『キャンドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たくさんの想い出 キャンドル
私の人生を彩る
たくさんの想い出
それぞれの色ごとの
キャンドルを灯そう
この季節に
灯火の向こうに見える
幸せな光景
いつまでも見ていたいね
あなたと一緒に
# キャンドル
新しいキャンドルに灯りを
ほのかに照らす炎
ゆらゆらと揺らめく光
流れにまかせゆらゆら
いつまでも燃えて
簡単に消えないで
私までも燃やして
1人は嫌
私を照らすキャンドル
誰も消さないで
他の人を照らさないで
私だけの炎だから
いつまでも燃えて
私を照らしてて
一緒に燃えましょ
2人でずっと
自由でも箱に入れても
消えるから
消えないように大事に
キャンドル。
キャンドルは
幸せな状態?
癒される。
うちにも
一回使った事あるなぁ。
でも
一緒に
キャンドルを見たい。
暗くなってきたのでキャンドルに火を灯す。
手元だけがぼんやりと明るくなって、仄かな明るさが目に優しい。
最近の情報社会では得られない優しさが、ここにある。
手紙を書こうと、引き出しから手探りで便箋を取り出す。少し不便だが、しょうがない。
書き始めると、炎が少し揺れた。
窓からの隙間風だった。それを見て心は動き、筆は踊る。炎特有のこの揺れは、癒やしなのかもしれないが、私には震えているようにも見える。
自らを犠牲にしても、人に癒やしを与えるキャンドル、凄いではないか。
心が震えた。再び筆は動き出す。
「星の子」
小指くらいの小さな蝋燭が、僕の足元をだいだい色に照らしてくれる。僕が膝を抱えて座るこの星は、無限に広がる暗闇に漂う星々の中でも、一際小さく弱々しい。
そんな小さな星の上で僕は、ずっと1人、暗い宇宙に輝く星々を見つめて過ごしていた。時々、他の星にも遊びに行くけれど、そこで出会う人々は、不思議な人ばかりで、いつも少しのお喋りの後で、僕は自分の星に帰ってくるのだった。
いつもと変わらず、暗い空を見つめる僕の目の前に現れたのがこの小さな蝋燭と、金色の髪を靡かせて、青い目で僕を見つめる若い男だった。
「やあ、元気かい?少年。」
「元気だよ。」
「本当?とても元気な少年って感じには見えないけれど。元気ってのはもっと、目をキラキラさせて、なんというか、力がみなぎっている感じじゃないのかい?」
「知らないよ、そんなこと。お兄さんは何しにきたのさ。」
「何しに、か。うーん、君とお話ししにきた、って感じかな。だってずっと1人で寂しそうじゃないか」
「寂しくなんかないよ、1人でいるのが普通だからね。他の星の人たちも、みんな1人で過ごしているじゃないか。そんなことも知らないの?」
「知っているよ。けれど僕には、特に君が寂しく見えたのさ。」
「だから、そんなことないよ。僕だって時々他の星へ遊びに行くよ。」
「でも、少し話してすぐに帰ってくるだけ、そうだろ?例えば、あそこの大きな星の王様。馴れ馴れしく話しかけた君に怒った王様は、すぐに君を星から追い出したんじゃないかい?」
「その通りだけれど、どうして知ってるんだい?」
「あるいは、そっちのほうで緑色に光る星に遊びに行った時には、酒飲みのじいさんが住んでいて、君がお酒を持ってないことを知るや否や、口を聞いてくれなくなっちゃったんだよね、確か。」
「何者なの、お兄さん。」
「君は彼らに出会ってどう思ったんだい?」
「変わった人たちだなって思ったよ。自分しかいない星の王様、ずっと酔っ払ってるおじいさん。他のみんなも変な人たちばっかりだったよ」
「君から見れば、彼らは不思議な存在だろうね。孤独を逃れるために、何かに縋っているわけだから。それに対して君は、孤独の中に生きている。未だ運命の渦のどんな真ん中にいる。」
「どういうこと?」
「君は無限の可能性を秘めているってことだよ。あるいは可能性そのもの、運命の源流とでも言おうか。」
「よくわからない」
「おっと、そろそろ時間がなくなってきたようだ。最後になっちゃったけど、僕がここにやってきたもう一つの理由を話さないとね。」
足元で光っていた蝋燭は、ほとんどが溶けてしまっていた。残り少ない蝋に燃える輝きが今にも地面を焦がしてしまいそうだ。
「僕は星のゆりかごの主、そして生命をつなぐもの。君が孤独を抜け出す手助けをしにきたんだ。」
「さっきから何を言ってるの?ひとつも理解できないよ!」
「よく聞いて。今から君をこの暗闇の反対側にある大きな星へ連れて行く。その星は、この辺りの星とは違ってたくさんの人が住んでいる。ちょうど君の目と同じ色をした、美しい星だよ。」
「暗闇の反対側...?なんでそんなところにに行かないといけないの?」
「行けばわかるさ。もうすぐ時間だ、良い旅を。少年!」
足元の明かりが消え、黒い焦げだけが残されたその瞬間!僕は光に包まれる。光の道を抜けたと思えば、暗いけれど、暖かい水の中だ。
「さあ、この"僕"はどんな運命を辿って行くんだろうね、楽しみだ。」
∮キャンドル
雨の音。本に読みふけっていたら、いつの間にか夜が訪れていた
雷の光で部屋が照らされ、次の瞬間には雷鳴が轟く
すっかり暗くなった中で一人、ただ呆然と時を過ごし
た。
それから幾ばくかの時間が流れて、明かりを探しにスマホのライトで本の山を照らす
そういえば、確か誕生日に友人から貰ったアロマキャンドルがあったはず。
雑貨の類をまとめた棚を覗くと、予想通りそこには私の好きなシダーウッドのアロマキャンドル。
一緒に仕舞っていたマッチでキャンドルへと火を灯す
ふわっと香る木の匂いと揺れる朱色の光を眺めながら、先程開いていた本に再び目を落とした。
気づいたら過ぎ去った雷は遠くで音を響かせ、心地よい雨音が聴こえてくる
夜はまだこれから。
蝋燭のことをキャンドルという。
その時、日本人はなぜか結婚式の光景を思い浮かべる。
結婚式、最近はしない人の方が多い気がする。
みんな余裕ないんだよね。
できるものなら有無を言わせず
やった方がいい儀式だとは思う。
だけどそれをする意味みたいなものが曖昧だから、
曖昧なのに手間もお金もかかっちゃうから、
よほどじゃないとやろう!とはならない。
でも、やれば意味は生まれてくると思う。
二人だけでもいいから、
記憶に残る、思い出になる、
そんな場面が、いつか必要な時に思い出せる
何かになれば、
その時にならないと分からないけれど、
結構大きな意味は生まれてくるんだと思うんだ。
キャンドルを灯すように、
真っ暗な思いの中に、
その時の想いがリフレインしたなら
もしかしたら踏みとどまれるかもしれない。
だから、できるなら、
人なんか呼ばなくていいから、
結婚式は二人のためにやっておいて欲しいって思う。
「ろうそくの炎には心を癒す効果があるらしいよ」
男はそう言って銀の燭台にマッチの火を近づけた。
オレンジとも赤とも言えない曖昧な色が薄暗い部屋でゆらゆらと揺れる。テーブルの中心に置かれたそれに、男は満足そうに頷くと、「君も座れよ」と言ってゆったりとしたソファに長身を預けた。
「飲むかい?」
ワインのボトルを開けながら男が問う。結構だ、と短く答えて横を向くと、小さく肩を竦めるのが目の端に映った。
「なぁ」
男の声に応えるように、ろうそくの炎が揺れている。艶のある低音は、心地よい響きとなって鼓膜をくすぐる。この声で名を呼ばれることを、何人もの女達が望んで、だが叶わなくて涙を飲んだ。
その響きが名を呼ぶのは、今は自分だけだ……。
「たまにはゆっくり、話をしよう」
弾かれたように立ち上がり、男からボトルを奪う。
自分を射抜く鋭い視線に、男は淡い色の瞳を揺らめかせるだけだった。
END
キャンドル
火を灯す
願いを込めて
祈りを込めて
暖かさと
穏やかさと
神聖な空気に満ちる
どうか平和な日々を
『キャンドル』
僕の心が休まるのは、キャンドルの火が淡く灯っているときだけ。
学校、部活、家庭、友達、恋人、、
みんながキャンドルを持っていてくれたなら、
僕の火を分けてあげられたのに。
みんなライターしか持ってないから。
そんな煌煌とした炎、僕はいらないよ。
私には、あなたと言う存在が居た。
それは、大きな癒やしでもあり、私を支えてくれるもの。
心に明るい陽射しが差し込むような、楽観的でマイペースなそんな人だった。
私にはあなたがいる
あなたには私は要るのかしら。
ねぇ、居ないの?
ねぇ、どうして
ねぇ、待ってよ
ねぇ、話を聞いて…
どんどん消えてゆくあなた
遠ざかる足音が頭に響き渡る
もう駄目だと思ったときには
心の陽射しは真っ黒に染まっていった
小さく日だまりを作った場所も
あなたが私に優しくしてくれた思い出も
全部
残り香が漂ったまま
暗い空間に
ぽつりと光が灯って
それが幾千にも広がった
同じものは一つもなくて
ただただ終わりまで
懸命に燃えていた
ひっそりと燃える
青い炎の君
どうかどうか目が合って
揺らぐ目がゆらゆらと
君の色を映し出す
僕たちきっと一緒に生まれて
そして一緒に死ぬとその時決めた
燦然と輝く星々の中に
見つけた僕の一番星
好きだと言ったら消えてしまうから
言わないよずっと
死ぬ時に
あきれるくらい
壊れるくらい
耳元でずっと
愛の言葉で殺すから
僕に染まって
ここまできてよ
#キャンドル
ゆらゆらと揺れる火をぼうっと見つめていると、時間が溶けていく。
忙しい毎日に疲れきり癒しが欲しくて、以前貰ってそのままだったアロマキャンドルに火をつけた。
柑橘系の爽やかな香りに包まれて、ゆらゆらと揺れる火を眺めていたら、疲れきって強ばっていた身体が何処か緩み、やっと一息つけたように感じた。
キャンドル
少しずつ、増えていくイルミネーション…急に冬の装いになってきた通りを行き交う人々…店先に飾られるクリスマスツリー…
そんな季節の移ろいに、一人溜息をつき乍ら、目を伏せた…本当なら、君と二人で過ごす予定なのに…君に一言告げるだけなのに、その一言が言葉に出来ない…二人であのキャンドル灯して、そして…だから、神様、勇気を下さい…
キャンドル
バニラ香るキャンドルに火をつけて
My Birthdayを祝う。
甘い炎が揺れる中、娘がBirthday songを
歌ってくれた。
特別なケーキと娘の笑顔で満たされ
私は幸せ者です。
キャンドル
キャンドルに1つ1つ火を灯して
ゆらゆらゆらめく火を眺めながら
貴方との思い出を見た。
辛かった 悲しかった
楽しかった 幸せだった
助けられた 救われた
貴方のおかげでここまで来れた
胸がしめつけられるようなこともあったけど
今はこんなに綺麗なキャンドルで揺れている
だけど
やがては蝋がとけ
火は静かに力尽きる
思い出は、おしまい。
思い出の、ままで。
もうキャンドルを灯すことはないから
火と一緒に
わたしも力尽きるの
『キャンドル』
11月末
この時期になると、風景から彩りが無くなり
透き通った白へと変わっていく。
「もう、そんな季節か」
何度も繰り返してきた言葉なのに
どこか心地よくて
冬の訪れを歓迎している自分に
改めて嫌気が差した。
12月に入ると、
街はイルミネーションに彩られ
再び暖かい色を取り戻す。
その淡い光はまるで
彼女が好きだったアロマキャンドルの様で。
彼女の心音
炎の揺らぎ
私にとって心地の良かった場所。
その場所はこの世にはもう存在しない。
淡く
揺れる。
害を及ぼしながら
何度も立ち上がりながら
ゆらぎながら
進んでいく
全てを燃焼するまで。
キャンドルは綺麗。
いつまでも見てられる。
暖かい。
そんなキャンドルが好き。
個人的な感想になってしまいましたが、こんな日もあって良いでしょう!!(笑)
初めて7日目♡96↑!ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡もう少しで100です!是非とも♡お願い致します
キャンドル
ゆらゆら
蜜蝋がじわりと垂れる
小さな炎は頼りないが
灯りの演出家
空が赤く染まり始めてから
ゆっくりと
時を溶かす
じんわりと溶けてく様を、夜明けまで
一晩中、眺めていようか
キャンドル
温かくて優しかったのに
いつの間にか溶けてなくなって
冷たくなっちゃった
もう戻れないみたい
なんてね
キャンドルの話だよ