『キャンドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「キャンドル」
キャンドルの光を見ていると、落ち着くなぁと私は思う。
キャンドルの炎に
揺らめきながら
心はあの日の出来事に遡る
キャンプファイアをした日
好きな女の子と一緒に踊った
僕はキャンプファイアのように
激しく恋♡をしていたんだと思う
それはもう
衝撃的な初恋決定
もし週刊誌なら
見出しに
電撃スクープとして
目立った一面になるだろう
女の子の手をはじめて握った
とても優しい手のぬくもり
小さな手をしていて可愛い♡
僕には妹はいるけど
なんだか
とても不思議なことに
妹?みたいな変な感じになる
なんだか混乱しそう
女の子を意識することも
すべてが
はじめての経験
未経験ばかりで
何かが芽生えはじめてくる
これが恋♡というものなのだ
恋♡って魔法みたい
好きになると
魔法にかかって
その通りになってしまう
僕が僕でなくなるみたい
女の子に恋♡しはじめて
僕は恋♡の虜になってしまった
キャンドルの光は
忘れていた恋の記憶を
蘇らせてくれる
忘れないよ
あの女の子は
僕にとっての
恋の光♡
#丁寧な暮らし
高校を卒業して念願の上京を果たした私が、憧れのキャンパスライフと一人暮らしを始めるにあたって、某動画アプリの検索ボックスによく打ち込んだ7文字。
家具の色味は統一して、常に整頓されている部屋には、小さなLEDライトが連なった間接照明を付けてみたりして。
玄関とリビングにはディフューザー、お風呂にはアロマ、寝る時はキャンドル。
朝ごはんにはパンケーキを焼いてみたり、寝坊した日はシリアルとフルーツにしてみたり。お昼ご飯はお弁当を持参するのも友達と学食で過ごすのもいいな、なんてキラキラした生活を思い描き続けていた。
あれから数年が経ち、社会に出た今では、たまに流れてきた動画を観て、撮影の時だけだろなんて鼻で笑ってしまうような落ちっぷり。
最初の3ヶ月は我ながらよく頑張ったと思う。
知らない街で知らない人と共にする生活は、何もかもが新しくて輝いて見えて全部を楽しめたし、それが続くと思っていた。
別に何かきっかけがあったわけではない。
慣れと同時に飽きが来たのと、自分の惰性が隠せなくなったというだけ。
ボーッと過去を振り返りながらこんなはずじゃなかったんだけど、と散らかった部屋の真ん中で大の字に寝そべってみる。
「考え事?」
頭上から耳に馴染んだ声が聞こえて、視線を向ける。
真っ白な部屋でキラキラした一人暮らしは私向きではなかった。
ただそれは、決して "不幸でした" というオチには繋がらない。
なぜなら今の私には、お互いに素の自分を曝け出せて、心から愛おしく思える相手がいる。
そしてそんな相手が、私と一生を共にしたいと申し入れてくれてから、もうすぐ半年が経つ。
明日はまた一つ念願を果たす日。
人生で3回あると言われる、自分のために大切な人たちが一堂に会する機会の2回目。
緊張と幸せが混同した頭で、恋人最後の今夜は数年前の私が買ったきりのキャンドルを灯してみようか。なんて考えて、笑みがこぼれた。
【キャンドル】
時を経て具体のものとなり果てたこの感情と闘うほかなし
【キャンドル】
僕たちの科学の炎は、どんどん大きくなっていく
大きく明るく、便利になって行く
みんなはそんな科学の炎に釘告げ!
下の消費されてるロウなんて知らずに。
問題にあげられるのに、ロウの方が大きいのに。
誰も見ようともせず、触れようともしない。
僕たちの科学の炎は、どんどん大きくなっていく
大きく明るく、便利になって行く!
消費されていくロウの気持ちなんて考えずに。
寂しく涙を流しているロウを放置して、今のことだけ考えて。
あーあ、このままじゃ
地球の二の舞じゃないか
No.1
キャンドル
「キャンドル」
赤と緑が似合う季節
お部屋はすっかりXmas仕様
ツリーにサンタにスノーマン
おっきなキャンドルも...
毎年同じ顔ぶれ
チキンは、もう予約したけど
ケーキはどれにしようかな??(*´艸`)♡
いくつになっても
わくわくする
今年も
サンタさんは来てくれるかな?
キャンドル
ゆらゆら揺れて静かで優しい灯火。
一つ小さな火は、一つ小さな命を感じる。
まるで生きてるかのように動き、燃え続ける。
小さい火なのに暖かく感じて、優しい気持ちになる。
ボクはキャンドルを見るのが好きで、まるで小さな生物と同居してる気分になった。
じわじわ溶けていく姿は心の中にある乾燥を潤す感覚になる。
そうすると、いつの間にか時間は過ぎて、気づけばキャンドルは溶けている。
その溶けたキャンドルも綺麗で、最初は生命が宿り、最後はその生命の終わりを感じる、数時間しか生きれない姿はボクの中では小さな神秘と大きな美しさを感じた。
ボクは昔から夢だったのが、沢山のキャンドルを部屋に置いて、部屋の明かりをキャンドルの火だけにすることだった。
あの小さな火を部屋いっぱいにするのは、きっととんでもない数だろうなのだろうけど、ボクはそれが憧れでしょうがない。
キャンドルは見てるだけで癒されるし、
アロマを入れたら匂いがして心地よい。
何より、あの火が綺麗だし、あの灯火が部屋いっぱいになれば、まるで別の世界に来たような美しさになるだろう。
でも、やらないのは火事が怖いからである。
火事になるかならないか、という話が出てくるのはボクの部屋はそんなに綺麗じゃない。でもそんなに物もない。
変な話、普通に何か物に燃え移ったらどうしよう、と臆病なボクは思ってしまうから出来ないが、夢としていつも想像している。
夢は燃え移らないし、火事にならない。
何より、一つでも十分綺麗だし美しい。
でも、それ以上にキャンドルという生命を一度に沢山も燃え尽くすのは、正直気になるし、それが凄く綺麗だろうな、と思ってしまうが、それは本能がそう言っているのであり、理性は止めてくれる。
それでも、キャンドルは美しく感じる。
ボクは生きてる間で何個のキャンドルに火を灯すのだろうか?
ボクは生きてる間に何個のキャンドルの生命を燃やすのだろうか?
ボクは生きてる間に何個のキャンドルと共に過ごせるだろうか?
と、変なことを考えながら火を見る。
やっぱり、キャンドルは美しい。
やっぱり、やっぱり、沢山燃やしたい。
沢山燃やして、キャンドルの最後を見届けたい。
キャンドルの気持ちになって、燃え尽きる姿を見て感じたい。
キャンドルはいったい、どんな気持ちで火を灯し、息をして、溶けていくんだろう?
それを大きな生物に見られるのは、どんな気持ちなんだろう?
嫌なのかな?苦しいのかな?楽しいのかな?嬉しいのかな?辛いのかな?幸せなのかな?
なんならキャンドルに生まれてみたい、そして燃やされてみたい。
キャンドルの美しくて小さな生命を宿ってみたい。
そして、大きな生物に見られながら燃え尽きたい。
そうしたら、気持ちが分かるのかな?
キャンドルはどんな気持ちでボクのことを考えてたか、理解できるのかな?
うん、この気持ち悪い性格、
キャンドルのロウと一緒に溶けてくれたらいいのに。
なんて思いながら、ボーッとキャンドルを見ていたボクだった。
キャンドルは灯される。暗い部屋の中を、弱い灯りが照らす。
薄暗いなか、何も無い部屋を照らしている。
その部屋には何も無い。ただキャンドルの灯りのみ。
その部屋の中央に彼は座り、静かに目を閉じる。
瞑想するために、そのためだけに何も無い部屋を借りた。
余計な物に気を紛らわされたくなかったから。
目を閉じて集中する。自分の呼吸に。4秒かけて息を吸い、2秒止めてから、4秒以上かけて息を吐く。ただそれを繰り返す。
彼は集中する。呼吸をすることに。全神経を向けている。現在(いま)を感じることに。現在(いま)に集中する。
意識を彷徨わせてはならない。すでに起きた過去に思いを向けない。
意識を彷徨わせてはならない。これから起きるであろう無限の未来に思いを向けない。
ただ、意識をここに、ここにある現在(いま)へと向ける。それが瞑想。
やがて、一迅の風が入り込み、キャンドルの灯りが消される。それでもなお、彼は瞑想を続けている。
いつまで続くのか。それは誰にも分からないーー。
瞼を上げる。一面の銀世界。まるで絵の中に飛び込んだよう。
街灯はオレンジ色に灯る。誰も彼もが巣に帰る。
街も眠りについている。なのに空は鼠色。
ビルの壁面もコンクリートもその色で、馴染みがあるのに違う世界に来たみたい。
灰色をソリで駆けるのが見える。そういえばクリスマスは今日だったっけ。
窓から幸せが漏れている。それぞれの家にキャンドルが灯る。
「待った?」
頬を赤く染める貴方。
ふたりの手をポケットで暖めて。
私にもキャンドルが灯る。
キャンドル
Good Night
sweet dreams luv you
キャンドル…
ケーキにブッ刺すのは永遠に17本でおなしゃーす!
キャンドルの向こう
ワイングラス越しに
あなたの瞳も炎のように揺れている
キャンドルに火を灯して
お香を焚いて
アロマを焚いて
リラックス音楽を聴いて
ヨガをしながら
瞑想をする
気持ちを落ち着けるものの
大渋滞で
リラックス出来ない
私は暗い部屋で
火は危ないのでしっかり安全に配慮する形で
いくつものLEDキャンドルを光を点けて立てていた
壁には適当に描いた変な模様
その前には祭壇を作り
そこにもLEDキャンドルを立て
他にも奇妙な置物を配置し
床には頑張って描いた魔法陣を敷く
LEDだがキャンドルがいい味を出し
そのおかげで全体的に怪しい雰囲気を醸し出す
この状態で友人数人と儀式みたいなことをやる
その様を動画と写真に撮って
動画サイトと作ったネタサイトにアップするのだ
バカバカしいと思うだろうか
しかし私達はバカバカしいと思うようなことが
この世で一番価値のあることだと思っている
これを見て笑ってもらえたら最高だ
ある日 不思議な夢を見た
真っ白な空間に黒いフードを
被った人物が
いた
貴方は誰?と私は尋ねる
わたしは死神だ
と、それは言う
1本のロウソクを私にみせ、
ごらん、このロウソクはお前の
寿命だよ
……嘘。
私はロウソクをみて目を見開く
死神が私に見せたロウソクは半分以上
楼が溶けて短くなっていた
もう少し伸ばせないか?
また寿命を伸ばすにはどうすれば
いい?
と、死神に縋り付く
ふいに婚約者の顔が浮かぶ
来月に私はひとつ年上の彼と結婚を控えている
のに
ゆらゆらとロウソクが揺れる
ガタンッ
揉み合った拍子にロウソクが死神の手から離れ
ロウソクが倒れ、ロウソクの火が消える
キャンドル/夜凪
「前に、キャンドルなんとかってアーティスト、いたな」
アロマキャンドルに火を灯しながら、俺は言った。
クリスマスイブ。上京して初めて二人きり、なぎさと過ごす聖夜。互いにバイト入れず、きょうだい水入らずでパーティしようという話になった。
「そうだね」
なぎさの返事はどこか上の空だ。
「どうした?」
「んーー、なんか思い出して。あの地震の夜。アロマキャンドル貸してくれたなあ、って。西門さん」
「あいつのこと、口にするなよ」
自分でもはっきりと口調が固くなるのがわかる。名前を聞くだけで忌々しい。
元隣人。なぎさのストーカー。うちに盗聴器まで仕掛けて姉の動向を探ってた変態。
あいつの元から逃げるように引っ越して、はやひと月。平穏な暮らしがようやく訪れている。
「本当に西門さんだったのかなあ?盗聴器、疑って怖くて逃げるみたいに越したけど。なんかなー」
姉は伏目がちに続ける。
「後悔するなよ、姉貴の安全のためだ」
「心配性だなあマサムネは。大丈夫だよ、あたしは」
鷹揚に笑うけど、全然信用できない。
あいつはやばい、激ヤバな印象しかない。
特に姉に対する執着が。俺と同等の熱量を感じてしまうのだ。
だから遠ざかった。あいつに気づかれないうちに。
なぎさは柔らかい光を揺らすキャンドルの炎を見つめながら言った。
「さいもんじゅんは、今どうしてるかなー」
ーー?!
「なぎさ、今なんて?」
「ん。何が」
「いや、名前。あいつのーー西門の下の名前。呼んだろう」
「だから、西門淳さん。なにどうしたの、マサムネ。急に顔、真っ赤だよ、怖いよ」
なぎさに言われるまでもない。俺は笑い出したい欲求を堪えるので精一杯だった。
なぎさに、停電の時、キャンドルを貸してくれた、あいつの名前は、じゅんーーキャンドル、淳。
ぶは!たまらず俺は吹き出してしまう。そうかあいつ、淳って言うのか、なるほどね!
「マサムネ?」
肩をくつくつ揺らして笑う俺のことを、怪訝そうに見やり、なぎさは眉を曇らせた。いやごめん、何でもない。ツボっただけ。いやなんか、冗談みたいな名前だなと思って。と言い訳を口に仕掛けた時、
ピンポーン!
ドアチャイムが高らかに鳴った。そして、
「ごめんください〜!遠山さん、Uberイー⚫︎です、こんばんはー」
インターフォンから、あいつのどこか間延びした声がした。
げっ。何でここが?!
#キャンドル
「柔らかな光8」
お題 キャンドル
アロマオイルの入った
良い香りのするキャンドル結構好き
せっけんとか、柑橘系がとくに好き
また買おうかなぁ
ふんわり香る感じがとても良いよね~
キャンドル
それを灯せば優しい気持ちになる
ほのかに温かく
わずかに明るい
きっと誰もが安らげる灯り
私もそんな人でありたいと思った
キャンドル=イルミネーション的なものだよね)))
今年こそは、イルミネーション彼ピと行くよね)))
まだ彼ピッピいないけど、きっと運命あるよね)))
♪I'm Believe in Future〜信じーてる)))
「祈りましょう。さぁ、祈りを。御霊に届くまで祈りましょう」
黒百合のシスターが、迷える子羊を優しく招く。
子羊達は何も知らない。世界の真理を。ステンドグラス越しの月の光の真実を。
哀れなものだ、とシスターは心の中でほくそ笑む。自分達の存在が如何に薄っぺらいものか、彼らはわかっていないのだ。…まぁ、分かるはずがないのだが。
「祈りなさい。さぁ、祈るのです。さもなくば、さらなる不幸が降りかかるやもしれません…。アナタ方に、神の御加護のあらんことを。ワタクシはそれを、一番に願っております…」
黒百合のシスターはそう告げる。神の手により迷いから抜け出した子羊を演じながら。
全部嘘です。絶望に誘う、いわば"呪文"。
…夜を一人で出歩くなんて、なんとも不用心ですねぇ。ほら、影が貴方の足を捕まえてしまったではありませんか。
おや、どうしたのです?そんなに震えて、顔色を悪くして…怯えているのですか?
あぁ…実に素晴らしい表情ですね。そうです、ワタクシが真に求めているのは、その表情、その仕草、その感情なのです。
戦慄なさい。恐怖なさい。絶望なさい。ワタクシのために。
アナタが教会で祈る対象が「救いの神」であると、なぜ信じることが出来るのです?
アナタは神の姿を視認したのですか?神の力をその目にしたことがあるのですか?当然、あるわけないですよね?
それなのに、ワタクシの言葉を鵜呑みにして、神を信ずるとは、なんて滑稽な話なのでしょう。
その神が、ワタクシのような「恐怖を貪る神」である可能性など、一切考えていないのでしょうね。
まぁ、当然と言えば当然ですね。
ペラペラな紙の世界に生きるアナタ方は、その脳みそも紙以上にペラペラなのですから。
「救いの神による旋律が、アナタを希望へ導かんことを。」
恐怖の神による戦慄が、アナタを絶望へ誘わんことを。