が殺したのは
以前に俺が殺し損ねたヤツだ、覚えてるぜ
🟡…………
🟫んで、そいつをお前は
俺の一撃から守った
🟡……………
🟫そしたらどうだ?
そいつは ―――重罪を犯した
いや、むしろ今話題の大元だった〜
🟡……………………
🟫俺は楽しいぜ〜
人は抹殺できるし
その屍を次の実験に使える
いい事づくめだ!
🟡…………
🟫ヒーロー様は大変だなぁ〜
表向きも大事、守る側だからゴテゴテ、
挙句の果てに守ったものこそが
―――平和を乱すときたもんだ!
🟡――――――…………
🟫―――はぁ〜
ここでも大変だなぁ〜
ヒーロー様は秩序を守るために
なーんも言えねぇんだからな!
ヒーローなんかやらなくて正解だったぜ!
……黙ってるのも退屈だろ?
ひとつ聞かせろよ
🟡……なんだ?
🟫お前にとっての「ハッピーエンド」は
どこにあんだよ?
🟡……!
🟫俺にはあるぜぇ?
人の魂集めたその先に
俺の実験を完遂させる夢がある!
それが出来上がったら更なる未知に進める!
だがお前はどうだ?
お前のやってることなんて所詮
不思議パワーと圧倒的チカラで解決なんて
その辺の警察の強化版じゃねぇか?
🟡…………
🟫いつやってくるんだよ
最後のページは??
🟡…………無いさ
🟫あ?
🟡ヒーローに終わりはない
生き物はみんな、ふたつの心を持つ
善と悪を
ただ人によってはそれさえないと言う
🟫何が言いてぇ?
🟡ヒーローとは言わば 「抑止力」だ
私はたまたま善が多く強くあった
そしてこのチカラも備わった
だから「私」がここにいる
人の形をした生き物は
みな挑戦するし間違える
何かを酷く信じるし、
悪を悪だと思わないどころか
それを正義だと信じてチカラを使う者もいる
🟫…………
🟡私の自論だが
正義 と ヒーロー は、
違うのかもしれないな
🟫…………はぁー、さいですか
まぁつまりあれだ、
お前は俺と同罪なんだな?
バレたらどうするつもりだ?
🟡……少なくとも
お前はそれを知らせないつもりだろ?
🟫そりゃ当然さぁ!
「人を殺していい理由」が!
こんなに転がってるんだじぇ!?
あらゆる犯罪!悪党!その親玉!
それを殺していい!
オマケにその魂も使っていい!
こんなに美味い都合のいい儲け話ないぜぇ!
んぎもぢぃー!!
🟡………………
いつか、お前も何とかしないとな
🟫っは!できるもんならやってみな!
だが一応言っとくが
俺の実験の中にはお前の魂も欲しい!
俺はいつでも
お前を狩る準備は出来てっから!
魂 譲る気になったらいつでも言ってくれ!
お前のさえあれば
俺の実験はあっという間に
最終段階に入れるんだ!
わかるか?今の俺の気持ちが!
高級ステーキの焼きたてが!
目の前にあるようなもんなんだよ!!
🟡それには答えられん
譲る気もないし、
それにやはりヒーローとして
本来人が多く持つ善の心を持つ世界も
きちんと存在してるんだ
俺はそれがこれからも増えるように
まだまだ生き続けなければならない
自分で言うのもなんだが
俺みたいな存在は、必ず必要なんだ
🟫ふーん あっそ
んなら俺みたいな存在も必要ってわけだな!
🟡…………
🟫そこは肯定してくれよ〜
🟡……この世がもしも悪の心だらけなら
お前はお前で、ヴィランなヒーロー
―――なのかもな
🟫なんだそりゃ気持ちワル
🟡……それだけ喋れるならもういいだろ
変に悪さはするなよ―――
🟫なんだよもう行くのか〜?
🟡なんならトドメを刺してもいいぞ?
🟫あー休みます休みます
グアーヤーラーレーター!
🟡…………
―――――――――
――――――
―――
🟫……はぁ〜
「ハッピーエンド」ってどこにあんのかねぇ
🟡……はぁ…
「ハッピーエンド」は、どこにあるんだろうな
〜シロツメ ナナシ〜
ボクの書く小説は、
いつもハッピーエンドだ。
それは、
現実の世界で
1番愛されたいものに
愛されないのを知っているから。
ボクの人生は、
おそらく
ハッピーエンドにはならないだろう。
だからボクは、
死ぬまでハッピーエンドを創りつづける。